メルセデス・ベンツが、電気自動車ブランド「EQ」の最上級サルーン「EQS」の日本発売を発表しました。
電気自動車としてブランドを牽引するモデルになる新型EQSについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最高級EVサルーン!メルセデス「新型EQS」日本発売!
- メルセデスベンツ新型EQSの【特徴まとめ】
- 1578万円から!メルセデスベンツ新型EQSの価格は?
- メルセデスベンツ新型EQSを試乗動画でチェック!
- 流麗!メルセデスベンツ新型EQSの外装(エクステリア)デザイン
- 堂々!新型EQSのボディサイズは?
- 超大画面!メルセデスベンツ新型EQSの内装(インテリア)デザイン
- AMG EV!メルセデス「新型AMG EQS53 4MATIC+」も!
- 高出力!新型EQSのスペック、走行性能は?
- 700km!メルセデスベンツ新型EQSの航続距離、充電時間は?
- 最新システム!新型EQSの安全装備は?
- いつ?メルセデスベンツ新型EQSの発売日は?
【最新情報】最高級EVサルーン!メルセデス「新型EQS」日本発売!
▼メルセデス・ベンツ新型EQSの画像
メルセデス・ベンツが、新モデル「EQS」の日本発売を発表しました。
メルセデスベンツEQSは、電気自動車ブランド「メルセデスEQ」の最上級モデルとして企画され、高い質感を追求したサルーンとして制作。
107.8kWhの大容量バッテリーを搭載することにより、航続距離は最大700kmまで延長。
内装には助手席までカバーする「MBUXハイパースクリーン」も設定することで、最先端の仕上げとされています。
メルセデス・ベンツ新型EQSは2022年9月29日に日本発売。価格は1578万円~2372万円とされています。
▼メルセデス・ベンツ新型EQSの動画
▼メルセデスEQS SUV
【メルセデス新型EQS SUV】「最上級EV SUV」!最新情報、充電時間/航続距離、価格は?
▼メルセデスベンツEQE
【メルセデス新型EQE】上級EVサルーン発売!最新情報、充電時間/航続距離、価格、発売日は?
▼メルセデス・ベンツEQV
【メルセデス新型EQV最新情報】電気自動車ミニバン!充電時間、航続距離、価格、発売日は?
メルセデスベンツ新型EQSの【特徴まとめ】
▼メルセデスベンツ新型EQSの特徴
- 電気自動車ブランド「メルセデスEQ」のフラッグシップモデル
- 107.8kWh大容量バッテリーにより、航続距離700kmを獲得
- 幅141cmの大型「MBUXハイパースクリーン」を採用
- 動作角10度の「リアアクスルステアリング」を設定
- Cd値0.20を実現
1578万円から!メルセデスベンツ新型EQSの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型EQSの価格
- EQS 450+:1578万円
- メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+:2372万円
メルセデス・ベンツ新型EQSの価格は、1578万円からとされています。
下位モデルの「EQE」は1248万円からとされていましたが、新型EQSでは330万円のスタート価格アップとなっています。
▼参考:メルセデス・ベンツEVモデルの価格
- 【EQE】
EQE 350+:1248万円
メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+:1922万円 - 【EQC】
EQC400 4MATIC:960万円
メルセデスベンツ新型EQSを試乗動画でチェック!
流麗!メルセデスベンツ新型EQSの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデスベンツ新型EQSの画像
メルセデス・ベンツ新型EQSの外装は、ヘッドライトやテールライト、前後バンパーなどにメルセデスEQブランド独自の先進的デザインが採用されています。
フロントはグリルに相当する大型のパネルを採用し、電動パワートレインの採用により冷却が少なくてすむようになることから、バンパーなどの開口部は小さくスマートに。
ボディは、エンジンを搭載する必要がないことからボンネットの高さをダウンし、フロントガラスも前方に配置。
ルーフからリアのラインを滑らかに処理した4ドアクーペスタイルとすることで、Cd値(空気抵抗係数)は市販車トップクラスとなる0.20を実現。航続距離の延長に貢献しています。
堂々!新型EQSのボディサイズは?
▼新型EQSのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5225×1925×1520mm
- ホイールベース:3210mm
- 車重:2530kg
- ※参考
メルセデス・ベンツSクラス
・ベースモデル
全長×全幅×全高:5180×1955×1505mm
ホイールベース:3105mm
・ロング
全長×全幅×全高:5290×1955×1505mm
ホイールベース:3215mm
メルセデス・ベンツ新型EQSのボディサイズは全長が5225mmとされ、フラッグシップセダン「Sクラス」のロングホイールベース仕様に近い設計となっています。
EQSでは新しいEV専用プラットフォームを採用することにより、電動パワートレインを効率的に配置し、室内空間を拡大。
▼リアアクスルステアリング
オプション設定される動作角10度の「リアアクスルステアリング」により回転半径を抑え、取り回しがしやすくなっています。
超大画面!メルセデスベンツ新型EQSの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型EQSの内装には、最新のデジタルメーターやインフォテインメントシステムが採用され、新世代のデザインとなっています。
ディスプレイには、3つのOLEDディスプレイにより56インチ幅、141cmにもなる大型の「MBUXハイパースクリーン」を設定。
「MBUXハイパースクリーン」には、8個のCPU、24GBのRAM、最新のMBUXインフォテインメントシステムが搭載され、助手席で映画なども楽しむことができるように。
ドライバーが走行中に助手席のディスプレイを覗き込んだことを室内のカメラが検知するとディスプレイが暗くなる、安全機能も搭載されています。
その他、新型EQSでは、ヘッドアップディスプレイにより仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応。
装備には、710W15スピーカーのBurmesterサラウンドサウンドシステムのほか、細かいほこりや花粉などを除去するHEPAフィルターも装備され、高い快適性がつくられています。
AMG EV!メルセデス「新型AMG EQS53 4MATIC+」も!
▼メルセデスAMG新型EQS53 4MATIC+の画像
新型EQSには、ハイパフォーマンスモデルとなる「AMG EQS53 4MATIC+」が設定されています。
新型AMG EQS53 4MATIC+は、メルセデスのハイパフォーマンスモデルを手掛けるAMG初の電気自動車として制作。
パワートレインは前後に1基ずつモーターを搭載し、通常時で658ps/96.9kgm、レーススタートモードを選択することで、761ps/104.0kgmもの出力を発揮。
これにより、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度250km/hのパフォーマンスを実現。
足回りは、フロントに6ピストンキャリパー&415mmディスク、リアにシングルピストンキャリパー&378mmディスクを採用。
内外装には、AMG専用のデザインを採用することにより、ベースモデルと差別化されています。
▼メルセデスAMG新型EQS53 4MATIC+の動画
高出力!新型EQSのスペック、走行性能は?
▼メルセデス・ベンツ新型EQSのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【EQS450+】
電気モーター×1(RWD)
出力:333ps/57.9kgm
0-100km/h加速:6.2秒 - 【AMG EQS53 4Matic】
電気モーター×2(4WD)
出力:658ps/96.9kgm
(レーススタートモード時:761ps/104.0kgm)
0-100km/h加速:3.4秒
▽海外仕様
- 【EQS580 4Matic】
電気モーター×2(4WD)
出力:523ps/87.2kgm
0-100km/h加速:4.3秒
メルセデス・ベンツ新型EQSには、最新の電動パワートレインが採用されています。
電気モーターは「EQS450+」でリアに1基、「AMG EQS53 4Matic」で前後1基ずつとなる合計2基を搭載。
ハイパフォーマンスモデルの「AMG EQS53 4Matic」では、出力を658ps/96.9kgmに高め、レーススタートモード選択時には761ps/104.0kgmを発揮。
0-100km/h加速3.4秒のパフォーマンスを楽しむことができるようになっています。
700km!メルセデスベンツ新型EQSの航続距離、充電時間は?
▼メルセデス・ベンツ新型EQSの航続距離と充電時間
- バッテリー:107.8kWh
- 航続距離
▽107.8kWhバッテリー
EQS450:700km(WLTCモード値)
AMG EQS53 4MATIC+:601km(WLTCモード値)
EQS580 4MATIC+:676km(欧州値) - 充電時間
・CHAdeMO150kWタイプ使用時
10%~80%:48分
30分間の充電量:59%
メルセデス・ベンツ新型EQSは107.8kWhのバッテリーを搭載することにより、航続距離が700kmまで延長されています。
充電はCHAdeMO150kWタイプに対応することで、48分で10%~80%を充電することが可能とされ日常での使い勝手をアップ。
インテリジェントナビゲーションシステムも搭載され、目的地までの充電プランもサポートされます。
最新システム!新型EQSの安全装備は?
新型EQSには、ブランドの最新安全システムが採用されています。
システムには、自動緊急ブレーキ、ストップ&ゴーに対応するアクティブクルーズコントロール、アクティブステアリングアシスト、レーンキープアシスト、レーンチェンジアシスト、交通標識認識などを搭載。
ステアリングホイールには静電容量式のハンドオフ認識機能が搭載され、ステアリング操作をすることなく、手を添えるだけで運転支援システムがドライバーを認識することが可能に。
▼インパルスサイド
加えて、新型EQSでは快適性をアップする「Eアクティブボディコントロールサスペンション」を使用し、側面衝突の直前に車両高をアップする「インパルスサイド」機能を搭載。
これにより衝撃力を車両下部のより抵抗力のある構造で吸収することが可能とされ、安全性が高められています。
いつ?メルセデスベンツ新型EQSの発売日は?
メルセデスEQブランドのフラッグシップモデルとして設定されたメルセデス新型EQSは2021年4月15日にワールドプレミア、日本では2022年9月29日に発売されました。
メルセデスベンツは、多くの顧客を持つ最上級サルーン市場に最新の電気自動車モデルを設定することで、存在感をアップしていきたい考えです。
新型メルセデス・ベンツEQSについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!