
ボルボが、新しいフラッグシップ電気自動車セダン「ES90」の日本発売を2026年に予定しています。
最新技術により魅力をアップしたボルボ新型ES90について、スペックや装備などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】大幅進化の最新システム!ボルボ「新型ES90」日本発売!
- ボルボ新型ES90の【特徴まとめ】
- 上質!ボルボ新型ES90の外装(エクステリア)デザイン
- ロングホイールベース!ボルボ新型ES90のボディサイズは?
- 最新装備!ボルボ新型ES90の内装(インテリア)デザイン
- 高出力!ボルボ新型ES90のスペック、航続距離、充電時間は?
- 最新!ボルボ新型ES90の安全装備は?
- 約1340万円から!ボルボ新型ES90の価格は?
- いつ?ボルボ新型ES90の発売日は?
【最新情報】大幅進化の最新システム!ボルボ「新型ES90」日本発売!
▼ボルボ新型ES90の画像

ボルボES90は、内燃機関を搭載する「S90」と並ぶ電気自動車のフラッグシップセダンとして制作され、先に発表されている同格の電気自動車SUV「EX90」などと同じく、EVであることを表す「E」の文字がモデル名に採用されています。
新型ES90は新世代のデザインを採用し空力性能を向上したほか、ボルボ初となる800V電動パワートレインにより680psの高出力と0-100km/h加速タイム4.0秒のパフォーマンス、航続距離700kmを実現。

室内には14.5インチの大型ディスプレイを採用し、使い勝手をアップ。
また、7台のカメラ、5台のレーダー、12個の超音波センサーのほか、最先端のLiDARセンサーを採用する最新の安全システムや、車内全体の検知に対応する子供やペットの置き去り防止機能を搭載することにより、より安心して運転ができるようになっています。
▼ボルボ新型ES90の動画
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ボルボ新型ES90の【特徴まとめ】
▼ボルボ新型ES90の特徴
- 新世代デザインを採用し、ボルボ史上最も低いCd値を実現
- ボルボ初となる800V電動パワートレインにより、航続距離700kmを確保
- 最新の安全システムを搭載
- 室内全体の検知に対応する置き去り防止機能を採用
上質!ボルボ新型ES90の外装(エクステリア)デザイン

ボルボ新型ES90の外装は、最新のデザインを採用することにより質感が高められています。


フロントには、ピクセルLEDを使用した最新のヘッドライトを採用。


ルーフには、パルスレーザーの光を利用して250m先の歩行者なども正確に検知するLiDARセンサーを前方に装備するほか、パノラマガラスルーフとすることにより、すべての座席で開放的な空間がつくられています。




リアはコの字型のテールランプのほか、リアウィンドウの両サイドにもLEDライトを配置。

足元には、20インチから22インチのホイールが採用されています。
また、新型ES90では空力性能を重視し、ボルボ史上最も低い空気抵抗係数(Cd値)0.25を実現。走行効率の改善に貢献しています。
ロングホイールベース!ボルボ新型ES90のボディサイズは?

▼ボルボ新型ES90のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5000×1942×1550mm
- ホイールベース:3100mm
- ※参考
・ボルボS90(内燃機関セダン)
全長×全幅×全高:4970×1890×1445mm
ホイールベース:2940mm
・ボルボEX90(電気自動車SUV)
全長×全幅×全高:5037×1964×1747mm
ホイールベース:2985mm
ボルボ新型ES90のボディサイズは、内燃機関を搭載する「S90」から全長が+30mm拡大されています。
加えて、ホイールベースは新世代EVプラットフォームの採用により、先に発表されていた電気自動車SUV「EX90」からも大幅に延長した3.1mとされ、効率よく広い室内空間がつくられています。
最新装備!ボルボ新型ES90の内装(インテリア)デザイン

ボルボ新型ES90の内装は、最新の装備を採用することにより快適性が高められています。


14.5インチの大型インフォテインメントシステムは、5G接続、GoogleマップやGoogleアシスタント、Google Playの各種アプリなどに対応し、使い勝手をアップ。


オーディオには、ヘッドレストや天井も含め25個のスピーカーを採用するBowers & Wilkinsスピーカーを設定。

9インチデジタルメーターは、走行速度や航続距離など、運転に特化した情報を表示し、ドライバーをサポートすることができるようになっています。





また、新型ES90では4ゾーンクライメートシステムと、PM2.5微粒子のキャビン内への侵入を最大95%防ぎ、花粉などのアレルゲンを99.9%除去する最先端の空気清浄機能を採用し快適性を向上。


ルーフには、調光機能付きパノラミックガラスルーフを採用し、夏の暑い日に日差しを少し「弱める」ことなどが可能に。
加えて、新型ES90では室内のセンサーにより、車内全体の1mm未満の動きも検知し、子どもやペットの車内への置き去りを防止。
システムは車をロックしようとするとレーダーを作動させ、人やペットを検知すると、車両のロックを防止し、リマインダーを表示。
また、車の空調システムをオンすることで、低体温症や熱射病のリスクが低減されます。

ラゲッジスペースは、リヤに通常時424L、3分割のリヤシートを倒すことで最大733Lを確保。

また、フロントボンネット下にも22Lのスペースが確保されています。
高出力!ボルボ新型ES90のスペック、航続距離、充電時間は?

▼ボルボ新型ES90のパワートレインとスペック
- 【シングルモーターエクステンデッド】
電気モーター×1
出力:333ps
0-100km/h加速:6.9秒
バッテリー容量:92kWh
航続距離:644km
駆動方式:RWD - 【ツインモーター】
電気モーター×2
出力:449ps
0-100km/h加速:5.5秒
バッテリー容量:106kWh
航続距離:700km
駆動方式:AWD - 【ツインモーター Performance】
電気モーター×2
出力:680ps
0-100km/h加速:4.0秒
バッテリー容量:106kWh
航続距離:700km
駆動方式:AWD - 充電時間
急速充電:80%まで約20分
10分で300km走行分を充電
ボルボ新型ES90のパワートレインには、ボルボ初となる800Vの最新電動システムが搭載されています。
システムには、シングルモーターの後輪駆動モデルとツインモーターのAWDモデルが設定され、ツインモーターには出力を高めた「Performance」モデルも設定。
ツインモーターPerformanceでは680psの出力により、0-100km/h加速タイム4.0秒の俊足を実現。
航続距離は、シングルモーターモデルで644km、大容量のバッテリーを搭載するツインモーターモデルでは700kmを確保。
充電時間は急速充電器を使用することで約20分で80%まで、10分の充電で300kmの走行ができるようになっています。
最新!ボルボ新型ES90の安全装備は?

ボルボ新型ES90の安全装備には、ボルボがブランドの大きなセールスポイントとしている最先端の安全システムが採用されています。
システムは、7台のカメラ、5台のレーダー、12個の超音波センサーのほか、最先端のLiDARセンサーを採用。
LiDARセンサーはルーフに取り付けられ、パルスレーザーの光を利用して250m先の歩行者なども正確に検知し、安全性を向上します。
また、新型ES90では、室内のカメラや静電容量式ステアリングホイールによりドライバーの状況を感知し、危険な場合にはアラートで警告するほか、ハザードランプを点灯させながら、安全に道路脇に停車することもできるようになっています。
約1340万円から!ボルボ新型ES90の価格は?
▼ボルボ新型ES90の価格(英国価格)
- シングルモーターエクステンデッド:69,650ポンド(約1340万円)
- ツイン モーター:83,250ポンド(約1600万円)
- ツインモーターパフォーマンス:87,850ポンド(約1690万円)
ボルボ新型ES90の価格は、英国で約1340万円からとされています。
内燃機関を搭載するセダン「S90」は日本でプラグインハイブリッドモデルが1089万円とされていましたが、新型ES90では最新EVパワートレインの採用により価格をアップしています。
▼参考:ボルボS90の価格
- S90 Ultimate T8 AWD Plug-in hybrid:10,890,000円
いつ?ボルボ新型ES90の発売日は?
ボルボ新型ES90は2025年3月5日にワールドプレミアされ、欧州で受注を開始。日本では2026年の発売が予定されています。
ボルボは新世代技術を採用するEVモデルを設定することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
新型ボルボES90については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!


