ダイハツが、「ハイゼットトラック」の改良発売を発表しました。
改良により性能を伸ばしたダイハツ新型ハイゼットトラックについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】安全性能UP!ダイハツ「新型ハイゼットトラック」改良発売!
- ダイハツ新型ハイゼットトラックの【主な変更点まとめ】
- 維持!ダイハツ新型ハイゼットトラックの価格は?
- ダイハツ新型ハイゼットトラックの外装(エクステリア)デザイン
- ダイハツ新型ハイゼットトラックのボディサイズは?
- ダイハツ新型ハイゼットトラックの内装(インテリア)デザイン
- ダイハツ新型ハイゼットトラックのエンジンとスペックは?
- WLTCモード値に!ダイハツ新型ハイゼットトラックの燃費は?
- 充実!ダイハツ新型ハイゼットトラックの安全装備は?
- ダイハツ新型ハイゼットトラックの発売日は?
- ダイハツ・ハイゼットを「おさらい」
【最新情報】安全性能UP!ダイハツ「新型ハイゼットトラック」改良発売!
▼ダイハツ新型ハイゼットトラックの画像
ダイハツが、ハイゼットトラックの改良発売を発表しました。
ダイハツ・ハイゼットトラックは、ブランドの主力軽トラックとして販売され、スバル・サンバー、トヨタ・ピクシスとしてもOEM供給されています。
改良では、安全システム「スマートアシストIII t」装着車に「バックソナー及び後方誤発進抑制制御機能」を標準装備。
また、特装車に軽トラック特装車初となる「スマートアシストIII t」を設定。
その他、オートライトを全車標準装備。新燃費規格WLTCモードに対応し、燃費値は15.3km/Lとなっています。
新型ハイゼットトラックは2020年8月27日に発売。価格は693,000円~1,430,000円となっています。
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ダイハツ新型ハイゼットトラックの【主な変更点まとめ】
▼ダイハツ新型ハイゼットトラックの変更点
- 安全システム「スマートアシストIII t」装着車に「バックソナー及び後方誤発進抑制制御機能」を標準装備
- 特装車に軽トラック特装車初となる「スマートアシストIII t」を設定
- オートライトを全車標準装備
- 新燃費規格WLTCモードに対応
▽2019年10月改良時の変更点
- 「スマートアシストIII t」 付グレードに「LEDヘッドランプ」を標準装備し、安全性を向上
- 特装車に「カラーアルミ低温冷凍車」を追加し、保冷・冷凍車シリーズのラインナップを拡充
▽2018年5月改良
- 衝突回避支援システム「スマートアシストIII t(スリーティー)」を軽トラック、ダイハツのMT車として初採用
- フォグランプをLED化するとともにベゼルデザインを変更
- フロントグリルとフォグランプベゼルをダークメッキからシルバーメッキに変更
- 「選べるカラーパック」にIR&UVカットガラス(フロントウィンドウ)を、「農業女子パック」にトップシェイドガラスをそれぞれ追加装備
維持!ダイハツ新型ハイゼットトラックの価格は?
▼ダイハツ新型ハイゼットトラックの価格
- スタンダード“エアコン・パワステレス”
5速MT:FR 693,000円、4WD 847,000円
4速AT:FR 792,000円、4WD 946,000円 - スタンダード
5速MT:FR 847,000円、4WD 1,001,000円
4速AT:FR 946,000円、4WD 1,100,000円 - スタンダード“SA IIIt”
5速MT:FR 913,000円、4WD 1,067,000円
4速AT:FR 1,012,000円、4WD 1,166,000円 - スタンダード“農用スペシャル”
5速MT:4WD 1,028,500円 - スタンダード“農用スペシャルSA IIIt”
5速MT:4WD 1,094,500円 - エクストラ“SA IIIt”
5速MT:FR 1,056,000円、4WD 1,210,000円
4速AT:FR 1,155,000円、4WD 1,309,000円 - ハイルーフ
5速MT:FR 863,500円、4WD 1,017,500円
4速AT:FR 962,500円、4WD 1,116,500円 - ハイルーフ“SA IIIt”
5速MT:FR 929,500円、4WD 1,083,500円
4速AT:FR 1,028,500円、4WD 1,182,500円 - ジャンボ
5速MT:FR 1,116,500円、4WD 1,270,500円
4速AT:FR 1,215,500円、4WD 1,369,500円 - ジャンボ“SA IIIt”
5速MT:FR 1,171,500円、4WD 1,325,500円
4速AT:FR 1,270,500円、4WD 1,424,500円
ダイハツ新型ハイゼットトラックの価格は、装備を充実しながら前モデルから維持されています。
スマートアシスト3tが搭載される“SA IIIt”グレードは、ベースグレードから6万6000円アップに設定されています。
ダイハツ新型ハイゼットトラックの外装(エクステリア)デザイン
▼ダイハツ・ハイゼットトラック(ベースモデル)
ダイハツ新型ハイゼットトラックの外装は、タフさを表現するフロントデザインとされています。
荷台は使いやすさが重視され、キャビンをガードするフレームや荷台横に用意されるフックは軽トラックで最多の25個になっています。
▼ダイハツ・ハイゼットトラックジャンボ
大型キャビンモデルとしてハイゼットトラックジャンボもラインナップされており、拡大されたキャビンの下側を荷台として使用できるようにすることで、軽トラックとしての利便性が高められています。
2018年の改良時には、フォグランプがLED化されるとともにベゼルのデザインを変更。LEDフォグランプの採用にあわせ、これまでの「スタイリッシュパック」とLEDヘッドライトを統合した「LEDパック」として新設定。
また、フロントグリルとフォグランプベゼルがダークメッキからシルバーメッキに変更され、印象がかわっています。
ダイハツ新型ハイゼットトラックのボディサイズは?
▼ダイハツ新型ハイゼットトラックのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
ベースモデル:3395×1475×1780mm
ハイゼットジャンボ&ハイルーフ仕様:3395×1475×1885mm - ホイールベース:1900mm
- 荷台長×荷台幅×荷台高
ベースモデル&ハイルーフ仕様:1940×1410×285mm
ハイゼットジャンボ:1650×1410×285mm - 最小回転半径:3.6m
- 車重
ベースモデル:740kg
ハイゼットジャンボ:800kg
ダイハツ新型ハイゼットトラックのボディサイズは、ベースモデルのほか、大型キャビン仕様のハイゼットジャンボとハイルーフ仕様の3種類が用意されています。
ハイゼットジャンボはハイルーフ仕様と同じ全高とされ、キャビンを大型化することで荷台長が変更されています。
ダイハツ新型ハイゼットトラックの内装(インテリア)デザイン
ダイハツ新型ハイゼットトラックの内装は、フロントガラスを前に出すことで開放感がある空間に設計されています。
また、キャビンフロア高を415mmと低床化し、ドア開度を67度まで広げることで乗り降りもしやすくなっています。
▼ハイルーフ仕様
ハイルーフ仕様では頭上に90mmの余裕ができることで、背の高い人でも圧迫感なく使うことができるようになっています。
▼ハイゼットトラックジャンボ
大型キャビンとなるハイゼットトラックジャンボでは、シート後部に荷物を積むことができるほか、シートリクライニングにも対応することで快適性が向上しています。
ダイハツ新型ハイゼットトラックのエンジンとスペックは?
▼ダイハツ新型ハイゼットトラックのエンジンとスペック
- エンジン:直列3気筒660cc「KF型」
- 出力:46ps/6.1kgm(4速AT車は53ps/6.1kgm)
- トランスミッション:5速MT or 4速MT
- 駆動方式:FR or パートタイム式4WD or 高低速切替え式パートタイム4WD
ダイハツ新型ハイゼットトラックのエンジンには、走行性能と環境性能を両立した「TOPAZ NEO(トパーズネオ)」エンジンが採用されています。
駆動システムは、FRとパートタイム4WDのほか、加速性能をあげるLoモードが選択できる高低速切替え式パートタイム4WDも用意されています。
▼スーパーデフロック
▼リヤ4枚リーフスプリング
その他、走行システムにはグレード別で、ぬかるみからの脱出力を高める「スーパーデフロック」や、重い荷物を積んだ際にリアの沈み込みを抑え安定性を高める「4枚リーフスプリング」が用意されています。
WLTCモード値に!ダイハツ新型ハイゼットトラックの燃費は?
▼ダイハツ新型ハイゼットトラックの燃費
- ハイゼットトラック(全グレード)
WLTCモード:15.3km/L
ダイハツ新型ハイゼットトラックの燃費は、新燃費規格WLTCモード値に対応し、15.3km/Lとされています。
前燃費規格のJC08モード値では5速MT車で19.6km/Lとされていましたが、WLTCモード値でも燃費の低下が抑えられています。
充実!ダイハツ新型ハイゼットトラックの安全装備は?
ダイハツ新型ハイゼットトラックには、衝突回避支援システム「スマートアシストIIIt(スリーティー)」が採用されています。
「スマートアシストIII t」は、「SA III t」グレードに標準装備され、搭載車は政府が交通事故対策の一環として普及啓発している「セーフティ・サポートカーS」の「ベーシック+」に対応します。
スマートアシストIIItは、他の軽自動車に搭載している「スマートアシストIII」で採用している左右カメラ間隔80mmの世界最小サイズのステレオカメラシステムを、軽トラの車両特性に合わせ、衝突回避または被害軽減させるため作動速度域を最適化。
これにより、「車線逸脱警報機能」「誤発進抑制制御機能(前方、AT車のみ)」「先行車発進お知らせ機能」に対応。
最新の改良では、安全システム「スマートアシストIII t」装着車に「バックソナー及び後方誤発進抑制制御機能」を標準装備。
また、特装車に軽トラック特装車初となる「スマートアシストIII t」を設定することで、安全性が高められています。
ダイハツ新型ハイゼットトラックの発売日は?
改良されたダイハツ新型ハイゼットトラックは、2020年8月27日に発売されました。
ダイハツはハイゼットトラックの装備を充実することで、より良い使い勝手をアピールしていく予定です。
ダイハツ・ハイゼットを「おさらい」
▼ハイゼットカーゴ
ダイハツ・ハイゼット(HIJET)は、初代が1960年に登場した軽自動車規格の商用車です。
ハイゼットのモデル名の由来は、高性能を意味する「HI」と、超小型を意味する「MIDGET」を組み合わせた造語となっています。
現在販売されている軽自動車の商標の中では、最も古い歴史を持つモデルになっています。
初代はボンネットタイプのライトバンと軽トラックでしたが、2代目からはキャブオーバータイプのバンとトラックに変更されました。
現行モデルとなる10代目は、ハイゼットカーゴが2004年、ハイゼットトラックが2014年と10年の間をあけてそれぞれフルモデルチェンジ。
スバル「サンバー」、トヨタ「ピクシストラック」「ピクシスバン」としてOEM供給もされています。
▼ハイゼットキャディー
2016年には、同車の軽自動車「ウェイク」をベースとし、FF車ならではの乗り降りや運転のしやすさを特徴とした「ハイゼットキャディー」もラインナップ。
ハイゼットトラックは2010年から2017年まで、8年連続軽トラック1位の販売台数を獲得する人気モデルになっています。
新型ダイハツ・ハイゼットトラックについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!