フォードが、1960年代に活躍したレーシングカー「フォードGT40」をモチーフにしたスポーツカー、「フォードGT」を発表
走りもかなりヤバイことになりそうだ
中身はそのままレーシングカー!さらに鋭くなったフォードGT
▼フォード 新型「フォードGT」エクステリア画像
フォード 新型フォードGT 概要・スペック
概要
- 1960年代に活躍したレーシングカー「フォードGT40」をモチーフとした、ミドシップの2シータースポーツ
- ル・マン24時間耐久レースでの初優勝から50周年にあたる、2016年後半に生産を開始
- エンジンに、IMSA耐久レースのノウハウを活用
- 2015年に発表しながら、出力600馬力以上、車重や加速力などは非公開となっていたスペックを2017年1月に公開
- 年間250台、合計1000台を限定生産
スペック
- エンジン:V型6気筒 3.5L ツインターボ「Ecoboost」
- 最高出力:656ps
- 最大トルク:76.0kgm
3500rpmで約90%のトルクを出力 - ミッション:7段デュアルクラッチ
- 0-96km/h加速:3.0秒
- 最高速度:348km/h
- 車重:1360kg
- ボディーは軽量化のため、外板とパッセンジャーセルにカーボンファイバー、フロントとリアのサブフレームにアルミニウムを採用
- 足回りにプッシュロッド式サスペンション、カーボンコンポジットブレーキを採用
- タイヤ:ミシュラン「パイロットスーパースポーツカップ2」
- アクティブエアロダイナミクスシステムを採用
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フォードGTは2005年にも製造されたけれど、2年で販売は中止
新型は、現在フォードがもっている技術をすべて使った新型スポーツになった
前型に採用されていたアメリカ車定番のV型8気筒エンジンは新型で、フォードが販売を伸ばす原動力になったエコエンジン「Ecoboost」に変更され、V型6気筒3.5Lツインターボに縮小
けれど最大出力は、前型5.4Lスーパーチャージャーの558psより高く、656psにも!
公開された車重は1360kgと軽量で、ハイブリッド不要でハイスペックとエコを両立するスーパーカーになっている
▼フォード 新型「フォードGT」インテリア画像
足回りには、バネ下重量を軽くするためレーシングカーに採用されるプッシュロッド式サスペンションを採用
鋭い走りの切れ味をつくった
フォードGTの登場で、フォードはエンジン・オブ・ザ・イヤーも獲得したEcoboostのブランド力をさらにあげることにもなりそう