トヨタが、コンパクトトールワゴン「スペイド」の新モデル発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップする新型スペイドについて、スペックや価格、燃費などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】特別仕様車トヨタ新型スペイドグランパー設定!
- トヨタ新型スペイドの【主な変更点まとめ】
- トヨタ新型スペイドの外装(エクステリア)デザイン
- 【特別仕様車】トヨタ新型スペイドグランパー新設定!専用装備は?
- 【特別仕様車】トヨタ新型スペイドF“Noble collection”設定!
- トヨタ新型スペイドの内装(インテリア)デザイン
- トヨタ新型スペイドのエンジンとスペックは?
- トヨタ新型スペイドの燃費は?
- トヨタ新型スペイドの安全装備は?
- トヨタ新型スペイドの価格は?
- トヨタ新型スペイドの発売日は?
- トヨタ・スペイドを「おさらい」
【最新情報】特別仕様車トヨタ新型スペイドグランパー設定!
▼トヨタ新型スペイドグランパーの画像
トヨタが、コンパクトワゴン「スペイド」の新モデルとなる「スペイドグランパー」の発売を発表しました。
トヨタ・スペイドは、助手席側に大型のスライドドアを配置した4ドアトールワゴンとして製作され、その独自の使い勝手が人気になっているモデルです。
2019年7月には改良が実施され、魅力がアップしていました。
新設定された「GLAMPER」はスペイド、ポルテ、シエンタ、アクアの4車種に設定され、グランピングなどのカジュアルなアウトドアの雰囲気にあわせた専用のエクステリア装備のほか、安全性をアップし魅力的な仕上げとなっています。
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トヨタ新型スペイドの【主な変更点まとめ】
▼トヨタ新型スペイドの改良ポイント
- 特別仕様車となる「スペイドGLAMPER」を設定。
専用ボディカラーやエクステリアアクセントを採用し、安全装備を充実
▽2019年7月改良での変更点
- 予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」に、昼間の歩行者も検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)を採用
- 駐車場などでのアクセルとブレーキのペダル踏み間違い時における衝突被害軽減に寄与する安全機能インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を設定
- ボディカラーに、モノトーンカラー7色、ブラックのカーボン調ルーフフィルムを組み合わせたツートーンカラー3色を設定
- マルチインフォメーションディスプレイの燃費や航続可能距離情報などの視認性を向上
- 特別仕様車「F“Noble collection(ノーブルコレクション)”」を設定。
Fグレードをベースに、革調シボ付ルーフフィルム、合成皮革とファブリックを組み合わせた専用シートなどを特別装備し上質感をアップ
▽2017年12月改良
- スマートエントリー&スタートシステム、盗難防止システム、オート電動格納式リモコンカラードドアミラーをセットにした「スマートエントリーパッケージ」を全車に標準装備
- ボディカラーに新しく、フレッシュグリーンマイカメタリック、ブルーメタリックを加えた全9色を設定
トヨタ新型スペイドの外装(エクステリア)デザイン
▼新型スペイドの画像
トヨタ新型スペイドの外装は、兄弟車のポルテよりスポーティに仕上げられています。
運転席側は前後2枚のドアを備えていますが、助手席側は大きく開く1枚のスライドドアで後部座席まで乗り込むことができるようになっています。
これにより、ラゲッジドアとあわせて4ドアという独自のボディスタイルとされ、空間が限られる場所でも高い利便性が確保されています。
改良では、ブラックのカーボン調ルーフフィルムを組み合わせた3色がラインナップされ、よりデザインを楽しむことができるようになりました。
▼トヨタ新型スペイドのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3995×1695×1690mm
- ホイールベース:2600mm
- 最低地上高:130mm
【特別仕様車】トヨタ新型スペイドグランパー新設定!専用装備は?
トヨタ新型スペイドには、特別仕様車となるスペイドグランパーが設定されました。
新型スペイドグランパーは、グランピングをはじめカジュアルなアウトドアの雰囲気に合う特別仕様車として制作。
グリル、ドアミラー、ドアハンドル、ホイールキャップにブラック塗装を採用することで、デザインを引き締め。
インテリアもブラックインテリア、コハクを配色したファブリックシート表皮とすることで、外観とコーディネートし上質な仕上げに。
その他、「衝突回避支援パッケージ Toyota Safety Sense」「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」「フルフラットデッキボード」を標準装備することで使い勝手がアップされています。
▼“GLAMPER meets TRD” アクティブキット
さらに、ブラック基調の特別アクセサリーとして、TRD製“GLAMPER”専用パーツが販売店装着オプションとして設定され、“GLAMPER”のアウトドアカジュアルテイストなデザインを引き立てることができるようになっています。
【特別仕様車】トヨタ新型スペイドF“Noble collection”設定!
▼トヨタ新型スペイドF“Noble collection”の画像
新型スペイドには、特別仕様車「F“Noble collection”(ノーブルコレクション)」が設定されました。
新型スペイドFノーブルコレクションは、Fグレードをベースに、革調シボ付ルーフフィルム、合成皮革とファブリックを組み合わせた専用シートなどを特別装備し上質感をアップ。
インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]も特別装備し、安心して運転ができるようになっています。
トヨタ新型スペイドの内装(インテリア)デザイン
▼新型スペイドの画像
トヨタ新型スペイドの内装は、スタンダードな5人乗りとして使用できるようになっていますが、助手席側の大きく開くスライドドアにより、独自の使い勝手に仕上げられています。
室内は138cmの高さがとられ、子供が立ったまま着替えができるようになっています。
助手席シートは前側に折りたたみ、700mmフロントにスライドして収納することができ、後部座席をメインとした使い方にも対応しています。
改良では、マルチインフォメーションディスプレイの燃費や航続可能距離情報などの視認性が高められ、使い勝手がアップしています。
▼トヨタ新型スペイドの室内サイズ
- 室内長×室内幅×室内高:2160×1420×1380mm
- 乗員:5人乗り
トヨタ新型スペイドのエンジンとスペックは?
▼新型スペイドのエンジンとスペック
- 駆動方式:FF
エンジン:直列4気筒1.5L「2NR-FKE」
最高出力:109ps/ 6000rpm
最大トルク:13.9kgm/ 4400rpm
トランスミッション:CVT - 駆動方式:4WD
エンジン:直列4気筒1.5L「1NZ-FE」
最高出力:103ps/ 6000rpm
最大トルク:13.5kgm/ 4400rpm
トランスミッション:CVT
トヨタ新型スペイドのパワートレインには、排気量は同じ1.5Lですが、FF用と4WD用で2つのエンジンが用意されています。
FF車に搭載される「2NR-FKE」(NR型エンジン)は、4WDに搭載されている「1NZ-FE」(NZ型エンジン)の次世代エンジンとなっており、現在は他モデルも含めてFF車のみに搭載されています。
ハイブリッドカーに用いられているミラーサイクルのほか、クールドEGR、VVT-iEなどの新技術を採用していることで、さらなる燃費の改善と損失低減が可能となっています。
トヨタ新型スペイドの燃費は?
▼新型スペイドの燃費
- FF車:22.2km/L
- 4WD:16.0km/L
新型スペイドの燃費は、FF車で22.2km/L、4WD車で16.0km/Lとなっています。
スペイドではFF車と4WD車のエンジンが違うことで、両モデルの差が大きくなっています。
トヨタ新型スペイドの安全装備は?
トヨタ新型スペイドには、改良された先進安全システム「トヨタセーフティセンス」が搭載されました。
改良では、プリクラッシュセーフティに昼間の歩行者も検知対象に追加することで安全性を向上。
加えて、駐車場などでのアクセルとブレーキのペダル踏み間違い時における衝突被害軽減に寄与する安全機能インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]が設定されました。
トヨタ新型スペイドの価格は?
▼トヨタ新型スペイドの価格
- スペイドF “GLAMPER”【特別仕様車】
FF:1,941,500円、4WD:2,095,500円 - スペイドF“Noble collection”【特別仕様車】
FF:2,044,900円、4WD:2,198,900円 - X
FF:1,862,300円、4WD:2,025,100円 - Y
FF:1,925,000円、4WD:2,079,000円 - F
FF:1,914,000円、4WD:2,068,000円 - G
FF:2,014,100円、4WD:2,168,100円
トヨタ新型スペイドに新設定された特別仕様車グランパーの価格は、190万6200円からとなっています。
この価格はベースモデルの「F」からのアップ抑えられ、お得な仕様となっています。
トヨタ新型スペイドの発売日は?
トヨタ新型スペイドに設定された特別仕様車スペイドグランパーは、2019年10月4日に発売されました。
トヨタはスペイドにスタイルが魅力の新モデルを設定することで、より魅力をアピールしていく考えです。
トヨタ・スペイドを「おさらい」
トヨタ・スペイド(SPADE)は、トヨタ・ラウムの後継車として2012年に初代となる現行モデルが発売された4ドアトールワゴンです。
キャッチフレーズには「チャレンジするためのプチバン」が採用され、兄弟車のポルテよりクールなデザインが特徴とされました。
モデル名は、トランプのスペードとSpace(空間)とWide(広い)を組み合わせた造語になっています。
全車に、開口幅1020mm×開口高1250mmのワイヤレス電動スライドドアを助手席側に標準装備し、300mmと低いフロア地上高と段差のないフラットフロアを採用することで優れた乗降性に。
また、2160mmの室内長と1380mmの室内高の大きな室内空間に加え、前後に700mmスライドする助手席シートやチップアップ機構が付いた6:4分割可倒式リヤシートなどにより多彩なシートアレンジができるようになっています。
発売時には1.3Lエンジンも用意されていましたが、FF車のエンジンが現在搭載されている新世代の2NR-FKE型に変更された2015年の改良時に廃止されました。
新型トヨタ・スペイドについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!