メルセデスベンツは、フラッグシップ「Sクラスカブリオレ」の日本仕様マイナーチェンジを発表しました。
最新パワートレインにより性能を伸ばした新型Sクラスカブリオレについて、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレ日本発売!
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの【主な変更点まとめ】
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの外装(エクステリア)デザイン
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレのボディサイズは?
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの内装(インテリア)デザイン
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレのエンジンとスペックは?
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの燃費は?
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの安全装備は?
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの価格は?
- メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの発売日は?
- メルセデスベンツ・Sクラスカブリオレを「おさらい」
【最新情報】メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレ日本発売!
▼メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレの画像
メルセデス・ベンツは、「Sクラスカブリオレ」のマイナーチェンジ日本導入を発表しました。
メルセデスベンツSクラスカブリオレは、ブランドのフラッグシップ「Sクラス」シリーズのオープンモデルとしてラインナップされ、4シーターラグジュアリーとして高評価を受けています。
マイナーチェンジでは、最新デザインを採用するほか、新世代パワートレインを搭載するなど最高峰の性能が追求されています。
▼Sクラスセダン
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▼Sクラスクーペ
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メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの【主な変更点まとめ】
▼メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの変更点
- より上質な外装、内装デザインを採用
- V型8気筒4L、V型12気筒6Lのターボエンジンを搭載し、高い走行性能を発揮
- V型8気筒エンジンに気筒休止システムを採用し、燃費性能を向上
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの外装(エクステリア)デザイン
▼メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの画像
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの外装は、上質さと先進性を融合したデザインに仕上げられています。
フロントに大型エアインテークを持つバンパーを採用することで、より印象的かつ精悍でダイナミックな外観になっています。
リアには、片側33枚の有機ELパネルによりつくられるリアコンビネーションランプを採用することで、ランプ内で光が浮いているようなデザインに。
▼新型AMG S63カブリオレ
ハイパフォーマンスモデルのAMG S63カブリオレでは、専用のエアロパーツやエクステリアアクセントを装備することで、よりアグレッシブな外観に仕上げられています。
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレのボディサイズは?
▼メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:5035×1900×1420mm
- ホイールベース:2945mm
- 車重:2050kg
※Sクラスクーペと同サイズ、同重量 - 参考
・メルセデス・ベンツSクラス(標準ボディ)
全長×全幅×全高:5125×1900×1495mm
ホイールベース:3035mm
車重:1970kg
・メルセデス・ベンツSクラス(ロングボディ)
全長×全幅×全高:5285×1915×1495mm
ホイールベース:3165mm
車重:2160kg
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレのボディサイズは、セダンから全長を90mm短縮し、65mm全高をダウンした設計とされています。
車体の変更にあわせホイールベースも-90mmとされており、最高峰のラグジュアリー性と走行性能のバランスがとられています。
ベースとなるSクラスクーペとは同じサイズ、重量となりますが、Sクラスカブリオレではオープン化にあわせボディを補強し軽量なアルミやマグネシウム素材の使用量を増やすことで、クーペ同等の車重に仕上げられています。
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの内装(インテリア)デザイン
メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレの内装には、64色のアンビエントライトや、ドライバーの視野に直接入るべきさまざまな情報を表示する大型ディスプレイなどが採用されています。
コクピットディスプレイは、センターコンソール上方の2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを1枚のガラスカバーで融合したデザインになっています。
インストルメントクラスターとなるコックピットディスプレイのデザインは「クラシック」「スポーツ」「プログレッシブ」の3種類から好みで設定することが可能で、インテリアデザインの水平方向の流れを強調しています。
そのほか、タッチセンサー機能を内蔵したステアリング上のボタンによりインフォテイメントの各機能の操作を簡単かつ機能的に操作することが可能とされ、ナビゲーション機能や通話機能だけではなく、エアコンディショナーやシートヒーター/シートベンチーター、アンビエントライトなどの車両機能も音声認識に対応。
Apple CarPlayやAndroidAutoといったスマートフォンのコネクティビティ関連機能も拡張され、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」も前席に標準装備されています。
また、カブリオレ独自の快適性を高める装備として、フロントウィンドウ上部のディフレクターで風の巻き込みを抑える「エアキャップ」、ヘッドレスト下部から温風を出し寒さを低減する「エアスカーフ」を装備。
安全システムとして、横転の危険をセンサーが検知した場合に瞬時に飛び出す「オートマティックロールバー」も採用されています。
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレのエンジンとスペックは?
▼メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレのエンジンとスペック
- 【S560】
V型8気筒4Lツインターボ
出力:469ps/71.4kgm - 【AMG S63】
V型8気筒4Lツインターボ
出力:612ps/91.8kgm - 【AMG S65】
V型12気筒6Lツインターボ
出力:630ps/102.0kgm - トランスミッション:9速AT or 9速DCT(S63) or 7速AT(S65)
- 駆動:FR or 4WD「4MATIC」
メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレには、8気筒と12気筒の高出力を発揮するパワートレインが設定されています。
V型8気筒4Lツインターボエンジンでは、2基のターボチャージャーをV型シリンダーの内側に配置しターボへの吸排気経路を最適化する「ホットインサイドV」レイアウトによりレスポンスをアップするほか、低負荷時に8気筒のうち4気筒を休止させることで環境性能を向上しています。
また、同じV型8気筒4Lツインターボながら「AMG S63」では、メルセデスAMGのスポーツカー「AMG GT」と共通する基本設計を採用することで612ps/91.8kgmを発揮。
組み合わせるトランスミッションも他モデルと異なり、湿式多板クラッチでダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現する9速DCT「AMG スピードシフトMCT」とされています。
▼メルセデスAMG GT
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メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの燃費は?
▼メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレの燃費
- S560 4MATIC(V型8気筒4L):9.4km/L
- AMG S63 4MATIC(V型8気筒4L):8.7km/L
メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレの燃費は、快適性を重視した大柄なボディながらV型8気筒モデルで9.4km/Lになっています。
ハイパワーモデルとなるAMG S63でも8.7km/Lとなっており、グレード間の差は小さくなっています。
ベースとなるSクラスクーペと比較すると、マグネシウムなどを使用しカブリオレ独自の補強分をクーペと同じ車重まで軽量化したことにより、0.1km/Lの燃費低下に抑えられています。
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの安全装備は?
メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレの安全装備には、最上級モデルとして最新システムが採用されています。
機能には、車間距離を維持し追従走行を行う「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や、周辺状況を検知しステアリングアシストを行う「アクティブステアリングアシスト」などが用意されます。
▼メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレの安全装備
- アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
- リモートパーキングアシスト
- PRE-SAFEインパルス・サイド
- アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
- PRE-SAFEサウンド
- アクティブレーンチェンジングアシスト
- アクティブレーンキーピングアシスト
- トラフィックサインアシスト
- アクティブブラインドスポットアシスト
- 緊急回避補助システム
- 渋滞時緊急ブレーキ機能
- アクティブエマージェンシーストップアシスト
- マルチビームLEDヘッドライト
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの価格は?
▼メルセデス・ベンツSクラスカブリオレの価格
- S 560 カブリオレ:21,750,000円
- メルセデスAMG S 63 4MATIC+:27,900,000円
- メルセデスAMG S 65 カブリオレ:34,700,000円
メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレの価格は、2175万円からに設定されています。
Sクラスクーペと比較すると、V型6気筒3Lターボモデルが設定されていないことでスタート価格が667万円、同グレードで349万円の価格アップになっています。
メルセデスベンツ新型Sクラスカブリオレの発売日は?
メルセデス・ベンツ新型Sクラスカブリオレは、欧州で2017年後半に発売され、日本では2018年6月に発売されました。
メルセデス・ベンツは先に改良されているセダンとあわせ、ブランドの最上級モデルをアピールしていく予定です。
メルセデスベンツ・Sクラスカブリオレを「おさらい」
▼メルセデス・ベンツW111カブリオレ
メルセデス・ベンツ・Sクラスカブリオレ(Mercedes-Benz S-Class Cabriolet)は、2015年に「Sクラス」の前身モデル「W111」以来44年ぶりに復活したフラッグシップオープンカーです。
基本ボディの60%をクーペと共用し制作されましたが、オープン化による車体の重量増を嫌い、軽量素材の使用比率を増やすことでクーペと同等の重量に仕上げられました。
ルーフは静粛性や耐候性を高めた3層構造のソフトトップとすることで、クローズ状態の快適性を高め、センターコンソールのスイッチ操作により約20秒で開閉が可能とされています。
新型メルセデス・ベンツSクラスカブリオレについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!