マツダが、コンパクトSUV「CX-3」のフルモデルチェンジを予定しています。
新世代となり性能を伸ばす新型CX-3のスペックや価格などについて、最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!マツダ「新型CX-3」フルモデルチェンジ!
- マツダ新型CX-3の【変更点まとめ】
- スポーティに!マツダ新型CX-3の外装(エクステリア)デザインは?
- 延長!マツダ新型CX-3のボディサイズは?
- 質感UP!マツダ新型CX-3の内装(インテリア)デザイン
- 最新!マツダ新型CX-3のパワートレインとスペックは?
- ロータリー!「新型CX-3ロータリーEV」設定!
- 改善!マツダ新型CX-3の燃費は?
- 最新システム!マツダ新型CX-3の安全装備は?
- アップ!マツダ新型CX-3の価格は?
- いつ?マツダ新型CX-3の発売日は?
- マツダCX-3を「おさらい」
【最新情報】新世代!マツダ「新型CX-3」フルモデルチェンジ!
マツダが、「CX-3」のフルモデルチェンジを予定しています。
マツダCX-3は、ブランドのコンパクトSUVとしてラインナップされており、走行性能と取り回しの良さが人気になっています。
フルモデルチェンジする新型CX-3では、上位モデルからくる最新のデザインや装備を採用。
パワートレインには「MX-30」で採用されていた、ロータリーエンジンのコンパクトさを活かし、高出力モーター、ジェネレーターを同軸上に配置することで、モータールームにまとめて搭載するプラグインハイブリッド「ロータリーEV」が設定されます。
マツダ新型CX-3は、2024年9月の発売が予定されています。
マツダ新型CX-3の【変更点まとめ】
▼マツダ新型CX-3の変更点
- エクステリアとインテリアに、新世代のデザインを採用
- ボディサイズを延長
- 新開発の直列3気筒エンジンを搭載
- 「SKYACTIV-X」の3気筒バージョンを設定
- ロータリーエンジンを発電用として使用するプラグインハイブリッドモデルを設定
- インテリアにデジタルメーターを装備
スポーティに!マツダ新型CX-3の外装(エクステリア)デザインは?
via:Spyder7
▼参考:マツダCX-3(現行モデル)
マツダ新型CX-3の外装は、ボディデザインを大きく変更することにより上位モデルの「CX-30」と差別化されます。
現行モデルはコンパクトハッチバックの「マツダ2」をベースに車高をアップしたクロスオーバースタイルとなっていましたが、新型CX-3ではリアウィンドウを傾斜させることでスポーティなクーペSUVに仕上げ。
▼参考:マツダCX-30
ボディラインは、マツダの新世代モデルからくるより流麗なものとされ、ボディの陰影も滑らかに。
車体下部は障害物から守る専用のガードにより、力強いアクセントがプラスされます。
延長!マツダ新型CX-3のボディサイズは?
▼マツダCX-3のボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4310×1765×1540mm
- ホイールベース:2600mm
- ※参考
・マツダCX-3(現行モデル)
全長×全幅×全高:4275×1765×1550mm
ホイールベース:2570mm
・マツダCX-30
全長×全幅:4395×1795×1540mm
ホイールベース:2655mm
マツダ新型CX-3のボディサイズは、拡大することにより伸びやかなプロポーションと広い室内空間が確保されます。
▼マツダSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE
加えて、シャシーも新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の採用により高い剛性を確保し、乗り心地がアップされます。
質感UP!マツダ新型CX-3の内装(インテリア)デザイン
マツダ新型CX-3の内装は、最新技術と高い質感をもつ素材、魅力的なデザインが融合した仕上げとされます。
室内空間はボディサイズの拡大にあわせ後席からラゲッジスペースを拡大し、より快適に多人数が使うことができるように。
センターにはタッチ操作に対応するインフォテイメントシステムが採用され、インテリアトリムはこれまで以上に上質に。
操作ボタンを少なく、全体の印象を軽くすることで、エクステリアと印象をあわせたスピード感あるデザインとされます。
また、メーターには、最新のデジタルメーターを搭載し、多彩な車両情報がわかりやすくドライバーに提供されます。
最新!マツダ新型CX-3のパワートレインとスペックは?
▼マツダ・スカイアクティブXエンジン
▼マツダ新型CX-3のパワートレインとスペック
- 【SKYACTIV-G1.5】
エンジン:直列3気筒1.5Lガソリン+マイルドハイブリッド
エンジン出力:111ps/14.7kgm
モーター出力:6.5ps/6.2kgm - 【SKYACTIV-D1.5】
エンジン:直列3気筒1.5Lディーゼルターボ
出力:105ps/25.5kgm
モーター出力:6.5ps/6.2kgm - 【SKYACTIV-X1.5】
エンジン:直列3気筒1.5L
エンジン出力:145ps/18.5kgm
モーター出力:6.5ps/6.2kgm - トランスミッション:6速AT or 6速MT
- 駆動:FF or 4WD
新型CX-3のパワートレインには、新開発される1.5Lのガソリンとディーゼルエンジンが搭載されます。
新世代の1.5Lエンジンはより効率をあげるため直列3気筒とされ、マイルドハイブリッドシステムを採用。
直列4気筒2Lエンジンの基本構造を利用することで、開発ノウハウが活かされます。
また、上位モデルに採用された「SKYACTIV-X」エンジンの3気筒バージョンも設定され、世界最高峰の環境性能を持つ内燃機関となります。
ロータリー!「新型CX-3ロータリーEV」設定!
新型CX-3には、電気自動車に発電専用のロータリーエンジンを組み合わせたプラグインハイブリッド「Rotary-EV」が設定されます。
▼Rotary-EVのスペック
- 電気モーター+830ccロータリーエンジン(発電専用)
- エンジン出力:72ps/11.4kgm
システム出力:170ps/26.5kgm - バッテリー容量:17.8kWh
- EV航続距離:110km
- 充電時間
普通充電:1時間40分
急速充電:25分(20%~80%)
Rotary-EVは、17.8kWhのリチウムイオンバッテリーと、発電専用のロータリーエンジンを組み合わせることで、独自のシリーズ式プラグインハイブリッドシステムを実現。
バッテリーのみでの走行を可能とするほか、11.9:1の高圧縮発電用ロータリーエンジン「エンジン型式:8C」によりガソリン車同等の航続距離を確保。
ロータリーエンジンのコンパクトさを活かし、高出力モーター、ジェネレーターを同軸上に配置することで、モータールームに搭載。
また、普通・急速両方の方式に対応した充電機能、1500Wの給電機能、使用シーンに合わせて選択できる「EVモード」「ノーマルモード」「チャージモード」の3つの走行モードを備えるなど、多彩なシーンに対応できるようになります。
改善!マツダ新型CX-3の燃費は?
▼マツダ新型CX-3の燃費
- ガソリン:21km/L
- ディーゼル:26km/L
- プラグインハイブリッド:20km/L(ハイブリッドモード時)
新型CX-3の燃費は、搭載される最新パワートレインにより改善されます。
現行モデルはディーゼル車で23.2km/Lとなっていましたが、新型CX-3では26km/Lほどが見込まれています。
▼参考:マツダCX-3の燃費(現行モデル)
- 1.5Lガソリン
FF:17.0km/L、4WD:15.7km/L - 1.8Lディーゼル
FF:23.2km/L、4WD:21.2km/L
最新システム!マツダ新型CX-3の安全装備は?
マツダ新型CX-3の安全装備には、先進安全システム「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が採用されます。
システムには、アクセル、ブレーキ、ステアリングを制御する機能を備えた渋滞支援機能、前方交差交通警報を採用。
夜間における歩行者認識精度を向上した「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)夜間歩行者検知機能付」などの機能とあわせ、高い安全性が確保されます。
アップ!マツダ新型CX-3の価格は?
▼マツダ新型CX-3の価格
- 240万円~
マツダ新型CX-3の価格は、最新装備の採用によりアップします。
新設定が予定されるプラグインハイブリッドモデルは最上級グレードとされ、400万円ほどとなります。
▼参考:マツダCX-3の価格(現行モデル)
▽1.5Lガソリン
- 15S Touring
FF:2,279,200円、4WD:2,521,200円 - 15S Urban Dresser
FF:2,532,200円、4WD:2,774,200円 - 15S Vivid Monotone
FF:2,708,200円、4WD:2,950,200円
▽1.8Lディーゼル
- XD Touring
FF:2,796,200円、4WD:3,038,200円 - XD Vivid Monotone
FF:3,192,200円、4WD:3,434,200円
いつ?マツダ新型CX-3の発売日は?
マツダ新型CX-3の発売日は、2024年9月が予定されています。
新型CX-3では最新の技術を採用することにより、コンパクトSUV市場で存在感を増していきたい考えです。
マツダCX-3を「おさらい」
▼マツダCX-3
マツダ・CX-3(シーエックススリー)は、2015年に初代となる現行モデルが日本で発売されたクロスオーバーSUVです。
「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を全面採用した新世代車種の第5弾として投入され、CX-5の下位に位置するコンパクトSUVとされました。
エンジンは当初1.5Lディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」のみが設定され、2017年に海外で販売されていた「SKYACTIV-G 2.0」仕様が設定されるまでは、日本国内の乗用車で唯一のディーゼルエンジン専用車種でした。
SUVながら、マツダの他モデルからくる上質な内外装のデザインやコンパクトなボディを採用していることから、軽快な走りを楽しみたいユーザーに選択されるモデルになっています。
新型マツダCX-3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!