フェラーリが、過去に販売した名車「テスタロッサ」のモデル名を復活させた新モデル「849テスタロッサ(849 Testarossa)」を2025年9月10日に発表しました。
最新技術により魅力をアップした新型849テスタロッサについて、スペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】PHEVで復活!フェラーリ「新型849テスタロッサ」発表!
- フェラーリ新型849テスタロッサの【特徴まとめ】
- 空力+レトロ!新型849テスタロッサの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型849テスタロッサの内装(インテリア)デザイン
- 1050馬力PHEV!新型849テスタロッサのパワートレインとスペックは?
- フェラーリ新型849テスタロッサの価格は?
- いつ?フェラーリ新型849テスタロッサの発売日は?
【最新情報】PHEVで復活!フェラーリ「新型849テスタロッサ」発表!
▼フェラーリ849テスタロッサの画像
フェラーリ849テスタロッサは、1984年にフラッグシップとして設定され人気になったことから1992年まで長期間販売されたフェラーリ「テスタロッサ」のモデル名を復活。2019年に設定されていた「SF90ストラダーレ」の後継となるPHEVフラッグシップモデルとなっています。
「テスタロッサ」のモデル名はイタリア語の「赤い頭」からとなっており、初代「テスタロッサ」の登場前に活躍したレーシングカーや、レーシングカーに採用されていたエンジンの赤いバルブカバーに由来しています。
新型849テスタロッサでは、フェラーリの量産車で最大となるターボチャージャーを組み合わせたエンジンや3基搭載される電気モーターにより、1050馬力まで出力を向上。
0-100km/h加速タイムは2.3秒まで短縮。
▼フェラーリ849テスタロッサスパイダーの画像
ボディタイプにはクーペのほか、オープンモデル「849テスタロッサスパイダー」も設定されています。
▼フェラーリ新型849テスタロッサの動画
▼フェラーリ296GTB
【フェラーリ新型296GTB】830馬力!「V6 PHEV搭載!」最新情報、価格やスペックは?
▼フェラーリ・ローマ
【フェラーリ新型ローマ】620馬力新クーペ発表!最新情報、スペックや価格は?
▼フェラーリF8トリブート
【フェラーリ新型F8トリブート最新情報】488GTB後継フルモデルチェンジ!価格やスペック、発売日は?
▼フェラーリ・12Cilindri
【フェラーリ新型12Cilindri】「新世代でもV12自然吸気継続!」最新情報、12Cilindriスパイダー、スペック、価格は?
フェラーリ新型849テスタロッサの【特徴まとめ】
▼フェラーリ新型849テスタロッサの特徴
- V型8気筒エンジンと3基の電気モーターを搭載し、1050馬力を出力
- プラグインハイブリッドシステムにより、25kmのEV走行が可能
- トルクベクタリングシステムなどにより、高い走行性能を獲得
空力+レトロ!新型849テスタロッサの外装(エクステリア)デザイン
▼フェラーリ849テスタロッサの画像
フェラーリ新型849テスタロッサは、最新のエクステリアデザインにより空力性能がアップされています。
849テスタロッサでは、1970年代のスポーツプロトタイプと航空機のデザイン要素をシャープな幾何学的ラインと融合。
大型のサイドインテークはドアと一体化。
ノーズは、ヘッドランプを繋ぐブリッジのような水平のデザインで、1980年代のフェラーリのスタイリングを踏襲しています。
リヤには、1秒未満で展開・格納可能なアクティブリアスポイラーを採用。
▼新型849テスタロッサ「アセット・フィオラノ」パッケージ
さらなる走りを追求した「アセット・フィオラノパッケージ」も設定され、チタンやカーボンファイバーなどの軽量素材の採用により、車重を30kg軽量化。
さらにツインテールスポイラーも採用することで、240km/hの速度で約480kgのダウンフォースを発生させることができるように。
▼新型849テスタロッサスパイダー
ボディタイプにはクーペのほか、45km/hの速度で14秒で格納可能なリトラクタブルハードトップを備えるスパイダーも設定されています。
最新装備!新型849テスタロッサの内装(インテリア)デザイン
フェラーリ新型849テスタロッサの内装には、新世代のブランドデザインが採用されています。
ギアセレクターは、ゲート式マニュアルシフトを小型化したようなデザインに。
ステアリングホイールには、物理スイッチを採用することで操作性を向上。
インフォテインメントシステムは、Apple CarPlay、Android Auto、MyFerrari Connectに対応し、新型849テスタロッサではワイヤレススマートフォン充電機能も搭載。
フロントフード下には、ラゲッジスペースも確保されています。
1050馬力PHEV!新型849テスタロッサのパワートレインとスペックは?
▼フェラーリ849テスタロッサのパワートレインとスペック
- パワートレイン:V型8気筒4Lツインターボ+電気モーター×3
- エンジン最高出力:829ps
- モーター最高出力:220ps(3基合計値)
- システム合計出力:1050ps
- バッテリー容量:7.45kWh
- EV航続可能距離:25km
- トランスミッション:8速デュアルクラッチ
- 駆動方式:4WD
- 0-100km/h加速:2.3秒
- 0-200km/h加速:6.3秒
- 最高速度:320km/h以上(EV最高速度:130km/h)
フェラーリ新型849テスタロッサのパワートレインには、最新のプラグインハイブリッドシステムが採用されています。
▼参考:フェラーリSF90ストラダーレのスペック
- パワートレイン:V型8気筒4Lツインターボ+電気モーター×3
- エンジン最高出力:780ps/7500rpm
- エンジン最大トルク:81.6kgm/6000rpm
- モーター最高出力:220ps(3基合計値)
- システム合計出力:1000ps
- バッテリー容量:7.9kWh
- EV航続可能距離:25.7km
- トランスミッション:8速デュアルクラッチ
- 駆動方式:4WD
- 0-100km/h加速:2.5秒(スパイダー同値)
- 0-200km/h加速:6.7秒(スパイダー+0.3秒)
- 最高速度:340km/h(EV最高速度:135km/h)
搭載されるエンジンは、新しいシリンダーヘッド、エキゾーストマニホールドを採用し、量産型フェラーリで最大となるターボチャージャーを組み合わせ。
3基搭載される電気モーターは、2つをフロント車軸に配置しコーナリング時のトルクベクタリングに対応。
3つ目の電気モーターはエンジンとギアボックスの間に配置され、走行をアシスト。
これにより新型849テスタロッサでは、前モデルとなる「SF90ストラダーレ」の1000psを超える1050psのシステム合計出力を獲得。
0-100km/h加速タイムも2.3秒まで短縮されています。
フェラーリ新型849テスタロッサの価格は?
▼参考:フェラーリSF90の価格
- SF90ストラダーレ:5340万円
- SF90スパイダー:5856万円
フェラーリ新型849テスタロッサの価格は、前モデルとなる「SF90ストラダーレ」からアップします。
SF90ストラダーレは日本で5340万円からとされていましたが、新型849テスタロッサでは5000万円台後半からが見込まれています。
いつ?フェラーリ新型849テスタロッサの発売日は?
フェラーリ新型849テスタロッサは、2025年9月10日にワールドプレミアされ、顧客への案内が開始されました。
フェラーリはブランドの新世代モデルとしてテスタロッサを復活することで、幅広いユーザーにアピールしていきたい考えです。
フェラーリ新型849テスタロッサについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!