フォルクスワーゲンが、ミドルクラスSUV「ティグアン」のビッグマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたフォルクスワーゲン新型ティグアンについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新スタイル!VW新型「ティグアン」ビッグマイナーチェンジ日本発売!
- フォルクスワーゲン新型ティグアンの【変更点まとめ】
- 407.9万円から!フォルクスワーゲン新型ティグアンの価格は?
- 先進的!新型ティグアンの外装(エクステリア)デザイン
- 新装備!VW新型ティグアンの内装(インテリア)デザイン
- ハイパフォーマンス!VW新型「ティグアンR」設定!
- パワフル!VW新型ティグアンのパワートレインとスペックは?
- VW新型ティグアンを試乗動画でチェック!
- PHEV!VW新型「ティグアンeHYBRID」も!
- 最新システム!フォルクスワーゲン新型ティグアンの安全装備は?
- 走り両立!フォルクスワーゲン新型ティグアンの燃費は?
- 取り回し良好!VW新型ティグアンのボディサイズは?
- いつ?フォルクスワーゲン新型ティグアンの発売日は?
- フォルクスワーゲン・ティグアンを「おさらい」
【最新情報】新スタイル!VW新型「ティグアン」ビッグマイナーチェンジ日本発売!
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンの画像
フォルクスワーゲンが、SUV「ティグアン」ビッグマイナーチェンジ日本発売を発表しました。
フォルクスワーゲン・ティグアンは、ブランドのミドルクラスSUVとしてラインナップされ、現行モデルは2017年に日本でもフルモデルチェンジし新世代になっていました。
ビッグマイナーチェンジした新型ティグアンでは、新しいデザインを採用したほか、常時コネクティッドに対応する最新のインフォテイメントシステムを採用。
ガソリンエンジンは従来の1.4Lターボから最新の1.5Lターボに変更し、トランスミッションが7速に多段化されています。
加えて、安全システムには、同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist」、駐車支援システム「Park Assist」、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」を採用。
また、ハイパフォーマンスモデルとなる「ティグアンR」を追加することで、高い走行性能を楽しむことができるようになっています。
フォルクスワーゲン新型ティグアンは2021年5月12日に日本発売。価格は4,079,000円~6,849,000円となっています。
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンの動画
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フォルクスワーゲン新型ティグアンの【変更点まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンの変更点
- 新しいエクステリア、インテリアデザインを採用
- LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」を設定
- ガソリンエンジンを前モデルの1.4Lターボから新世代の1.5ターボエンジンに変更し、トランスミッションを従来の6速デュアルクラッチから7速デュアルクラッチに多段化
- 先進運転支援システムとして、同一車線全車速運転支援システム「トラベル・アシスト」、駐車支援システム「Park Assist」を採用
- eSIM内蔵の通信モジュールを搭載し、常時コネクティッドに対応した新世代インフォテイメントシステムを採用
- ハイパフォーマンスモデル「ティグアンR」を設定
- デビュー記念特別仕様車「TSI First Edition」を設定。
専用ボディカラー「ジンジャーブラウンメタリック」のほか、レザーシート、デコラティブウッドパネルなどを採用
▽2018年8月の変更点
- 2Lディーゼルターボエンジンを搭載する「ティグアン TDI 4MOTION」を新設定
- 「Highline」「R-Line」グレードの標準装備を充実。
ヘッドアップディスプレイ、ダイナミックライトアシスト、パワーテールゲート(挟み込み防止機能、“Easy Open & Easy Close 機能付”)を採用 - オプション内容の変更・見直し
・アップグレードパッケージ(Comfortline)にパワーテールゲート(挟み込み防止機能、“Easy Open& Easy Close”機能付)を追加
・セーフティパッケージ(Comfortline)にハイビームアシストを追加
・テクノロジーパッケージを廃止し、テクノロジーパッケージの一部だったアダプティブシャシーコントロール“DCC”を DCC パッケージとして新設
・ レザー&パノラマルーフパッケージを分割し、レザーシートパッケージとパノラマスライディングルーフとしてそれぞれ新設
407.9万円から!フォルクスワーゲン新型ティグアンの価格は?
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンの価格
- TSI Active(FF/1.5Lガソリン):4,079,000円
- TSI Elegance(FF/1.5Lガソリン):4,839,000円
- TSI R-Line(FF/1.5Lガソリン):5,039,000円
- ティグアンR 4MOTION(4WD/2Lガソリン):6,849,000円
- 【導入記念車】
TSI First Edition(FF/1.5Lガソリン):5,249,000円
フォルクスワーゲン新型ティグアンの価格は、装備の充実によりアップしています。
アップ幅は前モデルからエントリーグレードで4万円とされ、選びやすい価格設定が重視されています。
▼参考:フォルクスワーゲン・ティグアンの価格(前モデル)
- Tiguan TSI Comfortline(FF/1.4Lガソリン):4,039,000円
- Tiguan TSI Highline(FF/1.4Lガソリン):4,660,000円
- Tiguan TSI R-Line(FF/1.4Lガソリン):4,969,000円
- Tiguan TDI 4MOTION Comfortline(4WD/2Lディーゼル):4,519,000円
- Tiguan TDI 4MOTION R-line(4WD/2Lディーゼル):5,449,000円
先進的!新型ティグアンの外装(エクステリア)デザイン
▼フォルクスワーゲン新型ティグアン「R-line」の画像
フォルクスワーゲン新型ティグアンの外装は、新世代のブランドデザインを採用することによりスマートな印象とされています。
▼参考:ティグアン(前モデル)
フロントは開口部を拡大したバンパーを採用することにより、軽快なイメージをプラス。
ヘッドライトには、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT(アイキュー ライト)」を採用。
IQ.LIGHTは、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別にON/OFF制御することで、最適な配光が可能に。
ステアリングの切れ角に応じて配光を変更するダイナミックコーナリングライト機能やダイナミックターンインジケーターも採用することで、右左折時の被視認性もアップ。
▼参考:ティグアン(前モデル)
新型ティグアンでは、リアもフロントにあわせランプ内のグラフィックが変更され、先進的なデザインとされています。
新装備!VW新型ティグアンの内装(インテリア)デザイン
フォルクスワーゲン新型ティグアンの内装は、最新技術を採用することにより上質な仕上げとされています。
新世代となったインフォテイメントシステムは、eSIM内蔵の通信モジュールを搭載し、常時コネクティッド(オンライン接続)による多彩なサービスを提供。
サウンドシステムには、480Wの10スピーカーHarman/Kardonサラウンドシステムがオプション設定され、高音質を楽しむことができるようになっています。
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンの室内サイズ
- ラゲッジ容量:615L~1655L
ハイパフォーマンス!VW新型「ティグアンR」設定!
▼VW新型ティグアンRの画像
フォルクスワーゲン新型ティグアンには、最上位スポーツモデルとなる「ティグアンR」が設定されています。
新型ティグアンRは専用のエクステリアデザインを採用し、Akrapovic製クアッドエキゾーストを設定。
エンジンには320psを発生する2Lエンジンが搭載され、4WDシステムにはトルクベクタリングコントロールを採用することで走行性能をアップ。
走行モードには「COMFORT」「SPORT」「RACE」「INDIVIDUAL」「OFFROAD」「SNOW」「OFFROAD EXPERT」の7モードが用意され、ティグアンR専用のマルチファンクションステアリングホイールの「R」ボタンを押すことにより、もっとも鋭い走りとなる「RACE」モードにすばやく切り替えることができるように。
足回りには、10mm車高をダウンしたアダプティブサスペンションや21インチ専用ホイール、フォルクスワーゲンの「R」モデルでイメージカラーとなるブルーのブレーキキャリパーを採用するほか、ドリルドローターを組み合わせることで大きなストッピングパワーを安定して発揮できるようになっています。
パワフル!VW新型ティグアンのパワートレインとスペックは?
▼フォルクスワーゲン製2Lディーゼルターボエンジン
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【ガソリンモデル】
エンジン:直列4気筒1.5Lガソリンターボ
最高出力:150ps/25.5kgm - 【ティグアンR】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:320ps/42.8kgm
0-100km加速:4.9秒
最高速度:250km/h - トランスミッション:7速デュアルクラッチ「DSG」
- 駆動:FF or 4WD「4MOTION」(ティグアンR)
▽海外仕様
- 【eHYBRID(プラグインハイブリッド)】
直列4気筒1.4Lターボエンジン+電気モーター×2(前後1基ずつ)
システム最高出力:245ps
EV航続距離:50km
フォルクスワーゲン新型ティグアンには、1.5Lと2Lのガソリンターボエンジンが搭載されています。
1.5Lガソリンエンジンは、前モデルに搭載されていた1.4Lガソリンエンジンから効率をアップし、気筒休止システムも採用することで、高い走行性能と環境性能を両立。
トランスミッションは前モデルの6速から7速に多段化することで、走行効率をアップしています。
ハイパフォーマンスモデルの「ティグアンR」には2Lターボエンジンが搭載され、320ps/42.8kgmの高出力を発揮。
4WDシステム「4MOTION」と組み合わせることで、高い走行性能を楽しむことができるようになっています。
VW新型ティグアンを試乗動画でチェック!
PHEV!VW新型「ティグアンeHYBRID」も!
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンeHYBRIDの画像
フォルクスワーゲン新型ティグアンには、プラグインハイブリッドモデル「ティグアンeHYBRID」が発表されています。
新型ティグアンeHYBRIDは、ゴルフやパサートにも設定されていたプラグインハイブリッドとなり、モーターの大トルクと高環境性能を両立するモデルとしてラインナップ。
搭載されるプラグインハイブリッドシステムは、最新のバッテリーを搭載することでEVモードの航続距離が50kmに延長されています。
最新システム!フォルクスワーゲン新型ティグアンの安全装備は?
フォルクスワーゲン新型ティグアンには、最新の先進運転支援システム「Travel Assist(トラベル アシスト)」が採用されています。
トラベルアシストは、従来の渋滞時追従支援システム「TrafficAssist(トラフィック アシスト)」を進化させたシステムとなり、車速域0~210km/hで作動し、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間、走行レーンの維持をサポート。
これにより、高速道路などでの長距離移動において安全性の向上、疲労軽減に貢献。
また、ステアリングホイールには静電容量式センサーが採用され、軽く手を添えるだけでシステムの継続的な作動が可能に。
その他、新型ティグアンでは駐車支援システム「Park Assist」を採用することで、安全性が高められています。
走り両立!フォルクスワーゲン新型ティグアンの燃費は?
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンの燃費
※WLTCモード値
- 1.5Lガソリン(FF):14.3km/L
- ティグアンR(4WD):10.8km/L
フォルクスワーゲン新型ティグアンの燃費は、1.5Lガソリンモデルで14.3km/Lとなっています。
新型ティグアンではSUVとしての高い使い勝手を確保しながら、最新パワートレインにより燃費性能が高められています。
▽参考:ティグアン(前モデル)の燃費
※JC08モード値
- 1.4Lガソリン:13.0km/L
- 2Lディーゼル:17.2km/L
取り回し良好!VW新型ティグアンのボディサイズは?
▼フォルクスワーゲン新型ティグアンのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4515×1840×1675mm
- ホイールベース:2675mm
- 車重:1520kg(ティグアンR:1750kg)
- 参考
・VW トゥアレグ
全長×全幅×全高:4815×1945×1745mm
ホイールベース:2905mm
フォルクスワーゲン新型ティグアンは、前世代から全長+85mm、全幅+30mm、ホイールベース+70mmと拡大されています。
しかし全高は-35mmと抑えることでスポーティなスタイルに。
上位モデルのトゥアレグと比較すると、全長-315mmとコンパクト化されており、取り回しの良さが魅力になっています。
いつ?フォルクスワーゲン新型ティグアンの発売日は?
ビッグマイナーチェンジした新型ティグアンは、2021年5月12日に発売されました。
フォルクスワーゲンはミドルクラスSUVとしてラインナップするティグアンを改良することにより、近年新SUVとして設定した「T-クロス」「T-ロック」との相乗効果を高めていきたい考えです。
フォルクスワーゲン・ティグアンを「おさらい」
フォルクスワーゲン・ティグアン(Tiguan)は、初代が2008年に登場したミドルクラスSUVです。
ティグアンの車名の由来は、ドイツ語の「Tiger(虎)」と「Leguan(イグアナ)」をあわせた造語になっており、俊敏な虎と力強いイグアナのイメージから名付けられました。
クロスオーバー人気の高まりにあわせ、フラッグシップSUVのトゥアレグに続く第2弾として計画され、人気モデルのゴルフをベースに製作されました。
ボディサイズは、最上級モデルとなるトゥアレグより大幅に小型化され、都市部での取り回しの良さが魅力とされています。
現行モデルの2代目は2016年に登場し、2017年に日本でも発売。
フォルクスワーゲンの最新プラットフォーム「MQB」を採用することで、ボディサイズを拡大しながらも高い剛性と軽快な走りを実現。
2017-2018日本カーオブザイヤーの「10ベストカー」にも選出されました。
新型フォルクスワーゲン・ティグアンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!