フェラーリが、次期「458イタリア」と噂されていたモデル、「488GTB」「488スパイダー」を発表
名前を変えるのも納得の新世代ハイパワー!
自然吸気はダウンサイジングターボに 違うクルマになった 488GTB、488スパイダー
▼11/21追加:フェラーリ 488GTB ニュルブルクリンク タイムアタック動画
※前モデル「458イタリア」の7分38秒を大幅に短縮した、7分21秒を記録
▼フェラーリ 488GTB エクステリア画像
▼フェラーリ 488スパイダー エクステリア画像
フェラーリ 488GTB / 488スパイダー 概要・スペック・価格
概要
- フェラーリ「458イタリア」「458 スパイダー」の後継モデル
- 前型のV型8気筒 4.5L NAエンジンを、新開発のV型8気筒 3.9L ターボエンジンに変更
- モデル名は、新型エンジンの1気筒の容積が「488cc」であることからきている
- フィオラノサーキットのタイムは、458イタリアより2秒短縮した1分23秒
- 大きくなったサイドエアインテークは「308GTB」を意識したもの
- 250km/h時のダウンフォース458イタリアから50%増加したは325kg
- 488 スパイダーのリトラクタブルハードトップは、2つのセクションに分離する独自構造を持ち、25kg重量を低減
スペースフレームシャシーも11種類の異なるアルミニウム合金を使用。
前型スパイダーと比較し、23%剛性をUP
スペック(括弧内は458イタリア比較値)
- 全長×全幅×全高:4568×1952×1213mm
- ホイールベース:2650mm
- エンジン:V型8気筒 3.9L ターボ
- 最高出力:670ps/8000rpm(+100ps)
- 最大トルク:77.5kgm/3000rpm(+22.4kgm/-3000rpm)
- ミッション:7速デュアルクラッチ
- 車重:1370kg(+80kg。スパイダーは1420kg)
- 前後重量配分:46.5:53.5
- 0-100km/h加速:3.0秒
- 最高速度:330km/h(スパイダーは325km/h)
- 燃費:8.8km/L(+0.3km/L)
- 最新型の「サイドスリップアングルコントロール」システム
- 「F1-Trac」スタビリティコントロール
- 「E-Diff」エレクトロニックディファレンシャル
- 「SSC2」アクティブダンパー
フェラーリ 488GTB / 488スパイダー 価格
- 488GTB:3070万円
- 488スパイダー:3570万円
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発表された新モデルは、新型458イタリアになると言われていたけれど、名前を変えてでてきた
最大のトピックは、フェラーリが昨年「カリフォルニアT」にも採用した、同グループのマセラティと共有する、ダウンサイジングターボエンジンを積んでいることだ
カリフォルニアT:フェラーリ カリフォルニアT ポイントはエンジン?
しかしそのスペックは、パワフルなカリフォルニアTからさらに高められ、前型となる458イタリアと比較すると、100ps/22.4kgmの大幅スペックアップ!
走行制御システムもすべて新世代のものに変更されており、名前のとおりまったく新しいクルマになったね
▼フェラーリ 488GTB インテリア画像
フェラーリのNAサウンドを聴くことができないのは、カリフォルニアTのときと同じで寂しいけれど、これだけスペックアップしていれば、ファンの人も納得できそう
フェラーリのエコエンジンは、やっぱり…ヤバいね(笑)