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【メルセデス新型Gクラス】「新デザイン&EVも!」2024年3月26日マイナーチェンジ発表!W464型最新情報、AMG G63、価格は?

メルセデス・ベンツが、オフローダー「Gクラス」のビッグマイナーチェンジを発表しました。

 

改良により魅力をアップした新型Gクラスの最新情報やスペックなどをご紹介します。

 

▼この記事の目次

【最新情報】大幅進化!メルセデス「新型Gクラス」改良発表!

▼メルセデス・ベンツ新型Gクラスの画像

メルセデス・ベンツが、「Gクラス」のマイナーチェンジを発表しました。

 

メルセデス・ベンツGクラスは、ブランドトップの悪路走破性能を持つクロスカントリーモデルとしてラインナップされ、都市部での使い勝手を重視し「GL」のモデル名がつく他のメルセデスSUVとは違う個性をもったモデルとして人気になっています。

  

マイナーチェンジした新型Gクラスでは、新しいデザインを採用したほか、マイルドハイブリッドシステムを採用。

 

「G550」では、エンジンをV型8気筒4Lターボから最新の直列6気筒3Lガソリンターボに変更することで最高出力を高めながら環境性能をアップ。

 

加えて、新型Gクラスでは9速オートマチックトランスミッションのギヤ比を拡大。

 

ハイパフォーマンスモデルのAMG G63に、アクティブライドコントロールサスペンションを新設定。

 

装備には、タッチ式インフォテインメントシステム、温度調節カップホルダー、ワイヤレス充電、後部座席用の2つの11.6インチタッチスクリーンのほか、オフロードコックピット機能、トランスペアレントボンネット機能を新採用。

 

▼メルセデス・ベンツ新型G580(EVモデル)の画像

加えて、新たにEVモデル「G580」も設定。

 

「G580」では、4輪それぞれにモーターを搭載することで走行性能を高めたほか、「Gターン」と呼ばれる、その場での360度旋回もできるようになっています。

 

マイナーチェンジしたメルセデスベンツ新型Gクラスは、内燃機関モデルが2024年3月26日、EVモデルが4月24日にワールドプレミアされ、欧州で2024年後半から販売が開始されます。

  

▼メルセデス・ベンツ新型Gクラスの動画

▼メルセデス・ベンツ新型G580(EVモデル)の動画

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新型Gクラスの【変更点まとめ】

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▼新型Gクラスの変更点

  • 新しいデザインを採用
  • マイルドハイブリッドシステムを採用
  • 「G550」のエンジンをV型8気筒4Lターボエンジンから直列6気筒3Lガソリンターボに変更
  • 9速ATのギヤ比を拡大
  • AMG G63に、アクティブライドコントロールサスペンションを新設定
  • EVモデル「G580」を設定
  • タッチ式インフォテインメントシステム、温度調節カップホルダー、ワイヤレス充電、後部座席用の2つの11.6インチタッチスクリーンを採用
  • MBUXインフォテインメントシステムに、オフロードコックピット機能を採用
  • 「トランスペアレントボンネット」機能を搭載

 

タフさ+!新型Gクラスの外装(エクステリア)デザイン

▼新型Gクラスの画像

▼参考:Gクラス(前モデル)

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新型Gクラスの外装は、軍用車からきた真四角のタフなスタイルを維持しながら、最新のデザインを採用することで質感をアップしています。

 

▼新型Gクラスの画像

改良では、新しいグリルとバンパーを採用することで、力強いデザインに。

 

足元には、最新デザインのホイールを採用することで引き締め。

 

▼メルセデス・ベンツ新型G580(EVモデル)の画像

EVモデルの「G580」では、ライティングを採用した密閉式グリルのほか、高さを抑えたボンネットにより空力性能を向上。

 

▼新型AMG G63の画像

ハイパフォーマンスモデルのAMG G63では、専用のエクステリアパーツにより迫力あるデザインとしたほか、設定が拡大されたカラーリングなどにより、好みにあわせた1台を楽しむことができるManufakturパーソナライゼーションプログラムが用意されています。

 

機能UP!メルセデス・ベンツ新型Gクラスの内装(インテリア) 

▼新型Gクラスの画像

▼参考:Gクラス(前モデル)

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メルセデス・ベンツ新型Gクラスの内装は、最新の装備を採用することにより機能性が高められています。

 

▼新型Gクラスの画像

改良では、タッチ式インフォテインメントシステムを新採用したほか、温度調節可能なカップホルダー、ワイヤレス充電、後部座席用の2つの11.6インチタッチスクリーンを装備。

 

MBUXインフォテインメントシステムには、車両の位置や高度、ステアリング角度、温度などの情報を、ユーザーの必要に応じてカスタマイズして表示できるオフロードコックピット機能を採用。

 

また、カメラで撮影した映像を使用し車両下部を仮想的に”透かして”映し出す「トランスペアレントボンネット」機能も新採用することで、悪路での操作性が高められています。

 

電動化!新型Gクラスのパワートレインとスペックは? 

▼新型Gクラスのパワートレインとスペック

▽内燃機関モデル

  • 【G450d】
    直列6気筒3Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
    出力:367ps/77.0kgm
    モーター出力:20ps/20.4kgm
  • 【G550】
    エンジン:直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
    出力:450ps/57.1kgm
    モーター出力:20ps/20.4kgm
  • 【AMG G63】
    エンジン:V型8気筒4Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
    出力:585ps/86.7kgm
    モーター出力:20ps/20.4kgm
  • トランスミッション:9速AT
  • 駆動:4WD

▽EVモデル

  • 【G580】
  • 電気モーター×4
  • 出力:588ps/118.7kgm
  • バッテリー容量:116.0kWh
  • 航続距離:473km
  • 充電時間
    急速充電時:10%~80%まで約32分

新型Gクラスには、マイルドハイブリッドを採用する最新パワートレインが搭載されています。

 

▼参考:メルセデス・ベンツGクラス(前モデル)のスペック

  • 【G350d】
    直列6気筒3Lディーゼルターボ
    力:286ps/61.2kgm
  • 【G400d】
    直列6気筒3Lディーゼルターボ
    出力:330ps/71.4kgm
  • 【G550】
    エンジン:V型8気筒4Lガソリンターボ
    出力:422ps/62.2kgm
  • 【AMG G63】
    エンジン:V型8気筒4Lガソリンターボ
    出力:585ps/86.7kgm

前モデルの「G550」はV型8気筒4Lターボエンジンが採用されていましたが、改良では、最高出力を高めながらより環境性能をアップした直列6気筒3Lガソリンターボ+マイルドハイブリッドシステムを採用。

 

改良によりギヤ比を拡大した9速オートマチックトランスミッションにより、走行性能を最適化。

 

ハイパフォーマンスモデルのAMG G63は、マイルドハイブリッドシステムを採用したほか、アクティブライドコントロールサスペンションが新設定され、油圧式ロールコントロールと、アダプティブダンピング機能により、オンロード、オフロードともに快適性をアップ。

 

▼メルセデス・ベンツ新型G580(EVモデル)の画像

EVモデルの「G580」では、4輪それぞれに電気モーターを搭載し、「Gターン」と呼ばれるその場での360度旋回にも対応。

 

また、トルクベクタリングによる仮想ディファレンシャルロックや、カーボンなどの高強度素材により保護されたアンダーボディなどにより、悪路への対応力が高められています。

 

最高峰!新型Gクラスの走行システムと悪路性能は?

新型Gクラスではフロントサスペンションに、前世代で採用されていた左右が接続されたリジットアクスル式ではなく、大きなストロークを持つ独立懸架サスペンションが採用されています。

 

これにより悪路での接地性を向上し、オンロードでも細かな凹凸によるステアリングのブレを低減。

 

対障害角度はアプローチアングル(車体前側)が31度、ディパーチャーアングル(車体後側)が30度、ランプブレークオーバーアングル(前後車軸間)も26度と大きくとられています。

 

最大渡河水深は700mm、最低地上高も241mmに仕上げられ、足回りには調整可能なダンパーシステムも備えることで、オンロードから険しいオフロード、岩場などまで対応。

 

4WDシステムは、ギア比を1.00から2.93に変更するローレンジのほか、フロント、センター、リアの3つのデフロックなどにより、悪路の急坂なども余裕を持って走行することができるようになっています。

 

改善!メルセデス・ベンツ新型Gクラスの燃費は?

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▼メルセデス・ベンツ新型Gクラスの燃費(欧州値)

  • G450d(3LディーゼルMHEV):11.5km/L
  • G550(3LガソリンMHEV):9.1km/L

メルセデス・ベンツ新型Gクラスの燃費は、最新パワートレインを採用することで改善しています。

 

「G550」は前モデルで7.2km/Lとされていましたが、排気量を4Lから3Lに変更し、マイルドハイブリッドシステムも新採用することで、欧州値で9.1km/Lとなっています。

 

▼参考:メルセデス・ベンツGクラス(前モデル)の燃費

  • G350d(3Lディーゼル):9.9km/L
  • G400d(3Lディーゼル):9.7km/L
  • G550(4Lガソリン):7.2km/L
  • AMG G63(4Lガソリン):6.6km/L

 

最新システム!メルセデス・ベンツ新型Gクラスの安全装備は?

新型Gクラスの安全装備には、ブランドの最新安全運転支援システムが採用されています。

 

システムには、車間距離を維持し先行車にあわせ停止する渋滞追従機能を備えた「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポット アシスト」や衝突回避をサポートする「アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)」機能を搭載。

 

その他、衝突時の乗員へのダメージを最低限に抑える「PRE-SAFE」、一般道や高速道路の制限速度を表示する「トラフィックサインアシスト」、車両周囲の状況をモニターする「360°カメラシステム」、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」などが標準装備されています。

 

広く!新型Gクラスのボディサイズとプラットフォームは?

▼メルセデス・ベンツ新型Gクラスのボディサイズと比較

  • 全長×全幅×全高:4817×1931×1969mm
  • 車重:2380kg
  • 乗員:5人
  • ※参考
    ・Gクラス(前モデル)
     全長×全幅×全高:4575×1860×1979mm
     車重:2550kg
     乗員:5人

新型Gクラスのボディサイズは、前世代から全長、全幅ともに大幅に拡大されています。

 

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車体は、ラダーフレームにモノコックボディを組み合わせる伝統の形式を引き続き採用し、モノコックやシャシーをアルミ製とすることで車重は170kgも軽くなっています。

 

この変更により、ねじり剛性は30%増加し、メルセデス・ベンツトップのオフローダーとしての性能も進化しています。

  

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アップ!メルセデス・ベンツ新型Gクラスの価格は?

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▼メルセデス・ベンツ新型Gクラスの価格

  • 1300万円~

新型Gクラスの価格は、最新の装備を採用することによりアップします。

 

スタート価格は1300万円ほどが見込まれ、高い機能性がアピールされます。

 

いつ?メルセデス・ベンツ新型Gクラスの発売日は?

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マイナーチェンジしたメルセデスベンツ新型Gクラスは、内燃機関モデルが2024年3月26日、EVモデルが4月24日にワールドプレミアされ、欧州で2024年後半から販売が開始されます。

 

メルセデス・ベンツは最高峰のオフロード性能を持つGクラスを改良することで、ブランドのイメージをアップさせていきたい考えです。

 

メルセデス・ベンツGクラス(ゲレンデヴァーゲン)を「おさらい」

▼メルセデス・ベンツGクラス(前モデル)

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メルセデス・ベンツGクラス(Mercedes-Benz G-Class)は、もともと軍用車両だったゲレンデヴァーゲンを民生用にアレンジしたクロスカントリー車です。

 

「G」はドイツ語でオフローダーを意味する、「ゲレンデヴァーゲン」(Geländewagen )の頭文字になっています。

  

型式W460型からW463型は、W461型とW462型が軍用車として販売。

 

一般向けとなるW460型は1979年に登場し、日本でも販売され大人気に。

 

前モデルのW463型は1989年に販売を開始。初代の基本構造を引き継ぎながらフルタイム4WD化によって乗りやすくされました。

 

その後、販売終了が検討されることもありましたが、根強いファンの声に後押しされ、細かな改良を行いながら販売を継続。

 

▼G63 AMG 6×6

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2014年には、オーストラリア国防軍などに納入されている軍用車用の技術を転用、6輪駆動のドライブトレインを搭載したG63AMG 6×6(シックス・バイ・シックス)が限定販売され話題になりました。

 

▼GLSクラス

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現在メルセデス・ベンツには、モデル名が「GL」から始まり最上級にGLSクラスをラインナップするSUVのラインもありますが、快適性を重視するGLラインに対し、Gクラスはストイックな走りに独自の魅力を持つモデルとして販売されています。

 

新型Gクラスは今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!

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