スバルが、スポーツセダン「WRX S4」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップした新型WRX S4について、スペックや装備などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】機能UP!スバル「新型WRX S4」改良日本発売!
- スバル新型WRX S4の【変更点まとめ】
- 400.4万から!スバル新型WRX S4の価格、グレードは?
- スバル新型WRX S4を試乗動画でチェック!
- 力強く!スバル新型WRX S4の外装デザインは?
- 走行性能UP!「新型WRX S4 STI performance」も!
- 拡大!スバル新型WRX S4のボディサイズは?
- 最新装備!スバル新型WRX S4の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!スバル新型WRX S4のスペックは?
- 新世代システム!スバル新型WRX S4の安全装備は?
- 走り両立!スバル新型WRX S4の燃費は?
- いつ?スバル新型WRX S4の発売日は?
- スバルWRXを「おさらい」
【最新情報】機能UP!スバル「新型WRX S4」改良日本発売!
スバルが、「WRX S4」の改良日本発売を発表しました。
スバルWRX S4はブランドのスポーツセダンとして開発され、現行モデルは2021年11月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
改良された新型WRX S4では、ヘッドランプ/室内灯消し忘れ時の自動消灯機能を追加。
さらに、リレーアタック対策として、スマートキーへスリープ機能、およびモーションセンサーを搭載。
また、ライティングスイッチの操作性を見直し、「車幅灯/尾灯&OFF」を1ポジションから、「車幅灯/尾灯」と「OFF」に分け、2ポジションに変更されています。
新型WRX S4は2022年11月24日に発表、価格は4,004,000円~4,829,000円となっています。
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スバル新型WRX S4の【変更点まとめ】
▼スバル新型WRX S4の変更点
- ヘッドランプ/室内灯消し忘れ時の自動消灯機能を追加
- リレーアタック対策として、スマートキーへスリープ機能、モーションセンサーを搭載
- ライティングスイッチの操作性を変更
▽2021年11月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新世代のデザインを採用
- ボディサイズを拡大し、室内空間を拡大
- スバルの新世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)」を採用し、ねじり剛性を28%、サスペンション取り付け部の剛性を75%向上
- エンジンに新世代の2.4Lターボエンジンを採用
- 11.6インチ大型インフォテインメントディスプレイを採用
- トランスミッションに「スバルパフォーマンストランスミッション(CVT)」を採用し、「VTD(Variable Torque Distribution)」を採用
- 「STI Sport」に、電子制御ダンパー、ドライブモードセレクト、AWDスポーツモードを設定
400.4万から!スバル新型WRX S4の価格、グレードは?
▼スバル新型WRX S4の価格
- GT-H:4,004,000円
- GT-H EX:4,389,000円
- STI Sport R:4,444,000円
- STI Sport R EX:4,829,000円
スバル新型WRX S4の価格は、電子制御ダンパーなどの専用装備を採用する「STI Sport」グレードでアップしています。
価格アップは「STI Sport」の2グレードともに5万5000円とされ、変更幅が抑えられています。
▼参考:WRX S4(前モデル)の価格
- GT-H:4,004,000円
- GT-H EX:4,389,000円
- STI Sport R:4,389,000円
- STI Sport R EX:4,774,000円
スバル新型WRX S4を試乗動画でチェック!
力強く!スバル新型WRX S4の外装デザインは?
▼スバル新型WRX S4の画像
▼参考:WRX S4(前モデル)
スバル新型WRX S4の外装には、最新のブランドデザインが採用されています。
スタイルは、低重心で前進感のある硬質なボディ造形を採用し、高い走行パフォーマンスを強調。
また、一体感を持って立体的に構築したフロントグリルとヘッドランプにより水平対向エンジンのアイデンティティを表現。
▼スバル新型WRX S4の画像
▼参考:WRX S4(前モデル)
ボディの四隅に配した力強いフェンダーは、スポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどに、空気の流れを整えるヘキサゴンパターンの空力テクスチャーを採用することで、コーナリング時や高速走行時の操縦安定性が高められています。
走行性能UP!「新型WRX S4 STI performance」も!
▼新型WRX S4 STIパフォーマンスの画像
スバル新型WRX S4には「東京オートサロン2022」にて、コンセプトモデル「WRX S4 STI performance CONCEPT」が公開されています。
新型WRX S4 STIパフォーマンスは、さらなるスポーティさと愉しさを追求し、STIパフォーマンスパーツを装着することで走行性能を向上しています。
拡大!スバル新型WRX S4のボディサイズは?
▼スバル新型WRX S4のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4670×1825×1465mm
- ホイールベース:2675mm
- 車重:1590kg
- ※参考
・WRX S4(前モデル)
全長×全幅×全高:4595×1795×1475mm
ホイールベース:2650mm
車重:1540kg
・WRX STI(前モデル)
全長×全幅×全高:4595×1795×1475mm
ホイールベース:2650mm
車重:1490kg
スバル新型WRX S4のボディサイズは、前モデルから全長+75mm、全幅+30mmと拡大されています。
さらに、拡大された全長にあわせホイールベースも25mm延長することにより、走行安定性を向上。
またボディには、インナーフレームのみをアンダーボディに溶接で取り付け、その後にアウターパネルを溶接するフルインナーフレーム構造を採用。
加えて、サブフレームの代わりにリアスタビライザーをボディに取り付けるようにすることで、ねじり剛性を28%、サスペンション取り付け部の剛性を75%向上。
サスペンションはしなやかな動きを実現するため、前モデルから実用ストロークを伸ばし、接地性や安定感を向上をアップ。
モーターアシスト軸と、ドライバーのステアリング操作軸を別軸とした2ピニオン方式の電動パワーステアリングも採用することで、滑らかで応答遅れのないスポーティなステアリングフィールが実現されています。
最新装備!スバル新型WRX S4の内装(インテリア)デザイン
スバル新型WRX S4の内装は、最新の装備を採用することにより、機能がアップされています。
装備には、11.6インチ大型インフォテインメントディスプレイを採用し、Apple CarPlay、Android Autoにも対応することでスマートフォンとの連携を強化。
インテリアは黒を基調とし、レッドステッチを使用することで、アグレッシブなイメージを表現。
シートには、運転席10ウェイ、助手席8ウェイのパワーシートが採用され、前モデルからホールド力をアップした新設計のRECARO製シートも設定されています。
その他、新型WRX S4ではボディサイズを拡大することで、前後席それぞれのショルダールームを拡大し、ゆとりある室内空間を実現。
また、拡大したホイールベースに合わせて後席空間を大幅に拡張。座面長、レッグルームの拡大によって、後席乗員もくつろげる空間に。
トランクは、前モデルと同じくベビーカーやゴルフバッグが入る容量を確保することで、実用性が高められています。
パワフル!スバル新型WRX S4のスペックは?
▼スバル新型WRX S4のパワートレインスペック
- 【WRX S4】
・水平対向4気筒2.4L直噴ターボ
最高出力:275ps/38.2kgm
トランスミッション:CVT(海外仕様に6速MTも設定)
スバル新型WRX S4のエンジンには、新世代の2.4Lターボエンジンが採用されています。
▼参考:スバルWRX(前モデル)のスペック
- WRX S4
エンジン:水平対向4気筒2Lターボ「FA20直噴ターボ」
出力:300ps/40.8kgm - WRX STI
エンジン:水平対向4気筒2Lターボ「EJ20」
出力:308ps/43.0kgm
出力は275ps/38.2kgmを発揮し、トランスミッションにはパドルシフターと8速マニュアルモードを備え、外部トランスミッションフルードクーラーにも対応した「スバルパフォーマンストランスミッション(CVT)」を設定。
「スバルパフォーマンストランスミッション」採用車では、走りの愉しさをさらに際立たせるスポーツ変速制御を採用したほか、AWDならではの安定性とスポーティな回頭性を両立する「VTD(Variable Torque Distribution)」が搭載されています。
さらに走行性能を高めた「STI Sport」グレードでは、電子制御ダンパーを装備することで走行性能を向上し、ステアリングやダンパー、エアコンに至るまで、さまざまなユニットの制御を細かく調整可能とする「ドライブモードセレクト」を採用。
ドライブモードセレクトでは、LSDトルクを制御することでさらに回頭性を高めるAWDスポーツモードも設定されています。
新世代システム!スバル新型WRX S4の安全装備は?
スバル新型WRX S4の安全装備には、ブランドの最新システムが採用されています。
全車標準採用される「新世代アイサイト」では、ステレオカメラと前後4つのレーダーにより、360度センシングを実現。
これにより、見通しの悪い交差点での出合い頭や右左折時まで、プリクラッシュブレーキの作動範囲が拡大されています。
加えて、EXグレードに採用される「アイサイトX」では、3D高精度地図やGPS、準天頂衛星「みちびき」により自車位置を正確に特定。
カーブ前減速のほか、渋滞時(0km/h~約50km/h)に一定条件を満たした場合、自動車専用道路でハンズオフ走行が可能に。
さらに、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」として、万が一の衝突事故時に自動で通報する先進事故自動通報システムを採用。
▼「SUBARU STARLINK」の機能
- <基本機能>
車両を安全に利用する上で重要な案内(リコール等)を11.6インチセンターインフォメーションディスプレイに表示。 - <SUBARUつながる安心パッケージ>
・先進事故自動通報(ヘルプネット)
エアバッグが作動するような衝突事故が発生した場合に、自動的にコールセンターにつながり警察や消防、医療機関等と連携。より迅速に救命活動が行われるようサポート
・SUBARU SOSコール
急な体調不良など運転が困難な場合に、専用ボタンを押すとコールセンターに接続。専門スタッフからアドバイスを受けたり、必要に応じて救急に対する出動要請を実施
・SUBARU iコール(安心ほっとライン)
車両故障など突然のトラブル時に専用ボタンを押すとコールセンターに接続。ロードサービス窓口への取次や状況に応じた適切なアドバイスなど、24時間体制でサポート
・故障診断アラート&セキュリティアラート
車両の盗難警報装置が作動した場合や、警告灯が点灯するような車両故障が発生した場合に、専用アプリやEメールで通知
緊急時にボタンひとつでコールセンターからサポートをうけることができるようになっています。
走り両立!スバル新型WRX S4の燃費は?
▼スバル新型WRXの燃費
- WRX S4
WLTCモード:10.8km/L
スバル新型WRX S4の燃費は、最新パワートレインを採用することによりWLTCモード値10.8km/Lが確保されています。
前モデルは11.2km/Lとされていましたが、新型WRX S4では排気量を拡大しながら燃費の低下が抑えられています。
▼参考:スバルWRX(前モデル)の燃費
- WRX S4
WLTCモード:11.2km/L
JC08モード:11.8km/L - WRX STI
JC08モード:9.4km/L
いつ?スバル新型WRX S4の発売日は?
改良されたスバル新型WRX S4は、2022年11月24日に発表されました。
スバルはWRX S4を改良することで、ユーザーのニーズに対応していく予定です。
スバルWRXを「おさらい」
▼インプレッサWRX
スバルWRXは、前モデルとなるインプレッサWRXの初代が1992年に登場したスポーツセダンです。
それまで世界ラリー選手権(WRC)に参戦していた「レガシィRS」にかわる車両として、EJ20型ターボエンジンが240馬力仕様で搭載されました。
WRCでの活躍や、三菱ランサーエボリューションとのライバル関係などから人気が高まり、ボディタイプには一時2ドアクーペやワゴンも登場。
その後インプレッサシリーズとして3代目まで販売されましたが、2014年に登場した4代目(前モデル)から、基礎を新モデルの「レヴォーグ」と共有するようになり「スバルWRX」として独立。
モータースポーツで評価が高いEJ20型エンジンにマニュアルトランスミッションを組み合わせた「WRX STI」と、新世代のFA20型エンジンとCVTを組み合わせることで「レヴォーグ・セダン」としての性格が強い「WRX S4」の2モデルがラインナップされました。
海外ではWRX STIに2.5L水平対向4気筒ターボエンジンが搭載されていましたが、出力は2Lエンジンと比較し+1ps/-2.9kgmとされ、ハイスペックより低回転のトルクを重視した味付けになっていました。
新型スバルWRXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!