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【新型カングー】「新世代!機能性大幅UP!」2023年3月2日フルモデルチェンジ日本発売!最新情報、サイズ、グランカングー、価格は?

ルノーが、ワゴン「カングー」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。

 

全面改良により大幅に進化した新型カングーについて、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】全面改良!ルノー「新型カングー」フルモデルチェンジ日本発売!

▼ルノー新型カングーの画像

ルノーが「カングー」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。

 

ルノー・カングーは、ブランドのミドルクラスワゴン/バンとして製作され、そのデザインや使い勝手の高さが人気になっています。

 

フルモデルチェンジした新型カングーは、新世代のデザインを採用したほか、ガソリンとディーゼルエンジンが用意される最新のパワートレインや、充実した機能を持つ安全システムなどにより使い勝手をアップ。

 

日本仕様では、人気のある観音開きのリアドア「ダブルバックドア」が継続採用されています。

 

フルモデルチェンジしたルノー新型カングーは、2023年2月24日に日本で発表され、3月2日に発売。価格は384万円~424万5000円となっています。

 

▼ルノー新型カングーの動画

▼ルノー・キャプチャー

 【新型キャプチャー】「新デザイン!」マイナーチェンジ!最新情報、燃費やサイズ、価格は?

 

ルノー新型カングーの【変更点まとめ】

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▼ルノー新型カングーの変更点

  • 内外装に新世代デザインを採用
  • ディーゼルエンジンを新設定
  • 日本仕様に観音開きのリアドア「ダブルバックドア」を継続採用
  • ボディサイズを拡大
  • ルノー日産グループで採用される新開発プラットフォームにより、走行性能を向上
  • 先進システムを搭載し、安全性を向上

 

384万円から!ルノー新型カングーの価格は?

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▼ルノー新型カングーの価格

  • 【ガソリン】
    ルノー・カングー・ゼン(受注生産):384万円
    ルノー・カングー・インテンス:395万円
    ルノー・カングー・クレアティフ:395万円
    ルノー・カングー・プルミエールエディション(特別仕様車):400万5000円
  • 【ディーゼル】
    ルノー・カングー・インテンス:419万円
    ルノー・カングー・クレアティフ:419万円
    ルノー・カングー・プルミエールエディション(特別仕様車):424万5000円

ルノー新型カングーの価格は、384万円からとなっています。

 

前モデルは254万6000円からとされていましたが、新型カングーでは安全装備の採用やボディサイズの拡大、快適性の向上などによりアップしています。

 

特別仕様車「プルミエール エディション」は、「クレアティフ」グレードをベースに専用ボディカラーのブラウンテラコッタメタリック、グリハイランドメタリック、ブルーソーダライトメタリックのペイントが採用されています。

 

▼参考:ルノー・カングーの価格(前モデル)

  • ZEN 6MT:2,546,000円  
  • ZEN EDC:2,647,000円

 

ルノー新型カングーを試乗動画でチェック!

 

表情一新!ルノー新型カングーの外装(エクステリア)デザインは?

▼ルノー新型カングーの画像

▼参考:カングー(前モデル)

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ルノー新型カングーの外装は、人気の高い歴代モデルのコンセプトを引き継ぎながら、新世代のブランドデザインによりアグレッシブな印象に仕上げられています。

 

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ヘッドライトには、ルノーの新世代モデルに採用されているコの字型のLEDデイタイムライトを採用。

 

水平のバーを採用するグリルは拡大され、同じく大型化された下部エアインテーク、筋肉質な印象とされたエンジンフードなどとあわせ、安定感のあるスタイルに。

 

バンパーは「インテンス」グレードでボディ同色、その他のグレードではブラックが採用されています。

フロントドアは、約90度開くことで乗り込みやすさを向上。

 

リアのスライドドアは615mmの開口幅を確保し、荷物の積み込みのしやすさをアップ。 

 

▼新型カングー(海外仕様)

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▼新型カングー(日本仕様)

リアでは広いテールゲートの開口部が確保され、フロントとイメージを統一したテールランプを採用。

 

日本仕様では、開け閉めが容易で荷物の積み下ろしにも便利なことから人気のある観音開きドア「ダブルバックドア」が継続採用され、海外仕様から変更。ダブルバックドア+ブラックバンパー仕様は、日本向けとして特別に作られています。

 

ダブルバックドアは、約90°の位置で一度ロックがかかり、ロックを外すと約180°まで開くようになっています。

 

3列シート7人乗り!ルノー新型グランカングーも!

▼ルノー新型グランカングーの画像

ルノー新型カングーには海外で、ロングボディの「グランカングー」が発表されています。

 

新型グランカングーは、拡大されたボディにより3列シート7人乗りに対応。

 

2列目シートと3列目シートはスライドや折り畳みのほか、個別に取り外すことも可能とされ、1024通りものシートレイアウトが可能に。

助手席まで倒すことで3.11mの長尺物を積むことができるほか、ラゲッジスペースは通常時で500L、シートを取り外すことで最大3750Lまで拡大することができるようになっています。

 

拡大!ルノー新型カングーのボディサイズとプラットフォームは?

▼ルノー新型カングーのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:4490×1860×1810mm
    (グランカングーの全長は4910mm)
  • ホイールベース:2715mm
    (グランカングー:3100mm)
  • 最小回転半径:5.6m
  • ※参考
    ・カングー(前モデル)
     全長×全幅×全高:4280×1830×1810mm
     ホイールベース:2700mm

ルノー新型カングーのボディサイズは、より広い室内空間を確保するため、前モデルから拡大されています。

 

車体にはルノー日産が新開発した新世代プラットフォームが採用され、専用開発のメンバーやトーションビームなどを使用することで、剛性や操縦安定性を向上。

 

サスペンションのストローク量は従来と変わらないものの、ロールを抑えることで乗り心地を損なうことなく走行安定性と応答性を高めるとともに、ステアリングレシオを17:1から15:1へと見直し、高いハンドリング性能を実現。

 

また、新設計フロントブレーキキャリパーにより、ブレーキの操作感もアップしています。

 

快適性アップ!ルノー新型カングーの内装(インテリア)デザイン

ルノー新型カングーの内装は、新世代のデザインを採用することで質感と使い勝手がアップされています。

 

水平基調のダッシュボードはブラッシュアルミ調とダークグレー塗装パネル、各部に配されたクロームパーツによって上質感を向上。

 

本革を使用したステアリングホイールは、マットクロームフィニッシャーで装飾され、ステアリングホイール両側には先進運転・駐車支援システムの操作スイッチやメーター表示の切り替えなどのコマンドスイッチを配置。メーターパネルは、「ゼン」グレード以外に7インチデジタルインストゥルメントパネルを採用し、先進感と視認性のよさを両立。

 

8インチマルチメディア・イージーリンクは、スマートフォンミラーリング機能を装備し、スマホをUSBポートに接続することでApple CarPlayやAndroid Autoを介してスマホ内の各種アプリが利用できるように。

 

また、スマートフォン内のナビゲーション機能、音楽再生、通話機能なども使用でき、SiriやGoogleアシスタントを利用して音声入力での操作にも対応。

 

その他、8インチマルチメディア・イージーリンクを介して車両の各種設定、オーディオ操作、外部機器との接続設定にも対応。さらに5つのUSBポート(Type-A)と4つの12V電源ソケットが装備されています。

 

フロントシートは形状を見直し、ひとまわり大きくすることでサポート性を向上。

 

3座独立タイプの6:4分割式リアシートは、大人3人がしっかりと乗車できるようになっています。

 

その他、新型カングーでは、ダッシュボードに3層構造の防音材を使用し、エンジンルーム、前後サイドドアにも防音材を追加。全ての窓ガラスの厚みも増すなど静粛性を大幅に向上。

 

可聴音声周波数が10%向上し、車室内の会話も聞き取りやすく。

  

ラゲッジスペースは、前モデルから+115Lの775Lに拡大。

 

リアシートを倒した状態では、+132Lの2800Lが利用できるようになっています。

 

2タイプ!ルノー新型カングーのパワートレインとスペックは?

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▼ルノー新型カングーのパワートレインとスペック

  • 【ガソリン】
    直列4気筒1.3Lガソリンターボ
    出力:131ps/24.5kgm
  • 【ディーゼル】
    直列4気筒1.5Lディーゼルターボ
    出力:116ps/27.5kgm
  • トランスミッション:7速デュアルクラッチ「EDC」or 6速MT(海外仕様)
  • 駆動方式:FF

ルノー新型カングーのパワートレインには、ガソリンとディーゼルエンジンが設定されています。

 

直列4気筒1.3Lガソリンターボエンジンはルノー・日産・三菱アライアンスとダイムラーにより共同開発され、力強さと効率の高さを両立。

 

1600rpmの低回転から最大トルクを生み出し、低回転域ではスムーズなレスポンス、高速道路での加速はパワフルなトルクで余裕のある走りを実現。

 

直列4気筒1.5Lディーゼルターボエンジンは、コモンレール式の直噴インジェクタを備え、ディーゼルエンジンならではの低回転域からの高トルクとスムーズなレスポンスが両立されています。

 

組み合わされるトランスミッションは、両エンジンとも湿式デュアルクラッチ式「7EDC」とされ、高効率でダイレクト感ある走りに。

 

「ノーマル」「エコ」「ペルフォ」の3つの走行モードを備え、ノーマルモードは通常走行、エコモードはエンジン出力・トランスミッションの変速ポイント・電動パワーステアリングのアシスト力などを省燃費重視で制御し、ペルフォモードは積載量が多い場合などパワーが必要な走行シーン向けとなっています。

 

改善!ルノー新型カングーの燃費は?

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▼ルノー新型カングーの燃費(WLTCモード値)

  • 1.3Lガソリンターボ:15.3km/L
  • 1.5Lディーゼルターボ:17.3km/L

ルノー新型カングーの燃費は、ボディサイズを拡大しながら改善しています。

 

前モデルでは1.2Lターボエンジンと6速MTを搭載するモデルの日本燃費が14.7km/Lとされていましたが、新型カングーでは1.3Lガソリンターボエンジン車で15.3km/L、1.5Lディーゼルでは17.3km/Lとなっています。

 

▼参考:ルノー・カングーの燃費(前モデル)

  • 1.2Lガソリンターボ/6MT:14.7km/L

  

ついに!ルノー新型カングーの安全装備は?

ルノー新型カングーの安全装備には、ブランドの先進安全システムが搭載されています。

 

前モデルは2007年に登場したロングライフモデルになっていたことから、先進安全システムに対応していませんでした。

 

新型カングーでは、アダプティブクルーズコントロール、レーンセンタリングアシスト、アクティブエマージェンシーブレーキ、エマージェンシーレーンキープアシスト、ブラインドスポットインターベンションなど、先進の運転・駐車支援システムを数多く装備することで、安心して運転ができるようになっています。

 

電気自動車も!ルノー新型カングーE-Tech Electricのスペックは?

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▼ルノー新型カングーE-Tech Electricのスペック

  • パワートレイン:電気モーター×1
  • 出力:122ps/25.0kgm
  • バッテリー容量:45kWh
  • EV航続距離:285km(WLTPモード値)

ルノー新型カングーには、ユーザーの要望や環境規制に対応する最新の電動モデルとしてカングーE-Tech Electricが公開されています。

 

新型カングーEVは電気のみで285kmの走行を可能とし、配送などでカングーを使用するユーザーに、魅力的な価格の高環境性能モデルとなります。

 

いつ?ルノー新型カングーの発売日は?

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フルモデルチェンジしたルノー新型カングーは、2023年2月24日に日本で発表され、3月2日に発売されます。

 

ルノーは主力ミドルワゴンであるカングーを新世代とすることで、既存ユーザーの乗り換え需要にも対応していきたい考えです。

 

ルノー・カングーを「おさらい」

▼ルノー・カングー1(初代)

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ルノー・カングー(Kangoo)は、初代が1997年に登場したワゴン、バンモデルです。

 

モデル名の「KANGOO」の由来は、音の響きの良さから採用した完全な造語となっています。

 

▼参考:ルノー・エクスプレス

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初代「カングー1」は、それまで販売されていた小型貨物車「エクスプレス」の後継モデルとして開発され、コンパクトなフロント部分にバンのような大型のリア部分を接続した「フルゴネット」形状を継承。

 

しかし、フルゴネットが持つ使い勝手の良さをさらに高めるため、カングーでは乗員スペースのルーフも高く設計し、リアには両側スライドドアを採用。

 

これにより、発売当初は乗用と商用が拮抗していた販売台数で乗用モデルが上回るようになり、ヨーロッパでは「ルドスパス(遊びの空間)」(「遊び」を意味するラテン語「LUDOS」と、「空間」を意味するフランス語「ESPACE」を合わせた造語)と呼ばれるほどの人気モデルになりました。

 

▼ルノー・カングー2(2代目)

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2代目で前モデルの「カングー2」は、2007年に登場。

 

車体は、初代で5人乗車した場合に空間の余裕が少なくなることや、欧州規格の1200×800mmのパレット積載に対応するため拡大。

 

プラットフォームは、初代のコンパクトカー「クリオ(日本名:ルーテシア)」ベースから、ミドルクラス「メガーヌ」ベースに変更されました。

 

新型ルノー・カングーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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