オークションハウス「RMサザビーズ」は、初代マツダ「RX-7」をベースにしたWRCグループBマシン「SA22C サバンナ RX-7 Evo Group.B」をオークションに出品することを発表
希少すぎるワイルドなロータリーロケット!
13Bロータリーエンジン搭載!マツダ SA22C サバンナ RX-7 Evo Group.B
▼マツダ SA22C サバンナ RX-7 Evo Group.B 画像
▼マツダ SA22C サバンナ RX-7 Evo Group.B 動画
マツダ SA22C サバンナ RX-7 Evo Group.B 概要・スペック
- WRCグループB参戦のために、7台のみが製作されたSA22C型初代「RX-7」をベースにしたマシン
- 写真のマシンは、9月にロンドンで開催されるRMサザビーズによるオークションに出品
スペック
- 全長×全幅:4310×1611mm
- ホイールベース:2420mm
- エンジン:ロータリー 2気筒 654cc×2「13B」
- 最高出力:300ps以上
- 最大トルク:27.0kgm
- 車重:960kg
- 駆動:FR
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市販車をベースにした大幅な改造を許可し1980年代に開催、過激なラリーマシンがトップを競っていたWRCグループBカテゴリ
今回オークション出品が発表されたマシンは、マツダがグループB参戦のためにロータリーマシンSA22型初代「サバンナ RX-7」をベースに製作
20台が生産される予定だったが、安全性を考慮しグループBが突然廃止されたため、完成したのは7台のみ
その中でもオークションにかけられるマシンは、一度もラリーで走行することができないままベルギーのラリーチームの倉庫で眠ったあと、コレクターの手に渡った超レアマシン
エンジンは、SA22C RX-7に主に搭載されていた12A型573ccロータリーではなく、海外仕様に用意され、日本では2代目FC型から搭載された13B型654ccロータリーをチューンし採用
最高出力は300ps以上、駆動方式は後輪駆動のままになっていることで、960kgの軽い車体を振り回して走るマシンになっている
WRCグループBマシンでは、唯一の完全オリジナル&未走行となることで、世界のグループB、ロータリーファンから最注目の1台となるサバンナ RX-7 Evo Group.B
落札価格もかなりのものになりそう