ホンダがフラッグシップセダン「レジェンド」に、運転自動レベル3を達成した最新安全システム「ホンダセンシング・エリート」を搭載したモデルの発売を発表しました。
新技術により性能をアップした新型レジェンドについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】100台限定「Honda SENSING Elite」搭載!ホンダ「新型レジェンド」発売!
- ホンダ新型レジェンドの【変更点まとめ】
- アップ!ホンダ新型レジェンドの価格は?
- 新スタイル!ホンダ新型レジェンドの外装(エクステリア)デザイン
- 質感UP!ホンダ新型レジェンドの内装(インテリア)デザイン
- 3モーター!ホンダ新型レジェンドのスペックは?
- レベル3!ホンダ新型レジェンドの安全装備は?
- WLTCモード値対応!ホンダ新型レジェンドの燃費は?
- 広く!ホンダ新型レジェンドのボディサイズは?
- いつ?ホンダ新型レジェンドの発売日は?
- ホンダ・レジェンドを「おさらい」
【最新情報】100台限定「Honda SENSING Elite」搭載!ホンダ「新型レジェンド」発売!
▼ホンダ新型レジェンド「Honda SENSING Elite」の画像
ホンダが、「運転自動レベル3」を達成した最新安全システムを搭載した「レジェンドHybrid EX・Honda SENSING Elite(ホンダセンシングエリート)」の限定発売を発表しました。
ホンダ・レジェンドは、高いパフォーマンスを発揮する最新パワートレインなどを採用した、ホンダのフラッグシップセダンとしてラインナップされています。
新型レジェンドに搭載された「ホンダセンシング・エリート」の「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」は「運転自動レベル3」に初めて対応し、「自車周辺の状況把握」、「自車位置の特定」、「ドライバーの状況把握」の3つの要素から構成。
「自車周辺の状況把握」には、センサーカメラ、ライダーセンサー、レーダーセンサーを採用。
「自車位置の特定」は、全地球測位衛星システム、高精度地図、ホンダインターナビシステムで対応。「ドライバーの状況」はモニタリングカメラで行われます。
これにより「ホンダセンシング・エリート」では、高速道路や自動車専用道路でのハンズオフ車線内運転支援、車線変更のほか、渋滞時にハンズオフで追随しながらテレビ視聴や操作などが可能になっています。
その他、ホンダセンシングエリート搭載車では、エクステリアにブルーアクセサリーランプと専用アルミホイールを採用することでベース車と差別化しながら、数多くのセンサー類を目立たないように内蔵することで質感を向上。
インテリアには、配置、大きさ、色、明るさなどにこだわったHonda SENSING Elite表示灯と12.3インチフル液晶グラフィックメーターを採用し、システムの作動状態、走行状況、操作要求がドライバーへ直感的に伝わるように配慮されています。
新型レジェンドは2021年3月5日に発売。販売方法はリース契約のみとされ、限定100台を生産。価格は11,000,000円となっています。
▼ホンダ新型レジェンド「ホンダセンシング・エリート」の動画
▼ホンダ・アコード
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ホンダ新型レジェンドの【変更点まとめ】
▼ホンダ新型レジェンドの変更点
- レベル3自動運転技術に対応する「ホンダセンシング・エリート」搭載車を100台限定販売
- 新燃費規格WLTCモード値に対応
▽2018年2月の変更点
- 新デザインの外装と内装を採用
- フラッグシップスポーツ「NSX」から得たデータによりハイブリッドシステムを最適化
- ボディー骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性感を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングを変更
- 安全システムのホンダセンシングに、渋滞での低速走行時に車間距離と車線維持をサポートする運転支援機能「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」をホンダ車初搭載
アップ!ホンダ新型レジェンドの価格は?
▼ホンダ新型レジェンドの価格
- レジェンドHybrid EX:7,249,000円
- 【100台限定リース販売】
LEGEND Hybrid EX・Honda SENSING Elite:11,000,000円
ホンダ新型レジェンドの価格は、724万9000円からとなっています。
100台限定で生産される「ホンダセンシングエリート」搭載車は、センサーシステムなどの増加などにより、ベース車から375万1000円アップした1100万円となっています。
新スタイル!ホンダ新型レジェンドの外装(エクステリア)デザイン
▼ホンダ新型レジェンド
新型レジェンドの外装は2018年2月に改良時に、大きくあいたシグネチャーダイアモンドペンタゴングリルが採用され、迫力あるデザインに仕上げられています。
その他にも、最新デザインのホイールやデュアルエキゾーストパイプ、光沢のあるブラックリアディフューザーも装備。
テールライトは複数の線をLEDでデザインすることで、上級モデルとしてのエレガントさが表現されています。
新型レジェンドを前モデルと比較!
▼ホンダ・レジェンド(前モデル)
新型レジェンドの外装を前モデルと比較すると、複雑なカットを与えた光学レンズとLEDを組み合わせた「ジュエルアイLEDヘッドライト」が、グリルの印象が強くなるのにあわせてより直線的ラインに変更されています。
リアにはクロームパーツが追加され、質感とワイドさがアップしています。
質感UP!ホンダ新型レジェンドの内装(インテリア)デザイン
新型レジェンドの内装は、フラッグシップセダンとして高い質感がつくられています。
改良では、新しいデザインを採用することにより操作性や質感を向上。
多彩なデザインパターンを設定することで、好みにあった選択が可能となっています。
▼ホンダ新型レジェンドの室内サイズ
- 全長×全幅×全高:2080×1540×1155mm
3モーター!ホンダ新型レジェンドのスペックは?
▼ホンダ新型レジェンドのパワートレインとスペック
- パワートレイン「SPORT HYBRID SH-AWD」
フロント V型6気筒 3.5L+モーター×1 / リア モーター×2 - トランスミッション:7速デュアルクラッチ
- エンジン最高出力:314ps/6500rpm
- エンジン最大トルク:37.8kgm/6500rpm
- フロントモーター最高出力:48ps/3000rpm
- フロントモーター最大トルク:15.1kgm/500-2000rpm
- リアモーター最高出力(1基あたり):37ps/4000rpm
- リアモーター最大トルク(1基あたり):7.4kgm/0-2000rpm
- システム合計出力:382ps
- 駆動:4WD
- 車両重量:1990kg
ホンダ新型レジェンドのパワートレインには、4WDハイブリッド「SPORT HYBRID SH-AWD」が採用されています。
SPORT HYBRID SH-AWDシステムは、ホンダのフラッグシップスポーツ「NSX」が前輪を2モーター、後輪をエンジンと1モーターで駆動するのに対し、レジェンドでは前後を逆にすることで高性能と広い室内空間を両立。
2018年の改良では、「NSX」で得た駆動力制御などの経験からシステムが見直され、走行性能をアップ。
あわせて、ボディー、シャシーなど細部までチューニングを施し、「意のまま」と感じられるハンドリング性能と上質な乗り心地を磨き上げ、ドライバーズカーとしての性能を向上。
ボディー骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングも最適化されています。
レベル3!ホンダ新型レジェンドの安全装備は?
ホンダ新型レジェンドはベース車に、ホンダの先進安全運転支援システムである「ホンダセンシング」が採用されています。
2018年2月の改良時には、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)に「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」をホンダ車で初搭載。
トラフィックジャムアシストは、高速道路などの渋滞時0km/hから約65km/hまでの速度域で前走車との車間を保ちながら自車の走行車線をキープするよう、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をアシストし、ドライバーの運転負荷を軽減します。
WLTCモード値対応!ホンダ新型レジェンドの燃費は?
▼ホンダ新型レジェンドの燃費
- JC08モード燃費:16.4km/L
- WLTCモード燃費:12.8km/L
ホンダ新型レジェンドの燃費は、フラッグシップセダンとしてのラグジュアリーなつくりとシステム合計382psの高出力を両立しながら、最新ハイブリッドシステムにより新燃費規格WLTCモード12.8km/Lの低燃費となっています。
搭載される3つのモーターを走行状況にあわせて使用することで、さまざまなシーンで高い環境性能を発揮するシステムになっています。
広く!ホンダ新型レジェンドのボディサイズは?
▼ホンダ新型レジェンドのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4995×1890×1480mm
- ホイールベース:2850mm
- 参考
・ホンダ・アコード
全長×全幅×全高:4900×1860×1450mm
ホイールベース:2830mm
ホンダ新型レジェンドのボディサイズは、下位モデルのアコードから全長+95mm、全幅+30mmとすることで、室内空間の快適性がアップされています。
しかし、ホイールベースの延長幅は20mmとなり、最新4WDシステムを活かした鋭い走りも楽しむことができるようになっています。
いつ?ホンダ新型レジェンドの発売日は?
ホンダ・レジェンドに設定された「ホンダセンシングエリート」搭載車は、2021年3月5日に100台限定、リース契約のみで発売されます。
ホンダはフラッグシップセダンであるレジェンドに最新技術を搭載することで、高い技術力をアピールしていく予定です。
ホンダ・レジェンドを「おさらい」
▼ホンダ・レジェンド(現行/前期型)
ホンダ・レジェンドは、1985年から製造されているホンダのフラッグシップセダンです。
初代は初の3ナンバー仕様を持つ新しいフラッグシップカーかつ、アメリカで展開する高級ブランド「アキュラ」向けの専用車として登場。
海外では、2代目までが「レジェンド」、3代目と4代目が「RL」、現行モデルの5代目は「RLX」というモデル名で販売。
日本では、2015年にハイブリッド専用車として現行モデルが発売され、エンジンの搭載位置が前後で変更されているものの、フラッグシップスポーツカーであるホンダ「NSX」と同じ3モーターハイブリッドシステムを搭載。
駆動力を最適に制御することで、気持ちのいい走りが楽しめるハイブリッドスポーツセダンになっています。
新型レジェンドについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!