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トヨタJPNタクシー(ジャパンタクシー)発売!新型タクシーの価格と内外装、安全機能は?

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トヨタは、これまでタクシーやハイヤー専用車両として販売していたクラウンコンフォートに代える新型タクシー「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」の発売を発表しました。

 

この記事では、東京オリンピックの顔にもなる新型JPNタクシーのスペックや価格などの詳細をご紹介します。

 

【最新情報】トヨタJPN TAXI発売!「おもてなしの心」を反映

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トヨタは新型JPN TAXI(ジャパンタクシー)を、10月23日に発売しました。

 

JPNタクシーは2015年の東京モーターショーで概要が発表され、その後トヨタが2020年の東京オリンピックやパラリンピックでゲストを迎える車両として市販型の開発を進めていました。

 

▼JPNタクシーのコンセプト

LPGハイブリッド!トヨタ 次世代タクシーを2017年に発売

 

JPNタクシーには、日本の風景に馴染む伝統的な色合いや日本らしい使い勝手が詰め込まれています。

 

東京モーターショー2017への出展も発表され、10月28日(土)~11月5日(日)の9日間には、東京ビッグサイトやMEGA WEBを出発して湾岸エリアを周遊観光する体験会で早速乗ることもできるようになっています。

 

▼トヨタ東京モーターショー2017出展車

新型クラウン、センチュリー公開!トヨタ 東京モーターショー2017 出展車発表

  

トヨタ新型JPN TAXIの特徴は? 

トヨタ新型JPNタクシーは、利用する人がこれまでのタクシーよりもさらに便利に使うことができるように開発され、以下のポイントが特徴になっています。

  • お客様が乗降しやすい低床フラットフロアや大開口のリヤ電動スライドドア(左側のみ)
  • 車いすでの乗車も可能な構造など、グリップから構造全体に至るまで工夫と改良を重ね、様々な人に優しいユニバーサルデザインに
  • ロングライフで流行に左右されないスタイリング
  • ドライバーの良好な視界を確保するため、ピラーの位置・形状の工夫やフェンダーミラー等を採用
  • 新開発LPGハイブリッドシステムを採用

トヨタJPNタクシーのベース車には、トヨタのコンパクトミニバンのシエンタが選択され、人気モデルの基礎構造をベースに乗りやすさや運転のしやすさが追求されています。

 

パワートレインはトヨタが得意とするハイブリッドですが、タクシーで一般的なLPG燃料に対応した新型になっています。

 

トヨタJPN TAXIの外装(エクステリア)デザインと車体サイズ、ボディカラーは? 

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トヨタJPNタクシーの外装は、2015年の東京モーターショーでの公開時に開発方針が確定していたため大きな変化はありません。

 

▼新型JPNタクシーのボディサイズ

  • 全長×全幅×全高:4400×1695×1700mm
    ※参考 シエンタ(ベース車):4235×1695×1675mm
  • ホイールベース:2750mm
  • 乗員:5人(車いす乗車時は3名)

お客様の空間が中心に見え、大開口リヤスライドドアを基軸にした開放感のあるデザインとし、外の景色を満喫できる大きな窓を採用。


大きなキャビンを支える厚みのある造形で、乗り込むときの安心感や車格感を表現。

 

横基調の格子をモチーフとし、面を強調したラジエーターグリルで、クラウン(クラウンセダン、クラウンコンフォート、コンフォート)の歴史を引き継ぎながらもモダンなデザインになっています。 

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標準グレード「和」のヘッドランプにはハロゲンタイプを採用し、コーナーに配したターンランプからなるシンプルな構成に。

 

上級グレード「匠」は、Bi-Beam LEDヘッドランプとポジションランプ、ターンランプを一つのユニットに見せることで上質感を表し、視線移動が少なく車幅が把握しやすい電動リモコンフェンダーミラーが採用されています。

 

トヨタJPNタクシーのボディカラーは?

▼深藍

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▼ブラック

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▼スーパーホワイトⅡ

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トヨタJPNタクシーのボディカラーには、新規開発色の「深藍」をはじめブラックとホワイトの全3色が設定されています。

 

「深藍」は、古来より藍をまとい、藍と共に暮らしてきた日本の心から生まれた色で、海外からは「ジャパンブルー」と称賛される深い藍色をベースに開発。

 

深藍タクシーが一斉に走り出すことで、日本の街並みを美しく統一することを目指すとされ、日常の利用から冠婚葬祭・ビジネスまで幅広く対応することが可能に。

 

さらに、全てのボディカラーは、補修性にも優れており経済性にも貢献するものとされています。

  

トヨタJPN TAXIの内装(インテリア)デザイン

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トヨタJPNタクシーの内装は、様々な人が利用しやすく快適に過ごせるおもてなし空間とし、運転席はプロの仕事場としてふさわしい機能的な空間が表現されています。

 

▼JPNタクシー匠 内装色:黒琥珀

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▼JPNタクシー和 内装色:琥珀

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インテリアカラーは、ゲスト用となる助手席と後席、運転席で色をわけ、上級グレードの匠には黒琥珀、ベースグレードの和には琥珀が採用されました。

 

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開口幅720mm、開口高1,300mmの大開口リヤスライドドアや、乗り込み高さ320mmの低床フラットフロアとし、アシストグリップで乗降性を向上。

 

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車いすのままリヤスライドドアから乗降し、隣に介助者が座ることのできるデザインや大きな窓、1,065mmの前後席空間と230mmの後席ヘッドクリアランス、ショルダー部を室内幅いっぱいに広げるなど様々な人に優しい客室パッケージに。

 

シートは、横移動しやすいフラット形状とし、シートパッドの厚みを確保し、骨格を最適化することで上質な乗り心地を実現。

 

吸・遮音材の最適配置や、高遮音性ガラスの採用などにより、高い静粛性も確保されました。

 

▼天井サーキュレーター

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上級グレードの匠には、天井内にサーキュレーターを設定し、後席の吹き出し口からエアコンの冷風を効率よく届けたり、風量もゲストが調整できるレバーを設定。

 

また、シートにはゲストがスイッチ操作可能なシートヒーターが装備されています。

 

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ドライバー空間は、操作しやすいよう機器類を用途に合わせてグルーピング配置。

 

ナビゲーション画面・料金メーターなどは、ゲストにも見えるセンター位置に設置。

 

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ラゲージルームは、スーツケースが平積み2個、ゴルフバックは4個を収納できる401Lと十分な荷室容量を確保。

 

また、バックドアを開閉するために必要な後方スペースは、560mm(スーツケース1個分)とされています。

  

トヨタJPN TAXIのハイブリッド&LPGエンジンのスペックと燃費は

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トヨタJPNタクシーのパワートレインは、ベース車となっているシエンタの1.5LハイブリッドシステムTHSⅡをもとに開発した液化石油ガス(LPG)燃料仕様になっています。

 

▼JPNタクシーのパワートレインとスペック

  • パワートレイン:直列4気筒1.5L+ハイブリッドTHSⅡ
  • 最高出力:エンジン 74ps+電気モーター 61ps
  • 最大トルク:エンジン 11.3kgm+電気モーター 17.2kgm
  • トランスミッション:CVT
  • 駆動方式:FF
  • 使用燃料:LPG燃料
  • 燃費:19.4km/L

新型JPNタクシーのパワートレインは、タクシー用に最適化したシステムとしてギヤ比も専用設定。

 

ハイブリッド化により、前世代のタクシー同等の航続距離を確保しながらも燃料タンクの小型化を可能とし、室内空間が拡大されています。

 

トヨタJPN TAXIの安全装備は?

▼トヨタセーフティセンスC

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新型JPNタクシーでは、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」が全車に標準装備され、アクセルの踏み間違いによる衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)をオプション設定するなど予防安全装備を充実。

 

経済産業省、国土交通省など政府が官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち、高齢運転者に特に推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称 : サポカーS)」の「ベーシック+(プラス)」にも相当。


また、車内にはSRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグなどの安全装備が採用され、万が一の時の乗客とドライバーの安全性も向上しました。

 

トヨタJPN TAXIの価格と補助金、グレードは?

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新型JPNタクシーには、「和」と「匠」の2グレードが設定され、それぞれの価格は以下の通りです。 

  • トヨタJPN TAXI 和(なごみ):327万7800円
  • トヨタJPN TAXI 匠(たくみ):349万9200円
    (いずれも消費税込み)

JPNタクシーの価格は、前モデルになるコンフォートの227万円から、100万円と大きな価格アップになっています。

 

しかしJPNタクシーは、次世代タクシー「ユニバーサルデザイン(UD)タクシー」の基準に該当するため、60万円の補助金を受けることができます。

 

UDタクシー補助金は、車いす用のスロープが初度登録時に装備される、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車・ハイブリッド自動車で利用でき、JPNタクシーにはスロープが標準装備されています。 

 

安全装備の充実とハイブリッド化による実燃費向上、ユニバーサルデザインでのユーザー拡大がJPNタクシーのセールスポイントになります。

 

トヨタJPN TAXIのライバルとなるタクシーは?

▼日産NV200タクシー

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▼日産NV200タクシー ロンドンタクシー仕様

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新型JPNタクシーのライバルとなるのは、2015年6月から販売されている日産NV200タクシーです。

 

日産NV200タクシーは、米国ニューヨークを代表するタクシー”イエローキャブ”としても導入され、景観を重要視する英国ロンドンタクシーとしても専用デザインで認定販売。

 

日産セレナをベースにした商用バンNV200をタクシーに仕上げることで大きな室内空間を持ちながらも、主力となるLPG仕様でも価格は280万円ほどからと、JPNタクシーより低価格に設定されています。

 

▼日産NV200タクシー

NY・ロンドンを走る日産タクシーNV200が日本にも!

 

新型JPNタクシーの販売店と販売台数は

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トヨタJPNタクシーの販売概要は以下の通りです。

  • 販売店:全国のトヨタ店、トヨペット店
  • 月販目標台数:1,000台
  • 生産工場:トヨタ自動車東日本 東富士工場

全国ハイヤー・タクシー連合会の平成25年3月の調査では、全国のタクシー車両数は法人と個人あわせて約24万3000台と発表されています。

 

JPNタクシーの販売が目標数通りに進むと、3年後に予定される2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに3万6000台ほどが乗り換えられるため、約15%ほどがJPNタクシーに。

 

3年後には、タクシーの7台に1台ほどの割合でJPNタクシーを見かけることになりそうです。

 

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