トヨタが、コンパクトカー「パッソ」の改良発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたトヨタ新型パッソについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】スマアシ3標準装備!トヨタ「新型パッソ」改良発売!
- トヨタ新型パッソの【主な変更点まとめ】
- お買い得!トヨタ新型パッソの価格は?
- 上質!トヨタ新型パッソの外装(エクステリア)デザイン
- キビキビ!トヨタ新型パッソのボディサイズは?
- 好みにあわせて!トヨタ新型パッソの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!トヨタ新型パッソのエンジンとスペックは?
- 良好!トヨタ新型パッソの燃費は?
- 充実!トヨタ新型パッソの安全装備は?
- いつ?トヨタ新型パッソの発売日は?
- トヨタ・パッソを「おさらい」
【最新情報】スマアシ3標準装備!トヨタ「新型パッソ」改良発売!
▼新型パッソ「ターコイズブルーマイカメタリック」
トヨタが、コンパクトカー「パッソ」の改良発売を発表しました。
トヨタ・パッソは、ダイハツが販売する「ブーン」のOEMモデルとなっており、ブランドのエントリーコンパクトカーとしてラインナップされ、その使い勝手や価格が人気になっています。
改良された新型パッソでは、全グレードに「スマートアシスト」と「オートライト」、「X”Lパッケージ」にLEDヘッドランプをを標準装備することで安全性を向上。
加えて、ボディカラーには、ターコイズブルーマイカメタリックを追加設定。
「X」グレードのリヤドアおよびバックドアには、UVカット機能付プライバシーガラスが採用されています。
新型パッソは2021年4月1日に発売。価格は1,275,000円~1,913,000円となっています。
▼ダイハツ・ブーン
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▼トヨタ次期型パッソ
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トヨタ新型パッソの【主な変更点まとめ】
▼トヨタ新型パッソの変更点
- スマートアシスト3とオートライトを標準装備
- ボディカラーに、ターコイズブルーマイカメタリックを追加設定
- 「X」グレードのリヤドアおよびバックドアに、UVカット機能付プライバシーガラスを採用
- 「X“L package”」にLEDヘッドランプを標準装備し、シルバー+ピアノブラック調加飾を施したオーディオクラスターとサイドレジスターリングを設定
- ファインブルーマイカメタリック、マゼンタベリーマイカメタリック、レモンスカッシュクリスタルメタリックを廃止
▽2020年4月の変更点
- 特別仕様車「パッソMODAチャーム」を新設定。
「MODA」をベースに、おしゃれで快適な装備を充実。
▽2018年マイナーチェンジ時の変更点
- 最新のエクステリア、インテリアデザインを採用しリフレッシュ
- MODA“G package”に、上質さが際立つ15インチのアルミホイール、フォグランプベゼルに配したLEDイルミネーション、合成皮革+ファブリックシート、本革巻きシフトノブをセットにしたドレスアップパッケージを新設定
- 安全装備にスマートアシスト3を搭載
- 真上から見ているように周辺映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビュー対応ナビレディパッケージを設定
- 後席左右にアシストグリップを装備
お買い得!トヨタ新型パッソの価格は?
▼トヨタ新型パッソの価格
- X
FF:1,275,000円、4WD 1,451,000円 - X“L package・S”
FF:1,385,000円、4WD 1,561,000円 - MODA
FF:1,572,000円、4WD 1,748,000円 - MODA“G package”
FF:1,737,000円、4WD 1,913,000円 - 【特別仕様車】
・MODA“Charm”
FF:1,627,000円、4WD:1,803,000円
トヨタ新型パッソの価格は、スマートアシストとオートライトが全車標準装備されたことにより、127万5000円からにアップしています。
ベースとなるパッソでは、「X“S”」と「X“G package”」グレードが廃止され、シンプルなグレード構成とされています。
▼参考:トヨタ・パッソ(前モデル)の価格
- X
FF:1,199,000円、4WD:1,375,000円 - X“S”
FF:1,265,000円、4WD:1,441,000円 - X“L package・S”
FF:1,369,500円、4WD:1,545,500円 - X“G package”
FF:1,501,500円、4WD:1,677,500円 - MODA
FF:1,562,000円、4WD:1,738,000円 - MODA“G package”
FF:1,727,000円、4WD:1,903,000円 - 【特別仕様車】
・MODA“Charm”
FF:1,617,000円、4WD:1,793,000円
上質!トヨタ新型パッソの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ・パッソ(ベースモデル/Xグレード)
トヨタ新型パッソの外装には、2018年の改良時に質感を高めた新しいデザインが採用されています。
ベースモデルとなる「X」グレードは、フロントグリル上部に添えたシルバー塗装のアクセントにより、シンプルかつシャープな印象がプラスされています。
▼トヨタ・パッソモーダ
他モデルで”カスタム”にあたるパッソMODAでは、大開口のフロントグリルやL字型のフォグランプベゼルでワイド感を強調、大胆かつ上質な印象とされました。
▼トヨタ新型パッソMODA“G package”「ドレスアップパッケージ」装着車
さらに、MODA“G package”には、上質さが際立つ15インチのアルミホイール、フォグランプベゼルに配したLEDイルミネーション、専用内装をセットにした「ドレスアップパッケージ」が設定されています。
キビキビ!トヨタ新型パッソのボディサイズは?
▼トヨタ新型パッソのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3650×1665×1525mm
- ホイールベース:2490mm
- 最低地上高:150mm
- 車重:910kg
トヨタ新型パッソのボディサイズは、軽自動車からのクラスアップユーザーに対応する扱いやすいサイズに仕上げられています。
車重は、最新ボディ技術「Dモノコック」によるサイドアウターパネルの全面厚板ハイテン化や、樹脂製のフロントフェンダーやスポイラー一体型バックドア、フューエルリッドにより前モデルから50kg軽量化されましたが、軽量化分をボディ剛性強化にあてることで上質な乗り心地に仕上げられています。
好みにあわせて!トヨタ新型パッソの内装(インテリア)デザイン
▼トヨタ・パッソ(ベースモデル)
トヨタ新型パッソの内装は、ベースモデルとパッソモーダでパターンが用意され、好みにあわせて選択できるようになっています。
▼トヨタ新型パッソMODA“G package”「ドレスアップパッケージ」装着車
パッソMODA“G package”に設定される「ドレスアップパッケージ」装着車では、合成皮革+ファブリックシート、本革巻きシフトノブが採用され、より上質な仕上げになっています。
シートは形状を基礎から見直しホールド性をアップすることで疲れが軽減され、上下アジャスター機能も搭載することで最適なドライビングポジションをつくることができるようになっています。
ラゲッジスペースは可倒式リアシートにより拡大することができ、長さのある荷物にも対応できるようになっています。
▼トヨタ新型パッソの室内サイズ
- 室内長×室内幅×室内高:1975×1420×1270mm
- 乗員:5人乗り
軽快!トヨタ新型パッソのエンジンとスペックは?
▼トヨタ新型パッソのエンジンとスペック
- エンジン:直列3気筒1L「1KR-FE」
- 最高出力:69ps/6000rpm
- 最大トルク:9.4kgm/4400rpm
- トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
トヨタ新型パッソには、直列3気筒1L自然吸気エンジンが搭載されています。
1Lエンジンは、吸気ポートのデュアルインジェクター&デュアルポート化を行うとともに、ピストン形状の最適化による高圧縮比、低フリクション化を実施することで滑らかな加速感と高い燃費性能を実現。
組み合わせるトランスミッションは、登坂時にECUが走行状況を感知し「坂道モード」に自動的に変更することで、力強い走りができるようになっています。
足回りには最新の「Dサスペンション」を採用し、サスペンションの特性見直しや剛性アップなどにより、前後や上下左右への揺れが少ないフラットな乗り心地が追求されています。
良好!トヨタ新型パッソの燃費は?
▼トヨタ新型パッソの燃費
- FF車
・JC08モード:28.0km/L
・WLTCモード
総合:21.0km/L
市街地モード:17.4km/L
郊外モード:22.6km/L
高速道路モード:22.6km/L - 4WD車
・JC08モード::24.4km/L
・WLTCモード
総合:19.0km/L
市街地モード:15.7km/L
郊外モード:20.4km/L
高速道路モード:20.5km/L
トヨタ新型パッソの燃費は、より実燃費に近い新燃費規格WLTCモードの値が公開されています。
JC08モードとWLTCモードの燃費差はFF車で7km/Lとなっており、エンジン搭載車が得意とする郊外や高速道路での燃費値が高くなっています。
充実!トヨタ新型パッソの安全装備は?
トヨタ新型パッソの安全システムには、最新先進システム「スマートアシスト3」が搭載されています。
2018年の改良前では、前世代の安全システム「スマートアシスト2」が搭載されていました。
スマートアシスト3では、人の目のように左右に配置される世界最小のステレオカメラにより危険を察知することで、自動ブレーキが歩行者にも対応。
車線を逸脱しそうな場合はドライバーに警告するほか、誤発進抑制やオートハイビーム機能なども利用できるようになっています。
さらに新型パッソには、真上から見ているように周辺映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビュー対応ナビレディパッケージが設定され、駐車時の安全確認を安心して行うことができるようになっています。
いつ?トヨタ新型パッソの発売日は?
改良されたトヨタ新型パッソは、2021年4月1日に発売されました。
トヨタは改良によりパッソをリフレッシュすることで、幅広いユーザーにアピールしていきたい考えです。
トヨタ・パッソを「おさらい」
▼トヨタ・パッソ(初代)
トヨタ・パッソ(PASSO)は、初代が2004年に登場したコンパクトカーです。
車名の「PASSO」の由来は、イタリア語で「ステップ・足音」の意味する言葉となっており、気軽に乗れる軽やかなクルマをイメージし採用されました。
初代と2代目はダイハツと共同開発され、企画とマーケティングはトヨタが担当、設計と開発、生産はダイハツが担当しました。
トヨタがダイハツへ生産を委託したことで、ダイハツ・ブーンとは兄弟車ですがOEM車両とは異なり、車両型式と製造事業者がそれぞれ違っていました。
車体は初代ヴィッツより短い全長ながら室内が広く設計され、最小回転半径も軽自動車と同レベルの4.3mを実現。
フロアシフトとレバー式パーキングブレーキを採用したヴィッツに対し、コラムシフトと足踏み式パーキングブレーキを採用したパッソは、室内の収納にも優れたクルマとして人気になりました。
▼トヨタ・パッソ+Hana(2代目)
2010年に登場した2代目では、商品企画から女性スタッフが中心となることで使いやすさを向上。
通常のパッソのほか、専用のフロントバンパーやシャンパン塗装のアウトサイドドアハンドルやドアミラー、クリアタイプのリヤコンビネーションレンズなどにより上質感を追求した「パッソ+Hana(プラス ハナ)」も設定されました。
2016年にフルモデルチェンジした現行モデルの3代目は、ダイハツからのOEM車両に変更。
2代目まで設定されていた1.3Lエンジン車が廃止され、1.0Lエンジン車のみを設定。
前モデルに設定された「+Hana」に代わりに新グレードの「MODA(モーダ)」が用意され、サテンメッキを施した専用フロントグリルやブラックアウトしたフロントピラーとセンターピラー、Bi-Beam LEDヘッドランプなどにより質感をアップ。
ボディサイズは2代目から大きな変更はありませんでしたが、ホイールベースを50mm延長したことでリアシートの足回り空間が75mm拡大されました。
新型トヨタ・パッソについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!