メルセデス・ベンツが、電気自動車ブランド「EQ」の最上級SUVとなる「EQS SUV」を発表しました。
ブランドを牽引するモデルになる新型EQS SUVについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最上級EV SUV!メルセデス「新型EQS SUV」発表!
- メルセデスベンツ新型EQS SUVの【特徴まとめ】
- 力強く!新型EQS SUVの外装(エクステリア)デザイン
- 広く!新型EQS SUVのボディサイズは?
- 最新装備!新型EQS SUVの内装(インテリア)デザイン
- 最高峰!メルセデス「新型マイバッハEQS SUV」も!
- 高出力!新型EQS SUVのパワートレインとスペックは?
- 660km!新型EQS SUVの航続距離、充電時間は?
- メルセデスベンツ新型EQS SUVの価格は?
- いつ?メルセデスベンツ新型EQS SUVの発売日は?
【最新情報】最上級EV SUV!メルセデス「新型EQS SUV」発表!
▼メルセデスEQS SUVの画像
メルセデス・ベンツが、新モデル「EQS SUV」を発表しました。
メルセデスベンツEQS SUVは、電気自動車ブランド「メルセデスEQ」の最上級モデルとして企画され、同格のサルーン「EQS」のSUVバージョンとして制作されています。
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVは、107.8kWhの大容量バッテリーを搭載することにより、航続距離を最大660kmまで延長。
内装には56インチ幅になる「MBUXハイパースクリーン」も設定することで、最先端の機能を利用できるようになっています。
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVは2022年4月19日に発表。発売は2022年後半が予定されています。
▼メルセデス・マイバッハEQS SUVの動画
▼メルセデスEQS(サルーン版)
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▼メルセデスEQEクロスオーバー
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メルセデスベンツ新型EQS SUVの【特徴まとめ】
▼メルセデスベンツ新型EQS SUVの特徴
- 電気自動車ブランド「メルセデスEQ」のフラッグシップSUV
- 高い走行性能を発揮する最新パワートレインを搭載
- 幅141cmの大型「MBUXハイパースクリーン」をオプション設定
- ブランドの独自性を持った最新デザインを採用
- 大容量バッテリーにより、長い航続距離を獲得
- 3列シート7人乗りを設定
- 最上級ブランド「マイバッハ」が手掛ける「マイバッハEQS」の設定を予定
力強く!新型EQS SUVの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデスベンツ新型EQS SUVの画像
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVの外装には、メルセデスEQブランド独自の先進的デザインが採用されています。
フロントは電動パワートレインの採用により冷却が少なくてすむようになることから、デザインの重心を低くし、バンパーなどの開口部は小さくスマートに。
ボディタイプは、リアウィンドウの傾斜を大きくすることでクーペスタイルも取り入れ、空力性能を向上することにより航続距離も延長されています。
▼メルセデスベンツ新型EQS SUV「AMG Line」の画像
また、専用パーツによりスポーティな印象をアップした「AMG Line」も設定され、好みにあわせた選択に対応しています。
広く!新型EQS SUVのボディサイズは?
▼メルセデス新型EQS SUVのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5125×1959×1718mm
- ホイールベース:3210mm
- 乗員:5人乗り or 7人乗り
- ※参考
・メルセデスGLEクラス
全長×全幅×全高:4924×1947×1772mm
ホイールベース:2995mm
・メルセデスGLSクラス
全長×全幅×全高:5207×1956×1850mm
ホイールベース:3135mm
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVのボディサイズは、内燃機関を搭載したフラッグシップSUV「GLSクラス」より全長が抑えられています。
しかし、ホイールベースは延長され、配置の自由度が高い電動パワートレインの採用により、7人乗りに対応する空間が確保されています。
最新装備!新型EQS SUVの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVの内装には、最新のデジタルメーターやインフォテインメントシステムが採用され、新世代のデザインとなっています。
ディスプレイには、3つのOLEDディスプレイにより56インチ幅、141cmにもなる大型の「MBUXハイパースクリーン」を設定。
「MBUXハイパースクリーン」には、8個のCPU、24GBのRAM、最新のMBUXインフォテインメントシステムが搭載され、助手席で映画なども楽しむことができるように。
ドライバーが走行中に助手席のディスプレイを覗き込んだことを室内のカメラが検知するとディスプレイが暗くなる、安全機能も搭載されています。
その他、新型EQS SUVでは、ヘッドアップディスプレイにより仮想的に10m先に映像を表示するAR(拡張現実)ナビゲーションに対応。
オプションとして3列目シートが設定され、最大7人が乗り込むことが可能となっています。
最高峰!メルセデス「新型マイバッハEQS SUV」も!
▼メルセデス・マイバッハEQS SUVコンセプトの画像
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVには、メルセデスの最上級ブランド「マイバッハ」が手掛ける「マイバッハEQS SUV」の設定も予定されています。
マイバッハEQS SUVは、ボディを上下に塗り分ける専用のカラーを設定。
また、エクステリアやインテリアに専用のデザインを採用することにより、質感が高められます。
高出力!新型EQS SUVのパワートレインとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型EQS SUVのスペック
- 【EQS450+】
電気モーター×1(RWD)
出力:360ps/57.9kgm - 【EQS450 4Matic】
電気モーター×2(4WD)
出力:360ps/81.5kgm - 【EQS580 4Matic】
電気モーター×2(4WD)
出力:543ps/87.4kgm
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVのパワートレインには、最新の電動パワートレインが採用されています。
電気モーターは「EQS450+」でリアに1基、「EQS450 4Matic」と「EQS580 4Matic」では前後1基ずつ、合計で2基を搭載し、大きなトルクによりEQS SUVを軽快に加速。
足回りには、アダプティブダンピングコントロールを備えたエアサスペンションが採用され、車高を最大25mmアップし走破性能を高めるほか、高速走行時には最大15mmダウンすることで空気抵抗を低減。
後輪には標準で4.5度、オプションで10度まで変化するリアアクスルステアリング採用し、走行安定性と都市部での取り回しのしやすが高められています。
660km!新型EQS SUVの航続距離、充電時間は?
▼メルセデス・ベンツ新型EQS SUVの航続距離と充電時間
- バッテリー:107.8kWh
- 航続距離
EQS 450+:660km
EQS 450 4MATIC:613km
EQS 580 4MATIC:613km - 充電時間
200kW DC急速充電:31分(10〜80%まで)
240V家庭用ウォールボックス:11時間
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVは、107.8kWhのバッテリーを搭載することにより、航続距離が延長されています。
バッテリーは、急速充電により15分で300kmの走行を可能とすることで、実用性を向上。
インテリジェントナビゲーションシステムも搭載され、目的地までの充電プランもサポートされます。
メルセデスベンツ新型EQS SUVの価格は?
▼メルセデス・ベンツ新型EQS SUVの価格
- 1300万円~
メルセデス・ベンツ新型EQS SUVの価格は、1300万円ほどからが見込まれています。
先に発表されていたサルーンの「EQS」は米国で約1120万円からとされていましたが、新型EQS SUVでは悪路への対応力を高め、さらなるユーザーにアピールされます。
▼参考:メルセデス・ベンツEQSの価格
- EQS 450+ Premium:102,310ドル(約1120万円)
- EQS 580 4MATIC Premium:119,110ドル(約1300万円)
- EQS 450+ Exclusive:105,710ドル(約1155万円)
- EQS 580 4MATIC Exclusive:122,510ドル(約1340万円)
- EQS450 + Pinnacle:108,510ドル(約1185万円)
- EQS 580 4MATIC Pinnacle:125,310ドル(約1370万円)
いつ?メルセデスベンツ新型EQS SUVの発売日は?
メルセデスEQブランドの最上級SUVモデルとして設定されるメルセデス新型EQS SUVは2022年4月19日に発表。発売は2022年後半が予定されています。
メルセデスベンツは、多くの顧客を持つ高級SUV市場に最新の電気自動車モデルを設定することで、存在感をアップしていきたい考えです。
新型メルセデス・ベンツEQS SUVについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!