ダイハツが、軽自動車オフローダーとなる「ラガー」の発売を予定しています。
新しい軽SUVとなるダイハツ・ラガーのスペックや発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】オフローダー!ダイハツ「新型ラガー」フルモデルチェンジ復活!
- ダイハツ新型ラガーの【特徴まとめ】
- 力強く!ダイハツ新型ラガーの外装(エクステリア)デザインは?
- 最新装備!ダイハツ新型ラガーの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!ダイハツ新型ラガーのスペック、走行性能は?
- 走り両立!ダイハツ新型ラガーの燃費は?
- 新世代!ダイハツ新型ラガーのプラットフォームは?
- 機能UP!ダイハツ新型ラガーの安全装備は?
- 抑えめ!ダイハツ新型ラガーの価格は?
- いつ?ダイハツ新型ラガーの発売日は?
【最新情報】オフローダー!ダイハツ「新型ラガー」フルモデルチェンジ復活!
ダイハツが、軽自動車SUVモデルとなる「ラガー」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
▼参考:ダイハツ・ラガー(初代)
ダイハツ・ラガーは、1984年に、現行モデルで軽自動車クロスオーバーとして復活した「タフト」の後継モデルとして登場。ラダーフレームを採用する本格オフローダーとして1997年まで販売されていました。
フルモデルチェンジし復活する新型ラガーでは、「ロッキー」や「タフト」にも採用された最新の「DNGA」プラットフォームを使用し、基礎性能を強化。
ダイハツでは軽SUVに「ラガー」、クロスオーバーに「タフト」をラインナップし、スズキが大きな市場シェアを持つ軽自動車オフロードモデルでの存在感アップを狙うモデルとなります。
▼ダイハツ・タフト
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▼ダイハツ・ロッキー
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ダイハツ新型ラガーの【特徴まとめ】
▼ダイハツ新型ラガーの特徴
- 最新プラットフォーム「DNGA」採用車として制作
- パワートレーンに最新の660ccターボ、「D-CVT」を採用
- 先進安全システム「スマートアシスト」に、「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」や「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」を含む安全技術を採用
- ディスプレイオーディオやカーナビゲーションとスマートフォンを接続することで、多彩なサービスを提供する「ダイハツコネクト」を採用
力強く!ダイハツ新型ラガーの外装(エクステリア)デザインは?
via:Spyder7
新型ラガーの外装は、スクエアなボディ形状を採用することにより、力強いスタイルに仕上げられます。
ライバルにはスズキ「ジムニー」が設定されますが、新型ラガーはボディタイプを5ドアとすることで使い勝手を向上。
▼新型ラガーのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1740mm
- ホイールベース:2580mm
- 最低地上高:200mm
- ※参考
・ダイハツ・タフト
全長×全幅×全高:3395×1475×1630mm
ホイールベース:2580mm
最低地上高:190mm
車高もクロスオーバーの「タフト」からアップすることで、悪路への対応力をアップ。
シャシーにはモノコックが採用されますが、最新プラットフォーム「DNGA」により剛性を強化。
あわせて、車重も軽量化することで軽快な走りと低燃費が両立されます。
最新装備!ダイハツ新型ラガーの内装(インテリア)デザイン
新型ラガーの内装は、上位モデルの「ロッキー」からくる背の高いフロントコンソールや、高い位置にあるスポーティなシフトレバーとコクピットタイプのインパネデザインにより、SUVらしいワクワクする空間が表現されます。
装備にはスマホ連携ディスプレイオーディオが設定され、SmartDriveLinkやApple CarPlay対応のスマホがディスプレイ上で操作できるように。
フロントシートは背もたれサイドの形状を最適化して、ホールド性を向上。
座面を長くし形状を最適化することでフィット性を高め、安心感ある座り心地を実現。
ラゲッジスペースは高さを調整できるデッキボードにより利便性がアップされ、デッキボード上段時では、後席シートを前倒しすることでフラットかつ奥行きのある空間となり、長尺物の収納にも対応。
さらに、デッキボードを取り外すと観葉植物など背丈の高い荷物も収納できるなど、様々なニーズに対応します。
パワフル!ダイハツ新型ラガーのスペック、走行性能は?
▼ダイハツ新世代660ccエンジン
▼ダイハツ新型ラガーのエンジンとスペック
- 【自然吸気(NA)エンジン】
直列3気筒660cc
出力:52ps/6.1kgm - 【ターボエンジン】
直列3気筒660ccターボ
出力:64ps/10.2kgm - トランスミッション:D-CVT
- 駆動方式:FF/4WD
新型ラガーのエンジンには、DNGAプラットフォームにあわせ性能をアップした660ccエンジンが採用されます。
新世代エンジンは、全ての部品を見直し、エンジン性能の根幹となる燃焼素性を改善することで、燃費性能や走行性能に加え、環境性能などすべての要素で性能を向上。
日本初となる「マルチスパーク(複数回点火)」を採用することで、シリンダー内での燃焼速度を早め、ノッキングを抑制することで燃費性能をアップ。
その他、噴射する燃料の形状を粒状から霧状に変更することでポート内や燃焼室内への燃料付着を低減し、シリンダー内への燃料直入率を向上。
また高タンブルストレートポートにより、燃焼室内での混合気の縦方向回転をより強化し、燃焼速度アップが実現されます。
▼ダイハツ「D-CVT」
組み合わせるトランスミッションは「タント」から採用された新世代「D-CVT」とされ、ギヤを組み込むことで、従来CVT同様の「ベルト駆動」に加え、より伝達効率の良い「ベルト+ギヤ駆動」が可能となる世界初の「パワースプリット技術」を採用。
高速域では「ベルト+ギヤ駆動」となり、伝達効率を約8%向上。
変速比幅をロー側、ハイ側ともに広げ、従来の5.3から7.3まで拡大することで、低速域でのパワフルでスムーズな加速と、高速域での低燃費で静かな走りが実現されます。
4WD走行システムには、空転したタイヤにブレーキをかけることで駆動力の逃げをなくしスタックからの脱出を用意にする「グリップサポート制御」を採用することで、悪路でも安心して走行が可能となります。
走り両立!ダイハツ新型ラガーの燃費は?
▼新型ラガーの燃費
- WLTCモード
FF:20km/L、4WD:19km/L
新型ラガーの燃費は、悪路走破性能を重視することで同じく新世代パワートレインを採用している「タフト」から若干ダウンします。
タフトでは新燃費規格のWLTCモード値で最高20.5km/Lとされていましたが、新型ラガーでは走行抵抗のアップにより、20km/Lほどが見込まれています。
▼参考:ダイハツ・タフトの燃費
- 自然吸気エンジン
FF:20.5km/L、4WD:19.7km/L - ターボエンジン
FF:20.2km/L、4WD:19.6km/L
新世代!ダイハツ新型ラガーのプラットフォームは?
▼ダイハツ「DNGAプラットフォーム」
ダイハツ新型ラガーのプラットフォームには、ダイハツの新世代「DNGA」が採用されます。
DNGAは「Daihatsu New Global Architecture(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の頭文字となっており、トヨタで採用されていた「TNGA」のダイハツバージョンとして制作。
ダイハツの新しい車づくりの進め方を示すものとされ、特徴は下記の通りです。
- 【軽自動車を基点に小型車まで、設計思想を共通化した「一括企画開発」を採用】
エンジンやサスペンションの取付位置、骨格配置、着座位置など、共通化できるサイズや位置をあらかじめ設定し、性能や仕様まで含め一括で企画し、良品廉価と開発の効率化を両立 - 【「車両の進化」「パワートレーンの進化」「先進安全の進化」の3つの進化を実現】
新開発アンダーボディや新開発エンジン、全車速追従機能付ACC対応安全システムなどを採用 - 【将来の電動化やコネクトサービスの実現など「CASE対応を見据えた設計構想」を織込み】
将来の電動化を見据えた諸元設定、スマートアシストの進化やコネクトサービスの提供を見据えた電子プラットフォームの設定など、「先進技術をみんなのものに」すべく今後さらに開発を加速
ダイハツは、幅広い新世代車に対応できるDNGAプラットフォームを採用することで、走行性能や燃費性能をアップ。
一括企画開発の効果により新型車の投入ペースを約1.5倍とし、新プラットフォームをベースに、2025年までに15ボディタイプ・21車種を展開する予定です。
機能UP!ダイハツ新型ラガーの安全装備は?
新型ラガーの安全装備には、これまで他モデルで採用されていたスマートアシスト3をベースに、ステレオカメラの特性を余すことなく使い切る独自の制御ロジックを構築することで機能をアップした新世代スマートアシストが採用されます。
新世代スマートアシストには、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」のほか、左右のカメラが駐車枠の白線を検知し、音声と画面ガイドに加えてステアリング操作をアシストする「スマートパノラマパーキングアシスト」を搭載。
歩行者や車両を検知対象とした「衝突警報機能および衝突回避支援ブレーキ機能」、
駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違い時における衝突被害軽減に寄与する「ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)」も採用することで、運転がアシストされます。
また、隣接する車線の死角を走る車両を検知してミラーインジケーターを点灯させドライバーに知らせる「ブラインドスポットモニター」と、後方を横切る車両を検知してミラーインジケーターとブザー音で注意喚起する「リヤクロストラフィックアラート」の2機能も設定され、後方確認時の安全性がアップします。
▼ダイハツ新世代スマートアシストの機能
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
先行車の車速や距離をステレオカメラが検知し、車間距離や車速を維持、先行車に追従し停車まで制御 - 駐車支援機能「スマートパノラマパーキングアシスト」
左右のカメラが駐車枠の白線を検知し、音声と画面ガイドに加えて、ステアリング操作をアシスト。
ドライバーはシフトレバー/アクセル・ブレーキの操作と周囲の安全確認に専念することができ、駐車が苦手な方でも安心して駐車可能。また、並列駐車・縦列駐車ともに対応可能 - 「LKC(レーンキープコントロール)」
車線をステレオカメラが検知し、車線の中央を走行するよう、ステアリング操作をアシスト - 「車線逸脱抑制制御機能」
クルマが車線をはみ出しそうになると、メーター内表示とともに、車線内に戻すようステアリング操作をアシスト - 「ADB(アダプティブドライビングビーム)」
ハイビームで走行中に対向車を検知すると、対向車の部分のみ自動で遮光 - 「標識認識機能(進入禁止)」
進入禁止の標識をステレオカメラが検知すると、メーター内表示でお知らせ - 「ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)」
従来のエンジン出力抑制に加え、ブレーキ制御を付加することで、急発進を防止 - 「サイドビューランプ」
夜間の右左折時、通常のヘッドランプに加え、左右方向を照らす補助灯を追加点灯させることで、ステアリングを切った方向を明るく照射
抑えめ!ダイハツ新型ラガーの価格は?
▼新型ラガーの価格
- 150万円~200万円
新型ラガーの価格は、軽SUVとして性能を向上するため、クロスオーバーの「タフト」からアップします。
タフトは135万3000円からとされていましたが、 新型ラガーではボディサイズを拡大し、150万円ほどからラインナップ。
上位SUVとなる「ロッキー」のスタート価格170万5000円より抑えることで、軽自動車としての魅力がつくられます。
▼参考:ダイハツ・タフトの価格
- X(660cc自然吸気エンジン)
FF:135万3000円、4WD:147万9500円 - Xターボ(660ccターボエンジン)
FF:144万1000円、4WD:156万7500円 - G(660cc自然吸気エンジン)
FF:148万5000円、4WD:161万1500円 - Gターボ(660ccターボエンジン)
FF:160万6000円、4WD:173万2500円
いつ?ダイハツ新型ラガーの発売日は?
フルモデルチェンジし復活するダイハツ新型ラガーは、2026年の発売が予定されています。
ダイハツは「ロッキー」「タフト」に続き新世代プラットフォーム「DNGA」採用する「ラガー」を設定することで、高い人気になっているスズキ「ジムニー」の対抗車としてアピールしていく予定です。
新型ダイハツ・ラガーについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!