エネルギーをできる限り回収するのは、エコの重要な要素だよね
減速エネルギーはもう常識になったけど、サスペンションからっていうのは初めてじゃない?
発電するサスペンションを米独が共同開発 | clicccar.com(クリッカー)
スタビリティとエコの両立
今回、ZF社とレバントパワー社が共同開発しているダンパーは、ケース脇に油圧で動く電気モーターを配置、サスペンションがストロークする際の、ダンパーオイルの動きを利用して発電しようというもの。また、発電ユニットによるオイルの規制は、減衰力(ダンパー本来の機能)のコントロールも考慮しているそう。
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ちょっと前に9段ATでも話題になったZF社だけど、今回は特許を持っているレバントパワーと協力して、サスペンションに発電させようとしているみたい
9段AT記事:ATの限界はどこに?
ダンパーが伸び縮みするときの圧力を、モーターの抵抗を調整しつつ回収して、車体の制御と発電を一緒にやろうってことだけど、ネガティブ要素も少なそうだから、出来次第すぐに採用車種が出てくるんじゃないかな
どの程度発電ができるのかってところがポイントになると思うけど、エネルギー源がダンパーオイルだから回収効率は良さそうだよね
エコのスタンダードになる?
今だとアクティブサスペンションは上級車だけに使われているけど、発電をして燃費をあげられるとなると、採用車種が増えるかも
今回のシステムをそのまま使うのは、コストに問題がでて車種が限定されそうだけど、簡素化して各ダンパーの制御をなし、油圧は1つのモーターに流して発電するようにしたらどうだろう
想像の話だから実際に使えるかはわからないけど、コストUPは減らせそうだよね
もし、コストが障害にならないようなシステムが出てくれば、自動車全体の燃費はもっと良くなるんじゃないかな
それに、舗装が行き届いていない地域のほうがエネルギーを回収できるから、新興国でのアピールポイントにもなりそう
あくまでコストと回収できるエネルギーが釣り合う前提の話だけど、考え方によってもっと魅力が出る可能性はあるよね
サスペンションで発電する量がわかれば、地面の凹凸をわざと越える人が出てきたりするんじゃないかな
車だけじゃなくて、電車とかサスペンションがあるものすべての可能性を広げられるようなシステムだから、最初のインパクトを大事に、いいものを作って出して欲しいな