ホンダの海外上級ブランド「アキュラ」が、「インテグラ」のフルモデルチェンジを発表しました。
新世代となり魅力をアップした新型インテグラについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】復活!「新型インテグラ」フルモデルチェンジ発表!
- 新型インテグラの【変更点まとめ】
- スポーティ!新型インテグラの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!新型インテグラの内装(インテリア)デザイン
- ハイスペック!新型インテグラType Sも設定!
- パワフル!新型インテグラのスペック、走行性能は?
- 走り両立!新型インテグラの燃費は?
- 最新システム!新型インテグラの安全装備は?
- お手頃!新型インテグラの価格は?
- いつ?新型インテグラの発売日は?
- ホンダ・インテグラを「おさらい」
【最新情報】復活!「新型インテグラ」フルモデルチェンジ発表!
▼新型インテグラの画像
ホンダの海外上級ブランド「アキュラ」が、「インテグラ」のフルモデルチェンジを発表しました。
ホンダ・インテグラは、ブランドのミドルクラスとして2007年まで設定され、米国では「アキュラ」ブランドから、フラッグシップセダン「レジェンド」に続く第2弾モデルとして販売されていました。
新世代となったインテグラは、ボディタイプにスポーティな5ドアリフトバックを採用し、6速マニュアルトランスミッションも設定。
最新のプラットフォームやパワートレインを採用することにより、走行性能が高められます。
新型インテグラは2022年3月10日に発表、価格は北米で30,000ドル(約340万円)からとされています。
▼新型インテグラの動画
▼ホンダ・シビック
▼ホンダ・シビックタイプR
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新型インテグラの【変更点まとめ】
▼新型インテグラの変更点
- 新世代のエクステリア、インテリアを採用
- 6速マニュアルトランスミッション、ヘリカルLSDを設定
- ボディ剛性を向上し、走行性能を向上
- 安全システムに、フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用し、安全性を向上
スポーティ!新型インテグラの外装(エクステリア)デザイン
▼新型インテグラの画像
新型インテグラの外装は、新世代のデザインを採用することにより質感が高められています。
フロントは、アキュラブランドで統一された大型のグリルやエアインテークにブラックのカラーを採用することで迫力をアップ。
ヘッドライトには、シケインLEDデイタイムランニングライトを備えたジュエルアイLEDヘッドライトを装備。
足元には、専用の17インチと18インチホイールを採用することで引き締め。
ボディスタイルは5ドアリフトバックとされ、セダンのアキュラ「TLX」などより軽快なスタイルに。
上位グレードでは、グロスブラックのエクステリアアクセントやLEDフォグランプ、フロントフェンダースポイラーが採用されています。
最新装備!新型インテグラの内装(インテリア)デザイン
▼新型インテグラの画像
新型インテグラの内装は、最新の装備を採用することにより質感が高められています。
メーターには、最新の10.2インチデジタルメーターと5.3インチヘッドアップディスプレイが採用され、多彩な情報をわかりやすく表示。
インフォテインメントシステムには7インチと9インチを設定し、ワイヤレスAppleCarPlayとAndroidAutoに対応することで、スマートフォンとの連携を強化。
その他、新型インテグラでは、8スピーカーオーディオもしくは16スピーカー「ELS Studio 3Dプレミアムオーディオ」、パワームーンルーフ、運転席8wayもしくは運転席12way&助手席4way電動シート、ワイヤレススマートフォン充電器などが採用されています。
ハイスペック!新型インテグラType Sも設定!
▼新型インテグラType Sの画像
新型インテグラには、ハイスペックモデルとなる「インテグラType S」が設定されています。
新型インテグラタイプSは、パワートレインに直列4気筒2Lターボエンジンを搭載し、320ps/42.8kgmの高出力を発揮。
あわせて、エキゾーストは3本出しとされ、足元にはブレンボ製4ピストンキャリパーを採用。
トランスミッションは6速MTのみとなり、駆動力を高めるリミテッドスリップデフやシーンにあわせて最適な乗り味を提供するアダプティブダンパーも採用されています。
パワフル!新型インテグラのスペック、走行性能は?
▼新型インテグラのパワートレインとスペック
- 直列4気筒1.5Lターボ
出力:203ps/26.5kgm - 【Type S】
直列4気筒2Lターボ
出力:320ps/42.8kgm - トランスミッション:6速MT or CVT
- 駆動方式:FF
新型インテグラには、最新の1.5Lターボエンジンが搭載されています。
1.5Lターボエンジンは203ps/26.5kgmを発揮し、新型インテグラを軽快に加速。
トランスミッションには、CVTのほか、手動で変速を楽しむことができるレブマッチング機能付き6速MTを設定。
トラクション性能を高めるヘリカルLSDも搭載することで、走りを楽しむことができるようになっています。
走り両立!新型インテグラの燃費は?
▼新型インテグラの燃費
- 1.5Lガソリン:33mpg(約14.0km/L)
新型インテグラの燃費は、最新のパワートレインを採用することにより高められています。
1.5Lガソリンエンジンの燃費は14.0km/Lとされ、走行性能と使い勝手が両立されています。
最新システム!新型インテグラの安全装備は?
新型インテグラの安全装備には、ブランドの先進安全システムが採用されています。
搭載されるシステムは、フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用することで性能をアップ。
トラフィックジャムアシスト機能を追加するなど、安全性が引き上げられています。
お手頃!新型インテグラの価格は?
▼新型インテグラの価格
- グレード
・ベースグレード(CVT)
・A-Spec(CVT)
・A-Spec Tech(6速MT or CVT) - 価格:30,000ドル~(約340万円)
新型インテグラの価格は、米国で約340万円からとされています。
アキュラでは、米国でコンパクトセダン「ILX」が約300万円、上級セダン「TLX」が約410万円からラインナップおり、新型インテグラは中間の価格設定となります。
▼参考:ホンダ他モデルの価格
- アキュラILX:26,500ドル~(約300万円)
- アキュラTLX:37,500ドル~(約410万円)
- ホンダ・シビック:319万円~353万9800円
いつ?新型インテグラの発売日は?
フルモデルチェンジした新型インテグラは、2022年3月10日に発表され、北米で販売が開始されました。
アキュラは、新世代モデルとしてインテグラを復活することで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
ホンダ・インテグラを「おさらい」
▼クイントインテグラ(初代)
ホンダ・インテグラ(INTEGRA)は、初代が1985年に登場した乗用車です。
インテグラの車名の由来は、「統合、完全なもの」を表す「Integrate(インテグレート)」からくる造語となっています。
初代は、それまで販売されていた「クイント」のフルモデルチェンジ型として制作され、モデル名に「クイントインテグラ」を採用。
当時では珍しいDOHCエンジンを全車に搭載し、走行性能の高さがアピールされました。
海外では、ホンダの高級ブランド「アキュラ」から「アキュラ・インテグラ」として販売。
フラッグシップセダン「レジェンド」に続く、第2弾モデルとしてラインナップされました。
▼インテグラ(2代目)
1989年に登場した2代目では、モデル名「インテグラ」に変更。
ボディタイプには3ドアクーペと4ドアハードトップを設定し、ハードトップモデルは販売当時のブームにより、販売台数を伸ばしました。
▼インテグラ(3代目/前期)
▼インテグラ(3代目/後期)
1993年の3代目では、当初丸形の4灯ヘッドライトを採用しましたが、日本では販売が振るわず、マイナーチェンジにあわせ横長のヘッドライトに変更。
しかし、海外ではフルモデルチェンジまで4灯ヘッドライトの販売が継続されました。
グレードには、インテグラとして初めてハイスペックモデル「Type R」が設定され、走行性能の高さも人気になりました。
▼インテグラ(4代目)
2001年に4代目となったインテグラでは、ボディタイプが3ドアクーペのみとされ、海外でモデル名をアキュラ「RSX」に変更。
排気量を2Lにアップし「Type R」も製造されましたが、アキュラ「RSX」への設定は見送り。
2007年には、クーペの販売が低迷したことから販売が終了されました。
新型インテグラについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!