トヨタがSUV「ハリアー(HARRIER)」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代となり魅力をアップするトヨタ新型ハリアーについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新技術搭載!トヨタ「新型ハリアー」フルモデルチェンジ発売!
- トヨタ新型ハリアーの【変更点まとめ】
- 洗練!トヨタ新型ハリアーの外装(エクステリア)デザイン
- ワイド&ロー!トヨタ新型ハリアーのボディサイズは?
- 最新装備!トヨタ新型ハリアーの内装(インテリア)デザイン
- 新世代!トヨタ新型ハリアーのパワートレインとスペックは?
- 改善!トヨタ新型ハリアーの燃費は?
- 最新システム!トヨタ新型ハリアーの安全装備は?
- アップ!トヨタ新型ハリアーの価格は?
- いつ?トヨタ新型ハリアーの発売日は?
- トヨタ・ハリアーを「おさらい」
【最新情報】新技術搭載!トヨタ「新型ハリアー」フルモデルチェンジ発売!
トヨタが、「ハリアー」のフルモデルチェンジ日本発売を予定しています。
トヨタ・ハリアーは、都市部での魅力をアップしたブランドのミドルクラスSUVとしてラインナップされ、現行モデルは2020年6月にフルモデルチェンジしていました。
次世代へとフルモデルチェンジする新型ハリアーでは、2024年5月に新開発が発表されていた新世代エンジンを採用。
新世代エンジンでは、これまで採用されていた2Lと2.5Lエンジンを、他モデルに使用していた3気筒から4気筒に変更した1.5Lのターボエンジンに置き換え。
既存の直列4気筒2.5L自然吸気エンジンより体積を20%、全高を15%低減することで効率的なパワートレインの配置が可能とされ、ボンネットの位置をダウンした新世代のエクステリアデザインにより空力性能を引き上げ、燃費を改善。
また、燃焼効率を高めることで2028年以降に欧州で導入が予定されている厳しい排ガス規制「ユーロ7」にも対応する環境性能を確保しながら、既存エンジンより出力をアップ。ハイブリッドシステムとの組み合わせによる効率も向上。
加えて、新型ハリアーでは装備に、最新のAI対応インフォテインメントシステムを採用することで使い勝手もアップします。
フルモデルチェンジする新型ハリアーは、2026年の発売が予定されています。
トヨタ新型ハリアーの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型ハリアーの変更点
- 新世代エクステリアデザインにより空力性能を向上
- 新開発直列4気筒エンジンを搭載
- 最新AI対応インフォテインメントシステムを採用
洗練!トヨタ新型ハリアーの外装(エクステリア)デザイン
▼参考:ハリアー(現行モデル)
トヨタ新型ハリアーの外装は、最新のデザインを採用することにより質感が高められます。
フロントは、新世代パワートレインの採用により低く配置することが可能となるボンネットにより空力性能を高め、薄型のヘッドライトにより強調。
車体は空力性能に考慮しながらも、ワイドなスタンスとすることで存在感と走行安定性をアップ。
高効率と鋭い走りを実現する、機能にそったデザインとされます。
ワイド&ロー!トヨタ新型ハリアーのボディサイズは?
▼トヨタ新型ハリアーのボディサイズと比較
- 【新型ハリアー】
全長×全幅×全高:4770×1865×1620mm
ホイールベース:2710mm - ※参考
・トヨタ ハリアー(現行モデル)
全長×全幅×全高:4740×1855×1660mm
ホイールベース:2690mm
・トヨタ RAV4
全長×全幅×全高:4600×1855×1685mm
ホイールベース:2690mm
トヨタ新型ハリアーのボディサイズは、現行モデルから拡大されます。
現行モデルは、ミドルクラスSUVとして競合する「RAV4」と差別化するため、全長と全幅が前世代から拡大されていましたが、新型ハリアーではホイールベースを延長し、さらに余裕がある室内空間を確保。
全幅を拡大することでワイドなスタイルとしながら、クーペSUVフォルムを進化させた低い全高が特徴とされます。
最新装備!トヨタ新型ハリアーの内装(インテリア)デザイン
トヨタ新型ハリアーの内装は、新世代の装備を採用することにより使い勝手をアップします。
ディスプレイにはデジタルメーターのほか新世代インフォテインメントシステムが採用され、最新のAIを搭載することで機能を高めた音声認識に対応し、会話をしながらさまざまな機能を利用できるように。
また、フロントには新開発されたシートを採用することで座り心地を向上するほか、後席に余裕のあるニースペースを確保。
パワートレインのサイズを縮小し空間効率を高めた車体設計により、広く、使いやすい室内空間がつくられます。
新世代!トヨタ新型ハリアーのパワートレインとスペックは?
▼トヨタ新型ハリアーのパワートレインとスペック
- 【ガソリンターボ】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ
出力:180ps/23.0kgm - 【ハリアーハイブリッド】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:180ps/23.0kgm
システム合計出力:230ps - 【ハリアーPHEV(プラグインハイブリッド)】
直列4気筒1.5Lガソリンターボ+電気モーターハイブリッド
エンジン出力:180ps/23.0kgm
システム合計出力:315ps
EV航続距離:110km - 駆動方式:FF or 4WD
新型ハリアーには、新開発されたエンジンが搭載されます。
▼参考:トヨタ・ハリアー(現行モデル)のスペック
- 【ガソリン】
直列4気筒2L「Dynamic Force Engine」エンジン
出力:171ps/21.1kgm - 【ハリアーハイブリッド】
直列4気筒2.5L「Dynamic Force Engine」エンジン+電気モーター
エンジン出力:178ps/22.5kgm
システム最高出力:E-Four 222ps、FF 218ps - 【ハリアー PHEV(プラグインハイブリッド)】
直列4気筒2.5L「Dynamic Force Engine」エンジン+電気モーター×2
システム出力:306ps
EV航続距離:93km
搭載されるエンジンは、2024年5月に新開発が発表されていた新世代エンジンとされ、これまで採用されていた2Lと2.5Lエンジンを、他モデルに使用していた3気筒から4気筒に変更した1.5Lのターボエンジンに置き換え。既存の直列4気筒2.5L自然吸気エンジンより体積を20%、全高を15%低減。
シミュレーションを用い、複数のボア×ストロークの組み合わせやインジェクターの位置などをテストすることで、出力を既存エンジンよりアップしながら、2028年以降に欧州で導入が予定されている厳しい排ガス規制「ユーロ7」にも対応する環境性能を確保。
加えて、車体設計の自由度をあげ、ハイブリッドシステムとの組み合わせでも効率を向上。
最適化された車両レイアウトにより、軽快な走りを楽しむことができるようになります。
改善!トヨタ新型ハリアーの燃費は?
▼トヨタ新型ハリアーの燃費
- ガソリン
FF:15.5km/L、4WD:15.0km/L - ハリアーハイブリッド
FF:23.5km/L、4WD:22.5km/L - 【ハリアーPHEV】
4WD:21.5km/L(ハイブリッドモード時)
新型ハリアーの燃費は、最新パワートレインの採用によりアップします。
現行モデルはハイブリッド車で最高22.3km/Lとされていましたが、新型ハリアーでは1km/Lほどの改善となります。
プラグインハイブリッドモデルは、充電した電力を使用することでさらに環境性能を高めることができるようになります。
▼参考:トヨタ・ハリアーの燃費(現行モデル)
- ガソリン
FF:15.4km/L、4WD:14.7km/L - ハリアーハイブリッド
FF:22.3km/L、4WD:21.6km/L - 【ハリアーPHEV】
4WD:20.5km/L(ハイブリッドモード時)
最新システム!トヨタ新型ハリアーの安全装備は?
トヨタ新型ハリアーの安全装備には、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が標準装備されます。
トヨタセーフティセンスは、昼間の自転車や夜間の歩行者検知にも対応する「プリクラッシュセーフティ」や、前方にいる車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
さらに、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知すると、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーにより警告する「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」や、ドアミラーで確認しにくい側後方エリアや後方から急接近してくる車両を検知してドアミラーLEDインジケーターで注意喚起を行なう「ブラインドスポットモニター(BSM)」を採用することで安心感がアップされます。
アップ!トヨタ新型ハリアーの価格は?
▼トヨタ新型ハリアーの価格
- 330万円~
トヨタ新型ハリアーの価格は、最新技術を採用することによりアップします。
しかしアップ幅は15万円ほどに抑えられ、ブランドの主力モデルとしての選びやすさが維持されます。
▼参考:トヨタ・ハリアー(現行モデル)の価格
- 【2.0Lガソリン】
・S
FF:3,128,000円、4WD:3,328,000円
・G
FF:3,529,000円、4WD:3,729,000円
・Z
FF:4,038,000円、4WD:4,238,000円
・Z Leather Package
FF:4,338,000円、4WD:4,538,000円 - 【2.5Lハイブリッド】
・S
FF:3,718,000円、4WD:3,938,000円
・G
FF:4,119,000円、4WD:4,339,000円
・Z
FF:4,628,000円、4WD:4,848,000円
・Z Leather Package
FF:4,928,000円、4WD:5,148,000円 - 【プラグインハイブリッド】
・Z
4WD:6,200,000円
いつ?トヨタ新型ハリアーの発売日は?
新世代となるトヨタ新型ハリアーは、2026年の発売が予定されています。
トヨタはハリアーをフルモデルチェンジすることで、最新技術をアピールしていく予定です。
トヨタ・ハリアーを「おさらい」
▼トヨタ・ハリアー(初代)
トヨタ・ハリアー(HARRIER)は、初代が1997年に登場したクロスオーバーSUVです。
ハリアーの車名の由来は、タカ科の鳥「チュウヒ」の英名「HARRIER」からとなっており、エンブレムもチュウヒを図案化したものが採用されていました。
設計コンセプトは、「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバー」とされ、「高級クロスオーバーSUV」のパイオニア的存在となりました。
▼トヨタ・ハリアー(2代目)
2代目では、高級クロスオーバーSUVの魅力を向上するモデルとして、前後に電気モーターを搭載する「ハリアーハイブリッド」を新設定。
国外では初代と2代目モデルが「レクサス」ブランドにおいて「RX」として販売され、日本国内でも2009年に発売された3代目RXでレクサス店での取扱いに変更されましたが、その後も2代目の2.4L車とハイブリッド車が継続して販売されていました。
前モデルの3代目は2013年に登場し、名実ともにレクサスRXから独立。
搭載するパワートレインは新開発することでダウンサイジングし、2.4Lガソリンを2L、3.5Lガソリンを2Lターボ、3.3Lハイブリッドを2.5Lハイブリッドとすることで、環境性能を大幅にアップしました。
新型トヨタ・ハリアーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!