アストンマーティンが、スポーツカー「ヴァンテージ」のオープンモデルとなる「ヴァンテージ ロードスター(VANTAGE ROADSTER)」のマイナーチェンジを2025年1月15日に発表しました。
改良により大幅に魅力をアップした新型ヴァンテージのデザインやスペックなどを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】超進化!アストンマーティン「新型ヴァンテージ ロードスター」改良発表!
- アストンマーティン新型ヴァンテージの【変更点まとめ】
- アストンマーティン新型ヴァンテージを試乗動画でチェック!
- 迫力!新型ヴァンテージの外装(エクステリア)デザイン
- ワイド!新型ヴァンテージのボディサイズは?
- 上質!新型ヴァンテージの内装(インテリア)デザイン
- 高出力!新型ヴァンテージのスペックは?
- アストンマーティン新型ヴァンテージの価格、発売日は?
- アストンマーティン・ヴァンテージを「おさらい」
【最新情報】超進化!アストンマーティン「新型ヴァンテージ ロードスター」改良発表!
▼アストンマーティン新型ヴァンテージ ロードスターの画像
アストンマーティン・ヴァンテージはブランドのスポーツモデルとしてラインナップされ、現行モデルは2018年にフルモデルチェンジし新世代に。2024年2月には先行してクーペがビッグマイナーチェンジしていました。
追加設定されたオープンモデルの新型ヴァンテージロードスターでは、新しいデザインを採用したほか、全幅を前モデルから30mm拡大。
搭載するV型8気筒4Lツインターボエンジンを徹底的に改良し、新設計のカム、大型ターボチャージャーの採用、冷却性能向上により、出力を前モデルの510ps/69.9kgmから665ps/81.5kgmにまでアップ。
ヴァンテージロードスターでは、クーペからの車重増加が60kgに抑えられ、前後重量配分は50:50から49:51に変化。
0-100km/h加速タイムはクーペ+0.1秒となる3.7秒、最高速度はクーペと同じ325km/hとなっています。
また、新型ヴァンテージロードスターでは「市場で最も速い完全自動展開式ルーフ機構」とする新システムを採用することにより、50km/hまでの速度で、6.8秒で開閉動作を完了することができ、車両のキーを使用して遠隔での開閉操作にも対応しています。
▼新型アストンマーティン ヴァンテージロードスターの動画
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アストンマーティン新型ヴァンテージの【変更点まとめ】
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの変更点
▽最新の変更点
- オープンモデル「ヴァンテージロードスター」を追加設定
▽2024年2月の変更点
- 新しいデザインを採用
- ボディサイズを拡大
- エンジン出力を向上
- 8速ATのギヤレシオを変更、シフトチェンジ時間を短縮
- ボディ剛性を向上しながら軽量化
- アダプティブサスペンションを改良、ステアリングコラムからゴム素材を除去し、ダイレクトな操作感を実現
- インテリアに10.25インチタッチディスプレイを装備
アストンマーティン新型ヴァンテージを試乗動画でチェック!
迫力!新型ヴァンテージの外装(エクステリア)デザイン
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
アストンマーティン新型ヴァンテージの外装は、最新のデザインを採用することで力強いスタイルとされています。
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
改良では、新デザインのマトリクスLEDヘッドライトを採用。
また、グリルを38%大型化することにより冷却性能を向上し、出力をアップしたエンジンの性能を安定して発揮できるようになっています。
ワイド!新型ヴァンテージのボディサイズは?
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
▼アストンマーティン新型ヴァンテージのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4495×2124(ミラー含む)×1275mm
- ホイールベース:2705mm
- ※参考
・ヴァンテージ(前モデル)
全長×全幅×全高:4465×2094(ミラー含む)×1273mm
ホイールベース:2705mm
新型ヴァンテージのボディサイズは、前モデルから全幅が30mm拡大されています。
あわせて、補強材の追加や配置の見直しなどにより、ボディ剛性を向上しながら軽量化。
ハイパワー化されたエンジンの性能を活かすシャシーがつくられています。
上質!新型ヴァンテージの内装(インテリア)デザイン
▼アストンマーティン新型ヴァンテージの画像
▼参考:ヴァンテージ(前モデル)
新型ヴァンテージの内装は、最新の装備を採用することにより質感がアップされています。
装備には10.25インチタッチディスプレイを新採用しながら、直感的に操作できる物理スイッチも引き続き搭載。
インフォテインメントシステムは、3Dマップやワイヤレスでのスマートフォン連携に対応することで使い勝手が高められています。
高出力!新型ヴァンテージのスペックは?
▼新型ヴァンテージのスペックと走行性能
- エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
- 出力:665ps/81.5kgm
- トランスミッション:ZF製8速AT
- 0-100km/h加速
クーペ:3.5秒
ロードスター:3.6秒 - 最高速度:325km/h
- 駆動方式:FR
アストンマーティン新型ヴァンテージには、改良された最新パワートレインが採用されています。
▼参考:アストンマーティン・ヴァンテージ(前モデル)のスペック
- エンジン:V型8気筒4Lツインターボ
- 【ベースモデル】
出力:510ps/69.9kgm
トランスミッション:ZF製8速AT or 7速MT
0-100km/h加速:3.7秒 - 【F1エディション】
出力:535ps/69.9kgm
トランスミッション:ZF製8速AT
0-100km/h加速:3.6秒 - 最高速度:314km/h
搭載するV型8気筒4Lツインターボエンジンは、新設計のカム、大型ターボチャージャーの採用、冷却性能向上により、出力を前モデルの510ps/69.9kgmから665ps/81.5kgmにまでアップ。
組み合わせるZF製8速ATは、ギヤレシオを変更したほか、シフトチェンジ時間を短縮。
これにより新型ヴァンテージでは、0-100km/h加速タイムをクーペで3.7秒から3.5秒に短縮。最高速度は315km/hから325km/hにアップしています。
アストンマーティン新型ヴァンテージの価格、発売日は?
▼新型ヴァンテージの価格
- クーペ:2690万円
アストンマーティン新型ヴァンテージの価格は、クーペが日本で2690万円とされています。
新設定されたヴァンテージロードスターの販売は2025年の第2四半期に開始され、大幅にアップした性能がアピールされます。
アストンマーティン・ヴァンテージを「おさらい」
▼ヴァンテージAMR
アストンマーティン・ヴァンテージ(Vantage)は、高級ブランドであるアストンマーティンの中で比較的乗りやすいモデルとして製作され、「ベイビー・アストン」とも呼ばれるスポーツカーです。
ライバル車には、ポルシェ911など高級スポーツカーの中でも小型なマシンが設定され、軽快な走りに仕上げられています。
前モデルはアストンマーティンDB9と基礎を共有し、エンジンにはジャガーXKと同じV型8気筒エンジンが採用されていましたが、徹底した専用チューニングにより「エンジンブロック以外は別物」とされました。
2人乗りモデルで純粋に走りが追求されていることから、アストンマーティンのレーシングカーのベース車にもなり、アストン・マーティンの新しいハイスペックブランド「AMR」の第一弾モデルとなる限定車も用意されていました。
新型アストンマーティン・ヴァンテージについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!