メルセデス・ベンツが、ミドルクラスクーペSUV「GLCクーペ」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした新型GLCクーペについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】AMG一挙2モデル!「新型GLC43 4MATIC」「GLC63S E PERFORMANCE」日本発売!
- メルセデスベンツ新型GLCクーペの【変更点まとめ】
- 898万円から!メルセデスベンツ新型GLCクーペの価格は?
- タフ!新型GLCクーペの外装(エクステリア)デザイン
- 大きく!メルセデスベンツ新型GLCクーペのボディサイズは?
- 最新装備!メルセデス新型GLCクーペの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!メルセデス新型GLCクーペのパワートレインとスペックは?
- 改善!メルセデスベンツ新型GLCクーペの燃費は?
- 最新システム!メルセデスベンツ新型GLCクーペの安全装備は?
- いつ?メルセデスベンツ新型GLCクーペの発売日は?
- メルセデスベンツGLCを「おさらい」
【最新情報】AMG一挙2モデル!「新型GLC43 4MATIC」「GLC63S E PERFORMANCE」日本発売!
▼メルセデスAMG新型GLC43 4MATICクーペの画像
メルセデス・ベンツが、「GLCクーペ」の新モデルとなる「AMG GLC 43 4MATICクーペ」、「AMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」の日本発売を発表しました。
メルセデス・ベンツGLCクーペは、ブランドのミドルクラスセダンである「Cクラス」相当のSUVとして開発された「GLCクラス」をベースにしたスポーティなクーペSUVとしてラインナップされ人気に。現行モデルは日本で2023年11月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
新設定された「AMG GLC 43 4MATICクーペ」と「AMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」は、ハイパフォーマンスモデルを手掛けるAMGにより走行性能を向上。
「AMG GLC 43 4MATICクーペ」では、421ps/51.0kgmを発揮する直列4気筒2Lターボエンジンに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、モーターによるアシストも可能に。
足回りには、リア・アクスルステアリング、AMG強化ブレーキシステムを採用することで、高い走行性能を活かすことができるようになっています。
▼メルセデスAMG新型GLC 63 S E PERFORMANCEクーペの画像
最上位モデルとなる「AMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」は、直列4気筒2Lターボエンジンに、6.1kWhの容量を持つバッテリーを採用したプラグインハイブリッドシステムを組み合わせ。
これによりシステム合計で680ps/104.0kgmもの出力を発揮し、0-100km/h加速を3.5秒に短縮。
加えて、EV走行可能距離も16kmが確保されています。
新設定された「AMG GLC 43 4MATICクーペ」と「AMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」は2024年3月29日に日本発売。価格は「AMG GLC 43 4MATICクーペ」が12,170,000円、「AMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」が18,110,000円となっています。
▼メルセデス・ベンツGLCクラス
【新型GLCクラス】「AMG GLC63S Eパフォーマンス&GLC43」日本発売!最新情報、スペック、価格は?
【新型Cクラス】「PHEV C350e&最高峰限定車追加!」W206型最新情報、スペック、価格は?
メルセデスベンツ新型GLCクーペの【変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型GLCクーペの変更点
- ハイスペックモデル「AMG GLC 43 4MATICクーペ」、「AMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」を設定
▽2023年11月フルモデルチェンジ時の変更点
- 最新のエクステリア、インテリアデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- 48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
- 11.9インチ大型インフォテインメントシステム、ARナビゲーションに対応したヘッドアップディスプレイを採用
- 最新安全システムを搭載
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの動画
898万円から!メルセデスベンツ新型GLCクーペの価格は?
▼メルセデスベンツ新型GLCクーペの価格
- GLC 220 d 4MATICクーペ:8,980,000円
- メルセデスAMG GLC 43 4MATICクーペ:12,170,000円【新設定】
- メルセデスAMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ:18,110,000円【新設定】
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのスタート価格は、マイルドハイブリッドを新採用したディーゼルモデルが898万円からとされています。
新設定されたAMGモデルは、「GLC 43 4MATICクーペ」が1217万円、最上位モデルの「GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」は「GLC 43 4MATICクーペ」から594万円アップした1811万円となっています。
タフ!新型GLCクーペの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの画像
▼参考:GLCクーペ(前モデル)
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの外装には、SUVとしての存在感を引き上げた最新のデザインが採用されています。
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの画像
フロントは先に新世代となった「GLCクラス」からくる新設計のライトやグリルにより、プレミアムSUVとしての質感を向上。
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの画像
▼参考:GLCクーペ(前モデル)
リアはクーペSUVスタイルを採用し、スポーティなデザインに仕上げ。
Cd値は前モデルの0.30から0.27にダウンすることで、走行効率をアップしています。
大きく!メルセデスベンツ新型GLCクーペのボディサイズは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4763×1890×1610mm
- ホイールベース:2890mm
- ※参考
・メルセデス・ベンツGLCクーペ(前モデル)
全長×全幅×全高:4735×1890×1605mm
ホイールベース:2875mm
・メルセデス・ベンツGLCクラス(新世代モデル)
全長×全幅×全高:4720×1890×1640mm
ホイールベース:2890mm
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのボディサイズは、全長とホイールベースを延長することで拡大されています。
これにより広い室内空間が確保され、快適性が高められています。
最新装備!メルセデス新型GLCクーペの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの内装は、最新装備により先進的なイメージに仕上げられています。
シート位置などの設定は、指紋や声を使った生体認証に対応することで、スムーズに利用できるように。
ディスプレイには12.3インチのデジタルメーターのほか、新たに11.9インチの大型インフォテインメントディスプレイを採用。
クルマのフロント部分下方の路面の映像を映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両の傾き、路面の勾配等をディスプレイに表示する「オフロードスクリーン」を標準装備。
インフォテインメントシステムシステムには、ワイヤレスアップデートに対応する最新の「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を搭載。
MBUXコネクティビティシステムは、ボイスコントロールのほか、ヘッドアップディスプレイにより仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応し、会話をするように自然に話すことで各機能を簡単に使うことができるように。
ラゲッジスペースはボディサイズの延長にあわせ、前世代から45L大きい545L(PHEVモデルは390L)、後席を収納した場合は1490Lが確保されています。
新世代!メルセデス新型GLCクーペのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【GLC220d 4MATIC】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:197ps/44.9kgm - 【AMG GLC 43 4MATIC】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:421ps/51.0kgm - 【AMG GLC 63 S E PERFORMANCE】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
出力:680ps/104.0kgm
EV航続距離:16km - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:4WD「4MATIC」
▽海外仕様
- 【GLC200】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:204ps/32.6kgm - 【GLC300】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:258ps/40.8kgm - 【GLC300e 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:313ps/56.1kgm
EV航続距離:130km - 【GLC400e 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
システム出力:381ps/76.5kgm
EV航続距離:130km - 【GLC300de 4MATIC】(プラグインハイブリッド)
直列4気筒2Lディーゼルターボ+電気モーター
システム出力:335ps/56.1kgm
EV航続距離:125km - トランスミッション:9速AT
- 駆動方式:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペのパワートレインは直列4気筒エンジンに集約され、最新のマイルドハイブリッドシステムとプラグインハイブリッドが採用されています。
マイルドハイブリッドシステムは23ps/20.9kgmを発揮し燃費アップのほか、ターボラグを抑えるようにアシスト。スムーズな加速やエンジンを止めた状態で走行するコースティング、エンジン始動時の低騒音、低振動を実現。
新型GLCクーペではトランスミッションに、前モデルから30%軽量化した9速トランスミッションを組み合わせることで、走行効率のアップや室内空間の拡大に貢献。
また、4WDシステム「4MATIC」では、システムがより前輪に多くのトルクを伝達することができるようになる新しいフロントアクスルを採用することで、走行性能がアップされています。
新型GLCクーペではその他、海外で高環境性能モデルのプラグインハイブリッドを設定。
新型GLCクーペPHVは新世代のハイブリッドシステムを搭載し、容量を31.2kWhに増やしたリチウムイオンバッテリーと高出力の電気モーターを搭載。
これによりEV航続距離はガソリンPHEVモデルで130kmを確保。加えて、充電システムも充電率を前モデルの3.6kWから2倍となる7.2kWにすることで、約2時間でバッテリーを完全に充電。
ナビゲーション、カメラ、レーダーセンサーからデータを収集し、電気の使用量と充電量を最適化するシステムも搭載することで、実用性がアップされています。
改善!メルセデスベンツ新型GLCクーペの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの燃費
- 2Lディーゼルマイルドハイブリッド:18.2km/L
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの燃費は、マイルドハイブリッドシステムが採用されたことで改善しています。
前モデルは2.2Lディーゼルエンジンが日本で15.1km/Lとされていましたが、新型GLCクラスは2Lディーゼルマイルドハイブリッドで18.2km/Lとされています。
▼参考:メルセデス・ベンツGLCクーペの燃費(前モデル)
- 2Lガソリンターボ:10.7km/L
- 2.2Lディーゼルターボ:15.1km/L
- 3Lガソリンターボ:9.6km/L
- 4Lガソリンターボ:7.8km/L
最新システム!メルセデスベンツ新型GLCクーペの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型GLCクーペの安全装備には、フラッグシップモデル「Sクラス」からくるブランドの最新システムが採用されています。
システムは、フロント長距離レーダー、フロントマルチモードレーダー2個、リアコーナーレーダー2個、ステレオマルチパーパスカメラ、360度カメラ4個、超音波センサー12個により構成。
これにより搭載される各種機能で対応速度や検知範囲を大幅に拡大し、高い安全性が確保されています。
いつ?メルセデスベンツ新型GLCクーペの発売日は?
新設定された「AMG GLC 43 4MATICクーペ」と「AMG GLC 63 S E PERFORMANCEクーペ」は、2024年3月29日に日本で発売されました。
メルセデス・ベンツはラインナップを拡大することで、好調なGLCクーペの販売をさらに伸ばしていきたい考えです。
メルセデスベンツGLCを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツGLCクラス(初代)
メルセデス・ベンツGLCは、初代となる前モデルが2015年に登場したSUVです。
以前販売されていたGLKクラスの後継車として開発され、メルセデス・ベンツのネーミングルール変更から、SUVを表す「GL」に「”C”クラス相当」としてGLCのモデル名が採用されました。
この経緯から日本発表時のキャッチフレーズには「いよいよCクラスに、SUV」が採用され、車格がアピールされました。
ボディは前モデルのGLKクラスから全長と全幅を拡大しながら、全高を下げることでスポーティなイメージに変更。
新しいボディタイプとして、クーペSUVとなるGLCクーペもラインナップに加えられ、ブランドのミドルクラスSUVとしてセールスされています。
新型メルセデス・ベンツGLCクーペについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!