三菱が、軽ワゴン「eKワゴン」「eKクロス」のフルモデルチェンジ発売を2026年3月に予定しています。
新世代となり魅力をアップする三菱新型eKワゴンについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】進化!新型「eKワゴン」「eKクロス」フルモデルチェンジ発売!
- 三菱新型eKワゴンの【変更点まとめ】
- 先進的!三菱新型eKワゴンの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!三菱新型eKワゴンの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!三菱新型eKワゴンのスペック、走行性能は?
- 悪路もラクラク!三菱新型eKワゴンの走行システムは?
- 改善!三菱新型eKワゴンの燃費は?
- 最新システム!三菱新型eKワゴンの安全装備は?
- 広く!三菱新型eKワゴンのサイズ、車体設計は?
- アップ!三菱新型eKワゴンの価格は?
- いつ?三菱新型eKワゴンの発売日は?
- 三菱eKワゴンを「おさらい」
【最新情報】進化!新型「eKワゴン」「eKクロス」フルモデルチェンジ発売!
三菱eKワゴンは、日産の軽自動車「デイズ」、軽電気自動車「サクラ」と共同開発されたブランドの主力軽自動車としてラインナップされ、カスタムモデルとして「eKクロス」、電気自動車として「eKクロスEV」が設定されています。
フルモデルチェンジし新世代となる新型eKワゴンでは、新しいデザインを採用。
また、インテリアにデジタルメーターのほか、Google搭載12.3インチ大型ディスプレイを設定することで、より大きく、わかりやすい表示に対応し、快適性を向上。
安全装備では、「プロパイロット」の検知性能をアップ、ブラインドスポットアラート、リアクロストラフィックアラートを採用。車両キーの位置による近接時ドアアンロック、オートドアロックも設定。
アラウンドビューモニターは車両の周囲を確認しやすい3D表示に対応。ボンネット部分の透過表示も可能とすることで安全性が高められます。
▼三菱eKクロスEV(電気自動車モデル)
▼日産デイズ(共同開発モデル)
▼三菱eKスペース
▼三菱デリカミニ
三菱新型eKワゴンの【変更点まとめ】
▼三菱新型eKワゴンの変更点
- 新しいデザインを採用
- デジタルメーター、Google搭載12.3インチ大型インフォテインメントディスプレイを設定
- 安全システムをアップデート。
ブラインドスポットアラート、リアクロストラフィックアラートを採用
先進的!三菱新型eKワゴンの外装(エクステリア)デザイン
三菱新型eKワゴンの外装は、新しいデザインを採用することにより質感が高められます。
フロントには、新世代の薄型ヘッドライトを採用し、質感を向上。
カスタムモデルとなる新型「ek X(クロス)」は、新しいグリルと力強い印象としたバンパーを採用することで、上位モデルとしての魅力がつくられます。
最新装備!三菱新型eKワゴンの内装(インテリア)デザイン
三菱新型eKワゴンの内装は、質感をアップすることで上級を意識した作りとなります。
ディスプレイにはデジタルメーターを新採用。12.3インチに大型化し、GoogleマップやGoogleアシスタント、アプリが使用できるGoogle搭載インフォテイメントシステムも設定され、多彩な情報をわかりやすくドライバーに提供。
その他、見やすく操作しやすいタッチパネル式エアコン、操作性を高めたステアリングスイッチなどを装備。
リヤシートは、ニールームを拡大することでゆったりとした空間を確保。
ラゲッジルームは床面長を拡大、高さのある空間とされ、使い勝手をアップします。
軽快!三菱新型eKワゴンのスペック、走行性能は?
▼三菱新型eKワゴンのパワートレインとスペック
- 【自然吸気エンジン】
直列3気筒660cc
出力:52ps/6.2kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF or 4WD - 【ターボエンジン】
直列3気筒660ccターボ
出力:64ps/10.2kgm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF or 4WD
三菱新型eKワゴンのパワートレインには、軽自動車規格に対応しながら走行性能をあげた直列3気筒660ccエンジンが搭載されます。
エンジンはロングストロークタイプとされ、自然吸気エンジンの最高出力を向上。
トルク値を高めるとともに、ステップATのような変速制御を行なうCVTを組み合わせることで力強い走りを実現。
前モデルではマイルドハイブリッドシステムが採用されていましたが、新世代モデルでは廃止しながら燃費性能をアップします。
加えて新型eKワゴンでは、ステアリングの操舵力とショックアブソーバーの減衰力を最適化することで、低速時はキビキビと軽快な、高速時はしっかりと安定したハンドリング性能が実現されます。
悪路もラクラク!三菱新型eKワゴンの走行システムは?
新型eKワゴンには、スリップした駆動輪にブレーキをかけ脱出をサポートする「ブレーキLSD機能」が搭載され、走行性能が高められます。
「ブレーキLSD機能」は、滑りやすい路面で片側の駆動輪が空転した場合、その駆動輪をブレーキ制御しグリップしている車輪の駆動力を確保。
さまざまなシーンで安定した走りを発揮することができるようになります。
改善!三菱新型eKワゴンの燃費は?
▼三菱新型eKワゴンの燃費
- 【自然吸気エンジン】
FF:24.0km/L、4WD:22.5km/L - 【ターボエンジン】
FF:22.5km/L、4WD:20.5km/L
三菱新型eKワゴンの燃費は、基礎から性能を見直すことにより改善します。
これまでは自然吸気エンジンマイルドハイブリッド車で23.3km/Lとなっていましたが、新型eKワゴンでは24.0km/Lほどの燃費が見込まれています。
▼参考:三菱eKワゴン(前モデル)の燃費
- 【自然吸気エンジン】
FF:23.2km/L、4WD:21.0km/L - 【自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド】
FF:23.3km/L、4WD:21.1km/L - 【ターボエンジン+マイルドハイブリッド】
FF:21.5km/L、4WD:19.4km/L
最新システム!三菱新型eKワゴンの安全装備は?
三菱新型eKワゴンの安全装備には、日産の一部自動運転技術「プロパイロット」の三菱自動車バージョンとなる「MI-PILOT(マイパイロット)」が採用されます。
「マイパイロット」は、高速道路において車両側がアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援。
ミリ波レーダーを追加することにより、追い越しの際ウインカーを出すと設定速度内で加速しスムーズな追い越しをアシスト。
また、ワイパー作動時の機能も向上し、エンジンオフ時も前回設定した車間を保持するなど、ドライバーの負担が軽減されます。
その他、新型eKワゴンでは予防安全システムを標準装備。
安全システムでは、「前方衝突予測警報[PFCW]」「ふらつき警報[DAA]」「標識検知[TSR]」「先行車発進通知[LCDN]」の4つの機能を採用することで安全性を向上。
「アダプティブLEDヘッドライト[ALH](光軸自動調整機構付)」も設定され、自動的に照射範囲を制限することで、対向車や先行車を幻惑させることなく高い視認性が確保されます。
広く!三菱新型eKワゴンのサイズ、車体設計は?
▼三菱新型eKワゴンのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1645mm
- ホイールベース:2495mm
- 参考
・eKワゴン(前モデル)
全長×全幅×全高:3395×1475×1640mm
ホイールベース:2495mm
・eKスペース
全長×全幅×全高:3395×1475×1775mm
ホイールベース:2430mm
三菱新型eKワゴンのボディサイズは、軽自動車規格をいっぱいまで使用した全長、全幅により、維持されます。
しかし、エンジンルームを縮小することで室内空間を拡大するとともに、後席フロア部に凸部のないフラットフロアを採用。
車体設計を基礎から見直すことでボディ剛性をアップし、より軽快さが感じられるようになります。
アップ!三菱新型eKワゴンの価格は?
▼三菱eKワゴンの価格
▽eKワゴン
- M(自然吸気エンジン)
FF:1,422,300円、4WD:1,554,300円 - G(自然吸気エンジン)
FF:1,504,800円、4WD:1,636,800円
▽eKクロス(eK X)
- G(自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド)
FF:1,697,300円、4WD:1,829,300円 - G Premium(自然吸気エンジン+マイルドハイブリッド)
FF:1,840,300円、4WD:1,972,300円 - T(ターボエンジン+マイルドハイブリッド)
FF:1,785,300円、4WD:1,917,300円 - T Premium(ターボエンジン+マイルドハイブリッド)
FF:1,928,300円、4WD:2,060,300円
三菱新型eKワゴンの価格は、改良によりアップします。
しかし、量販モデルの価格アップは抑えられ、上級グレードで新設定された装備による高い機能性がアピールされます。
いつ?三菱新型eKワゴンの発売日は?
フルモデルチェンジする三菱新型eKワゴンは、2026年3月の発売が予定されています。
三菱は主力軽自動車であるeKワゴンを新世代とすることで、ブランド力をアップしていきたい考えです。
三菱eKワゴンを「おさらい」
▼三菱eKワゴン(初代)
三菱eKワゴンは、初代が2001年に登場した軽自動車です。
車名の由来は「excellent K-car」の頭文字と、「いい軽」の語呂合わせになっています。
▼三菱eKワゴン(2代目)
初代と2代目は三菱が開発と製造を手がけ、日産ではOEMモデル「オッティ」が販売されていました。
▼三菱eKワゴン(3代目)
2013年に登場した3代目は、開発を日産と三菱自動車の合弁会社NMKVが担当し、日産「デイズ」と共同開発。
車体は2代目までが軽セミトールワゴンに分類されていましたが、3代目から全高をアップすることで軽トールワゴンにクラスアップし、広い室内空間が確保されました。
▼三菱eKワゴン(4代目)
4代目の現行モデルは2019年に登場。
日産の運転支援技術「プロパイロット」の三菱バージョンとなる「MI-PILOT(マイパイロット」を採用。効率を高めたパワートレインによりアップした性能がアピールされました。
新型三菱eKワゴンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!