MINIが、ブランドの最上位スポーツとなる「ジョンクーパーワークスGP」を発表しました。
最新世代となりスペックをアップする新型MINI JCW GPについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最強のMINI!新型MINIジョンクーパーワークスGP発表!
- BMW新型MINIの【主な変更点まとめ】
- BMW新型MINI JCW GPの外装(エクステリア)デザイン
- BMW新型MINIの内装(インテリア)デザイン
- BMW新型MINIのエンジンとスペック、走行性能は?
- BMW新型MINIの価格は?
- BMW新型MINIの発売日は?
【最新情報】最強のMINI!新型MINIジョンクーパーワークスGP発表!
▼BMW新型MINIジョンクーパーワークスGPの画像
MINIが、ブランドの最上位モデルとなる限定車「JCW GP(ジョンクーパーワークスGP)」を発表しました。
MINI JCW GPは、MINIにハイスペックモデルとしてラインナップされている「JCW」をベースに、さらに性能をアップした公道走行可能なレーシングモデルとして設定。
これまでに2世代が発売され人気になっています。
▼BMW新型MINIジョンクーパーワークスGPのニュルブルクリンク走行動画
3代目となる新型MINI JCW GPは、スペックをアップした新型MINI JCWをベースにさらなる性能を持つモデルとして仕上げられ、ドイツ・ニュルブルクリンクでのタイムアタックでは8分3秒86を記録。
走行性能をアップする専用のエクステリアやエンジンなどを搭載し、ブランド最高峰のモデルとなっています。
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BMW新型MINIの【主な変更点まとめ】
▼BMW新型MINIの変更点・特徴
- カーボンを使用する専用のエアロパーツやワイドボディキットにより空力性能を大幅にアップ
- ベースとなるJCWに搭載される2Lターボエンジンの出力を大幅に向上
- 専用のボディ補強パーツを採用
- 走行システムにアンダーステアとオーバーステアを制御する「GP」モードを設定
- バケットシートや専用インテリア、パドルシフトを装備
- リアシートを除去した2シーターとされ、公道走行に対応
BMW新型MINI JCW GPの外装(エクステリア)デザイン
▼新型MINI JCW GPの画像
新型MINI JCW GPの外装は、専用のエアロキットを採用することで走行性能を大幅にアップしています。
ボディには専用開発の「レーシンググレーメタリック」が採用され、空力性能も重視したカーボン製オーバーフェンダーにより拡大し、迫力のある外観に。
フェンダーに採用される「2020」のナンバーには新しく開発された塗料転写技術が使用されており、各車固有の生産番号となります。
リアは、左右をセパレートした大型のルーフスポイラーのほか、センター出しのエキゾーストを採用することで特徴的な外観に仕上げ。
足回りは、225/35ハンコック製タイヤと18インチホイールにより引き締め。
ブレーキシステムには、4ピストンキャリパーと358mmローターが組み合わせられています。
▼MINI JCW GPのコンセプトモデル
このデザインは、以前公開されていたコンセプトモデルから多くの要素を引き継ぎ、走行性能を重視したものとなっています。
BMW新型MINI JCW GPをベースモデルと比較!
▼MINI JCW
新型MINI JCW GPをベースとなるJCWと比較すると、大幅にエアロパーツが変更されていることがわかります。
ベースモデルでも走行性能をアップするためルーフスポイラーなどが採用されていましたが、新型JCW GPではサーキットをターゲットとしさらなる性能が追求されます。
BMW新型MINIの内装(インテリア)デザイン
MINI新型JCW GPの内装は、装備を簡略化することで走行性能が高められます。
室内にはバケットシートやレッドのシートベルト、12時方向にマーキングしたステアリングホイール、パドルシフトを採用。
室内後部には剛性をアップする補強バーを装備し、リアシートを除去した2シーターとすることで、アグレッシブな走りが可能なつくりに。
装備には、ライティングシステムやインフォテインメント、デジタルメーター、デュアルゾーンエアコンが設定されています。
BMW新型MINIのエンジンとスペック、走行性能は?
▼BMW新型MINI JCW GPのエンジンとスペック
- 直列4気筒2Lガソリンターボ
- 出力:306ps/45.9kgm
- トランスミッション:8速AT
- 0-100km/h加速:5.2秒
- 最高速度:265km/h
- 駆動方式:FF
BMW新型MINI JCW GPには、ベースモデルから大幅に出力をアップした2Lターボエンジンが採用されています。
▼参考:MINI JCWのスペック
- 【ジョンクーパーワークス】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:231ps/32.6kgm
ベースとなるMINI JCWには、中間グレードとなるクーパーSから40ps出力をアップした2Lエンジンが採用されていましたが、JCW GPではさらに75psアップされ306psに。
最大トルクは、4.5L自然吸気エンジンなみとなる45.9kgmを1750rpmの低回転で出力。
専用の冷却システムを採用することにより、高性能を安定して発揮することができるようになっています。
トランスミッションには8速ATを組み合わせ、パドルシフトにより高速なシフトチェンジが可能に。
10mm車高をダウンするサスペンションとトルセンLSD、走行システムにアンダーステアとオーバーステアを制御する「GP」モードを装備することで、エンジンスペックを最大限路面に伝達することができるようになっています。
BMW新型MINIの価格は?
▼MINI新型JCW GPの価格
- 日本価格:576万円
BMW新型MINI JCW GPの価格は、スペックアップにより前モデルから上昇します。
前モデルのJCW GPは日本で460万円で販売されましたが、現行世代はベースとなるJCWの8速ATモデルが450万円とされていることから、最高峰モデルとなる新型JCW GPは日本で576万円に設定されました。
▼参考:BMW・MINI JCWの価格
- 【MINI ジョン・クーパー・ワークス】2Lガソリンターボ
6速MT:4,320,000円、8速AT:4,500,000円
BMW新型MINIの発売日は?
BMW新型MINI JCW GPは、2019年11月20日のロサンゼルスモーターショーで発表、同日より日本でも受注が開始されました。
2000台が生産された前モデルと同じく限定販売となり、世界合計で3000台、日本でも人気モデルになったことから240台限定導入されます。
BMW新型MINI JCW GPについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!