ホンダが、コンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジ発売を予定しています。
改良により魅力をアップするホンダ新型ヴェゼルについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!ホンダ「新型ヴェゼル」マイナーチェンジ発売!
- ホンダ新型ヴェゼルの【変更点まとめ】
- 先進的!ホンダ新型ヴェゼルの外装(エクステリア)デザイン
- 上質!ホンダ新型ヴェゼルの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ホンダ新型ヴェゼルのスペック、走行性能は?
- 充実!ホンダ新型ヴェゼルの安全装備は?
- 良好!ホンダ新型ヴェゼルの燃費は?
- ワイド&ロー!ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズは?
- アップ!ホンダ新型ヴェゼルの価格は?
- いつ?ホンダ新型ヴェゼルの発売日は?
- ホンダ・ヴェゼルを「おさらい」
【最新情報】進化!ホンダ「新型ヴェゼル」マイナーチェンジ発売!
▼新型ヴェゼルのスクープ画像
新東名を走ってたらカモフラージュされた車を発見💡 三重ナンバーだったのでホンダ車かなー🚗 フロントはヴェゼルぽかったけどなんの車やろ🤔 ヴェゼルがマイチェンするのかな? もしヴェゼルやとしたらリアのウィンカーがLEDに変わってた気がします! pic.twitter.com/9STU6zW0Ui
— RK@ステップワゴンRP8 (@RK5_aquarium) October 3, 2023
ホンダが「ヴェゼル」のビッグマイナーチェンジ発売を予定しています。
ホンダ・ヴェゼルは、ブランドの主力コンパクトカーとしてラインナップされ、海外でも「HR-V」のモデル名で販売されるグローバルモデルとなっています。
2021年の現行モデル登場から初の大幅改良となる新型ヴェゼルでは、新しいデザインを採用し、ユーザーから要望が多かった、サイドミラーに装備される「サイドアンダーミラー(通称:耳たぶミラー)」非装着モデルも設定。
安全システムには「トラフィックジャムアシスト」、「急アクセル抑制機能」を全車標準装備することで、快適性と安全性を向上。
新しいボディカラーやインテリアカラーも設定。
グレードでは、ガソリンFF仕様のみとされた新たなコンパクトSUV「WR-V」が設定されたことにより、ヴェゼルのガソリンFF車が廃止されます。
ホンダ新型ヴェゼルは、2024年4月の発売が予定されています。
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ホンダ新型ヴェゼルの【変更点まとめ】
▼ホンダ新型ヴェゼルの変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 安全システムに「トラフィックジャムアシスト」、「急アクセル抑制機能」を全車標準装備
- 内装の素材、カラーを変更
- 新しいボディカラーを設定
- ガソリンFF車を廃止
▽2021年4月フルモデルチェンジ時の変更点
- 外装、内装を新世代デザインに変更
- 1.5L 2モーター式ハイブリッドシステム「e:HEV」を新搭載
- 大型パノラマガラスルーフ、ハンズフリーテールゲートを設定
- ヒルディセントコントロールを新搭載
- 先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」にフロントワイドビューカメラを採用し、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、近距離衝突軽減ブレーキ、「渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」を追加
- Honda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。
Honda初の機能として「自動地図更新サービス」を搭載したほか、「Hondaデジタルキー」や「Honda アプリセンター」、「車内Wi-Fi」などをHonda量販車で初採用
先進的!ホンダ新型ヴェゼルの外装(エクステリア)デザイン
ホンダ新型ヴェゼルの外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められます。
フロントでは、新デザインのグリルやヘッドライトを採用。
また、サイドミラーに装備される「サイドアンダーミラー(通称:耳たぶミラー)」非装着モデルも設定することで、ユーザーの要望に対応。
リアには、フロントにあわせて先進的なイメージをアップしたLEDテールライトを装備。
また、新しいボディカラーを設定し、好みにあわせた選択に対応します。
上質!ホンダ新型ヴェゼルの内装(インテリア)デザイン
ホンダ新型ヴェゼルの内装は、素材やカラーの変更により質感が高められます。
ヴェゼルではインフォテインメントシステムにHonda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応することでスマートフォンとの連携を強化。
オーディオは、新型ヴェゼルの車体に合わせて専用開発・設計を実施した「プレミアムサウンドシステム」を採用。
高級スピーカーに採用されるケブラーコーンスピーカーと、パイオニア製高性能アンプを用いて最適な音響を設計。合計10個のスピーカーを配置し、音響のエキスパートによるチューニングにより、車内でも臨場感あふれる立体的なサウンドが楽しめるように。
ルーフには、心地よい光を室内に取り入れる「パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)」を採用することで開放感をアップ。
装備には「静電タッチ式LEDルームランプ」を装備し、スイッチの場所を探すことなくブラインドタッチで点けることが可能とされ、使い勝手を向上。
フロント左右には「そよ風アウトレット」を配置し、室内にそよ風のような心地よい風の流れを創出。
穏やかに頰を撫でる風の膜により、外気の熱や寒さをカットすることもできるように。
▼チップアップ時
▼ダイブダウン時
ラゲッジスペースは、ダイブダウンのほか、チップアップに対応したリアシートにより、多彩な使い方に対応します。
パワフル!ホンダ新型ヴェゼルのスペック、走行性能は?
▼新型ヴェゼルのパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列4気筒1.5L
出力:118ps/14.5kgm
駆動方式:4WD【FF車を廃止】 - 【ヴェゼルハイブリッド】
直列4気筒1.5L+2モーター「e:HEV」ハイブリッド
エンジン出力:106ps/13.0kgm
モーター出力:131ps/25.8kgm
駆動方式:FF or 4WD
ホンダ新型ヴェゼルのパワートレインには、2モーター式ハイブリッド「e:HEV」と、直列4気筒1.5Lエンジンが搭載されます。
1.5Lガソリンエンジンでは、「フィット」で採用されていた新開発CVTに対してギヤのローレシオ化を図り、発進時はスムーズで扱いやすく、加速時にはリニアで爽快な加速フィールが感じられるように仕上げ。
▼ホンダ「e:HEV」
2モーターハイブリッドシステムのホンダ「e:HEV」は、発電用と走行用のモーターを分けることで3つの走行方式が利用できるようになり、1モーター式より高い環境性能を実現。
ハイブリッドシステムは、駆動用バッテリーや制御用ECU、冷却システムなどを組み合わせたIPU(インテリジェントパワーユニット)も一新し、新型リチウムイオンバッテリーは最高出力を高め、IPU全体の重量と容積を削減。
従来はラゲッジスペースの床下に配置していたPCU(パワーコントロールユニット)も、小型化と高効率化を追求しエンジンルーム内に移設されています。
▼新型ヴェゼル「4WDシステム」テスト動画
その他、新型ヴェゼルではヒルディセントコントロールが新搭載され、4WDモデルでは、悪天候や雪上走行においても安定したドライビングを可能にする「リアルタイムAWD」が搭載されます。
充実!ホンダ新型ヴェゼルの安全装備は?
ホンダ新型ヴェゼルの安全装備には、機能をアップした「ホンダセンシング」が全車標準装着されます。
搭載されるホンダセンシングは、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを採用。
車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、従来機能を拡充するとともに、近距離衝突軽減ブレーキを追加。
あわせて、「渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」機能を採用することでドライバーの疲労が軽減されます。
良好!ホンダ新型ヴェゼルの燃費は?
▼ホンダ新型ヴェゼルの燃費
- 1.5Lガソリン
WLTCモード:15.6km/L~17.0km/L - 1.5Lハイブリッド
WLTCモード:22.0km/L~25.0km/L
ホンダ新型ヴェゼルの燃費は、2モーターハイブリッドシステムの採用により前世代から実燃費をアップしています。
前世代はハイブリッド車で、以前の燃費規格のJC08モード値27.0km/Lとなっていました。
しかし新型ヴェゼルでは最新ハイブリッドシステムを搭載することで、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモード値が高められています。
▼参考:ホンダ・ヴェゼルの燃費(前モデル)
※JC08モード値
- ヴェゼル(1.5Lガソリン):21.2km/L
- ヴェゼルハイブリッド:27.0km/L
ワイド&ロー!ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズは?
▼ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4335×1775×1590mm
- ホイールベース:2610mm
- 最低地上高:195mm
- 参考
・ヴェゼル(前モデル)
全長×全幅×全高:4330×1770×1605mm
ホイールベース:2610mm
・ホンダ フィット
全長×全幅×全高:3995×1695×1515mm
ホイールベース:2530mm
ホンダ新型ヴェゼルのボディサイズは、前世代から全長と全幅を維持しながら、全高をダウンすることでスポーティなスタイルがつくられています。
室内空間はクーペSUVスタイルを採用しながらも、空間効率をあげたホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより拡大され、前世代以上の快適性が確保されています。
アップ!ホンダ新型ヴェゼルの価格は?
▼ホンダ・ヴェゼルの価格
- 【ガソリン】
「G」:FF 2,399,100円、4WD:2,619,100円 - 【ハイブリッド】
「e:HEV X」:FF 2,778,600円、4WD:2,998,600円
「e:HEV Z」:FF 3,001,900円、4WD:3,221,900円
「e:HEV Play」:FF 3,418,800円
ホンダ新型ヴェゼルの価格は、改良によりアップします。
アップ幅は原材料費の高騰もあわせ15万円ほどが見込まれ、充実した機能がアピールされます。
グレードでは、ガソリンFF仕様のみとされた新たなコンパクトSUV「WR-V」が設定されたことにより、ヴェゼルのガソリンFF車が廃止されます。
いつ?ホンダ新型ヴェゼルの発売日は?
マイナーチェンジするホンダ新型ヴェゼルは、2024年4月の発売が予定されています。
ホンダは主力モデルのヴェゼルを改良することで、SUV市場での存在感をアップしたい考えです。
ホンダ・ヴェゼルを「おさらい」
ホンダ・ヴェゼル(VEZEL)は、初代となる前モデルが2013年に登場したコンパクトクラスのクロスオーバーSUVです。
ホンダが進めるグローバル化改革の主力モデルとして、3代目フィットをベースに開発され、ハイブリッドセダンのグレイスとも基礎を共有しました。
いち早く、人気になっていたクーペSUVスタイルをコンパクトモデルで採用し、空力性能に優れたボディに最新のハイブリッドシステムを搭載。
ハイブリッド4WDとダイレクトな走りを楽しめる7速デュアルクラッチトランスミッションが人気になり、2014年から2016年の3年連続でSUV販売台数No.1を獲得しました。
室内空間は、フィットなどに採用されているセンタータンクレイアウトを採用することで拡大され、リアシートの足元空間や座面の長さは上級セダンと同等レベルに。
シートバックの角度も最適化したことでロングドライブでも疲れにくい着座姿勢となり、コンパクトモデルをこえる使いやすさも魅力としてアピール。
2016年には、専用のエアロや足回り、パフォーマンスダンパーを装備するなどで、より軽快な走りが楽しめるように仕上げられたヴェゼルRSもラインナップに追加されていました。
新型ホンダ・ヴェゼルについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!