スバルが、電気自動車SUV「ソルテラ」の改良発売を発表しました。
機能性をアップしたスバル新型ソルテラについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!スバル「新型ソルテラ」改良発売!
- スバル新型ソルテラの【変更点まとめ】
- アップ!627万円から!スバル新型ソルテラの価格は?
- スバル新型ソルテラを試乗動画でチェック!
- スマートに!スバル新型ソルテラの外装(エクステリア)デザイン
- 新型ソルテラに「STI」も設定!
- 広く!スバル新型ソルテラの車体設計、サイズは?
- 最新装備!スバル新型ソルテラの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!スバル新型ソルテラのスペック、走行性能は?
- 567km!スバル新型ソルテラの走行距離と充電時間は?
- 最新システム!スバル新型ソルテラの安全装備は?
- いつ?スバル新型ソルテラの日本発売日は?
【最新情報】進化!スバル「新型ソルテラ」改良発売!
▼スバル新型ソルテラの画像
スバルが、電気自動車SUV「ソルテラ(SOLTERRA)」の改良発売を発表しました。
スバル・ソルテラは、「トヨタbZ4X」と基礎を共有する電気自動車SUVとして2022年5月に新設定。モデル名はラテン語で「太陽」を意味する「SOL(ソル)」と、「大地」を意味する「TERRA(テラ)」を組み合わせた造語となっています。
改良では、SUBARU Safety Senseの機能を拡充し、渋滞時の疲労を軽減して長時間の運転をサポートするアドバンストドライブ(渋滞時支援)とレーンチェンジアシスト(LCA)、見通しの悪い交差点での衝突回避をサポートするフロントクロストラフィックアラート(FCTA)を設定。
さらに、後方車両に注意喚起を行う後方車両への接近警報や停車中に後方から接近する車両の衝突が避けられない場合にブレーキを作動させて減速するセカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)等の機能を新たに採用し、安全性能を向上。
▼参考:ソルテラ 前モデル
また、オーバルステアリングホイールを採用し、先進感とスポーティ感を演出するとともに、メーター視認性を改善。
さらに、冷間時のバッテリー暖機性能向上等により、外気温による充電時間のバラツキを低減。低温環境下での、電欠ランプ点灯時から充電量80%までの急速充電時間を最大で約30%削減し、シビアコンディションにおけるBEVの実用性を向上。
その他、パドルスイッチでのS-PEDALモード選択機能(AWD車のみ)、フロントパワーシートの調整範囲拡大、ナノイーX(ET-HS標準装備)の採用により、機能性がアップされています。
スバル新型ソルテラは2023年10月25日に発表。価格は627万円~715万円となっています。
▼スバル新型ソルテラの動画
▼トヨタbZ4X
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スバル新型ソルテラの【変更点まとめ】
▼スバル新型ソルテラの変更点
- 安全システムに、アドバンストドライブ(渋滞時支援)、レーンチェンジアシスト(LCA)、フロントクロストラフィックアラート(FCTA)、後方車両への接近警報、セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)、後方車両接近告知、周辺車両接近時サポートを採用
- オーバルステアリングホイールを装備
- パドルスイッチでのS-PEDALモード選択機能(AWD車のみ)、フロントパワーシートの調整範囲拡大、ナノイーX(ET-HS標準装備)を採用
▽新設定時の特徴
- トヨタと共同で新開発した「e-SUBARU GLOBAL PLATFORM」プラットフォームを使用
- モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化した「e-Axle」と、充電機能、電力分配機能を集約した「Electricity Supply Unit(ESU)」を初採用
- より直感的で簡便な操作を実現した「ダイヤル式シフト」を採用
- スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでロック、アンロック、システムスタートが可能となる「デジタルキー」を設定
- 前席乗員足元の輻射ヒーターを採用
- 4WD車に「Grip-Control」を搭載したSUBARUのAWD技術「X-MODE」を採用
- ルーフソーラーパネルを設定
- 安全システムに、トヨタの安全技術を採用した「SUBARU Safety Sense」と高度運転支援技術「リモート機能付きアドバンスト パーク」を設定
アップ!627万円から!スバル新型ソルテラの価格は?
▼スバル新型ソルテラの価格
- ET-SS(18インチホイール)
FWD:627万円、AWD:671万円 - ET-HS(20インチホイール)
AWD:715万円
スバル新型ソルテラの価格は、改良によりアップしています。
前モデルは594万円からとされていましたが、新型ソルテラは33万円のアップとなっています。
▼参考:スバル ソルテラ(前モデル)の価格
- ET-SS(18インチホイール)
FWD:594万円、AWD:638万円 - ET-HS(20インチホイール)
AWD:682万円
スバル新型ソルテラを試乗動画でチェック!
スマートに!スバル新型ソルテラの外装(エクステリア)デザイン
スバル新型ソルテラの外装は、専用のデザインを採用することにより、電気自動車としての先進性がアップされています。
ボディラインは鋭いエッジをもったものとされ、スバルがブランドコンセプトとする硬質感をもったデザインに仕上げ。
フロントは、電動パワートレインの採用により冷却に余裕ができることからグリルが閉じられ、下部やサイドにグロスブラックのパーツを採用することにより引き締め。
ボディタイプにはスポーティなクーペSUVスタイルを採用し、空気抵抗も低減することにより航続距離の延長にも貢献しています。
新型ソルテラに「STI」も設定!
▼ソルテラ STI コンセプト
スバル新型ソルテラには「STI」の設定も予定され、コンセプトモデルが公開されています。
ソルテラSTIは、チェリーレッドのアンダースポイラーやルーフエンドスポイラーなどを装備し、スポーティなイメージがアップされています。
広く!スバル新型ソルテラの車体設計、サイズは?
▼スバル新型ソルテラのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4690×1860×1650mm
- ホイールベース:2850mm
- 室内長×室内幅:1940×1515mm
- 室内高
ノーマル/ソーラールーフ仕様:1160mm
パノラマルーフ仕様:1145mm - 車重
FWD車:1910kg、4WD車:2020kg - 最小回転半径:5.7m
- 最低地上高:210mm
- タイヤサイズ
FWD車: 235/60R18
4WD車:235/60R18、235/50R20 - 乗員:5人
- ※参考
・スバル フォレスター
全長×全幅×全高:4625×1815×1715mm
ホイールベース:2670mm
スバル新型ソルテラのボディサイズは、主力SUVとしてラインナップされている「フォレスター」から、全長とホイールベースを延長することで、空間効率がアップされています。
車体にはトヨタと共同開発した「e-SUBARU GLOBAL PLATFORM」プラットフォームを使用し、バッテリーを床下に配置したほか、モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化した「e-Axle」と、充電機能、電力分配機能を集約した「Electricity Supply Unit(ESU)」を採用することで低重心化。
前後重量配分や慣性モーメントの最適化などにより、優れた運動性能を実現。
また、事故発生時の衝撃からバッテリーを保護するボディ構造が採用されています。
最新装備!スバル新型ソルテラの内装(インテリア)デザイン
スバル新型ソルテラの内装は、最新の装備を採用することで使い勝手がアップされています。
シフト操作には、より直感的で簡便な操作を実現した「ダイヤル式シフト」を採用。
マルチメディアシステムには、クラウド上の地図情報を活用し、交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクティッドナビを採用。通常のナビゲーション機能に加え、移動支援、充電施設表示、航続可能エリア表示等、BEV専用の機能にも対応。
また、音声認識機能も充実し、ワイパーやエアコンなども動作可能に。
OTA(Over the Air、無線通信)によるソフトウェアアップデートにより、販売店へ入庫することなく性能の向上に対応。
スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでロック、アンロック、システムスタートが可能となる「デジタルキー」も設定され、スマートフォン間でデジタルキーの受け渡しが可能なため、家族や友人間で離れた場所での車両の貸し借りもできるようになっています。
メーターには、ステアリングホイールの上側を通して見えるように配置したトップマウントメーターを採用し、視線移動を少なく、見やすさをアップ。
加えて、大開口パノラマルーフや遮音性の高いガラス、落ち着いた室内を演出するファブリック張りのインストルメントパネルにより快適性も向上。
シートは、運転席と助手席の間隔を十分に確保するとともに、ヒーター機能、ベンチレーション機能、運転席オートスライドアウェイ機能(乗降時にシートが最後端位置まで移動)などの快適装備を充実させ、本革シートにはタンレザーを採用。
音響には、ハーマンカードン製のフロント6個、リヤ4個のスピーカーとウーファーのシステムに加え、圧縮音源をオリジナルに近づけて再生する「Clari-Fi」、音質向上と消費電力の低減に貢献する「GreenEdge」など、HARMAN社の最新技術が搭載されています。
前後シート間の距離は、Dセグメントセダン並みとなる1,000mmが確保され、足元の広さも、前後ともミディアムセグメントSUVクラストップレベルがつくられています。
ラゲッジスペースは、荷室高を2段階に調節できるフロアボードを下段することで464L(ET-SSグレードは475L)を確保。
また、冬場の暖房による消費電力を減らすため、ヒートポンプ式エアコンとシートヒーター、ステアリングヒーターのほか、前席乗員足元の輻射ヒーターが採用されています。
パワフル!スバル新型ソルテラのスペック、走行性能は?
▼スバル新型ソルテラのパワートレインとスペック
- 【FWD車】
電気モーター×1基
出力:204ps/27.1kgm - 【4WD車】
電気モーター×2基
前後モーター出力:109ps/17.2kgm
システム合計出力:218ps/34.4kgm
スバル新型ソルテラには、新世代電気自動車に向けて開発された最新のEVパワートレインが採用されています。
新世代EVパワートレインは、最新の電気モーターを搭載することで、素早いレスポンス、リニアな加速感、高精度な出力制御を実現。
4WD車では、前後モーターの独立制御により回頭性や操縦安定性を高めるほか、新たな機能として「Grip-Control」を搭載したSUBARUのAWD技術「X-MODE」を採用することで、高い走破性が実現されています。
567km!スバル新型ソルテラの走行距離と充電時間は?
▼スバルソルテラの航続距離と充電時間
- バッテリー容量:71.4kWh
- 航続距離
FWD車:567km
4WD車:542km(ET-HSグレードは487km) - AC充電器最大出力:6.6kW
- DC充電最大出力:最大150kW
- 充電時間
90kW急速充電使用時:40分(80%まで)
普通充電(200V/6kW/30A)使用時:約12時間(100%まで)
スバル新型ソルテラの航続距離は、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載することでFWD車で567kmが確保されています。
バッテリーは低温・高温の状況でも正常な動作を可能とするため温度調節機能を搭載し、過充電防止システムをはじめとする多重監視のセーフティネットを用意することで高い信頼性がつくられています。
▼ルーフソーラーパネル
また、EVならではの環境性能をさらに上積みするルーフソーラーパネルを採用することで、1年間で走行距離1,750kmに相当する発電量を生成し、優れた航続可能距離に貢献。
充電スタンドがない駐車場等でも充電可能なほか、災害などの緊急時でも太陽光により充電、DC外部給電機能により住宅や家電に供給することが可能になっています。
最新システム!スバル新型ソルテラの安全装備は?
スバル新型ソルテラの安全装備には、トヨタの技術を採用した「SUBARU Safety Sense」が採用されています。
「SUBARU Safety Sense」は、車両、歩行者、自転車運転者に自動二輪(昼)を加え検知範囲を拡張し、衝突回避または被害軽減に寄与。事故割合が高い交差点での支援を拡大。
加えて、「歩行者の横断」や「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようにステアリング・ブレーキ操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」も搭載。
また、高度運転支援技術「リモート機能付きアドバンスト パーク」も設定され、利便性がアップされています。
いつ?スバル新型ソルテラの日本発売日は?
改良されたスバル新型ソルテラは、2023年10月25日に発表されました。
販売計画台数は、月当たり150台とされています。
スバルは電気自動車モデルのソルテラをアップデートすることで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
新型スバル・ソルテラについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!