日産がNV200のEVバージョン、e-NV200の日本導入を発表!
特設サイトで紹介されている利用アイディアがいい!
ビジネスに使える電気自動車 e-NV200
NV200 イエローキャブ
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e-NV200の生産は2014年半ばの開始
正式な時期は発表されていないけど、同年度内に日本への導入も決まった!
この車は、ニューヨークのタクシー「イエローキャブ」として、10月から導入され始めているNV200の電気自動車版
世界有数の都市を彩る車として歴史にも残る車に、時代の先を行く電気自動車モデルができるとなれば、盛り上がらないわけがないよね
それに今までの電気自動車は乗用車がメインで、商用となると三菱が販売している軽自動車ベースのMINICAB-MiEV VANぐらいだった
本格的商用EVは、このe-NV200が最初になると言ってもいいんじゃないかな
これは期待しないわけにはいかないじゃない!
e-NV200発売で日産が想像する未来
日産はe-NV200の特設サイトもオープンしている
その中の映像ライブラリーで、大型バンタイプの電気自動車をどうやって使うのか?という疑問に対して提案をしているんだけど、これがなかなか興味深い
ビジネス、プライベート、キーテクノロジーについて用意された動画で気になるのは、やっぱり注目されるビジネスシーンでの利用について
そこでまず提案されているのは、屋内倉庫をデータ通信しながら走るe-NV200
これは電気自動車だからこそできることなんじゃないかな?
現状の屋内倉庫では、電気式フォークリフトなどの作業車が走っていることはあっても、排気ガスの問題で配送車が走ることはない
今後発売される燃料電池車も水を排出するという特徴があるから難しい
となれば、そこを走ることができる車は電気自動車しかないよね
現在台車やベルトコンベアで運ばれている荷物が、直接車に載せてそのまま配送に出かけることができるとなれば、時間短縮にもつながるし、倉庫自体のコストを下げることができるかもしれない
未来では配送に電気自動車が必須という状況もあるかもしれないね
他に提案されているのは、バッテリーから調理器具への電力供給
これはオフィス街での移動式販売にすごく便利なんじゃないかな?
現状はバッテリーを別に準備するか、エンジンをかけたままにして取らなければならない電気がe-NV200はそのままでいい
排気ガスが出ず、音も静かなのは、オフィスが密集している地域にとってもありがたいし、コストが安く済むのは販売者側にも嬉しい
もしかして車が発売されれば、移動販売が増えていくこともあるかもしれないよね
現状成功しているとは言えない電気自動車を普及させたい日産が作る、大きな電気バン
背負っているのは日産の命運だけではないかもしれない、そう感じさせてくれるいい提案じゃないかな?