マツダが、ミドルクラスSUV「CX-5」のフルモデルチェンジを2025年7月10日に発表、2026年1月の日本発売を予定しています。
最新技術により魅力をアップした新型CX-5のスペックや装備などについて、詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代技術搭載!「新型CX-5」フルモデルチェンジ発売!
- マツダ新型CX-5の【変更点まとめ】
- 迫力UP!マツダ新型CX-5の外装(エクステリア)デザイン
- 大幅拡大!マツダ新型CX-5のボディサイズは?
- 大型ディスプレイ!マツダ新型CX-5の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!マツダ新型CX-5のパワートレイン、スペックは?
- 充実!マツダ新型CX-5の安全装備は?
- 走り両立!マツダ新型CX-5の燃費は?
- アップ!マツダ新型CX-5の価格は?
- いつ?マツダ新型CX-5の日本発売日は?
- マツダCX-5を「おさらい」
【最新情報】新世代技術搭載!「新型CX-5」フルモデルチェンジ発売!
▼マツダ新型CX-5の画像
マツダCX-5は、ブランドのミドルクラスSUVとしてラインナップされ、前モデルは2016年にフルモデルチェンジ。2021年にはデザインの変更などを含むマイナーチェンジを実施。グローバルでの歴代累計販売台数は450万台以上と、現行ラインアップ最量販車種となっています。
フルモデルチェンジした新型CX-5は、後輪駆動レイアウトを採用するSUV「CX-60」と並び、ブランドの主力ミドルクラスSUVとしてグローバル市場で継続ラインナップ。
新世代のデザインを採用しボディサイズを大幅に拡大したほか、パワートレインにはマイルドハイブリッドシステム「M ハイブリッド」を組み合わせた2.5Lガソリンエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載。2Lガソリンモデルと2.2Lディーゼルモデルを廃止。
デジタルメーターや、Googleビルトインを搭載した15.6インチ大型インフォテインメントシステムを採用することで機能性も向上。
2027年には、世界的に厳しくなっている環境規制に対応しながら出力を高めた新世代エンジン「SKYACTIV-Z」とストロングハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインを新型CX-5から設定する予定であることも発表されています。
マツダ新型CX-5を動画でチェック!
▼マツダCX-60
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マツダ新型CX-5の【変更点まとめ】
▼マツダ新型CX-5の変更点
- 新世代のデザインを採用
- 最新のデジタルメーター、Googleビルトイン搭載15.6インチインフォテインメントシステムを採用
- 「ドライバー異常時対応システム」を採用
- 2Lガソリンモデルと2.2Lディーゼルモデルを廃止
- 2027年に新世代エンジン「SKYACTIV-Z」を採用したハイブリッドモデルの設定を予定
迫力UP!マツダ新型CX-5の外装(エクステリア)デザイン
▼マツダ新型CX-5の画像
▼参考:マツダ CX-5【前モデル】
マツダ新型CX-5の外装は、進化したブランドデザイン「魂動」を採用することにより、質感が高められています。
フロントは、グリルを囲むように配置され内部にボディカラーのアクセントを持つヘッドライトや、力強い造形のバンパー、より大きいエアインテークによりスポーティな印象をアップ。
サイドでは、よりエッジの効いたショルダーラインと、2列目の乗員の乗降性を向上させる拡大したリアドア、車体下部のスタイルを引き締めるサイドスカートを採用。
足元には、17インチと19インチのホイールを設定。
▼マツダ新型CX-5の画像
▼参考:マツダ CX-5【前モデル】
リヤでは、エンブレムに代えて「MAZDA」のロゴを採用。
細くワイドに広がるテールランプとデュアルエキゾーストシステム、グロスブラックのアクセントにより洗練されたデザインに仕上げられています。
大幅拡大!マツダ新型CX-5のボディサイズは?
▼マツダ新型CX-5の画像
▼参考:マツダ CX-5【前モデル】
▼マツダ新型CX-5のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4690×1860×1695mm
- ホイールベース:2815mm
- 参考
・CX-5(前モデル)
全長×全幅×全高:4575×1845×1690mm
ホイールベース:2700mm
・CX-60
全長×全幅×全高:4740×1890×1685mm
ホイールベース:2870mm
マツダ新型CX-5のボディサイズは、前モデルから全長とホイールベースが大幅に拡大されています。
あわせて全幅も拡大され、広い室内空間が確保されています。
大型ディスプレイ!マツダ新型CX-5の内装(インテリア)デザイン
▼マツダ新型CX-5の画像
マツダ新型CX-5の内装は、最新の装備を採用することで質感と使い勝手がアップされています。
ディスプレイには、10.25インチのデジタルメーターのほか、GoogleビルトインによりGoogleアシスタントやGoogleマップ、アプリなどの使用に対応する12.9インチもしくは15.6インチの大型インフォテインメントシステムを採用。
インフォテインメントシステム周辺のスイッチを減らすことで、洗練されたデザインに。
「Mazda」のロゴを採用したステアリングホイールには、ハードボタン式のスイッチを採用することで直感的な操作が可能となっています。
また、新型CX-5ではシートの改良により快適性を高め、パノラミックサンルーフやドアパネルまで広がる7色のアンビエントライトシステムも採用。
ボディサイズの拡大により、リヤシートはクラス最大級の空間を確保。
ラゲッジも、4:2:4可倒リヤシートやワンタッチ可倒レバーにより使いやすく。
荷室サイズは長さ+51mm、高さ+25mm、荷室容量は通常時で前モデル+61Lの583L、後席を倒すことで最大2,019Lを使うことができるようになっています。
パワフル!マツダ新型CX-5のパワートレイン、スペックは?
▼マツダ新型CX-5のパワートレインとスペック
- 【e-SKYACTIV G 2.5】
直列4気筒2Lガソリン+24V MHEV「M ハイブリッド」
出力:190ps/25.6kgm
トランスミッション:6速AT - 【SKYACTIV-Z ストロングハイブリッド】【2027年設定予定】
直列4気筒2.5Lガソリン+ストロングハイブリッド
システム出力:270ps/50.0kgm - 駆動:FF or 4WD
マツダ新型CX-5には、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた最新のガソリンが採用されています。
▼参考:マツダCX-5(前モデル)のスペック
- 【SKYAVTIV-G2.0】
直列4気筒2Lガソリン
最高出力:156ps/6000rpm
最大トルク:20.3kgm/4000rpm - 【SKYAVTIV-G2.5】
直列4気筒2.5Lガソリン
最高出力:190ps/6000rpm
最大トルク:25.7kgm/4000rpm - 【SKYAVTIV-D2.2】
直列4気筒2.2Lディーゼルターボ
最高出力:200ps/4000rpm
最大トルク:45.9kgm/2000rpm
トランスミッション:6速AT
駆動:FF or 4WD
搭載される「e-SKYACTIV G 2.5」パワートレインは、190ps/25.6kgmの出力を発揮。
前モデルに設定されていた2Lガソリンモデルと2.2Lディーゼルモデルは廃止。
パワートレインは「車両の運転方法に基づいて、よりシャープなレスポンスと、よりリラックスした静かな挙動の両方を提供することに重点を置き、柔軟性を高めるために調整」することで、乗り心地を向上。
2027年には、最新の環境規制に対応しながら出力を高めた新世代エンジン「SKYACTIV-Z」とストロングハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインも設定する予定であることが発表されています。
充実!マツダ新型CX-5の安全装備は?
マツダCX-5の安全装備には、先進安全システム「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」に加え、「コ・パイロットコンセプト」が採用されています。
i-ACTIVSENSEは、夜間の歩行者認識精度を高めた自動ブレーキや、左右それぞれで分割されたLEDを緻密にコントロールする「アダプティブLEDヘッドライト」などを採用。
先行車にあわせて停止から再発進まで対応する、アダプティブクルーズコントロールも装備されています。
「コ・パイロットコンセプト」は、「ドライバー異常時対応システム(DEA)」を採用し、ドライバーの体調の急変や居眠りを検知した際はアラームで警告、反応がない場合はクルマを停止させ、安全が確保されます。
走り両立!マツダ新型CX-5の燃費は?
▼マツダ新型CX-5の燃費
- 2.5LガソリンMHEV(欧州値)
FF:7.0L/100km(約14.3km/L)、4WD:7.4L/100km(約13.5km/L) - 2.5Lストロングハイブリッド:22.0km/L【追加設定予定】
新型CX-5は、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせた最新パワートレインによりボディサイズを拡大しながら前モデルと同等の燃費が確保されます。
欧州値ではFF車で約14.3km/L、4WD車で約13.5km/Lに。
追加設定されるストロングハイブリッドモデルは、前モデルのディーゼル車を大幅に上回る20km/L台の燃費が見込まれています。
▼参考:マツダCX-5(前モデル)の燃費
- 2Lガソリン
・WLTCモード:14.6km/L - 2.5L自然吸気エンジン
・WLTCモード:13.8km/L - 2.2Lディーゼル
・WLTCモード:19.5km/L
アップ!マツダ新型CX-5の価格は?
▼マツダ新型CX-5の価格
- 295万円~450万円
マツダ新型CX-5の価格は、最新装備の採用によりアップします。
アップ幅は上位モデルとして300万円台前半から「CX-60」が設定されているためエントリーグレードで15万円ほどとされますが、最上位グレードでは450万円ほどが見込まれています。
▼参考:マツダCX-5(前モデル)の価格
▽2Lガソリン自然吸気
- 20S i Selection
FF:2,810,500円、4WD:3,041,500円 - 20S Black Selection
FF:3,140,500円、4WD:3,371,500円 - 20S Field Journey
4WD:3,520,000円 - 20S Retro Sports Edition
FF:3,426,500円、4WD:3,657,500円
▽2.5Lガソリン自然吸気
- Sport appearance
FF:3,581,600円、4WD:3,812,600円
▽2.2Lディーゼル
- XD i Selection
FF:3,129,500円、4WD:3,360,500円 - XD Black Selection
FF:3,459,500円、4WD:3,690,500円 - Field Journey
4WD:3,839,000円 - XD Retro Sports Edition
FF:3,745,500円、4WD:3,976,500円 - XD Sport appearance
FF:3,900,600円、4WD:4,131,600円 - XD Exclusive Mode
FF:3,994,100円、4WD:4,225,100円
いつ?マツダ新型CX-5の日本発売日は?
フルモデルチェンジしたマツダ新型CX-5は、2025年7月10日にワールドプレミアされ、2026年1月の日本発売が予定されています。
マツダは主力モデルとなっているCX-5を新世代とすることで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
マツダCX-5を「おさらい」
▼マツダCX-5(初代)
マツダ CX-5(シーエックスファイブ)は、2012年に初代が発売されたマツダのクロスオーバーSUVです。
2011年3月のジュネーブ・モーターショーにてマツダのブランドデザイン「魂動 ~Soul of Motion~」をテーマとするコンセプトカー「勢 (MINAGI/ミナギ) 」を発表し、4月には市販モデルの名称を「CX-5」に決定。9月のフランクフルト・モーターショーで市販モデルを世界初公開後、12月に開催された東京モーターショーに出品されました。
燃焼効率に優れた「SKYACTIVエンジン」を搭載しマツダの主力SUVとなり、その後、コンパクトな「CX-3」、CX-5の上位に位置する「CX-8」も発売される流れをつくりました。
前モデルの2代目は2016年12月に発表され、2017年2月に発売。
「魂動-Soul of Motion」のコンセプトをより高い次元へと昇華させることに挑戦し、「REFINED TOUGHNESS(洗練された力強さ)」をキーワードに「成熟した骨格」「品格のあるフォルム」「仕立てのよい質感」を軸に内外装をデザイン。
月間販売目標台数は2400台でしたが、発売前の予約受注1ヶ月半で9055台を受注しました。
新型CX-5については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!