トヨタが、軽商用車「ピクシスバン」」の改良発売を2024年11月5日に発表しました。価格は1,100,000円~1,683,000円となっています。
改良により変更された新型ピクシスバンのスペックや価格などについて、詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】安全性UP!トヨタ「新型ピクシスバン」改良発売!
- 新型ピクシスバンの【変更点まとめ】
- 110万円からに価格改定アップ!新型ピクシスバンの価格は?
- 力強く!新型ピクシスバンの外装(エクステリア)デザイン
- 広く!新型ピクシスバンのボディサイズは?
- 快適性UP!新型ピクシスバンの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!新型ピクシスバンのエンジンとスペックは?
- 改善!新型ピクシスバンの燃費は?
- 充実!新型ピクシスバンの安全装備は?
- いつ?新型ピクシスバンの発売日は?
- トヨタ・ピクシスバンを「おさらい」
【最新情報】安全性UP!トヨタ「新型ピクシスバン」改良発売!
トヨタ・ピクシスバンは、ダイハツ・ハイゼットカーゴのOEM軽商用バンとして販売され、大きな室内空間と後輪駆動レイアウトによる力強い走りが魅力のモデルとなっており、現行モデルは2021年12月にフルモデルチェンジし新世代となっていました。
改良された新型ピクシスバンでは、車体の前後に2個ずつ採用されていたコーナーセンサーに加え、新たに2個のバックソナーを採用することで最新の法規に対応。
また、原材料費や物流費などの高騰に伴う価格改定が実施されています。
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新型ピクシスバンの【変更点まとめ】
▼トヨタ新型ピクシスバンの変更点
- バックソナー2個を新採用
- 原材料費等の高騰により価格をアップ
▽2021年12月フルモデルチェンジ時の変更点
- 最新のエクステリアデザインを採用
- 基礎から設計を見直し、室内空間を拡大
- 全高を高め、ハイルーフ仕様に統一
- FR車専用新開発CVTにより、燃費性能を向上
- 電制4WDを採用し、燃費と走行性能を両立
- 電動両側スライドドアを採用
- 安全システム「スマートアシスト」で、自転車と夜間の歩行者検知に対応
110万円からに価格改定アップ!新型ピクシスバンの価格は?
▼トヨタ新型ピクシスバンの価格
- 【ピクシスバン】
・「スペシャル」(自然吸気エンジン)
5MT:FR 1,100,000円、4WD 1,254,000円
CVT:FR 1,155,000円、4WD 1,309,000円
・「スペシャルクリーン」(自然吸気エンジン)
CVT:FR 1,177,000円、4WD 1,331,000円
・「デラックス」(自然吸気エンジン)
5MT:FR 1,215,500円、4WD 1,369,500円
CVT:FR 1,270,500円、4WD 1,424,500円
・「クルーズ」(自然吸気エンジン)
5MT:FR 1,298,000円、4WD 1,452,000円
CVT:FR 1,397,000円、4WD 1,551,000円
・「クルーズターボ」(ターボエンジン)
CVT:FR 1,529,000円、4WD 1,683,000円
トヨタ新型ピクシスバンは、改良と、原材料費や物流費などの高騰に伴いアップしています。
価格アップは、グレードにより5万5000円~7万7000円となっています。
▼参考:ピクシスバン(前モデル)の価格
- 【ピクシスバン】
・「スペシャル」(自然吸気エンジン)
5MT:FR 1,045,000円、4WD 1,199,000円
CVT:FR 1,100,000円、4WD 1,254,000円
・「スペシャルクリーン」(自然吸気エンジン)
CVT:FR 1,122,000円、4WD 1,276,000円
・「デラックス」(自然吸気エンジン)
5MT:FR 1,155,000円、4WD 1,309,000円
CVT:FR 1,210,000円、4WD 1,364,000円
・「クルーズ」(自然吸気エンジン)
5MT:FR 1,232,000円、4WD 1,386,000円
CVT:FR 1,331,000円、4WD 1,485,000円
・「クルーズターボ」(ターボエンジン)
CVT:FR 1,452,000円、4WD 1,606,000円
力強く!新型ピクシスバンの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ピクシスバンの画像
▼参考:ピクシスバン(前モデル)の画像
新型ピクシスバンの外装は、最新のデザインを採用することにより質感が高められています。
フロントデザインやルーフは、前モデルより角を強調し、力強いスタイルに。
フロントバンパーを上下2分割構造とすることでロアバンパーのみでの交換が可能となり、修理時の経済性もアップ。
あわせて、テールゲートに配置していたエンブレムをステッカーに変更することでテールゲートの厚みを抑え、室内空間を最大限拡大することで使いやすさを向上しています。
広く!新型ピクシスバンのボディサイズは?
▼新型ピクシスバンのボディサイズ
- 全長×全幅×全高
3395×1475×1890mm - ホイールベース:2450mm
- 車重:880kg
- ※参考
・ピクシスバン(前モデル)
全長×全幅×全高
3395×1475×1765(標準ルーフ)~1875mm(ハイルーフ)
ホイールベース:2450mm
車重:1000kg
トヨタ新型ピクシスバンのボディサイズは、全長と全幅が軽自動車規格をいっぱいまでつかった設計となっているため、前モデルから維持されています。
しかし、全高は前モデルのハイルーフモデルから+15mmに統一され、基礎から設計を見直すことにより室内空間を拡大。より広く使うことができるようになっています。
快適性UP!新型ピクシスバンの内装(インテリア)デザイン
▼新型ピクシスバンの画像
新型ピクシスバンの内装は、新しいデザインや装備を採用することにより、快適性がアップされています。
▼スマートインナーミラー
装備には、バックカメラの映像を表示することで、悪天候時や荷物を積んでいる状態でも車両後方を確認しやすいスマートインナーミラーをオプション設定。
また、キーを取り出すことなくドアの開閉やエンジン始動が可能なキーフリーシステム&プッシュボタンスタートのほか、操作の負担を軽減するパワースライドドア(両側・ワンタッチオープン機能・ウェルカムオープン機能・タッチ&ゴーロック機能付)やスライドドアイージークローザー(両側)も採用されています。
荷室幅は軽キャブオーバーバンで最大となる1410mm、荷室長は1820mm、荷室高は1215mmを確保。
また、さまざまな荷物の取り付けや固定に便利な荷室ナット(ユースフルナット)を従来に比べて最大約2倍の17個(デラックス、スペシャルクリーン、スペシャルの3グレードは31個)に増加。
バックドアの開口幅は1310mmとなっています。
軽快!新型ピクシスバンのエンジンとスペックは?
▼新型ピクシスバンのエンジンとスペック
- エンジン:直列3気筒660cc
・最高出力:46ps/5700rpm
・最大トルク:6.1kgm/4000rpm - エンジン:直列3気筒660ccターボ
・最高出力:64ps5700rpm
・最大トルク:9.3kgm/2800rpm - トランスミッション:5速MT or FR車専用CVT
- 駆動方式:FR or 4WD
新型ピクシスバンのパワートレインには、最新の660ccエンジンが搭載されています。
パワートレインは、アイドリングストップ機能や電動パワーステアリングを採用することで環境性能を向上。
エンジンには自然吸気とターボが設定され、トランスミッションには5速MTのほか、FR車専用に開発されたCVTを組み合わせ。
CVTは変速比幅を拡大し、発進時はローギヤ化したことにより力強い発進性能を実現するとともに、駆動力が途切れることがない無段階変速により、スムーズな加速で登坂時も快適な運転が可能に。
加えてCVT車には、「電子制御式4WD」を採用。
スイッチ操作で「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3モードが利用できるようにするとともに、4WD AUTOモードでは路面に合わせて最適な前後駆動力配分を行なうことで、滑りすい路面での安定性をアップし、乾燥した路面でのタイトコーナーブレーキング現象も抑制されています。
改善!新型ピクシスバンの燃費は?
▼新型ピクシスバンの燃費(WLTCモード値)
- 自然吸気エンジン
5MT:14.9km/L、CVT:15.6km/L - ターボエンジン
CVT:14.7km/L
新型ピクシスバンの燃費は、最新のプラットフォームやパワートレインを採用することで改善しています。
前モデルは自然吸気エンジンとターボエンジンともにWLTCモード値15.2km/Lとされていましたが、新型ピクシスバンでは新たに設定されたFR車専用CVT搭載車で15.6km/Lとなっています。
充実!新型ピクシスバンの安全装備は?
新型ピクシスバンの安全装備には、ダイハツの先進安全システム「スマートアシスト」が採用されています。
システムは、衝突回避支援ブレーキ機能・衝突警報機能の対応速度を向上させ、従来の車両・歩行者に加えて、二輪車・自転車も追加するとともに、夜間の歩行者検知も可能に。
加えて、ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)を搭載したほか、車線逸脱抑制制御機能、路側逸脱警報機能、ふらつき警報、標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)、サイドビューランプ、ADB(アダプティブドライビングビーム)も追加されています。
いつ?新型ピクシスバンの発売日は?
改良されたトヨタ新型ピクシスバンは、2024年11月5日に発売されました。
トヨタは広い室内空間が人気のピクシスバンの設定を見直し、再度ユーザーにアピールしていく予定です。
トヨタ・ピクシスバンを「おさらい」
▼トヨタ・ピクシスバン
トヨタ ピクシスバン(PIXIS VAN)は、初代が2011年に登場した軽貨物車です。
トヨタが販売する他の軽自動車と同じくダイハツからのOEMモデルとなっており、トヨタの軽自動車シリーズ「ピクシス」のモデル名が使用されています。
取扱販売店は以前、トヨタカローラ店、ネッツ店が基本とされていましたが、軽自動車比率が高い地域のうち取扱希望のあった青森県、秋田県、鳥取県、島根県、四国地区、福岡県を除く九州・沖縄地区では、トヨタ店・トヨペット店を含めたすべてのトヨタの販売店での取扱とされていました。
2012年4月には、スバルのサンバーバンがハイゼットカーゴのOEMに切り替わったため3兄弟の車種となり、デッキバンなどの特装車がピクシスバンには設定されていないなど違いがありますが、価格や装備は同じになっています。
キャッチコピーは販売開始当初、初代ピクシストラックと共通で「働くわたしのピクシス バン」でしたが、2017年11月のマイナーチェンジ以降「働きモノのトヨタの軽です。」に変更されました。
新型トヨタ・ピクシスバンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!