MINIが、SUV「MINIカントリーマン」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
新世代となり魅力をアップしたMINI新型カントリーマンのスペックやサイズなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!「新型MINIカントリーマン」フルモデルチェンジ日本発売!
- MINI新型カントリーマンの【変更点まとめ】
- 489万円から!MINI新型カントリーマンの価格は?
- タフ!MINI新型カントリーマンの外装(エクステリア)デザイン
- 拡大!MINI新型カントリーマンのボディサイズは?
- 最新装備!MINI新型カントリーマンの内装(インテリア)デザイン
- パワフル!MINI新型カントリーマンのパワートレインとスペックは?
- 走り両立!MINI新型カントリーマンの燃費は?
- 最新システム!MINI新型カントリーマンの安全装備は?
- いつ?MINI新型カントリーマンの発売日は?
- BMW・MINIを「おさらい」
【最新情報】新世代!「新型MINIカントリーマン」フルモデルチェンジ日本発売!
▼MINI新型カントリーマンの画像
MINIが、SUV「MINIカントリーマン(Countryman)」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
MINIカントリーマンはブランドのSUVとしてラインナップされ、前モデルは2020年9月にビッグマイナーチェンジし、デザインや快適性がアップされていました。
新世代モデルでは、日本で前モデルまで「MINIクロスオーバー」とされていたモデル名を、海外と同じ「MINIカントリーマン」に変更。
先にフルモデルチェンジし新世代となっているBMWのエントリーSUV「X1」と基礎を共有。
新世代プラットフォームを採用することでボディサイズを拡大し、快適性を向上しています。
新型MINIカントリーマンは2023年11月21日に日本での受注を開始。価格は4,890,000円~6,670,000円となっています。
▼新型MINIカントリーマンの動画
▼MINIエースマン
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▼MINIクーパー(ハッチバック新世代モデル)
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▼BMW X1
MINI新型カントリーマンの【変更点まとめ】
▼MINI新型カントリーマンの変更点
- エクステリアに最新のデザインを採用
- 新世代プラットフォームを採用し、ボディサイズを拡大
- 大型インフォテインメントディスプレイを採用
- MINIとして初めてハンズフリーに対応する最新安全システムを搭載
489万円から!MINI新型カントリーマンの価格は?
▼MINI新型カントリーマンの価格
- MINI Countryman C(1.5Lガソリン):4,890,000円
- MINI Countryman D(2Lディーゼル):5,090,000円
- MINI Countryman S ALL4(2Lガソリン):5,660,000円
- MINI John Cooper Works Countryman(2Lガソリン):6,670,000円
MINI新型カントリーマンの価格は、ボディサイズを拡大し、最新装備を採用することによりアップしています。
前モデルは日本で436万円からとされていましたが、新型MINIカントリーマンは489万円からとされています。
▼参考:MINIクロスオーバーの価格(前モデル)
- クーパーDクロスオーバー:4,360,000円
- クーパーDクロスオーバーALL4:4,620,000円
- クーパーSDクロスオーバーALL4:5,430,000円
- クーパーS EクロスオーバーALL4:5,430,000円
- ジョン・クーパー・ワークス・クロスオーバーALL4:6,470,000円
タフ!MINI新型カントリーマンの外装(エクステリア)デザイン
▼MINI新型カントリーマンの画像
▼参考:MINIクロスオーバー(前モデル)
MINI新型カントリーマンの外装には、最新のMINI SUVデザインが採用されています。
フロントには水平なボンネットを採用し、スクエアなバンパーを組み合わせることで、押し出し感をアップ。
空気抵抗Cd値は、前世代の0.31から0.26に低減されています。
▼MINI新型カントリーマンの画像
▼参考:MINIクロスオーバー(前モデル)
リアはスリムなテールライトに、特徴的なユニオンジャックのグラフィックを継続採用。
ホイールには、17インチから20インチを設定。
▼新型MINIカントリーマン ジョン・クーパー・ワークスの画像
ハイパフォーマンスモデルとして、新型MINIカントリーマンJCW(ジョン・クーパー・ワークス)も設定され、専用の装備を採用することで走行性能の高さが表現されています。
拡大!MINI新型カントリーマンのボディサイズは?
▼新型MINIカントリーマンの画像
▼参考:MINIクロスオーバー(前モデル)
▼新型MINIカントリーマンのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4445×1845×1660mm
- ホイールベース:2690mm
- ※参考
・MINIクロスオーバー(前モデル)
全長×全幅×全高:4315×1820×1595mm
ホイールベース:2670mm
MINI新型カントリーマンのボディサイズは、前モデルから全長を大幅に拡大することで、広い室内空間が確保されています。
あわせて、新世代プラットフォームを採用することでボディ剛性をアップし、走行性能が高められています。
最新装備!MINI新型カントリーマンの内装(インテリア)デザイン
MINI新型カントリーマンの内装は、最新のデザインや技術を採用することで魅力がアップされています。
9.4インチ円形有機ELインフォテインメントシステムは、「Hey MINI(ヘイ・ミニ)」と呼びかけるか、ステアリングホイールのトークボタンを押すことで、インテリジェントパーソナルアシスタントが起動し、ナビゲーション、電話、ラジオ、空調管理など、主要な機能を操作することが可能に。
音声操作によるコミュニケーションは、円型ディスプレイ上に、グラフィック、テキスト、アバターからなるアニメーションの形で表示。
さらに、ドライバー前には、メーター機能などを表示するヘッドアップディスプレイも採用されています。
センターコンソールには、パーキングブレーキ、ギアセレクター、スタート/ストップ、モードセレクター、ボリュームノブの5つのスイッチを配置。
ステアリングホイールの3番目のスポークには、インテリアとの統一感をアップするストラップが採用されています。
その他、新型MINIカントリーマンでは、分割パノラマガラスルーフを装備することで開放感を向上。
リアシートは前後に130mm移動するほか、シートバックを6段階に調整することが可能に。
ラゲッジスペースは通常時で505L、後席を収納することで1530Lとされ、それぞれ前世代から大幅に拡大されています。
パワフル!MINI新型カントリーマンのパワートレインとスペックは?
▼MINI新型カントリーマンのパワートレインとスペック
▼日本仕様
▽内燃機関モデル
- 【カントリーマンC】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:156ps/23.5kgm - 【カントリーマンD】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:150ps/36.7kgm - 【カントリーマンS ALL4】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:204ps/30.6kgm - 【ジョンクーパーワークス】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:317ps/40.8kgm - トランスミッション:7速DCT
- 駆動方式:FF or 4WD
▼海外仕様
▽電気自動車仕様
- 【カントリーマンE】
電気モーター×1
出力:204ps/25.5kgm
バッテリー容量:64.7kWh
0-100km/h加速:8.6秒
航続距離:462km
駆動方式:FWD - 【カントリーマンSE ALL4】
電気モーター×2
出力:313ps/50.4kgm
バッテリー容量:64.7kWh
0-100km/h加速:5.6秒
航続距離:433km
駆動方式:AWD
MINI新型カントリーマンの日本仕様のパワートレインには、1.5Lと2Lのガソリンエンジンと、2Lのディーゼルエンジンが設定されています。
エンジンは最新の7速デュアルクラッチ式トランスミッションと組み合わせられ、新型カントリーマンを軽快に加速。
ハイパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス(John Cooper Works)」では、専用チューニングが施されたスポーツサスペンションのほか、コーナリング時のトラクションとハンドリング性能を向上させるエレクトロニックディファレンシャルロックコントロール(EDLC)、パフォーマンスコントロールを備えたダイナミックスタビリティコントロール(DSC)、MINI独自の4輪駆動システムALL4等の採用により、あらゆる路面での安定性と悪路の走破性がアップされています。
その他、新型カントリーマンは海外で、前世代で設定されていたプラグインハイブリッドに代え、新世代のEVパワートレインを搭載。
EVパワートレインは、1モーターのFWD、2モーターのAWDの2タイプが設定され、最新のバッテリーと組み合わせることで、実用的な航続距離と高い走行性能を両立。
オプションとしてアダプティブサスペンションも設定され、車高を15mmダウンし、走行時の安定感を高めることも可能になっています。
走り両立!MINI新型カントリーマンの燃費は?
▼MINI新型カントリーマンの燃費
- 1.5Lガソリンターボ: 44.8MPG(英国値/約19.0km/L)
MINI新型カントリーマンの燃費は、ボディサイズを拡大しながら、最新パワートレインを搭載することで改善しています。
新型MINIカントリーマンは、ガソリンモデルで英国値約19.0km/Lとされ使い勝手がアップしています。
▼参考:MINIクロスオーバー(前モデル)
- 1.5Lガソリン:13.7km/L
- 2Lディーゼル:16.9km/L
- 1.5Lプラグインハイブリッド:14.8km/L
最新システム!MINI新型カントリーマンの安全装備は?
MINI新型カントリーマンの安全装備には、ブランドの先進システムが採用されています。
システムは、ハンズオフ機能がMINIモデルとして初めて搭載され、高速道路での渋滞時(時速60km以下)に、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある場合、ステアリングから手を離しての走行が可能に。
また、新型カントリーマンでは、高性能カメラ&レーダー、および、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって精度と正確性を向上した、最先端の先進安全機能ドライビング・アシスト・プロフェッショナルを標準装備。
さらに標準装備となるパーキング・アシスタント・プラスには、鮮明な画像により車両の周りの状況が確認できるサラウンドビュー機能、並列および縦列駐車を容易にするパーキングアシスト機能に加え、車両が時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバースアシスト機能が採用されています。
いつ?MINI新型カントリーマンの発売日は?
フルモデルチェンジしたMINI新型カントリーマンは、2023年9月1日にワールドプレミアされ、日本で2023年11月21日に受注が開始されました。
MINIは主力モデルのクロスオーバーを新世代とすることで、SUV市場での競争力をアップしたい考えです。
BMW・MINIを「おさらい」
BMW・MINIは、初代が2001年に登場したプレミアムコンパクトブランドです。
1994年に、BMWが「MINI」の権利を持つ英国「ローバー」を傘下に収めたことで開発が始まりました。
当初はローバーが中心となって開発が進行されましたが、ローバーの経営が悪化したことからほぼ開発が終わった状態でドイツに拠点を移し、インチを使用するヤード・ポンド法から、ミリを用いるメートル法で再設計し市販されました。
ファンの間では、ボディサイズが小さい旧型を「クラシックMINI」、BMWが開発した新世代モデルを「BMW MINI」「ニューMINI」などとし呼び分けられています。
FR車を中心としたプレミアムカーを販売するBMWグループで、以前はFF車の高効率な室内空間を持つプレミアムコンパクトカーとして独自の位置づけでしたが、近年はBMWもMINIとパワートレインを共有するFF車などを販売し人気になっています。
前モデルの3代目BMW・MINIは2013年に登場し、型式はF54がクロスオーバー、F55が5ドア、 F56が3ドア、F57がコンバーチブルになっていました。
ユーザーの要望にこたえ前世代からボディサイズを拡大し、プレミアムコンパクトとして利便性をさらに向上したことで人気になっています。
新型MINIカントリーマンについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!