メルセデス・ベンツが、大型バンとなるスプリンターのフルモデルチェンジを発表しました。
新世代モデルとなり、より使い勝手があがるメルセデス・ベンツ新型スプリンターについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】メルセデスベンツ新型スプリンターのフルモデルチェンジを正式発表!
- メルセデスベンツ・スプリンターとは?
- メルセデスベンツ新型スプリンターの【主な変更点まとめ】
- メルセデスベンツ新型スプリンターの外装(エクステリア)デザイン
- メルセデスベンツ新型スプリンターのボディサイズは?
- メルセデスベンツ新型スプリンターのボディタイプは?
- メルセデスベンツ新型スプリンターの内装(インテリア)デザイン
- メルセデスベンツ新型スプリンターのパワートレインとスペックは?
- メルセデスベンツ新型スプリンターに電気自動車も設定!
- メルセデスベンツ新型スプリンターの安全装備、機能的装備は?
- メルセデスベンツ新型スプリンターの価格は?
- メルセデスベンツ新型スプリンターの発売日は?
【最新情報】メルセデスベンツ新型スプリンターのフルモデルチェンジを正式発表!
▼メルセデス・ベンツ新型スプリンターの画像
メルセデス・ベンツは、フルモデルチェンジした新型スプリンターをドイツで2月6日(現地時間)に公開しました。
メルセデス・ベンツ スプリンターは、超大型商用バンをラインナップしながら、その室内空間を利用したレジャーやカスタムモデルも人気になっていることでプレミアムバンと表現されるモデルです。
フルモデルチェンジした新型スプリンターは、最新の技術を使用することで全域で性能を向上しました。
▼メルセデス・ベンツ新型スプリンターの動画
メルセデスベンツ・スプリンターとは?
▼Lorinserカスタム メルセデス・ベンツ スプリンター
メルセデス・ベンツ スプリンター(Mercedes-Benz Sprinter)は、1995年に初代が登場したデリバリー(商用)バンです。
ボディタイプには配送バンやマイクロバスのほか、荷室部分をシャシー状態のまま販売することで用途にあわせて架装することができるキャブシャシーなど、幅広いバリエーションが用意されています。
モデル名がトヨタ・スプリンターと競合するため「T1N」とし日本でも2006年まで輸入販売されていましたが、ダイムラーと三菱ふそうトラックとの関係強化により販売が終了しました。
現行モデルは2代目として2006年に登場。その大きな室内空間を利用したさまざまなカスタムモデルもアフターパーツメーカーから登場。
カスタム車の豪華さから、正式販売がない地域でも注目度の高いモデルになっています。
▼BRABUSカスタム メルセデス・ベンツ スプリンター「VIP カンファレンス ラウンジ」
メルセデスベンツ新型スプリンターの【主な変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型スプリンターの変更点
- 新デザインの外装により、空力抵抗を減少
- 電気自動車モデルを設定
- 先進運転支援システムを採用し、安全性を高めるほか配送を効率化
- インテリアには最新のインフォテインメントシステムを採用
メルセデスベンツ新型スプリンターの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型スプリンター
メルセデス・ベンツ新型スプリンターの外装は、ブランドの最新デザインが採用され、プレミアムバンとしての魅力がアップされました。
ヘッドライトは横に伸びる薄型の最新仕様となり、ワイドなグリルを強調。
ルーフを高くし実用性をあげながら、空力特性を見直すことで抵抗を小さくしています。
メルセデス・ベンツ新型スプリンターを前モデルと比較!
▼メルセデス・ベンツ スプリンター(前モデル)
メルセデス・ベンツ新型スプリンターを前モデルと比較すると、四角だったライトが最新のブランドデザインに変化していることがわかります。
ボディラインは角を強調したものから滑らかに変化し、風の巻き込みなどによる抵抗を抑えています。
メルセデスベンツ新型スプリンターのボディサイズは?
メルセデス・ベンツ新型スプリンターのボディサイズは、日本にも導入されているミニバンのVクラスよりもさらに大きなサイズになっています。
Vクラスには、ベースとなる商用バージョンのメルセデス・ベンツ ヴィトーも用意されボディサイズにもバリエーションがありますが、最大サイズのエクストラロングよりもスプリンターは高く、長いボディをもっています。
▼メルセデス・ベンツ スプリンターとVクラスの比較
- メルセデス・ベンツ スプリンター
全長×全幅×全高:5926×2426×2400mm
ホイールベース:3665mm - メルセデス・ベンツ Vクラス エクストラロング
全長×全幅×全高:5380×1930×1880mm
ホイールベース:3430mm
メルセデスベンツ新型スプリンターのボディタイプは?
メルセデス・ベンツ新型スプリンターには、乗用となるスプリンター・ツアラーのほか、商用となるバン、トラックが用意されています。
トラックには荷台を積まないシャシー状態もラインナップされており、さまざまな架装に対応します。
メルセデスベンツ新型スプリンターの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型スプリンターの内装は、大型ディスプレイを備えた最新デザインになりました。
車内には、Wi-FiホットスポットやPro Connect Services、USB充電ポートなどを備え、機能性を向上。
運転席周辺には収納スペースを確保し、メモリ機能付き電動シート、多機能ステアリングホイールなどを採用しています。
リア部分は乗用とバンで1700パターンにもなるカスタムに対応し、広い室内空間をニーズにあわせて使うことができます。
メルセデスベンツ新型スプリンターのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型スプリンターのパワートレインとスペック
- 直列4気筒2.2Lディーゼルターボ
最高出力:115ps、145ps、165ps - V型6気筒3Lディーゼル
最高出力:190ps - トランスミッション:9速AT or 6速MT
- 駆動方式:FR or 4WD(FRベース)、FF
メルセデス・ベンツ新型スプリンターのパワートレインには、新しく2.2Lのディーゼルエンジンが設定され、これまでも用意されていた3Lディーゼルと選択できるようになりました。
トランスミッションには、大型バンではじめて9速ATが選択できるようになり、乗用モデルでの快適性もアップしています。
駆動方式はFRと4WDが基本となりますが、オプションとしてFF駆動モデルも用意。
FF駆動を選択することで、積載量を50kg多く、荷台の高さも80mm低くなります。
メルセデスベンツ新型スプリンターに電気自動車も設定!
▼メルセデス・ベンツ新型eSprinterの画像
▼メルセデス・ベンツ新型eSprinter(eスプリンター)のパワートレインとスペック
- 電気モーター(電気自動車モデル)
- 最高出力:118ps(60秒間は倍となる204psで駆動可能)
- 最大トルク:30.6kgm
- 航続距離:270km
メルセデス・ベンツ新型スプリンターには、電気自動車モデルとなるeスプリンターの設定が予定されています。
新型スプリンターの電気自動車モデルは、電動化をすすめるメルセデス・ベンツの商用主力モデルになります。
電気モーターにより最大トルク30.6kgmを発揮し、最高出力は瞬間的に200馬力以上として利用することも可能になっています。
航続距離は270kmと長くとられ、900kgの荷物を積んだ場合にも150kmを走行可能とすることで、主に配送用途での環境性能を高められています。
発売は欧州で2019年後半が予定されています。
メルセデスベンツ新型スプリンターの安全装備、機能的装備は?
メルセデス・ベンツ新型スプリンターには、IoTやテレマティクスとの連携を深めた「adVANce」が導入されました。
「adVANce」は、ネットワークとつながることで効率的な車両管理や運用が可能になるシステムになっています。
また、安全装備も最新のものとなり、360度ビューなどによりドライバーの負荷を減らすことができるようになっています。
メルセデスベンツ新型スプリンターの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型スプリンターの価格
- 19,990ユーロ~(約271万円)
メルセデス・ベンツ新型スプリンターの価格は、約271万円からと発表されました。
価格は基本値となり、さまざまなカスタマイズにより変動することになります。
メルセデスベンツ新型スプリンターの発売日は?
メルセデス・ベンツ新型スプリンターは、2月6日に正式発表され、欧州で2018年6月から発売されます。
日本にはスプリンターより小型な商用車「ヴィトー」のミニバンバージョンとなる「Vクラス」が導入されておりスプリンターが導入される可能性は低いですが、欧州を中心としたアフターパーツメーカーが製作するカスタムモデルの豪華さが注目を集めるクルマになります。
▼メルセデス・ベンツVクラス
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新型メルセデス・ベンツ スプリンターについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!