BMWがスポーツクーペ「4シリーズ」の追加モデルとなる「4シリーズカブリオレ」の日本発売を発表しました。
最新プラットフォームにより性能を伸ばした新型4シリーズについて、スペックや価格などの最新情報をご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】オープンエア!BMW「新型4シリーズカブリオレ」日本発売!
- BMW新型4シリーズの【主な変更点まとめ】
- スタート価格ダウン!BMW新型4シリーズの価格は?
- BMW新型4シリーズを試乗動画でチェック!
- 大型グリル!BMW新型4シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
- 拡大!BMW新型4シリーズのボディサイズは?
- 新装備!BMW新型4シリーズの内装(インテリア)デザイン
- 最高峰!BMW「新型M4」「M4コンペティション」「M4CSL」設定!
- パワフル!BMW新型4シリーズのエンジンとスペックは?
- 走り両立!BMW新型4シリーズの燃費は?
- 最新システム!BMW新型4シリーズの安全装備は?
- いつ?BMW新型4シリーズの発売日は?
- BMW4シリーズを「おさらい」
【最新情報】オープンエア!BMW「新型4シリーズカブリオレ」日本発売!
▼BMW新型4シリーズカブリオレの画像
BMWが「4シリーズ」のオープンモデルとなる「4シリーズカブリオレ」の日本発売を発表しました。
BMW4シリーズはブランドのミドルクラスとして設定され、現行モデルは2020年10月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。
新設定された4シリーズカブリオレは、閉じている状態から約18秒で開けることが可能なルーフを採用。
ルーフは、前世代の電動リトラクタブルハードトップからソフトトップに変更することで40%軽量化され、より軽快な走りを楽しむことができるようになっています。
BMW新型4シリーズカブリオレは2021年2月25日に日本発売。価格は6,410,000円~10,890,000円となっています。
▼BMW3シリーズ
▼BMW5シリーズ
【BMW新型5シリーズ】「2021年型」ビッグマイナーチェンジ発表!最新情報、M5/ツーリング、燃費、サイズ、価格は?
BMW新型4シリーズの【主な変更点まとめ】
▼BMW新型4シリーズの変更点
- オープンモデル「4シリーズカブリオレ」を設定
▽2021年1月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「M4」「M4コンペティション」を設定
▽2020年10月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新世代のBMWブランドデザインを採用
- 最新の「CLAR」プラットフォームにより、ボディサイズ、ホイールベースを延長することで、室内空間とラゲッジスペースを拡大
- AIを利用した新開発BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを導入
- 高性能3眼カメラを使用しハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載した最新の運転支援システムを装備
- 新型4シリーズカブリオレのルーフをハードトップからソフトトップに変更
▼BMW新型4シリーズクーペの動画
▼BMW新型4シリーズカブリオレの動画
スタート価格ダウン!BMW新型4シリーズの価格は?
▼BMW新型4シリーズの価格
- 【4シリーズクーペ】
・BMW 420i:5,770,000円
・BMW 420i M Sport:6,320,000円
・BMW M440i xDrive:10,250,000円
・BMW M4:12,980,000円
・BMW M4 Competition:13,480,000円
・BMW M4 Competition Track Package:14,600,000円 - 【4シリーズカブリオレ】【新設定】
・BMW 420i Cabriolet:6,410,000円
・BMW 420i Cabriolet M Sport:6,960,000円
・BMW M440i xDrive Cabriolet:10,890,000円
BMW新型4シリーズの価格は、577万円からとされています。
日本では前モデルが593万円からとされていましたが、新型4シリーズではスタート価格がダウンしています。
ハイパフォーマンスモデルの「M4」は1298万円からとなり、出力を高めた「M4コンペティション」が50万円差で設定されています。
▼参考:BMW4シリーズの価格(前モデル)
▽4シリーズクーペ
- 420i クーペ:5,930,000円
- 420i クーペ Luxury:6,120,000円
- 420i クーペ M Sport:6,140,000円
- 430i クーペ Sport:7,190,000円
- 430i クーペ Luxury:7,220,000円
- 430i クーペ M Sport:7,390,000円
- 440i クーペ Luxury:8,550,000円
- 440i クーペ M Sport:8,720,000円
▽4シリーズカブリオレ
- 440i カブリオレ Luxury:9,520,000円
- 440i カブリオレ M Sport:9,700,000円
▽4シリーズグランクーペ
- 420i グラン クーペ:6,010,000円
- 420i グラン クーペ Luxury:6,400,000円
- 420i グラン クーペ M Sport:6,420,000円
- 420i xDrive グラン クーペ:6,330,000円
- 420i xDrive グラン クーペ Luxury:6,720,000円
- 420i xDrive グラン クーペ M Sport:6,740,000円
- 430i グラン クーペ Luxury:7,290,000円
- 430i グラン クーペ M Sport:7,460,000円
- 440i グラン クーペ Luxury:8,640,000円
- 440i グラン クーペ M Sport:8,800,000円
BMW新型4シリーズを試乗動画でチェック!
BMW新型4シリーズは、注目度の高さから試乗動画が公開されています。
新世代となりあがった質感や走りが評価されています。
大型グリル!BMW新型4シリーズの外装(エクステリア)デザインは?
▼BMW新型4シリーズクーペ「430i」の画像
▼BMW新型4シリーズクーペ「M440i」の画像
BMW新型4シリーズの外装は最新のBMWブランドデザインとされ、よりちから強く大型化されたキドニーグリルが特徴となっています。
新型4シリーズにはアダプティブLEDヘッドライトが装備され、足元には18インチから19インチホイールを設定。
リアには、独自のL字型のグラフィックを持つテールライトを採用。
空力性能も改善され、Cd値は0.25までダウン。
また、車両のキーを持たずとも、iPhoneをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能となっています。
▼新型4シリーズカブリオレの画像
新型4シリーズではボディタイプに4人乗りオープンモデルとなる新型4シリーズカブリオレの設定も発表されており、ルーフを前世代の電動リトラクタブルハードトップからソフトトップに変更することで40%軽量化。
ルーフは電動式で走行中も最高50km/hまで開閉でき、18秒で動作を完了することができるようになっています。
▼新型4シリーズグランクーペのCG&スクープ画像
4シリーズには今後、4ドアクーペモデルとなる「4シリーズグランクーペ」の設定も予定され、スポーティな4ドアスタイルを楽しむことができるようになります。
BMW新型4シリーズを前モデルと比較!
▼BMW4シリーズ(前モデル)
BMW新型4シリーズを前モデルと比較すると、よりアグレッシブなデザインに大きく変更されています。
BMWはブランドデザインを新世代4シリーズにあわせて変更し、新しいBMWモデルを象徴するスタイルとなっています。
拡大!BMW新型4シリーズのボディサイズは?
▼BMW新型4シリーズのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4775×1850×1395mm
- ホイールベース:2850mm
- 車重:1560kg
- ※参考
・3シリーズ
全長×全幅×全高:4715×1825×1440mm
ホイールベース:2850mm
・4シリーズ(前モデル)
全長×全幅×全高:4640×1825×1375mm
ホイールベース:2810mm
BMW新型4シリーズのボディサイズは、先に新世代モデルが発表された「3シリーズ」から全長と全幅が拡大され、よりラグジュアリーな仕上げとされています。
しかし、4シリーズでは3シリーズセダンよりも全高を45mmダウン、車両の重心位置も21mm低く設計することで、走行性能がアップされています。
新装備!BMW新型4シリーズの内装(インテリア)デザイン
BMW新型4シリーズの内装は最新技術を採用することにより、質感と使いやすさがたかめられています。
ディスプレイには、12.3インチデジタルメーターと10.25インチセンタースクリーンを設定。
インフォテイメントシステムには、AIを利用した新開発のBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを導入。
アシスタントは、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能とされ、いままでの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉でドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを提供。
新型4シリーズではその他、投影面積を70%拡大した次世代のBMWヘッドアップディスプレイや、Apple CarPlayも利用できるようになっています。
シートは新設計され、ドライバーのホールド性を高めながら快適性も向上。
インテリアには多彩なカラーが設定され、オーナーの好みにあわせて選択できるように。
拡大されたボディサイズにより後席の空間も拡大され、440Lと広いラゲッジスペースも確保されています。
最高峰!BMW「新型M4」「M4コンペティション」「M4CSL」設定!
▼BMW新型M4の画像
BMW4シリーズには、ハイパフォーマンスモデルとなる「M4」「M4コンペティション」が設定されています。
▼BMW新型M4の動画
BMW新型M4は、専用のエアロ、カーボンルーフ、クアッドエキゾーストなどを装備することでベースモデルと差別化。
シャーシは、フロントとリアのサブフレーム、追加のブレース、アダプティブMダンパーなどにより強化されています。
ホイールは「M4」でフロント18インチ、リア19インチ、「M4コンペティション」でフロント19インチ、リア20インチを装備。
パワートレインは前世代の431psから、標準の「M4」で480ps/56.1kgm、上位モデルとなる「M4コンペティション」では510ps/66.3kgmにスペックアップした直列6気筒3Lツインターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速タイムは「M4」で4.2秒、「M4コンペティション」で3.9秒を実現。
トランスミッションには、8速ATと6速MTが設定されています。
内装には、メリノレザーを使用した新開発のバケットシートが装備され、ライティングロゴ付きヘッドレストを装備するほか、高いホールド性と通気性を両立。
オプションとして、Mカーボンシートも設定されています。
▼新型M4 CSLのスクープ画像
また、新型M4には、カーボン製エンジンフードやルーフ、フロントスプリッターなどにより軽量化した「M4 CSL」の設定も予定され、M4コンペティションからくる510ps/66.3kgmの直列6気筒3Lツインターボエンジンを搭載することで、走行性能が高められます。
▼BMW新型M4の動画
パワフル!BMW新型4シリーズのエンジンとスペックは?
▼BMW製直列6気筒ツインターボエンジン
▼BMW新型4シリーズのパワートレインとスペック
▽日本導入
- 【420i】
直列4気筒 2Lガソリンターボ
最高出力:184ps/30.6kgm - 【M440i xDrive】
直列6気筒3Lガソリンターボ
最高出力:387ps/51.0kgm
0-100km/h加速:4.5秒 - 【M4】
直列6気筒3Lガソリンターボ
最高出力:480ps/56.1kgm
0-100km/h加速:4.2秒 - 【M4コンペティション】
直列6気筒3Lガソリンターボ
最高出力:510ps/66.3kgm
0-100km/h加速:3.9秒 - トランスミッション:8速AT or 6速MT
- 駆動:FR or 4WD「xDrive」
▽海外仕様
- 【430i】
直列4気筒 2Lガソリンターボ
出力:255ps/40.7kgm
0-96km/h加速:5.5秒(4WD:5.3秒)
最高速度:250km/h(リミッター) - 【420d】
直列4気筒 2Lディーゼルターボ
最高出力:190ps - 【430d】
直列6気筒 3Lディーゼルターボ
最高出力:286ps - 【440d】
直列6気筒 3Lディーゼルターボ
最高出力:340ps
BMW新型4シリーズには、排気量を1気筒あたり500ccとしたBMWの新世代エンジンが搭載されています。
エントリーモデルには新開発された2Lのガソリンエンジンが搭載され、軽快な走りを実現。
Mパフォーマンスモデルとなる「M440i xDrive」は、直列6気筒3Lガソリンターボエンジンに大型化されたキドニーグリルからエアを供給することで、387ps/51.0kgmの高出力と高い環境性能を両立。
Mアダプティブサスペンションにより、ステアリング、ダンピング、アクセルレスポンスを変更し、よりアグレッシブなドライビングフィーリングを楽しむこともできるようになっています。
また、新型4シリーズにはハイパフォーマンスモデルとして「M4」が設定され、前モデルの431馬力から、ベースモデルで480馬力、上位の「M4コンペティション」で510馬力まで出力が高められています。
走り両立!BMW新型4シリーズの燃費は?
▼BMW新型4シリーズの燃費
※WLTCモード値
- 420i(2Lターボ&FR):13.4km/L
- M440i xDrive(3Lターボ&4WD):11.2km/L
BMW新型4シリーズの燃費は、新燃費規格WLTCモード値で13.4km/Lとなっています。
4WDハイスペックモデルとなる「M440i xDrive」でも11.2km/Lが確保され、環境性能が重視されています。
▼参考:BMW4シリーズの燃費(前モデル)
※JC08モード値
- 2Lターボ:16.0km/L
- 3Lターボ:13.5km/L
最新システム!BMW新型4シリーズの安全装備は?
BMW新型4シリーズの安全装備には、高性能3眼カメラを使用した最新の運転支援システムが標準装備されています。
システムは「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載し、高速道路での渋滞時において、絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、時速60km/hまで、ステアリングから手を離して走行が可能に。
その他、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を搭載。
また、新型BMW8シリーズから導入されたリバースアシスト機能付きパーキングアシスタントにより、車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能になっています。
いつ?BMW新型4シリーズの発売日は?
フルモデルチェンジしたBMW新型4シリーズは、ベースモデルが2020年10月16日、「M4」が2021年1月26日、「カブリオレ」が2021年2月25日に日本で発売されました。
BMWは4シリーズのラインナップを拡大することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
BMW4シリーズを「おさらい」
BMW4シリーズは、初代となる前モデルが2013年に登場したプレミアムミドルクラスカーです。
6代目「3シリーズ」から派生するラグジュアリーラインとして製作されました。
ボディタイプには、登場前まで3シリーズにラインナップされていたクーペとカブリオレに加え、4ドアクーペスタイルとなるグランクーペをラインナップ。
車両型式は、3シリーズが担当するセダンがF30、ツーリング(ワゴン)がF31、グランツーリスモ(5ドアハッチバック)がF34、中国市場専売のセダンロングホイールベースがF35、4シリーズが担当するクーペがF32、カブリオレがF33、グランクーペ(4ドアクーペ)がF36と連番になっています。
新型BMW4シリーズについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!