日産が、コンパクトカー「ノート」のビッグマイナーチェンジ発売を発表しました。
改良により魅力をアップした日産新型ノートについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】リフレッシュ!日産「新型ノート」マイナーチェンジ発売!
- 日産新型ノートの【変更点まとめ】
- 229万円から!日産新型ノートの価格は?
- 新スタイル!日産新型ノートの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!日産新型ノートの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!日産新型ノートのパワートレインとスペックは?
- 良好!日産新型ノートの燃費は?
- プロパイロット!日産新型ノートの安全装備は?
- -55mm!日産新型ノートのボディサイズは?
- いつ?日産新型ノートの発売日は?
- 日産ノートを「おさらい」
【最新情報】リフレッシュ!日産「新型ノート」マイナーチェンジ発売!
▼日産新型ノートの画像
日産が、「ノート」のビッグマイナーチェンジ発売を発表しました。
日産ノートはブランドの主力コンパクトカーとしてラインナップされ、現行モデルは2020年11月にフルモデルチェンジし新世代となっていました。
マイナーチェンジした新型ノートでは、新しいブランドデザインを採用することにより質感を向上。
インテリアでは、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気に仕上げ。
ユーザーから要望が多かったグローブボックスの容量も拡大し、収納スペースを上下2段に仕切ることで使い勝手をアップ。
▼スミレ スーパーブラック 2トーン
▼ターコイズ ダークメタルグレー 2トーン
ボディカラーには、太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」の2色の新色を採用したユニークな2トーンカラーをはじめ、合計14色を用意。
加えて新型ノートではインテリジェントキーに、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を備え、日常での使い勝手をアップ。
グレードは、これまで設定されていたカスタムモデル「オーテック」が、ベース車を今後改良される上位モデル「ノートオーラ」に変更することで、ベースグレードのみとされています。
日産新型ノートは2023年12月11日に発表され、2024年1月26日に発売。価格は2,299,000円~2,580,600円となっています。
▼日産新型ノートの動画
▼日産ノートオーラ
【日産新型ノートオーラNISMO 4WD】追加!マイナーチェンジ日本発売!
日産新型ノートの【変更点まとめ】
▼日産新型ノートの変更点
- 新しいデザインを採用
- グローブボックスの容量を拡大
- ボディカラーに「ターコイズブルー」、「スミレ」を設定
- 自動で施錠、解錠が行われるインテリジェントキーを採用
- カスタムモデル「オーテック」のベース車を上位モデル「ノートオーラ」に変更
▽2023年2月の変更点
- 原材料費等の高騰により価格をアップ
▽2022年12月の変更点
- 専用装備を追加した「AUTECH CROSSOVER +Active」グレードを追加設定
▽2022年8月の変更点
- 抗菌仕様シートを採用
- 「X」グレードに、「エアリーグレー」内装を新設定し、本革シートオプションを廃止
- セットオプションのLEDヘッドランプとフォグランプ、プロパイロットとナビを個別オプションに変更
- ボディカラーに、「サンライズカッパー」「ステルスグレー」「サーフグリーン」、「サーフグリーン×ダークメタルグレー」2トーンを新設定し、「プレミアムホライズンオレンジ」「オリーブグリーン」を廃止
- 「F」グレードを廃止
229万円から!日産新型ノートの価格は?
▼日産新型ノートの価格
- 【Xグレード】:FF 2,299,000円、4WD 2,580,600円
日産新型ノートの価格は、改良にあわせアップしています。
アップ幅は49,500円とされ、充実した機能と先進的なイメージをアピール。
グレードは、これまで設定されていたカスタムモデル「オーテック」が、ベース車を今後改良される上位モデル「ノートオーラ」に変更することで、ベースグレードのみとされています。
▼参考:日産ノート(前モデル)の価格
- 【Xグレード】:FF 2,249,500円、4WD 2,508,000円
- 【ノートオーテック】:FF 2,592,700円、4WD 2,851,200円
- 【ノートオーテック・クロスオーバー】
FF 2,625,700円、4WD 2,884,200円 - 【ノートオーテック・クロスオーバー+Active】
FF 2,669,700円、4WD 2,928,200円
新スタイル!日産新型ノートの外装(エクステリア)デザイン
▼日産新型ノートの画像
▼参考:日産ノート(前モデル)
日産新型ノートの外装は、新世代のデザインを採用することにより質感がアップされています。
ブランドデザインのVモーショングリルは、日産「セレナ」や「ルークス」から採用されていた、ストライプが入った「デジタルVモーション」に変更。
フロント・リヤバンパーをボディカラーと同色にし、車両全体の統一感を図ることで、よりフレッシュで先進感を感じられるデザインに。
加えて、フロントグリルは、有彩色のボディカラーには同色のカラードグリルを、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーのグリルを採用し、フロントフェイスを豊かに表現。
▼日産新型ノートの画像
▼参考:日産ノート(前モデル)
リヤバンパーは、下部にアシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む佇まいに仕上げ。
新デザインの16インチホイールカバーは、日本の伝統的な幾何学模様をあしらうことで、立体感と和モダンが演出されています。
最新装備!日産新型ノートの内装(インテリア)デザイン
日産新型ノートの内装は、最新のデザインを採用することにより、使い勝手と質感がアップされています。
改良では、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気に仕上げ。
また、助手席側にあるグローブボックスは容量を拡大。収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなど、かさばりやすいものがすっきりと収納でき、利便性を向上しています。
その他、新型ノートでは、インストルメントパネルにインフォテインメントディスプレイとデジタルメーターを装備。
また、小型の電制シフトレバーが乗るブリッジ型のセンターコンソールには、大型の収納スペースやロングリーチのアームレストを装備することで、革新的なデザインと快適なドライビング空間を両立。
装備には電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能や、スマートフォンのワイヤレス充電器を採用することで使い勝手が引き上げられています。
後席はリクライニング機能を備え、ニールーム、ヘッドルームともに、クラストップのゆったりとしたスペースを確保。
さらに荷室では、広い開口部と荷室幅を確保することで、ストレスなく荷物を収納することができるようになっています。
パワフル!日産新型ノートのパワートレインとスペックは?
▼日産e-POWERパワートレイン
▼日産新型ノートのパワートレインとスペック
- 【e-POWER】
パワートレイン:電気モーター+直列3気筒1.2L(発電専用)
エンジン出力(発電用):82ps/10.5kgm
モーター出力(駆動用)
前輪:116ps/28.6kgm
後輪(4WD車):68ps/10.2kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
日産新型ノートのパワートレインには、前世代のマイナーチェンジ時に追加され一気に主力になった「e-POWER」の第2世代が搭載されています。
第2世代のe-POWERでは、トルクを10%、出力を6%向上させ、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現。
加えて、インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化し、パワートレインを軽量化するとともに室内空間を拡大。
システムの制御は、路面状況とロードノイズの大きさを予測しエンジンの始動を制御することで発電を行うエンジンのノイズが車内に侵入するのを低減し、さらなる静粛性が確保されます。
▼新型ノート4WD車のシステム
また、4WD車に採用される後輪用モーターは、出力を前世代から大幅に引き上げ、作動最高速度も発進加速を重視していた前モデルから新型ノートでは全域に拡大し、幅広い走行シーンでのアシストが可能となっています。
良好!日産新型ノートの燃費は?
▼日産新型ノートの燃費
- e-POWER
WLTCモード値:28.4km/L
JC08モード値:34.8km/L
日産新型ノートの燃費は2022年8月の改良時に、燃費を重視していた「F」グレードが廃止されたことで変化しています。
前モデルでは「F」グレードのみWLTCモード値29.5km/Lとされていましたが、新型ノートでは最高28.4km/Lとなっています。
▼参考:日産ノートの燃費(前モデル)
- WLTCモード値:29.5km/L
- JC08モード値:38.2km/L
プロパイロット!日産新型ノートの安全装備は?
日産新型ノートの安全装備には、一部自動運転技術「プロパイロット」が採用されています。
搭載されるプロパイロットはシステムを改良し、ナビとあわせカーブ前で車速を調整。
また、新型ノートでは、標識検知機能、前方衝突予測アラート、ふらつき警報を全車に標準装備。
ブラインドスポットアラート&後側方衝突防止アシストがオプション設定され、安全性が高められています。
▼日産新型ノートの安全装備
- インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)
- ヒルスタートアシスト
- ハイビームアシスト
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- インテリジェント・エマージェンシーブレーキ
- ヒルスタートアシスト
- オートブレーキホールド
- 電動パーキングブレーキ
- ハイビームアシスト
- インテリジェントオートライトシステム
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- インテリジェントエマージェンシブレーキ
- インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)
- エマージェンシーストップシグナル
- SOSコール
-55mm!日産新型ノートのボディサイズは?
▼日産新型ノートのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4045×1695×1505~1520mm
- ホイールベース:2580mm
- 車重:1190kg
- 最低地上高:120mm(4WD車:125mm)
- ※参考
・ノート(前モデル)
全長×全幅×全高:4100×1695×1520mm
ホイールベース:2600mm
車重:1030kg
最低地上高:150mm
最小回転半径:5.2m
日産新型ノートのボディサイズは、前モデルから全長-55mm、ホイールベース-20mmとコンパクト化されています。
搭載する「e-POWER」ハイブリッドはバッテリーサイズを薄型化し、また小型化したインバーターも採用することでシステム重量を軽量化。
車体には、日産初の1470MPa級の超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を使用することで、軽量化と衝突安全性が高い次元で両立されています。
いつ?日産新型ノートの発売日は?
改良された日産新型ノートは、2023年12月11日に発表され、2024年1月26日に発売されます。
日産は主力モデルであるノートをリフレッシュすることで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。
日産ノートを「おさらい」
▼日産ノート(初代)
日産ノート(NOTE)は、初代が2004年に発売されたコンパクトカーです。
車名のノートの由来は、英語で同じ表記の「音符」と「筆記帳」と掛け、「日常に溶け込み、使用者の生活の一部になって欲しい」という思いから採用されました。
世界的に販売が行われるブランドの主力モデルとされ、欧州では小型ミニバンに分類される車体サイズが確保されていることから、初代ではコンパクトカーでは排気量が大きい1.5Lエンジンがエントリーグレードになっていました。
2012年に2代目として登場した前モデルでは、プラットフォームから見直し70kg軽量化するのにあわせ、エンジンの排気量を1.2Lに縮小。
上位グレードとして1.2Lスーパーチャージャーのパワートレインも用意され、エンジンをミラーサイクル化し電磁クラッチを持つスーパーチャージャーにより補助することで、1.2L自然吸気エンジン以上の出力と燃費が実現されました。
2016年のマイナーチェンジでは、1.2Lエンジンを発電機として使用し、電気モーターでのみ走行する「e-POWER」ハイブリッドを追加設定したことで、販売台数を大幅にアップ。
スポーツ性能を伸ばしたノートニスモや、クロスオーバースタイルのノートCギアなど、ユーザーニーズにこたえた多彩なモデルラインナップも人気要素になりました。
新型日産ノートについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!