レクサスが、最上級クーペ「LC」の改良日本発売を予定しています。
改良により魅力をアップするレクサス新型LCについて、最新情報からスペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】限定車「EDGE」設定&大幅アップデート!レクサス「新型LC」改良発売!
- レクサス新型LCの【変更点まとめ】
- 1400万円から!レクサス新型LCの価格は?
- 流麗!レクサス新型LCの外装(エクステリア)デザインは?
- オープン!レクサス新型「LC500コンバーチブル」も設定!
- 最新装備!レクサス新型LCの内装(インテリア)デザインは?
- 鋭く!レクサス新型LCのスペック、走行性能は?
- レクサス新型LCを試乗動画でチェック!
- 走り両立!レクサス新型LCの燃費は?
- 最新システム!レクサス新型LCの安全性能は?
- ワイド&ロー!レクサス新型LCのボディサイズは?
- いつ?レクサス新型LCの発売日は?
- レクサスLCを「おさらい」
【最新情報】限定車「EDGE」設定&大幅アップデート!レクサス「新型LC」改良発売!
▼レクサス新型LC限定車「EDGE」の画像
レクサスが、クーペ「LC」の改良日本発売を発表しました。
レクサスLCは、セダン「LS」と並ぶブランドのフラッグシップクーペとして制作され、2020年6月にはオープンモデル「LCコンバーチブル」が新設定されていました。
改良された新型LCでは、12.3インチのタッチディスプレイを採用するとともに、ナビや音楽、車両設定などの各種メニューの選択スイッチを運転席側に常時アイコンで表示することで操作性を向上。
また、画面全体のレイアウトも情報の粒度に応じて表示エリアを分けることで、操作フローが統一されています。
走行性能では、「LC500」「LC500 Convertible」のエンジンマウント特性を変更するとともに、「LC500h」「LC500」のリヤサスペンションメンバー取り付け部を補強。また、「LC500 Convertible」ではトンネルブレース追加、床下ブレース補強を行うなど、適材適所の剛性向上を実現。
ホイールは、締結にワッシャ付ハブボルトを採用することで締結力を向上し、ノーマルタイヤを標準設定したことで、快適な乗り心地とハンドリング性能を高次元に両立。
加えて、コイルスプリング、スタビライザー、ショックアブソーバーの諸元を最適化し、接地感や操舵応答性を向上。よりリニアでなめらかな車両挙動を実現。
オートマチックトランスミッションの制御も見直され、よりドライバーの意志に寄り添ったシフトスケジュールとすることで、アクセルレスポンスに優れた気持ち良いドライブフィールに。
統合型走行安定システム(VDIM制御)では、スポーツ走行を求めるユーザーのニーズに応え、EXPERTモードを設定。基本設定としてはVDIM制御をオフとし、ドライバーによる車両コントロール領域を最大限に残しながらも、車両挙動が大きく乱れた場合には制御が介入。
さらに、オートマチックトランスミッション(AT)オイルクーラーを採用することで、サーキット走行等での油温上昇が抑制されています。
カラーでは、外板色にソニックカッパーとヒートブルーコントラストレイヤリング、内装色にダークローズを新規に採用。さらに「LC500h」「LC500」にはブルー&ホワイトを新規に採用。また内装はカラー配色を一部変更することで、より上質な室内空間に。
「LC500 Convertible」のルーフカラーには、スポーティかつ優雅な印象を付与する新規色レッドが採用されています。
安全システムでは、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大し、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能になるとともに、交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能に。
加えて、ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援や低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制などの機能を追加。
パノラミックビューモニターでは、車両の前後左右に搭載したカメラの映像を合成してセンターディスプレイに表示。過去に撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況やタイヤ位置などの把握を補助する床下透過表示機能も設定されています。
▼レクサス新型LC限定車「EDGE」の画像
その他、レクサス新型LCでは、60台限定特別仕様車として「“EDGE”」を設定。
リヤアルミ中空サスペンションメンバーを新規開発、フロントにも床下ブレースを追加することで、飛躍的にボディ剛性を向上。
固定式リヤウィングに加え一体成型バンパーカナードを採用することで空力性能を改善。
ボディ剛性の向上と空力マネジメントに合わせたサスペンションの適合も実施され、“EDGE”の効いた鋭い切れ味の旋回性と操縦安定性を実現。
高精度チューニングエンジンは、ムービングパーツの質量合せなどによる回転バランス取りと、寸法のつくり込みによるフリクション低減をすることで、V8エンジンの伸び感に磨きをかけ、滑らかな回転フィールを実現。高精度チューニングリヤディファレンシャルでは、熟練の技術者が手作業でバックラッシュ再調整を実施することで、加減速の応答性を向上するとともに、上質なドライビングフィールを提供。
外板色には光と影が織りなす静寂の銀世界から着想を得た「HAKUGIN(白銀)」を採用。きめ細やかな粒子感で美しい造形を際立たせるマットホワイトの新たな質感を追求。
また、エクステリア加飾を漆黒調のブラック加飾・塗装で統一し、走りに対するストイックな表現と、コントラストが映えるカラーリングに。
内装色には、藍を生地に染み込ませるために行う作業の「かつ(叩く)」から転じ、古くから勝利の色として伝わる「KACHIIRO(勝色)」を採用。細部まで拘り抜いたブルーのワントーンコーディネーションで、洗練された世界観を表現するとともに、運転に没入できる室内空間がつくられています。
加えて、レクサスでは、クルマを「進化」させるサービス「KINTO FACTORY」が共同で手掛ける“LEXUS UPGRADE Selections”を通じて、ユーザーがすでに所有するLCに“走りのアップグレード”を提供。
特別仕様車“EDGE”にて初採用されたリヤアルミ中空サスペンションメンバーを換装するメニューが追加されます。
レクサス新型LCは2023年6月8日に日本発売。価格は14,000,000円~17,600,000円となっています。
▼レクサス新型LCの動画
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レクサス新型LCの【変更点まとめ】
▼レクサス新型LCの変更点
- ボディ剛性を強化し、サスペンションや車両制御システムを見直し
- 12.3インチタッチ式インフォテインメントシステムを採用
- ホイール締結にワッシャ付ハブボルトを採用
- ボディカラーに「ソニックカッパー」、「ヒートブルーコントラストレイヤリング」を新設定
- 内装色「ブルー&ホワイト」をクーペに新設定。「フレアレッド」に代え「ダークローズ」を復活設定
- コンバーチブルのルーフカラーにレッドを設定
- 最新安全システムを採用
- 限定車「EDGE」を設定
▽2021年11月の変更点
- クーペで、サスペンションや走行システムのセッティングを見直し、乗り味をアップ
- 全モデルのボディカラーに「ソニックイリジウム」を新規設定し、クーペに「テレーンカーキマイカメタリック」を追加設定
- クーペのLC500h/LC500“L package”に、「ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装21インチ鍛造アルミホイール」を標準装備
- コンバーチブルのインテリアカラーに「ブルー&ホワイト」を設定し、その専用ルーフカラーとして「マリーンブルー」を新設定
- LC全モデルで「ナノイー」を「ナノイーX」にアップデート
- オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤLEXUSロゴ入り)をメーカーオプション設定
- クーペのガラスルーフをプライバシーガラスへ変更
1400万円から!レクサス新型LCの価格は?
▼レクサス新型LCの価格
▽クーペ(ガソリン)
- LC500“S package”:14,830,000円
- LC500 “L package”:14,000,000円
- LC500:14,000,000円
- LC500 “EDGE”【60台限定車】
17,600,000円
▽クーペ(ハイブリッド)
- LC500h “S package”:15,330,000円
- LC500h “L package”:14,500,000円
- LC500h:14,500,000円
▽コンバーチブル(ガソリン)
- LC500コンバーチブル:15,500,000円
レクサス新型LCの価格は、最新の装備を採用することによりアップしています。
アップ幅は、ガソリン、ハイブリッド車の標準グレードでいずれも73万円とされ、これまで価格差があった“L package”と同価格となっています。
▼参考:レクサスLC(前モデル)の価格
▽クーペ(ガソリン)
- LC500“S package”:14,500,000円
- LC500 “L package”:13,670,000円
- LC500:13,270,000円
▽クーペ(ハイブリッド)
- LC500h “S package”:15,000,000円
- LC500h “L package”:14,170,000円
- LC500h:13,770,000円
▽コンバーチブル(ガソリン)
- LC500コンバーチブル:14,770,000円
流麗!レクサス新型LCの外装(エクステリア)デザインは?
▼レクサス新型LC500の画像
新型レクサスLCの外装は、フラッグシップモデルとしてブランドの最新デザインが採用され、上質な仕上げとされています。
▼レクサス新型LC500hの画像
ボディラインはクーペとしての魅力を引き出すものとされ、質感をあげながらもフラッグシップセダンのLSとは大きく差別化されています。
オープン!レクサス新型「LC500コンバーチブル」も設定!
▼レクサス新型LC500コンバーチブルの画像
レクサス新型LCには、オープンバージョンとなる「LC500コンバーチブル」が設定されています。
新型LCコンバーチブルは、V型8気筒5Lエンジンを搭載する「LC500」からくる優れた空力性能や走行フィーリングをコンバーチブルでも追求するためボディ全体を新設計。
ブレースの配置や形状を追求し、リヤサスペンションタワーブレースには形状自由度が高く、軽量かつ高剛性なアルミダイキャストを採用。
加えて床下ブレースの採用やマグネシウム、アルミニウムなど軽量素材の最適配置により、高剛性と軽量化を両立。
そのほか「パフォーマンスダンパー」を採用することで、上質な乗り心地がつくられています。
ソフトトップルーフは、トランクの後端を跳ね上げるとともに横幅を広げることで、後ろから見た際にワイド&ローな印象に仕上げ。
ソフトトップ格納時のシルエットも重視され、トノカバー付きのフォールディング機構を採用。
ドアエンドのベルトラインをキックアップさせることにより、キャビンを包み込む適度なタイト感と新しいシルエットがつくられています。
採用するソフトトップは4層構造とすることで優れた静粛性を実現し、材質や質感を吟味し、シワの寄らない最適な張り具合にこだわることでクーペのような美しいルーフラインに。
開閉スピードとその動き方も追求され、開き始めと閉じる直前の動きをコントロールすることで上質な印象をプラス。
ルーフは走行時も50km/h以下であれば約15秒で開閉することが可能となっており、開閉作動中はメーター内のアニメーション表示により、作動状況がわかるようになっています。
インテリアは、シート肩口のキルティングやパーフォレーションで表現したグラデーション、ヘッドレストの後部にさりげなく主張するLマークのエンボスなど、細部に至るまで作りこみ。
さらにポリカーボネート製の透過性のあるウィンドディフレクターを設定することで、車内の不快な風の流れを抑制。
アクティブノイズコントロール(ANC)も採用することで、オープン・クローズともに人間が不快に感じる低周波ノイズが低減されています。
最新装備!レクサス新型LCの内装(インテリア)デザインは?
レクサス新型LCの内装は、新しい装備を採用することにより質感がアップされています。
改良では、12.3インチのタッチディスプレイを採用するとともに、ナビや音楽、車両設定などの各種メニューの選択スイッチを運転席側に常時アイコンで表示することで操作性を向上。
また、画面全体のレイアウトも情報の粒度に応じて表示エリアを分けることで、操作フローが統一されています。
鋭く!レクサス新型LCのスペック、走行性能は?
▼レクサス新型LCのパワートレインとスペック
- 【LC500】
エンジン:V型8気筒 5L
最高出力:477ps/7100rpm
最大トルク:55.1kgm/4800rpm
トランスミッション:10速AT - 【LC500h】
V型6気筒 3.5L + 新設計軽量モーター×2「マルチステージハイブリッド」
システム最高出力:359ps
エンジン出力:299ps/6600rpm、36.3kgm/5100rpm
モーター出力:180ps
トランスミッション:CVT - 駆動方式:FR
レクサス新型LCのパワートレインには、ガソリン仕様の「LC500」、ハイブリッドの「LC500h」の2ユニットが搭載されています。
改良では、「LC500」「LC500 Convertible」のエンジンマウント特性を変更するとともに、「LC500h」「LC500」のリヤサスペンションメンバー取り付け部を補強。また、「LC500 Convertible」ではトンネルブレース追加、床下ブレース補強を行うなど、適材適所の剛性向上を実現。
ホイールは、締結にワッシャ付ハブボルトを採用することで締結力を向上し、ノーマルタイヤを標準設定したことで、快適な乗り心地とハンドリング性能を高次元に両立。
加えて、コイルスプリング、スタビライザー、ショックアブソーバーの諸元を最適化し、接地感や操舵応答性を向上。よりリニアでなめらかな車両挙動を実現。
オートマチックトランスミッションの制御も見直され、よりドライバーの意志に寄り添ったシフトスケジュールとすることで、アクセルレスポンスに優れた気持ち良いドライブフィールに。
統合型走行安定システム(VDIM制御)では、スポーツ走行を求めるユーザーのニーズに応え、EXPERTモードを設定。基本設定としてはVDIM制御をオフとし、ドライバーによる車両コントロール領域を最大限に残しながらも、車両挙動が大きく乱れた場合には制御が介入。
さらに、オートマチックトランスミッション(AT)オイルクーラーを採用することで、サーキット走行等での油温上昇が抑制されています。
レクサス新型LCを試乗動画でチェック!
走り両立!レクサス新型LCの燃費は?
▼レクサス新型LCの燃費(WLTCモード値)
- LC500(5Lガソリン)
クーペ:8.4km/L、コンバーチブル:8.0km/L - LC500h(3.5Lハイブリッド)
クーペ:14.4km/L
レクサス新型LCの燃費は、フラッグシップとして堂々のボディサイズながら、ハイブリッドモデルで14.4km/Lの低燃費になっています。
5Lの大排気量エンジンを搭載するLC500でもクーペが8.4km/Lとなっており、自然吸気エンジンの走行フィーリングを楽しむことができるように仕上げられています。
最新システム!レクサス新型LCの安全性能は?
レクサス新型LCには、先進予防安全システム「Lexus Safety System+」が採用されています。
改良では、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大し、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能になるとともに、交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能に。
加えて、ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援や低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制などの機能を追加。
パノラミックビューモニターでは、車両の前後左右に搭載したカメラの映像を合成してセンターディスプレイに表示。過去に撮影した路面の映像を車両直下に合成表示することで車両下方の路面状況やタイヤ位置などの把握を補助する床下透過表示機能も設定されています。
ワイド&ロー!レクサス新型LCのボディサイズは?
▼レクサス新型LCのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
クーペ:4770×1920×1345mm
コンバーチブル:4770×1920×1350mm - ホイールベース:2870mm
- タイヤサイズ:F 245/45 RF20、R 275/40 RF20
- 参考
・レクサスLS
全長×全幅×全高:5235×1900×1450mm
ホイールベース:3125mm
レクサス新型LCのボディサイズは、最上級セダンのLSから全長が大きく短縮され、運動性能を重視した設計となっています。
しかし全幅は+20mmとすることで、LSより95mm低い全高がより魅力的に感じられるワイド&ロースタイルがつくられています。
プラットフォームには、最新世代の「GA-Lプラットフォーム」を採用することで高いねじり剛性を実現。
CFRPルーフ、フロント6ピストンキャリパーを標準装備することで、走行性能も高められています。
いつ?レクサス新型LCの発売日は?
改良されたレクサス新型LCは、2023年6月8日に日本で発売されました。
レクサスは最上級クーペのLCをアップデートすることで、プレミアムブランドとしての魅力をアピールしていく予定です。
レクサスLCを「おさらい」
▼レクサスLC500
▼レクサスLC500h
レクサスLCは、2017年3月に日本で発売されたFセグメントのクーペモデルです。
モデル名は、「Luxury Coupe(ラグジュアリークーペ)」が由来になっています。
レクサス初のFセグメントのクーペモデルとなり、現在も販売されているRC以来2車種目のレクサスのクーペになりました。
プラットフォームには、トヨタの新世代「TNGA」コンセプトを採用した新開発の「GA-L(Global Architecture-Luxury)」が採用されました。
パワートレインはガソリンのLC500とハイブリッドの500hで大きく違い、LC500にはハイパフォーマンスモデルのRC FやGS Fに採用された、V型8気筒5Lエンジン「2UR-GSE」を搭載し、乗用車で初めてダイレクトシフト式10速オートマチックトランスミッションを組み合わせ。
LC500hには新開発エンジンの3.5L「8GR-FXS」を搭載し、世界初採用となるマルチステージハイブリッドシステムを導入。
マルチステージハイブリッドシステムは、トヨタ「THS2」を進化し、2つのモーターを使用した電気式無段変速機と4段ギアの自動変速機構を組み合わせ、走りと燃費が両立されています。
レクサス新型LCについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!