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サスペンションから発電!アウディ エネルギー回生技術 eROT を発表

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アウディがサスペンションの動きを電気エネルギーに変換する技術「eROT:Electromechanical rotary damping technology」を発表

 

車内が広がるメリットも!

 

小さなシステムで発電からサスペンション制御まで!アウディ eROT 

 

アウディ エネルギー回生サスペンション「eROT:Electromechanical rotary damping technology」概要

  • 現状は熱エネルギーとして放出されている、走行時のサスペンションの作動エネルギーを回生し、ハイブリッドシステムや車載機器のエネルギーとして利用
  • 回転式のダンパーをサスペンションに組み合わせ、サスペンションアームの上下動を歯車から回転運動に変換
  • 回転式ダンパーの抵抗を変更することで、走行状況に応じてサスペンションを制御することも可能
  • 一般に採用されているダンパーより小型なことから、車内空間を拡大することができる

 

ハイブリッド車や電気自動車が登場してから、クルマの走行時に発生するエネルギーの回収は自動車メーカーの大きな課題

 

新しい回収元を確保できれば、その分自動車の環境性能を伸ばすことができる

 

 

アウディが新発表したのは、サスペンションからのエネルギー回生

 

同様の考えは、自動車部品の大手サプライヤーZF社が2013年に発表、2014年にはメルセデス・ベンツがコンセプトカーに採用していたが、アウディはアイディアをプラス

メルセデス・ベンツ コンセプト:メルセデス GLAより小さいHVSUV G-Codeで革命!?

 

ZF社のダンパーオイルの動きをエネルギーにかえる方式ではなく、これまで縦に動かすことが多かったダンパーを回転式に変更

 

サスペンションの減衰力制御と発電をこれまでより小さなスペースで行うことで、室内空間の拡大も狙った

 

 

搭載車の予定についてはまだなく、回転式に変更することで走行フィーリングの味付けにこれまでとは違う難しさもでてきそうなアウディ eROT

 

しかし完成すれば、フォルクスワーゲングループがちからを入れている電気自動車にも使うことができる

 

大型のバッテリーを搭載することで車内空間が狭くなるのを解決する手段として、大事な役割をはたしそう

 

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