フォルクスワーゲンが、ミドルクラス「パサート」のフルモデルチェンジ日本発売を予定しています。
新世代となり魅力をアップするフォルクスワーゲン新型パサートについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】世代交代!VW「新型パサート」フルモデルチェンジ日本発売!
- フォルクスワーゲン新型パサートの【変更点まとめ】
- 先進的!新型パサートの外装(エクステリア)デザイン
- 大幅拡大!VW新型パサートのボディサイズは?
- 最新装備!VW新型パサートの内装(インテリア)デザイン
- 多彩!VW新型パサートのパワートレインとスペックは?
- 最新システム!フォルクスワーゲン新型パサートの安全装備は?
- 走り両立!フォルクスワーゲン新型パサートの燃費は?
- アップ!フォルクスワーゲン新型パサートのグレード、価格は?
- いつ?フォルクスワーゲン新型パサートの発売日は?
- フォルクスワーゲン・パサートを「おさらい」
【最新情報】世代交代!VW「新型パサート」フルモデルチェンジ日本発売!
▼フォルクスワーゲン新型パサートの画像
フォルクスワーゲンが、「パサート」のフルモデルチェンジ日本発売を予定しています。
フォルクスワーゲン・パサートは、「ゴルフ」の上位に位置するブランドの主力ミドルクラスとしてラインナップされています。
新世代となる新型パサートでは、新しいエクステリアデザインを採用しボディサイズを大幅に拡大。
ボディタイプからセダンを廃止し、ワゴンのみを設定。
最新PHEVパワートレインや15インチ大型ディスプレイなどを採用することにより、機能性を向上。
また、従来のアダプティブシャシーコントロール“DCC”は、量販モデル帯として初めて、2バルブ独立制御式の減衰力コントロールに対応する”DCC Pro”へ進化。
電子制御ディファレンシャルロック(XDS)と高度に強調制御することで、走行性能が高められています。
フルモデルチェンジするフォルクスワーゲン新型パサートは、2024年9月の日本発売が予告されています。
▼フォルクスワーゲン新型パサートの動画
▼VW ティグアン
【VW新型ティグアン】「新世代!」フルモデルチェンジ発表!最新情報、サイズ、燃費、価格は?
フォルクスワーゲン新型パサートの【変更点まとめ】
▼フォルクスワーゲン新型パサートの変更点
- 新世代のエクステリアデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- 最新パワートレインを採用
- 新世代15インチ大型インフォテインメントシステムを設定
- セダンを廃止
先進的!新型パサートの外装(エクステリア)デザイン
▼フォルクスワーゲン新型パサートの画像
▼参考:フォルクスワーゲン・パサート(前モデル)
フォルクスワーゲン新型パサートの外装は、新しいデザインを採用することにより質感がアップされています。
フロントにはマトリックスLEDヘッドライトを採用し、バンパーをよりワイドなスタイルに。
▼フォルクスワーゲン新型パサートの画像
リアは、テールライトを接続するLEDライトバーを備え、安定感のあるバンパーデザインにより、力強いイメージに仕上げ。
▼新型パサートヴァリアント「R-Line」の画像
よりスポーティなスタイルとした「R-Line」も設定されています。
大幅拡大!VW新型パサートのボディサイズは?
▼フォルクスワーゲン新型パサートのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4915×1850×1500mm
- ホイールベース:2840mm
- ※参考
VW パサート(前モデル)
・全長×全幅×全高
パサート(セダン):4790×1830×1470mm
パサートヴァリアント(ワゴン):4785×1830×1510mm
パサートオールトラック:4785×1855×1535mm
・ホイールベース:2790mm
フォルクスワーゲン新型パサートのボディサイズは、前モデルから全長とホイールベースが大幅に拡大されています。
加えて、設計を見直すことでボディ剛性を高め、走行性能が強化されています。
最新装備!VW新型パサートの内装(インテリア)デザイン
▼フォルクスワーゲン新型パサートの画像
フォルクスワーゲン新型パサートの内装は、最新装備を採用することで先進的なデザインに仕上げられています。
ディスプレイには、10.25インチのデジタルメータークラスターと、15インチの大型のインフォテインメントシステムが設定され、ナビや車輌情報などをわかりやすくドライバーに提供。
インフォテインメントシステムは、インターネットやスマートフォンとの接続を強化した最新システムを採用することでタッチと音声操作に対応しています。
室内空間は、ボディサイズの延長により足元スペースを50mm拡大。
ラゲッジ容量も通常時で前モデルから+40Lの690L、後部座席を収納することで+140Lの1920Lが確保されています。
多彩!VW新型パサートのパワートレインとスペックは?
▼フォルクスワーゲン新型パサートのパワートレインとスペック
- 【eTSI】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:150ps/25.5kgm - 【TDI】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:193ps/40.8kgm - 【eHybrid】
直列4気筒1.5Lターボ+電気モーターPHEV
出力:204ps/35.7kgm
バッテリー容量:19.7kWh
EV航続距離:120km(欧州値) - トランスミッション
7速デュアルクラッチ「DSG」 or 6速デュアルクラッチ(PHEVモデル) - 駆動:FF or 4WD「4MOTION」
フォルクスワーゲン新型パサートには、ブランドの最新パワートレインが搭載されています。
エントリーモデルには1.5Lターボエンジンを設定し、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで環境性能を向上。
中間グレードには2Lのディーゼルエンジンが搭載され、力強い走りを楽しむことができるように。
また、高環境性能モデルとして、1.5Lガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドも設定されています。
加えて、新型パサートでは、従来のMQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoアーキテクチャーを採用。
従来のアダプティブシャシーコントロール“DCC”は、量販モデル帯として初めて、2バルブ独立制御式の減衰力コントロールに対応する”DCC Pro”へ進化。
電子制御ディファレンシャルロック(XDS)と高度に強調制御することで、走行性能が高められています。
最新システム!フォルクスワーゲン新型パサートの安全装備は?
フォルクスワーゲン新型パサートには、ブランドの最新安全システムが搭載されています。
システムには「Travel Assist(トラベル アシスト)」が採用され、車速域0~210km/hで作動し、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間、走行レーンの維持をサポート。
これにより、高速道路などでの長距離移動において安全性の向上、疲労軽減に貢献。
また、ステアリングホイールには静電容量式センサーを採用し、軽く手を添えるだけでシステムの継続的な作動が可能に。
その他、新型パサートでは駐車支援システム「Park Assist」を採用することで、ステアリング操作のみならず、アクセル・ブレーキも自動操作。
新たに搭載されたメモリー機能では、駐車スペースの手前からの操作を記憶する事ができ、最大5件までメモリー登録可能となっています。
走り両立!フォルクスワーゲン新型パサートの燃費は?
▼フォルクスワーゲン新型パサートの燃費
- 1.5Lガソリン:14.5km/L
フォルクスワーゲン新型パサートの燃費は、最新パワートレインを採用することにより、ボディサイズを拡大しながら前モデルからの変更が抑えられます。
1.5Lガソリンモデルでは14.5km/Lほどが見込まれ、余裕のある室内空間とミドルクラスモデルとしての使い勝手が両立されます。
▼参考:VW パサート(前モデル)の燃費
- 1.5Lガソリン
セダン:15.1km/L、ワゴン:15.0km/L - 2Lディーゼル
セダン:16.4km/L、ワゴン:16.4km/L
アップ!フォルクスワーゲン新型パサートのグレード、価格は?
▼フォルクスワーゲン新型パサートのグレード、価格
- 日本仕様グレード
eTSI Elegance Basic
eTSI Elegance
eTSI R-Line
TDI 4MOTION Elegance
TDI 4MOTION R-Line
eHybrid Elegance
eHybrid R-Line - 530万円~
フォルクスワーゲン新型パサートの価格は、最新装備の採用によりアップします。
スタート価格は530万円ほどが見込まれ、より高い快適性がアピールされます。
▼参考:VW パサート(前モデル)の価格
▽パサート ヴァリアント
- 1.5Lガソリン&FF
TSI Elegance:5,115,000円
TSI Elegance Advance:6,069,000円 - 2Lディーゼル&FF
TDI Elegance:5,509,000円
TDI Elegance Advance:6,462,900円
TDI R-Line:6,805,000円
いつ?フォルクスワーゲン新型パサートの発売日は?
フルモデルチェンジした新型パサートは2023年8月31日にワールドプレミアされ、日本で2024年9月の発売が予定されています。
フォルクスワーゲンは主力モデルのパサートを新世代とすることで、ユーザーのニーズに対応していく予定です。
フォルクスワーゲン・パサートを「おさらい」
▼フォルクスワーゲン・パサート(初代)
フォルクスワーゲン・パサート(Passat)は初代が1973年に登場したミドルクラス(Dセグメント)モデルです。
パサートの車名の由来は、他のフォルクスワーゲンにも多い風の名前となっており、ドイツ語で貿易風を意味しています。
初代は1960年代後半、長期間主力車種になっていたビートルに代わる新世代車を模索し開発がスタートされ、車体のデザインはジョルジェット・ジウジアーロが担当。
アウディでも姉妹車を販売していたことで、後輪駆動車に多く採用されるエンジン縦置きのレイアウトでしたが、前輪を駆動することでコストをダウンし室内空間を拡大。
その後アウディと姉妹関係の解消と復活を繰り返し、エンジンのレイアウトは1988年登場の3代目は横置き、1997年登場の5代目で縦置きに。2006年登場の6代目ではフォルクスワーゲンの下位モデルであるゴルフと基礎を共有することで横置きになりました。
前モデルの8代目は2015年に登場し、フォルクスワーゲンの新世代モジュラープラットフォーム「MQB」を採用することで性能を向上。
ガソリンとディーゼルエンジンのほか、ゴルフに続くPHV(プラグインハイブリッド)モデルとなる「パサートGTE」をラインナップし、多彩なパワートレインから選択できるようになっていました。
新型フォルクスワーゲン・パサートについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!