
三菱がオフロードミニバン「デリカD:5(DELICA D:5)」をビッグマイナーチェンジし、2025年10月29日から順次受注を開始、2025年12月18日に発表、2025年1月の発売を予定しています。価格は4,510,000円~4,944,500円となっています。
改良により魅力をアップする三菱新型デリカD:5について、スペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】さらに新デザイン&進化!三菱「新型デリカD:5」改良発売!
- 三菱新型デリカD:5の【変更点まとめ】
- 451万円からに大幅UP!三菱新型デリカD:5の価格は?
- よりタフに!三菱新型デリカD:5の外装(エクステリア)デザイン
- 上質!三菱新型デリカD:5の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!三菱新型デリカD:5のエンジンとスペックは?
- 走り両立!三菱新型デリカD:5の燃費は?
- 充実!三菱新型デリカD:5の安全装備は?
- ワイド化!三菱新型デリカD:5のボディサイズは?
- いつ?三菱新型デリカD:5の発売日は?
- 三菱デリカを「おさらい」
【最新情報】さらに新デザイン&進化!三菱「新型デリカD:5」改良発売!
▼新型デリカD:5のディーラー ティザー画像


三菱デリカD:5は、ミニバンながら高い最低地上高や高性能な4WDシステムを組み合わせることで、SUVとミニバンの要素をあわせ持つ「オールラウンダーミニバン」として人気に。現行モデルは2007年に登場し、ロングライフモデルとなっています。
改良される新型デリカD:5では新しいエクステリアデザインを採用し、新デザインのフロントグリル、バンパー、「DELICA」のロゴを採用したリヤガーニッシュ、20mmワイド化する前後オーバーフェンダー、新デザインアルミホイールを採用。

また、8インチデジタルメーターを採用することでわかりやすく多彩な情報の表示に対応。
4WDシステムは、これまで採用していた「AWC」から最新の「S-AWC」に変更され、エコ、ノーマル、グラベル、スノーのドライブモードとヒルディセントコントロールを設定することで、高い走行性能と安定性を確保。
安全装備には、移動物検知3Dビュー付きマルチアラウンドビューモニターを搭載。
ラインナップでは、エントリーグレード「M」、カスタムモデル「アーバンギア」が廃止されます。
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三菱新型デリカD:5の【変更点まとめ】
▼三菱新型デリカD:5の変更点
▽最新の変更点
- 新しいデザインを採用
- 4WDシステムを「AWC」から「S-AWC」に変更
- 8インチデジタルメーターを採用
- ヒルディセントコントロールを搭載
- 安全装備に、移動物検知3Dビュー付きマルチアラウンドビューモニターを採用
- 「M」グレード、「アーバンギア」を廃止
▽2024年11月の変更点
- 特別仕様車「デリカD:5シャモニー」8人乗り仕様を新設定
- 特別仕様車「デリカD:5 BLACK EDITION」を新設定
▽2023年11月の変更点
- 特別仕様車「CHAMONIX」を設定
- マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)を全車標準装備
- Pグレードと特別仕様車「CHAMONIX」のアクセルペダルとブレーキペダルにアルミペダルを標準装備
▽2022年11月の変更点
- 特別仕様車「JASPER」を設定。
ベースグレードを「G」から「G-Power Package」に変更
▽2021年12月の変更点
- ボディカラーに高輝度塗装「ホワイトダイヤモンド」と「ブラックダイヤモンド」のほか、「グラファイトグレーメタリック」を新採用
- ドアサッシュ部をテープ化
- DI-Dバッジを廃止
- リヤフロア回りの制振材を変更
451万円からに大幅UP!三菱新型デリカD:5の価格は?
▼三菱新型デリカD:5の価格
※全車4WD&ディーゼルエンジン
- M(8人乗り):【廃止】
- G(7人乗り/8人乗り):4,510,000円【+185,900円】
- G-Power package(7人乗り/8人乗り):4,746,500円【+185,900円】
- P(7人乗り/8人乗り):4,944,500円【+277,200円】
- URBAN GEAR G(7人乗り/8人乗り):【廃止】
- URBAN GEAR G-Power package(7人乗り/8人乗り):【廃止】
- 【特別仕様車】
・CHAMONIX(7人乗り/8人乗り):【廃止】
・BLACK EDITION(7人乗り):【廃止】
三菱新型デリカD:5の価格は、改良によりアップしています。
ラインナップでは、エントリーグレードとして設定されていた「M」とカスタムモデル「URBAN GEAR」を廃止し、グレードを集約。
継続設定されるグレードのアップ幅は最上位の「P」グレードで277,200円、「G-Power package」と「G」で185,900円ほどとされ、エントリーグレードが廃止されたことでスタート価格は前モデルの4,222,900円から287,100円アップ、充実した装備と最新の機能がアピールされています。
▼参考:三菱デリカD:5(前モデル)の価格
- M(8人乗り):4,222,900円
- G(7人乗り/8人乗り):4,324,100円
- G-Power package(7人乗り/8人乗り):4,560,600円
- P(7人乗り/8人乗り):4,667,300円
- URBAN GEAR G(7人乗り/8人乗り):4,451,700円
- URBAN GEAR G-Power package(7人乗り/8人乗り):4,688,200円
- 【特別仕様車】
・CHAMONIX(7人乗り/8人乗り)
電動サイドステップ非装着車:4,623,300円
電動サイドステップ装着車:4,722,300円
・BLACK EDITION(7人乗り):4,799,300円
よりタフに!三菱新型デリカD:5の外装(エクステリア)デザイン

▼参考:デリカD:5(前モデル)

三菱新型デリカD:5の外装は、新しいデザインを採用することでオフロードミニバンとしての魅力をアップします。

改良では、新デザインのフロントグリル、よりタフなスタイルとされたスキッドプレートを持つバンパー、20mmワイド化する前後オーバーフェンダーを採用。

▼参考:デリカD:5(前モデル)

リヤでは、新デザインのテールランプと、「DELICA」のロゴを採用したリヤガーニッシュを装備。

新デザインのアルミホイールも採用することで質感をアップ。
▼参考:デリカD:5「URBAN GEAR」

改良にあわせて、カスタムモデルとして設定されていた「デリカD:5アーバンギア」が廃止されます。
上質!三菱新型デリカD:5の内装(インテリア)デザイン
▼デリカD:5


新型デリカD:5の内装は、走行時に車体姿勢をつかみやすくするとともに、ワイド感に寄与する水平基調の「Horizontal Axis(ホリゾンタルアクシス)」コンセプトに基づいたインストルメントパネルが採用されています。
インストルメントパネルには、サバ杢柄の立体木目を用いることで機能性と上質さを両立。

ナビゲーションは、シーンに合わせて自由に操作できる「DELICA D:5 オリジナル10.1型ナビゲーション」をオプション設定。
大画面ディスプレイでナビ、オーディオ、ツール、アプリの4つのエリアに分割して表示できるほか、各エリアのレイアウトも切り替え可能となっています。


シート生地は、動きのある幾何学柄で力強さと躍動感を表現するとともに、凹凸のあるラミ付エンボスを施して、丈夫で上質な仕上げとされています。
パワフル!三菱新型デリカD:5のエンジンとスペックは?
▼三菱製2.2Lディーゼルエンジン

▼三菱新型デリカD:5のエンジンとスペック
- 直列4気筒2.2Lディーゼルターボ
最高出力:145ps/3500rpm
最大トルク:38.7kgm/2000rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:4WD「AWC」
三菱新型デリカD:5には、2019年の改良時に最新の2.2Lディーゼルエンジンが搭載されています。
2.2Lディーゼルは、最大トルクを前モデルから2kgmアップ。
AdBlueを用いてディーゼルエンジンの排出ガスを浄化する「尿素SCRシステム」が、三菱自動車として初めて採用されています。

トランスミッションは前モデルの6速ATから8速まで多段化させることで、オンロードからオフロードまでより幅広い走行状況に対応。
あわせて、パワーステアリングは以前のラック&ピニオン式から、デュアルピニオン式の電動パワーステアリングに変更。
初期操舵からのしっかり感を確保するとともに、モーターによる違和感を少なくしてより自然な操舵フィーリングを実現。低速時の操舵力を低減して取りまわし性を向上しています。
走り両立!三菱新型デリカD:5の燃費は?
▼三菱新型デリカD:5の燃費
- 2.2Lディーゼル(4WD):13.6km/L
三菱新型デリカD:5の燃費は2019年の改良時に、ディーゼルモデルに8速ATが採用されたことで改善しています。
アップ幅は0.6km/Lとされ、4WDのみの設定とし最大トルクをアップしながらも、より使いやすくなっています。
▼参考:三菱デリカD:5の燃費(前モデル)
- 2.2Lディーゼル(4WD):13.0km/L
- 2Lガソリン(4WD):10.6km/L
充実!三菱新型デリカD:5の安全装備は?
三菱新型デリカD:5の安全装備には、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]、車線逸脱警報システム[LDW]、レーダークルーズコントロールシステム[ACC]、オートマチックハイビーム[AHB]などを採用する予防安全技術「e-Assist」が全車標準装備されています。
2019年の改良では新たに誤発進抑制機能(前進時)を追加し、全グレードがサポカーSワイドに該当しました。

加えて、上級グレードには「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付き)[BSW/LCA]」「後退時車両検知警報システム[RCTA]」が標準装備され、一部グレードにオプション設定されています。
ワイド化!三菱新型デリカD:5のボディサイズは?

▼三菱新型デリカD:5のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4800×1815(前モデル+20mm)×1875mm
- ホイールベース:2850mm
- ※参考
・デリカD:5(現行モデル)
全長×全幅×全高:4800×1795×1875mm
ホイールベース:2850mm
車両重量:1880kg~1930kg
三菱新型デリカD:5のボディサイズは、より伸びやかなデザインとするため、2019年の改良時に延長されています。
全長の延長は70mmとなっており、より力強いデザインが魅力に。
最新の改良では、+20mmワイド化するオーバーフェンダーを採用することで安定感あるスタンスがつくられます。

対障害角度は大きくとられ、アプローチアングル21度、デパーチャーアングル23度と、ミニバンながら悪路も余裕をもって走行できるようになっています。
いつ?三菱新型デリカD:5の発売日は?
ビッグマイナーチェンジする三菱新型デリカD:5は、2025年12月18日の発表、2026年1月の発売が予定されています。
三菱はデリカD:5に新デザインを採用することでリフレッシュし、根強いファンのほか、人気になっているオフロード車を検討するユーザーにもアピールしていく予定です。
三菱デリカを「おさらい」
▼三菱デリカコーチ(初代デリカ)
三菱デリカ(DELICA)は、初代が1968年に登場したミニバンシリーズです。
デリカの車名の由来は、「delivery(運ぶ・配達する)」と「car(車)」をあわせた造語になっています。
初代はデリカコーチとして、商用で用意されたデリカバンと基礎を共有して開発。
▼三菱デリカスターワゴン(2代目デリカ)
▼三菱デリカスターワゴン(3代目デリカ)
2代目と3代目はデリカスターワゴンとして販売され、RV車ブームと重なったことでオフロード色の強い外観のモデルが人気に。
▼三菱デリカスペースギア(4代目デリカ)
4代目はデリカスペースギアに車名を変更。
フラッグシップSUVの「パジェロ」からくるラダーフレームとモノコックボディを一体化させたビルトインフレーム構造や、ダブルウィッシュボーンサスペンション、高トルクエンジンなどを採用しました。
▼デリカD:5のリブボーンフレーム

現行モデルで5代目のデリカD:5は、車名に5世代目を表す「D:5」を採用。
ベースモデルをSUVの「アウトランダー」に変更し、ボディには新しく哺乳類の肋骨のように環状型の4つの骨格構造で車体剛性を高める「リブボーンフレーム」を採用。
ダイヤル式のドライブモードセレクターにより、FF、4WDオート、4WDロックの切替を可能とする電子制御4WDシステムを搭載し、オールラウンダーミニバンをコンセプトに開発されています。
新型デリカについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!




