日産が、コンパクトカー「ノートオーラ」のビッグマイナーチェンジ発売を発表しました。
改良により魅力をアップした日産新型ノートオーラについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!「新型ノートオーラ」マイナーチェンジ発売!
- 日産新型ノートオーラの【変更点まとめ】
- 277万円から!日産新型ノートオーラの価格は?
- 新スタイル!日産新型ノートオーラの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!日産新型ノートオーラの内装(インテリア)デザイン
- ベース車変更!新型ノートオーラAUTECH設定!
- 力強く!日産新型ノートオーラのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!日産新型ノートオーラの燃費は?
- プロパイロット!日産新型ノートオーラの安全装備は?
- 3ナンバー!日産新型ノートオーラのボディサイズは?
- いつ?日産新型ノートオーラの発売日は?
- 日産ノートを「おさらい」
【最新情報】進化!「新型ノートオーラ」マイナーチェンジ発売!
▼日産新型ノートオーラの画像
日産が、「ノートオーラ」のビッグマイナーチェンジ発売を発表しました。
日産ノートオーラは、ベースとなる「ノート」からボディサイズを拡大し、搭載する「e-POWER」ハイブリッドの出力をアップした上級モデルとして2021年6月に発表され人気になっています。
マイナーチェンジした新型ノートオーラでは、新しいエクステリアデザインを採用することにより質感を向上。
ユーザーから要望が多かったグローブボックスの容量も拡大し、収納スペースを上下2段に仕切ることで使い勝手をアップ。
また、運転席電動パワーシートを全車標準装備、後席のUSB電源ソケットにタイプCを採用し、夜間でも差し込み位置が分かるようにリングライトを追加することで機能性を向上しています。
▼新型ノートオーラAUTECHの画像
グレードでは、これまで標準の「ノート」に設定されていたカスタムモデル「オーテック」が、ベース車を「ノートオーラ」に変更し新設定。
▼「フォレストグリーン×スーパーブラック2トーン」
▼「スミレ×スーパーブラック2トーン」
ボディカラーでは新色として「フォレストグリーン×スーパーブラック2トーン」、「スミレ×スーパーブラック2トーン」を設定。
▼内装色「ワイマラナー」
内装色にはグレイッシュブラウンの色合いが特徴の大型狩猟犬をモチーフとした「ワイマラナー」が新設定され、モデル名「オーラ(AURA)」のアルファベット“A”をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチを施したシート地を採用し、高級感ある風合いを演出。
▼内装色「ブラック」
内装色「ブラック」でも、新たな色味の木目調フィニッシャーを採用し、あわせてインストルメントパネル、アームレスト、ドアトリムクロスが落ち着きのある色味に変更されています。
▼新型ノート オーラ90th Anniversaryの画像
加えて、新型ノートオーラでは、日産の創立90年記念特別仕様車「ノート オーラ90th Anniversary」を設定。
特別仕様車では、カッパー色のアクセント、専用17インチブラックアルミホイール、専用シートなどを採用することで、質感が高められています。
改良された日産新型ノートオーラは2024年6月13日に発売。価格は2,779,700円からとなっています。
スポーツモデルの「ノートオーラNISMO」は遅れて2024年7月18日の発売が予定され、標準車より出力を高めたリヤモーターを搭載する4WDモデルを新設定し、BOSE製サウンドシステムを新たにオプション設定。ボディカラーには「ステルスグレー×スーパーブラック2トーン」が新設定されます。
▼日産ノート(標準モデル)
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日産新型ノートオーラの【変更点まとめ】
▼日産新型ノートオーラの変更点
- 新しいデザインを採用
- グローブボックスの容量を拡大
- 運転席電動パワーシートを全車標準装備
- カスタムモデル「オーテック」のベース車を「ノート」から「ノートオーラ」に変更
- ボディカラーに「フォレストグリーン×スーパーブラック2トーン」、「スミレ×スーパーブラック2トーン」を追加
- 内装色に新色ワイマラナーを設定
- 日産創立90年記念特別仕様車を設定
- 「ノートオーラNISMO」に4WDモデルを追加設定し、BOSE製サウンドシステム、ボディカラー「ステルスグレー×スーパーブラック2トーン」を新設定
▽2023年2月の変更点
- 原材料費等の高騰により価格をアップ
▽2022年8月の変更点
- 抗菌仕様シートを採用
- 「G」グレードにリヤアームレスト、エアリーグレー内装を採用
- ボディカラーに、サンライズカッパー、ミッドナイトパープル、ピュアホワイトパール/サンライズカッパー2トーンを設定、プレミアムホライズンオレンジ、オリーブグリーン、オペラモーブ/スーパーブラック2トーンを廃止
▽2021年8月の変更点
- スポーツモデル「ノートオーラNISMO」を設定
277万円から!日産新型ノートオーラの価格は?
▼日産新型ノートオーラの価格
- 【G】
FF:277万9700円、4WD:306万1300円
・【G レザーエディション】
FF:286万9900円、4WD:315万1500円 - 【オーテック】【新設定】
FF:305万300円、4WD:333万1900円 - 【NISMO】
FF:307万2300円、4WD:340万円【新設定】 - 【特別仕様車】
・90周年記念車
FF:2,889,700円、4WD:3,171,300円
日産新型ノートオーラの価格は、改良にあわせアップしています。
アップ幅はFF車で8万円ほど、4WD車で10万円ほどとされ、新グレードとしてベース車を「ノート」から「ノートオーラ」に変更した「オーテック」を設定。
遅れて発売される「ノートオーラNISMO」には、4WDモデルが追加ラインナップされます。
▼参考:日産ノートオーラ(前モデル)の価格
- 【G】
FF:2,699,400円、4WD:2,957,900円
・【G レザーエディション】
FF:2,783,000円、4WD:3,041,500円 - 【NISMO】
FF:2,981,000円
新スタイル!日産新型ノートオーラの外装(エクステリア)デザイン
▼新型ノートオーラの画像
▼参考:日産ノートオーラ(前モデル)
日産ノートオーラの外装は、新世代のデザインを採用することにより質感がアップされます。
ブランドデザインのVモーションは、ヘッドランプ下にボディカラーと同色、またはダークメタルグレーのアクセントを採用。
グリルは、日本の伝統工芸を感じさせるデザインとされ、ヘッドランプ下までワイドに広げることでクルマの存在感をアップしています。
▼新型ノートオーラの画像
▼参考:日産ノートオーラ(前モデル)
また、新型ノートオーラでは、ウイング形状のフロント・リヤバンパーも採用することで、e-POWERの俊敏な走りを表現。
新デザインの17インチホイールは、見る角度によって光と影が織りなす移ろいが美しく変化する、モダンで先進感のあるデザインに。
加えて、ボディサイドの風の流れをスムースにして高い空力性能を確保するとともに、ホイールの軽量化も実現。
▼日産新型ノートオーラNISMOのリーク画像
新型ノートオーラニスモ リアはバンパーだけじゃなくけっこう変わってる!だいぶ低重心に見えるね。ボーズオーディオも確認! pic.twitter.com/oX7YSABYRD
— k n (@kn60395604) June 1, 2024
▼参考:日産ノートオーラNISMO(前モデル)
モデルタイプには遅れて、専用のエアロやサスペンションのほか、剛性をアップすることにより走行性能をアップしたノートオーラNISMOも設定されます。
最新装備!日産新型ノートオーラの内装(インテリア)デザイン
日産新型ノートオーラの内装は、最新の装備を採用することにより、使い勝手と質感がアップされています。
インストルメントパネルには、インフォテインメントディスプレイと大型のデジタルメーターを装備。
フロントセンターアームレストには、腕を置いたまま、指先だけで楽に操作することが可能な電動シフトを採用。
オーディオには、BOSEと共同開発した「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」が設定され、運転席、助手席のヘッドレストにスピーカーを配置し、広がりのあるプレミアムな音響を提供。
新型ノートオーラではドアとルーフに吸音材、ドアに遮音ガラスが使用され、よりドライブを楽しむことができるようになっています。
ベース車変更!新型ノートオーラAUTECH設定!
▼新型ノートオーラAUTECHの画像
新型ノートオーラには、ベース車を「ノート」から「ノートオーラ」に変更した「ノートオーラAUTECH」が設定されています。
ノートオーラAUTECHは、ブランド共通のドットパターンのフロントグリルや、低重心とワイドスタンスを印象づけ、スポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツ、細部まで丁寧に作り込んだスポークフォルムをダーク金属調塗装で仕上げた専用アルミホイールなどを採用。
また、「AUTECH」ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海にインスパイアされたデザインとして、海を進むボートの後方に生じる波のパターン「航跡波」をモチーフとした模様を取り入れた専用シグネチャーLEDも装備。
インテリアは全体をブラック基調でコーディネートし、上質な本革で仕立てたシートをはじめ、ステアリング、インストパネル、アームレストなどにブルーステッチを採用。
さらに、鮮やかな木目が特徴的な高級材、紫檀(シタン)の柄に、光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーを施した専用フィニッシャーを、インストパネルの一部やコンソールに採用。
ボディカラーには、オーロラフレアブルーパールにスーパーブラックのルーフを組み合わせた2トーンが「AUTECH」専用カラーとして設定されています。
▼新型ノートオーラAUTECHの動画
力強く!日産新型ノートオーラのパワートレインとスペックは?
▼日産e-POWERパワートレイン
▼日産新型ノートオーラのパワートレインとスペック
- 【e-POWER】
・パワートレイン:電気モーター+直列3気筒1.2L(発電専用)
・エンジン出力(発電用):82ps/10.5kgm
▽モーター出力(駆動用)
・フロント:136ps/30.6kgm
(※参考:ノート/標準車:116ps/28.6kgm)
・リア(4WD車):68ps/10.2kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
日産新型ノートオーラのパワートレインには、出力をアップした第2世代「e-POWER」ハイブリッドが搭載されています。
第2世代のe-POWERでは、ベースとなる「ノート」で前世代からトルクを10%、出力を6%向上させ、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現。
加えて、インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化し、パワートレインを軽量化するとともに室内空間を拡大。
上位モデルとなるノートオーラでは駆動用モーターの出力を標準の116ps/28.6kgmから136ps/30.6kgmにまで高めることで余裕のある走行性能を実現し、ダイナミックダンパーを使用したドライブシャフトにより振動を低減。
e-POWERシステムの制御は、路面状況とロードノイズの大きさを予測しエンジンの始動を制御することで、発電を行うエンジンのノイズが車内に侵入するのを抑え、さらなる静粛性を確保。
▼新型ノートオーラ4WD車のシステム
また、4WD車に採用される後輪用モーターは出力を前世代から大幅に引き上げ、作動する最高速度も発進加速を重視していた前モデルから全域に拡大、幅広い走行シーンでのアシストが可能になっています。
走り両立!日産新型ノートオーラの燃費は?
▼日産新型ノートオーラの燃費(WLTCモード値)
- FF:27.2km/L
- 4WD:22.7km/L
日産新型ノートオーラの燃費は、ボディサイズを拡大することでベースとなる「ノート」からダウンしています。
しかし、新世代の「e-POWER」ハイブリッドにより低下幅は抑えられ、新燃費規格WLTCモード値で27.2km/Lが実現されています。
▼参考:日産ノートの燃費
- e-POWER
WLTCモード値:29.5km/L(Fグレード以外は28.4km/L)
JC08モード値:38.2km/L(Fグレード以外は34.8km/L)
プロパイロット!日産新型ノートオーラの安全装備は?
日産新型ノートオーラの安全装備には、一部自動運転技術「プロパイロット」が採用されています。
搭載されるプロパイロットはシステムを改良し、ナビとあわせカーブ前で車速を調整。
また、新型ノートオーラでは、標識検知機能、前方衝突予測アラート、ふらつき警報を全車に標準装備。
ブラインドスポットアラート&後側方衝突防止アシストも設定され、安全性が高められています。
3ナンバー!日産新型ノートオーラのボディサイズは?
▼日産新型ノートオーラのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
ノートオーラ:4045×1735×1525mm
ノートオーラNISMO:4125×1735×1505mm - ホイールベース:2580mm
- タイヤサイズ:205/50R17
- ※参考
・ノート(ベースモデル)
全長×全幅×全高:4045×1695×1505~1520mm
ホイールベース:2580mm
車重:1190kg
最低地上高:120mm(4WD車:125mm)
日産新型ノートオーラのボディサイズは、全幅を「ノート」から40mm拡大した1735mmとすることで、5ナンバーサイズから3ナンバーサイズに拡大されています。
あわせて全高は、ホイールを1インチ大きい17インチとすることで5mmアップ。
これによりエクステリアデザインの質感が高められています。
いつ?日産新型ノートオーラの発売日は?
改良された日産新型ノートオーラは、2024年6月13日に発売されました。
スポーツモデルの「ノートオーラNISMO」は遅れて、2024年7月18日に発売されます。
日産は主力モデルであるノートオーラをリフレッシュすることで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
日産ノートを「おさらい」
▼日産ノート(初代)
日産ノート(NOTE)は、初代が2004年に発売されたコンパクトカーです。
車名のノートの由来は、英語で同じ表記の「音符」と「筆記帳」と掛け、「日常に溶け込み、使用者の生活の一部になって欲しい」という思いから採用されました。
世界的に販売が行われるブランドの主力モデルとされ、欧州では小型ミニバンに分類される車体サイズが確保されていることから、初代ではコンパクトカーでは排気量が大きい1.5Lエンジンがエントリーグレードになっていました。
2012年に2代目として登場した前モデルでは、プラットフォームから見直し70kg軽量化するのにあわせ、エンジンの排気量を1.2Lに縮小。
上位グレードとして1.2Lスーパーチャージャーのパワートレインも用意され、エンジンをミラーサイクル化し電磁クラッチを持つスーパーチャージャーにより補助することで、1.2L自然吸気エンジン以上の出力と燃費が実現されました。
2016年のマイナーチェンジでは、1.2Lエンジンを発電機として使用し、電気モーターでのみ走行する「e-POWER」ハイブリッドを追加設定したことで、販売台数を大幅にアップ。
スポーツ性能を伸ばしたノートニスモや、クロスオーバースタイルのノートCギアなど、ユーザーニーズにこたえた多彩なモデルラインナップも人気要素になりました。
新型日産ノートオーラについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!