ランボルギーニが、SUV「ウルス」のマイナーチェンジモデルとなる「ウルスS」を発表しました。
改良により魅力をアップした新型ウルスSについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】パワーアップ!ランボルギーニ「新型ウルスS」発表!
- ランボルギーニ新型ウルスSの【変更点まとめ】
- 洗練!ランボルギーニ ウルスSの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型ウルスSの内装(インテリア)デザイン
- 軽量!「新型ウルスペルフォルマンテ」も!
- 高出力!ランボルギーニ新型ウルスSのスペックは?
- 走り重視!ランボルギーニ新型ウルスSの燃費は?
- PHEV!新型ウルスSにプラグインハイブリッドも!
- 大きく!ランボルギーニ新型ウルスSのボディサイズは?
- 2852万円!ランボルギーニ新型ウルスSの価格は?
- いつ?ランボルギーニ新型ウルスSの発売日は?
- ランボルギーニが過去に販売したSUVを「おさらい」
【最新情報】パワーアップ!ランボルギーニ「新型ウルスS」発表!
▼ランボルギーニ新型ウルスSの画像
ランボルギーニが、SUV「ウルス」のマイナーチェンジモデルとなる「ウルスS(Urus S)」を発表しました。
ランボルギーニ・ウルスは、2018年にブランドのスポーツSUVとして発売され、ランボルギーニの売上の過半数を占める人気モデルとなっています。
改良された新型ウルスSは新しいエクステリアデザインを採用したほか、パワートレインには、2022年8月に発表されていたハイパフォーマンスモデル「ウルスペルフォルマンテ」に採用されていた最新のV型8気筒4Lツインターボエンジンを採用。
これにより最高出力を650馬力から666馬力までアップし、0-100km/h加速タイムは0.1秒短縮した3.5秒を実現しています。
ランボルギーニ新型ウルスSは2022年9月29日に発表。日本価格は2852万801円とされています。
▼ランボルギーニ新型ウルスSの動画
▼ランボルギーニ・ウラカン
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ランボルギーニ新型ウルスSの【変更点まとめ】
▼ランボルギーニ新型ウルスSの変更点
- モデル名を「ウルスS」に変更
- 新しいエクステリアデザインを採用
- エンジン出力をアップ
▽2022年8月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「ウルスペルフォルマンテ」を設定
洗練!ランボルギーニ ウルスSの外装(エクステリア)デザイン
▼ランボルギーニ新型ウルスS
▼参考:ウルス(前モデル)
ランボルギーニ新型ウルスSの外装は、新しいデザインを採用することで質感が高められています。
フロントは、新しいバンパーを装備することで洗練されたスタイルに。
▼ランボルギーニ新型ウルスS
▼参考:ウルス(前モデル)
リアでも、マットブラックの下部セクションを持つバンパーが採用され、オプションでシャイニーブラック、ブライトクロームも設定。
その他、新型ウルスではエアベントを持つカーボンエンジンフードやカーボンルーフ、サンルーフ、標準の21インチホイールからインチアップする22インチと23インチホイールが設定されています。
最新装備!新型ウルスSの内装(インテリア)デザイン
ランボルギーニ新型ウルスSの内装は、クーペマシンと変わらないスポーティさを持ちながらも、それぞれのパーツにボリュームを持たせることでSUVらしいタフさが感じられるものに仕上げられています。
運転席はドライブに集中できるように機能が集約され、センターコンソールには車両情報も表示できるように。
運転席と助手席には電動の12ウェイシートを装備し、オプションで18ウェイの調整式シートを設定。
インテリアカラーは、エンジンスタートボタンを覆うカバーを他のランボルギーニ車と同様の赤にすることでアクセントに。
リアシートもスポーティな仕上げとなっており、SUVらしい余裕のある空間とスーパーカーらしい楽しさが感じられるようになっています。
また、ラゲッジスペースは通常時で616L、後席を移動させることで最大1596Lまで拡大することができるようになっています。
軽量!「新型ウルスペルフォルマンテ」も!
▼ランボルギーニ新型ウルス・ペルフォルマンテの画像
ランボルギーニ ウルスには、ハイパフォーマンスモデルとなる「ウルス・ペルフォルマンテ」が設定されています。
新型ウルス・ペルフォルマンテでは、カーボン製エンジンフード、カーボン製のフロントスプリッター、ホイールアーチ、ディフューザーとリアバンパーのほか、カーボン製ルーフを採用。
これらの「セグメントで最大数のカーボンパーツ」とされる装備により、新型ウルスペルフォルマンテでは、車重を47kg軽量化しています。
また、運動性能を高めるため、車高を20mmダウンする専用サスペンションのほか、トレッド16mm拡大し、チタン製ボルトと専用開発のピレリ P Zeroタイヤを備えた22インチまたは23インチの軽量ホイールを装備。
リアのダウンフォースを38%増加させる大型スポイラーも採用されています。
搭載されるV型8気筒4Lツインターボエンジンは666ps/86.7kgmを発揮し、「特徴的ランボルギーニの響き」とされるエキゾーストノートを生み出すアクラポビッチ製チタンスポーツエグゾーストシステムと組み合わせ。
0-100km/h加速タイムは、「ウルスS」から0.2秒短縮した3.3秒に。
インテリアには、ブラックのアルカンターラシートのほか、ブラックアルマイトパーツ、フラットボトムのレザー/アルカンターラスポーツステアリングが採用されています。
▼ランボルギーニ新型ウルスペルフォルマンテの動画
高出力!ランボルギーニ新型ウルスSのスペックは?
▼ランボルギーニ新型ウルスSのスペック
- エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
- 出力:666ps/86.7kgm
- 0-100km/h加速
ウルスS:3.5秒
ペルフォルマンテ:3.3秒 - 最高速度
ウルスS:305km/h
ペルフォルマンテ:306km/h - トランスミッション:8速AT
- 駆動:4WD
ランボルギーニ新型ウルスSのパワートレインには、最新のV型8気筒4Lツインターボエンジンが採用されています。
エンジン出力は改良前モデルの650馬力から、新型ウルスSでは666馬力まで向上。
これにより0-100km/h加速タイムはウルスSで前モデルから-0.1秒となる3.5秒、軽量なペルフォルマンテでは3.3秒まで短縮。
新型ウルスSでは4輪駆動システムの前後トルク配分が40/60とされ、必要に応じて前輪に最大70%、後輪に87%のトルクを配分することができるように。
リアには後輪操舵システムを搭載することで、同位相と逆位相ともに最大3°まで角度を変更することが可能となり、走りの切れ味と高い安定性が両立されています。
走り重視!ランボルギーニ新型ウルスSの燃費は?
▼ランボルギーニ新型ウルスSの燃費
- 12,7L/100km(欧州値/約7.9km/L)
ランボルギーニ新型ウルスSの燃費は、欧州値で約7.9km/Lとなっています。
新型ウルスSでは666馬力の大出力により走行性能を重視しながら、最新のパワートレインにより環境性能が高められています。
PHEV!新型ウルスSにプラグインハイブリッドも!
ランボルギーニ新型ウルスSには、プラグインハイブリッドモデルの設定が予定されています。
ウルスSプラグインハイブリッドは、電気モーターを組み合わせ、700馬力以上の最高出力と、大きな低速トルクで走行性能をアップ。
ウルスSプラグインハイブリッドは、2023年の発表が予定されています。
大きく!ランボルギーニ新型ウルスSのボディサイズは?
▼ランボルギーニ新型ウルスSのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:5112×2016×1638mm
- ホイールベース:3003mm
- 車重:2200kg
- 最低地上高:158~248mm(可変)
- タイヤサイズ:21インチ(オプションで22インチ、23インチを設定)
- ※参考
・ランボルギーニ アヴェンタドール
全長×全幅×全高:4797×2030×1136mm
ホイールベース:2700mm
ランボルギーニ新型ウルスSのボディサイズは、上位スポーツ「アヴェンタドール」から全長とホイールベースを延長することにより、使い勝手がアップされています。
最低地上高は可変サスペンションにより上下させ、オンロードからオフロードまで対応することができるようになっています。
2852万円!ランボルギーニ新型ウルスSの価格は?
▼ランボルギーニ新型ウルスSの価格
- ウルスS:2852万801円
- ウルスペルフォルマンテ:3181万6785円
ランボルギーニ新型ウルスSの価格は、日本で2852万801円とされています。
ハイパフォーマンスモデルの「ペルフォルマンテ」との価格差は、約330万円とされています。
いつ?ランボルギーニ新型ウルスSの発売日は?
改良されたランボルギーニ新型ウルスSは、2022年9月29日に発表されました。
ランボルギーニはベストセラーとなったウルスを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
ランボルギーニが過去に販売したSUVを「おさらい」
▼ランボルギーニ LM002
ランボルギーニ ウルスは、スーパーカーメーカーであるランボルギーニのSUVとして注目されていますが、ランボルギーニは過去にも「LM002」という高級SUVを販売していました。
ランボルギーニLM002は1986年から1993年にかけて販売され、元々はアメリカ軍向け車両「LM001チーター」として計画。しかし、計画が頓挫したことでエキゾチックカーの「LM002」として生まれ変わりました。
エンジンには、ランボルギーニの名車カウンタックにも採用されたV型12気筒が専用チューニングを受けて搭載されましたが、3トンを超える車重もあり、燃費は1Lあたり900mとも言われるほどになり、わずか301台で生産を終了しました。
▼ランボルギーニLM002の試乗動画
新型ウルスSについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!