三菱が「アウトランダーPHEV」のデザイン変更やスペックアップなどを含む2025年モデル日本仕様マイナーチェンジを2024年10月9日に発表しました。発売は10月31日、価格は5,263,500円~6,685,800円となっています。
改良により魅力をアップした三菱新型アウトランダーPHEVについて、スペックや価格などを詳しくご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】バッテリー拡大&大幅進化!三菱「新型アウトランダーPHEV」2025MY年次改良発売!
- 三菱新型アウトランダーPHEVを試乗動画でチェック!
- 三菱新型アウトランダーPHEVの【変更点まとめ】
- 大幅UP 526万円から!三菱新型アウトランダーPHEVの価格は?
- 空力UP!三菱新型アウトランダーPHEVの外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!三菱新型アウトランダーPHEVの内装(インテリア)デザイン
- ワイドトレッド!「新型アウトランダーPHEVラリーアート」も!
- パワフル!三菱新型アウトランダーPHEVのパワートレインとスペックは?
- 「S-AWC」!三菱新型アウトランダーPHEVの走行システムは?
- EV航続距離大幅UP!三菱新型アウトランダーPHEVの燃費、充電時間は?
- MI-PILOT!三菱新型アウトランダーPHEVの安全装備は?
- 拡大!三菱新型アウトランダーPHEVのボディサイズは?
- いつ?三菱新型アウトランダーPHEVの発売日は?
- 三菱・アウトランダーを「おさらい」
【最新情報】バッテリー拡大&大幅進化!三菱「新型アウトランダーPHEV」2025MY年次改良発売!
▼2025年型 新型アウトランダーPHEVの画像

三菱アウトランダーは、ブランドの上位SUVとしてラインナップされ、現行モデルは2021年12月にフルモデルチェンジし、新世代となっていました。


▼参考:アウトランダーPHEV(前モデル)

2025年モデルとしてマイナーチェンジした新型アウトランダーPHEVでは、新しいエクステリアデザインを採用し、走行速度やエンジンなどの状況に応じて自動的に開閉するグリルシャッターも装備することにより空力性能を向上。

モノトーンと2トーンが用意される新しいボディカラー「ムーンストーングレーメタリック」やLED化されたテールランプ、新デザインのホイールも採用。
ボディサイズは、改良前モデルから全長+10mm、全高+10mmに変更。

パワートレインは、容量20kWhだった走行用バッテリーを新開発の22.7kWhバッテリーに変更することで、EV航続距離を前モデルの最長87kmから106kmまで大幅に延長。
加えて、バッテリー出力を約60%向上し、モーターやエンジン出力は維持されていますが、EV航続距離を重視していた前モデルから、新型アウトランダーPHEVではポテンシャルを発揮できるようにしたことでPHEVシステム全体での最高出力は約20%アップ。
それにより、0-100km/h加速タイムは10.2秒から8秒未満まで短縮。
ハイブリッドモード時の燃費は、従来の16.6km/Lから17.6km/Lに改善。
バッテリー容量の拡大にあわせて充電速度の改善も実施され、急速充電で80%までの充電時間は6分短縮の約32分に。
車両セッティングや制御も見直すことで、乗り心地もアップされています。

内装では、これまで9インチとされていたスマートフォン連携ナビゲーションに、12.3インチの大型ディスプレイを採用。
コネクティッド機能(MITSUBISHI CONNECT)の機能拡充により、ナビゲーション上でPlaces API(Googleによる目的地検索)や、ストリートビュー、航空写真ビューを見ることが可能に。


BOSE製サウンドシステムは、アウトランダーPHEVのために専用開発されたYAMAHA製サウンドシステムに変更されています。

インテリアカラーには、ブラウン基調の新色「ブリックブラウン」を採用することで質感を向上。
加えて、シートベンチレーション、デジタルルームミラーを採用することにより、快適性をアップ。
グレードでは、これまで7人乗りのみとされていた上級グレード「P」に5人乗りを追加設定。
さらなる上級グレードとして、YAMAHA製12スピーカーサウンドシステムや専用セミアニリンレザーシートを標準採用する「P Exective package」も設定されています。
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三菱新型アウトランダーPHEVの【変更点まとめ】
▼三菱新型アウトランダーPHEVの変更点
- 新デザインのエクステリアを採用
- グリルシャッターを採用
- LEDテールランプを採用
- 走行用バッテリーの容量を拡大し、EV航続距離を延長
- PHEVシステムの最高出力をアップ
- アクセル操作時のモータートルク特性、サスペンションチューニング、電動パワーステアリングのアシスト力、S-AWC制御の見直しと、新開発タイヤにより、乗り心地を向上
- 12.3インチスマートフォン連携ナビゲーションを設定
- コネクティッド機能「MITSUBISHI CONNECT」の機能拡充により、Places API(Googleによる目的地検索)や、ストリートビュー、航空写真ビューに対応
- BOSE製サウンドシステムをYAMAHA製サウンドシステムに変更
- ブラウン基調のインテリア「ブリックブラウン」を採用
- シートベンチレーション、デジタルルームミラーを採用
- 「P」グレードに5人乗りを追加設定
- 最上級グレード「P Exective package」を設定
- 新しいボディカラー「ムーンストーングレーメタリック」を設定
▽2023年12月の変更点
- 特別仕様車「BLACK Edition」のベースグレードを「P」に変更
- HDMIポート、ヘッドライトウォッシャー、リアフォグランプを標準装備
- 標準グレードに「ブラックダイヤモンド×スターリングシルバー」2トーン、「グラファイトグレーメタリック」モノトーンを、「ブラックエディション」に「グラファイトグレーメタリック×ブラックマイカ」2トーンのボディカラーを新設定
▽2022年10月の変更点
- スマートフォンでの車両のロック/アンロックに対応
- 車内Wi-Fi機能をオプション設定
- ボディカラーに新色を追加
- 特別仕様車「ブラックエディション」を設定
大幅UP 526万円から!三菱新型アウトランダーPHEVの価格は?
▼三菱新型アウトランダーPHEVの価格と比較
- 【M】
5人乗り 5,263,500円 - 【G】
5人乗り 5,879,500円、7人乗り 5,970,800円 - 【P】
5人乗り 6,314,000円【新設定】、7人乗り 6,405,300円 - 【P Exective package】【新設定】
5人乗り 6,594,500円、7人乗り 6,685,800円 - ※参考
▽前モデルの価格
・【M】
5人乗り 4,995,100円
・【G】
5人乗り 5,498,900円、7人乗り 5,590,200円
・【P】:7人乗り 6,023,600円
・【特別仕様車】
BLACK Edition:7人乗り 6,304,100円
改良された三菱新型アウトランダーPHEVは、最新技術の採用により価格をアップしています。
アップ幅はエントリーグレード「M」で268,400円、他グレードでは38万円ほどとされ、高い機能性をアピール。
「P」グレードには新たに5人乗りが設定され、さらなる上級グレードとして「P Exective package」も設定。
「P Exective package」では、「P」グレードのYAMAHA製8スピーカーサウンドシステムから12スピーカー「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」に変更、専用のセミアニリンレザーシートも採用することで質感が高められています。
空力UP!三菱新型アウトランダーPHEVの外装(エクステリア)デザイン
▼新型アウトランダーPHEVの画像

▼参考:アウトランダーPHEV(前モデル)

三菱新型アウトランダーPHEVは、最新のデザインを採用することにより力強いスタイルとされています。
改良ではフラットなスタイルとされた新しいフロントグリルを採用、グリルシャッターも装備することにより空力性能を向上。
フロントとリヤのスキッドプレートは、立体的なデザインへの変更に加え、カラーがチタニウムグレーとされています。
▼新型アウトランダーPHEVの画像



▼参考:アウトランダーPHEV(前モデル)


また、新型アウトランダーPHEVでは、リヤコンビネーションランプをスモークタイプとしTシェイプのテールランプを際立たせるとともに、ターンランプ、バックランプをLED化。
アルミホイール(20インチ、18インチ)は、より上質感と力強さを表現した新デザインへと変更することで、存在感のあるデザインに。
ボディカラーでは、「ムーンストーングレーメタリック」を新たに採用。人気のソリッド色調グレーに、光の当たり方によりブルーのハイライトが映る特別なカラーとされています。
最新装備!三菱新型アウトランダーPHEVの内装(インテリア)デザイン
▼新型アウトランダーPHEVの画像

▼参考:アウトランダーPHEV(前モデル)

三菱新型アウトランダーPHEVの内装は、最新の装備を採用することで質感や使い勝手がアップされています。
改良では、これまで9インチとされていたスマートフォン連携ナビゲーションに、12.3インチの大型ディスプレイを採用。
また、コネクティッド機能(MITSUBISHI CONNECT)の機能拡充により、ナビゲーション上でPlaces API(Googleによる目的地検索)や、ストリートビュー、航空写真ビューを見ることが可能に。
運転席、助手席には、体とシート間の熱こもりを防ぎ快適なドライブを提供するシートベンチレーションや、常に優れた後方視界を提供するデジタルルームミラー(フレームレス)を採用し、利便性と快適性をアップ。
インテリアでは、最上級仕様のセミアニリンレザーシートのデザインを変更するとともに、シートやインストメントパネルなどに新色の「ブリックブラウン」を採用することで、モダンでラグジュアリーな落ち着きのある室内空間に仕上げ。

ヤマハと三菱自動車がアウトランダーPHEV専用に共同で開発したオーディオシステムは、クリアで高い解像度の中高音やリアルな音へのこだわりを追求。
スピーカーを搭載しているドアパネルの隙間を塞いでスピーカーボックスの役割を与えるとともに、スピーカー取付部の剛性も向上することで不要なノイズの発生を低減。それにより、太く躍動感のある低音を実現。
「P」「G」「M」グレードに採用の「Dynamic Sound Yamaha Premium」では、ウーファーの同軸上にツイーターを配置したコアキシャルスピーカーをリヤに採用して計8個のスピーカーを搭載し、高音から低音まで幅広い音域表現を実現。
最上級グレード「P Executive Package」に採用の「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」では、計12個のスピーカーとデュアルアンプの搭載に加え、車速に応じて音量や音質を自動調整しロードノイズの影響を低減するサウンド補正機能により、あらゆる走行条件で常に最高の音楽体験が提供されます。
新型アウトランダーPHEVではその他、メーターに全画面の12.3インチフルカラー液晶「フルデジタルドライバーディスプレイ」が採用され、鮮明な画像と大画面により、多彩なコンテンツ表示でもすっきりとした見やすさを実現。

ヘッドアップディスプレイには、ウインドシールドタイプのフルカラー10.8インチが搭載され、マニュアルでオンオフを選択できるほか、表示コンテンツをカスタマイズし、走行情報や車線逸脱などの各種警報のほか、センターディスプレイと連携したナビ情報やオーディオ楽曲情報などを複数同時に表示することができるようになっています。
インテリアトリムは、ドアパネルの広い面積にドアインサートを配し、インストルメントパネルやフロアコンソールサイドと同様のソフトパッドを採用することで、上質で居心地の良い空間に。

車体は幅方向に拡大することで、1列目と2列目のシート足元スペースを拡大。さらに、シートヒーターや3ゾーンAutoエアコン、リアドアガラスサンシェードなどファミリーSUVとして後席でも快適に過ごせる機能が設定されています。



シートは2列5人乗りのほか、格納式3列シートを設定し、7人乗りファミリーSUVとして乗車人数や荷物に合わせて多彩なシートアレンジに対応。
可倒式のセカンドシートはスライド及びリクライニング機能のほか、4:2:4分割タイプとし、スキーなどの長物積載時もゆったり過ごせるように。
ラゲッジ容量は、3列目使用時284L、3列目収納時646L、2列目と3列目収納時は1390Lが確保されています。
ワイドトレッド!「新型アウトランダーPHEVラリーアート」も!
▼三菱新型アウトランダーPHEV「RALLIART」の画像

三菱新型アウトランダーPHEVには、スポーツモデルとなる「アウトランダーPHEV RALLIART(ラリーアート)」が公開されています。

「アウトランダーPHEVラリーアート」は、三菱自動車のスポーツブランド「ラリーアート」の1モデルとなり、重厚感があり機能美を感じさせる前後バンパーと大きく張り出した前後オーバーフェンダーによってボリュームのある筋肉質で力強いフォルムを実現。
ラジエーターシャッター付きのフロントグリル、レーシーな印象を与える大型リヤディフューザーによってスポーティさをアップ。
ボディカラーには、光の当たり方によってブルーのハイライトが浮かびあがる特殊な加工を施したマットブラックが採用され、見る角度によって多面的で奥深い表情を見せ、プレミアムな印象をプラス。



走行性能では、ワイドトレッドと22インチの大径ホイール&タイヤのほか、強力なPHEVのモータートルクに見合った制動性能を発揮する大径ブレーキディスクと対向6ポットキャリパーを採用し、「走る」「曲がる」「止まる」のレベルが高められます。
パワフル!三菱新型アウトランダーPHEVのパワートレインとスペックは?

▼三菱新型アウトランダーのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【アウトランダーPHEV】【改良】
パワートレイン:直列4気筒2.4L「MIVEC」+電気モーター×2基
・エンジン出力:133ps/19.9kgm
・モーター出力
フロント:116ps/26.0kgm
リア:136ps/19.9kgm
・バッテリー容量:リチウムイオンバッテリー22.7kWh - 駆動方式:4WD「S-AWC」
▽海外仕様
- 【ガソリン】
直列4気筒2.5Lガソリン
出力:184ps/25.0kgm - トランスミッション:8速スポーツモード付きCVT
- 駆動方式:FF or 4WD「S-AWC」
三菱新型アウトランダーPHEVには、改良されたハイブリッドパワートレインが採用されています。
改良されたパワートレインは、容量20kWhだった走行用バッテリーを新開発の22.7kWhバッテリーに変更することで、EV航続距離を前モデルの87kmから100km超まで延長。
加えて、内部抵抗を低減することによりバッテリー出力を約60%高め、モーターやエンジン出力は維持されていますが、EV航続距離を重視していた前モデルから、新型アウトランダーPHEVではポテンシャルを発揮できるようにしたことでPHEVシステム全体での最高出力は約20%アップ。
それにより、0-100km/h加速タイムは10.2秒から8秒未満まで短縮。
電動車ならではのスムースで力強い加速が持続し、高速道路での合流や追い越し時のストレスを軽減するとともに、エンジン始動頻度が低減し、より静かで気持ちの良い走りができるように。また、アクセル操作時のモータートルク特性をマイルドにすることで車両挙動を安定させ、快適性を向上。
あわせて、サスペンションチューニングを見直すとともに新開発タイヤを採用、路面からの振動やショックを低減し、より上質な乗り心地を実現。
電動パワーステアリングのアシスト力の最適化と、出力の向上によるS-AWC制御の見直しにより、旋回中の安定性もアップされています。
「S-AWC」!三菱新型アウトランダーPHEVの走行システムは?

新型アウトランダーPHEVのには、前後トルク配分を行うセンターカップリングのデバイスに、電動モーターによる油圧クラッチを取り入れた最新の電子制御4WDが採用されています。
これにより、停車中から前輪と後輪を強く拘束し、走り出しの瞬間から後輪駆動力を発生することで、凍結路面での坂道発進といったシビアコンディションで、より威力を発揮することができるように。
また、進化した車両運動統合制御システム「S-AWC」も搭載され、ブレーキ制御「ブレーキAYC」を後輪にも採用することで、前後輪の分散制御に発展。
ハンドル角、ヨーレイト、駆動トルク、ブレーキ圧、車輪速などをセンサーで検知し、ドライバーの操作と車両の状態を常に正確に把握。
旋回時には「ブレーキAYC」が前後左右輪の駆動力/制動力差を最適化することで、タイヤのグリップ能力をさらに引き出し、ドライバーの意のままの操縦性が実現されます。

その他、新型アウトランダーPHEVでは、様々な運転スタイルと走行シーンに最適化された車両運動特性を選べるドライブモードを採用。
ドライブモードでは、通常使用する「NORMAL」、舗装路でスポーティに走れる「TARMAC」、未舗装路で高いトラクション性能と安定性を発揮する「GRAVEL」、雪道などの滑りやすい路面に適した「SNOW」、ぬかるんだ道や深雪などで走破性を高める「MUD」のほか、力強い加速が必要な場合の「POWER」や、環境に優しい「ECO」の7モードを設定。

モード選択時にはメーター内に走行シーンがイメージできる画像が表示され、直感的にモード選択ができるようになっています。
EV航続距離大幅UP!三菱新型アウトランダーPHEVの燃費、充電時間は?
▼三菱新型アウトランダーPHEVの燃費、充電時間、航続距離
- 【アウトランダーPHEV】
・燃費:17.6km/L
(Mグレード ハイブリッドモード時/他グレードは17.2km/L)
・EV航続距離:106km(Mグレード/他グレードは102km)
・普通充電時間(200V):7.5時間
・急速充電時間:約32分(バッテリー容量の80%まで) - ※参考:
【アウトランダーPHEV(前モデル)】
・燃費:16.6km/L
(Mグレード ハイブリッドモード時/他グレードは16.2km/L)
・EV航続距離
「M」グレード:87km
「G」「P」グレード:83km
・普通充電時間(200V):7.5時間
・急速充電時間:約38分(バッテリー容量の80%まで)
三菱新型アウトランダーPHEVの燃費や航続距離は、改良されたパワートレインにより改善しています。
EV航続距離は、現行モデル登場時に前世代の65kmから最長87kmに延長されていましたが、新型アウトランダーPHEVでは最長106kmを確保することで、より日常での使いやすさを向上。
あわせて燃費も最高17.6km/Lまでアップ、バッテリー容量を拡大しながら急速充電の時間も短縮されています。
MI-PILOT!三菱新型アウトランダーPHEVの安全装備は?

三菱新型アウトランダーPHEVの安全装備には、高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイ・パイロット)」が搭載されています。
「MI-PILOT」は、レーダークルーズコントロールシステムとレーンキープアシストを統合した制御で、 車間距離と車線中央をキープしながらの走行をサポート。
さらにナビリンク機能搭載車は、速度標識を読み取って設定速度を自動で切り換えたり、ナビゲーションの地図情報を活用して高速道路のカーブや分岐などで適切な車速に自動で調整したりすることが可能に。
また高速道路では、渋滞時でも停車後約30秒以内なら自動発進でき、走行中の煩わしい設定操作が低減されています。
その他、新型アウトランダーPHEVでは、運転席にフロントセンターエアバッグ、セカンドシートにサイドエアバッグを全車標準設定し、計11個のエアバッグを装備。
カーライフをもっと快適に安心してドライブを楽しむためのカーサポートシステムとして「三菱コネクト」も搭載され、事故や故障時にボタンひとつでコールセンターへの救助依頼ができるほか、エアバッグが展開した場合は自動的に通報。
また、スマートフォンを使い、車両を駐車した位置を表示させることや、ライトを点滅させて自車位置の確認ができ、リモート操作では、乗車前にエンジンを始動させて空調を作動させておくことで、離れた場所からドアロックの解除に対応。
さらに車両が設定した時間外に運転された場合、設定したスピードの超過や設定エリア外を走行した場合などに通知を受けることができ、家族の運転管理を行うことができるようになっています。
拡大!三菱新型アウトランダーPHEVのボディサイズは?

▼三菱新型アウトランダーPHEVのサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4720×1860×1750mm
- ホイールベース:2705mm
- 車重:2110kg
- 最低地上高:200mm
- ※参考
・アウトランダーPHEV(前世代)
全長×全幅×全高:4695×1810×1710mm
ホイールベース:2670mm
最低地上高:190mm
三菱新型アウトランダーPHEVのボディサイズは、前世代から一回り大きな設計とされています。
車体は、新開発プラットフォームの採用により衝突安全性を大幅に高め、高次元の操縦安定性を実現。
キャビン周りには三菱自動車初のホットスタンプ式超高張力鋼板を採用し、変形の少ない高耐力キャビン構造としながら軽量化。
また、エンジンルームとキャビン周りには連続した環状構造を採用し、従来車よりボディの曲げとねじり剛性を大幅に向上。
マルチリンク式のサスペンションやデュアルピニオン式の電動パワーステアリングの採用などにより、上質な乗り心地でありながら、リニアでダイレクト感のある操縦性に。
最新の改良では、改良前モデルから全長+10mm、全高+10mmと小幅の変更となっています。
いつ?三菱新型アウトランダーPHEVの発売日は?
改良された三菱新型アウトランダーPHEVは2024年10月9日に発表され、10月31日に発売されます。
三菱はアウトランダーを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
三菱・アウトランダーを「おさらい」
▼三菱・アウトランダー(初代)

三菱・アウトランダー(OUTLANDER)は、初代が2005年に登場したミドルサイズSUVです。
アウトランダーのモデル名は、遠隔の地を表す「outland」が由来になっており、「未知なる地へ向かう冒険者」を意味しています。日本発売前は、前モデルとなる「エアトレック」の輸出名に採用されていました。
サイズはエアトレックから一回り大きくされ、走行モードを2WD、4WD、4WDロックに変更できる電子制御4WDを組み合わせることで、高い走行性能が確保されました。
前モデルの2代目は2012年に登場し、安全システムや環境性能を改善。
2013年には、トヨタ・プリウスPHVに次いで日本での量産型2車種目のプラグインハイブリッド車となるアウトランダーPHEVを発売。
家電が使用できる電源コンセントなどを装備し、人気モデルに。
アウトランダーPHEVは、アジアクロスカントリーラリーやバハ・ポルタレグレ500などのラリー競技にも参戦し、その走行性能が世界的にアピールされています。
新型三菱アウトランダーPHEVについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!




