BMWが、「MINI3ドア」「MINI5ドア」「MINIコンバーチブル」の改良を発表しました。
改良により魅力をアップする新型MINIについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】BMW新型MINIハッチバックとコンバーチブルを改良日本発売!
- BMW新型MINIの【主な変更点まとめ】
- BMW新型MINIの外装(エクステリア)デザイン
- BMW新型MINIに新エンブレム採用!
- BMW新型MINIのボディサイズは?
- BMW新型MINIの内装(インテリア)デザイン
- BMW新型MINIのエンジンとスペックは?
- BMW新型MINIの燃費は?
- BMW新型MINIの安全装備は?
- BMW新型MINIの価格は?
- BMW新型MINIの発売日は?
- BMW・MINIを「おさらい」
【最新情報】BMW新型MINIハッチバックとコンバーチブルを改良日本発売!
▼BMW新型MINIの画像
BMWが改良したMINIハッチバック(3ドア/5ドア)と、MINIコンバーチブルの日本導入を発表しました。
BMW・MINIは現行モデルが3代目となっており、ブランド共通の特徴あるデザインと、よりアップした快適性が評判になっています。
改良された新型MINIでは、装備や安全機能が充実し、魅力をアップしています。
▼新型MINI試乗動画
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BMW新型MINIの【主な変更点まとめ】
▼BMW新型MINIの変更点
- 「3ドア」「5ドア」に、LEDフロントフォグランプ(クーパー/クーパーD)、リアパークディスタンスコントロール(クーパーS/クーパーSD/JCW)、MINIライビングモード(クーパーS/クーパーSD)、ドライビングアシスタント(ビクトリア)を追加。
レインセンサー、オンボードコンピューター、ホワイトターンシグナルライトを全車標準装備。 - 「コンバーチブル」に、MINIドライビングモード(クーパーS)を追加。
フロントシートヒーター、オンボードコンピューターを全車標準装備
▽2018年5月マイナーチェンジ時の変更点
- 最新の外装デザインを採用し、より特徴あるスタイルに仕上げ
- トランスミッションを改良し、ガソリンエンジン車に新開発7速DCTを、ジョン・クーパー・ワークスAT車に新開発8速スポーツATを採用
- 車載通信モジュールを用いた総合テレマティクスサービス「MINI Connected」をMINI ONE以外に標準装備
BMW新型MINIの外装(エクステリア)デザイン
▼新型MINI3ドアの画像
▼新型MINI5ドアの画像
BMW新型MINIの外装は、特徴的なスタイルや丸形ヘッドライト、六角形のグリルといった“MINIらしさ”を維持しながら、細部をこだわることでより特徴的なデザインになっています。
ヘッドライトには、丸形を強調するLEDデイライトランニングライトを標準装備。
リアコンビネーションランプにはユニオンジャックのデザインを採り入れることで、ランプのデザインが左右非対称になっています。
▼新型MINIコンバーチブルの画像
このデザインはオープンのMINIコンバーチブルでも採用され、英国由来のMINIブランドの特徴がアピールされています。
BMW新型MINIを前モデルと比較!
▼MINI5ドア(前モデル)
BMW新型MINIをマイナーチェンジ前モデルと比較すると、改良により追加されたアクセントが際立ちます。
前モデルでは親しみやすさを重視したスタンダードなスタイルとされていましたが、新型MINIではクラシックMINIから続くカスタム要素を取り入れたユニークなデザインになっています。
BMW新型MINIに新エンブレム採用!
▼MINIエンブレムの前デザイン(左)と新デザイン(右&下)
BMW新型MINIには、2018年3月から使用されるようになったMINIの新しいブランドロゴが採用されています。
ブランドロゴはそれまで長く続いてきた立体感あるデザインでしたが、新しいものでは昨今のトレンドを取り入れたフラットデザインになっています。
MINIはこの変更により、伝統を受け継ぎつつも、よりスマートな時代にマッチするように進化していくことを表現したい考えです。
BMW新型MINIのボディサイズは?
▼BMW新型MINIのボディサイズ
- 【MINI3ドア】
全長×全幅×全高:3835×1725×1430mm
ホイールベース:2495mm - 【MINI5ドア】
全長×全幅×全高:4000×1725×1445mm
ホイールベース:2565mm - 【MINIコンバーチブル】
全長×全幅×全高:3835×1725×1415mm
ホイールベース:2495mm
BMW新型MINIのボディサイズは、コンバーチブルが3ドアハッチバックをベースに製作されていることで全高以外は同サイズになっています。
一回り大きい5ドアハッチバックは、全長+165mm、ホイールベース+70mmとなっており、室内空間が拡大されています。
BMW新型MINIの内装(インテリア)デザイン
BMW新型MINIの内装には、外装と同じくユニオンジャックをモチーフとしたインテリアパネルが採用されています。
機能には新しく、車載通信モジュールを用いた総合テレマティクスサービス「MINI Connected」を採用。
アップル製スマートフォン専用アプリ「MINI Connectedアプリ」を利用して、車外からベンチレーションの起動、ドアのロックや解除が可能に。
その他、車内のコントロールディスプレイから最新のニュースや天気予報を閲覧・検索できる「MINI オンライン」を搭載。
車両の電話機能によりさまざまな問い合わせが24時間可能な「MINI ドライバー・サポート・デスク」、「Apple CarPlay」も利用できるようになっています。
▼MINI3ドア
▼MINIコンバーチブル
室内空間は、5ドアが5人乗り、3ドアとコンバーチブルが4人乗りとなっています。
ラゲッジは、コンバーチブルでも通常時スーツケースを立てておくことができる高さが確保されており、オープン状態でも横置きすることで収納することができるようになっています。
▼BMW新型MINIの室内サイズ
- 【MINI3ドア】
乗員:4人乗り
ラゲッジ容量:211L - 【MINI5ドア】
乗員:5人乗り
ラゲッジ容量:278L - 【MINIコンバーチブル】
乗員:4人乗り
ラゲッジ容量:通常時215L、オープン時160L
BMW新型MINIのエンジンとスペックは?
▼BMW新型MINIのエンジンとスペック
- 【MINI ONE】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:102ps/19.4kgm - 【クーパー】
直列3気筒1.5Lガソリンターボ
出力:136ps/22.4kgm - 【クーパーD】
直列3気筒1.5ディーゼルターボ
出力:116ps/27.5kgm - 【クーパーS】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:192ps/28.6kgm - 【クーパーSD】
直列4気筒2Lディーゼルターボ
出力:170ps/36.7kgm - 【ジョンクーパーワークス】
直列4気筒2Lガソリンターボ
出力:231ps/32.6kgm - トランスミッション:6速MT or 7速DCT or 6速AT or 8速AT
- 駆動方式:FF
BMW新型MINIには、1.5Lから2Lのガソリンとディーゼルのターボエンジンが用意され、多彩なスペックから選択することができるようになっています。
2018年の改良ではトランスミッションが新開発され、前モデルで6速ATだったガソリン車を7速デュアルクラッチ式に変更することでより機敏な走りが可能に。
ハイパフォーマンスモデルモデルの「ジョンクーパーワークス」では、6速ATが8速のスポーツATに多段化され、エンジンの高スペックをより引き出すことができるようになっています。
BMW新型MINIの燃費は?
▼BMW新型MINIの燃費
- 【MINI3ドア】
ガソリン車:19.6km/L~15.8km/L
ディーゼル車:23.9km/L~23.8km/L
ジョンクーパーワークス:15.8km/L~14.5km/L - 【MINI5ドア】
ガソリン車:18.3km/L~16.4km/L
ディーゼル車:23.9km/L~23.8km/L - 【MINIコンバーチブル】
ガソリン車:16.7km/L~16.3km/L
ジョンクーパーワークス:15.6km/L
BMW新型MINIはディーゼルモデルが低燃費となり、3ドアと5ドアのいずれも最高23.9km/Lになっています。
3ドアとコンバーチブルに設定されるMINIジョンクーパーワークスも、15km/L前後の選びやすい燃費でハイパフォーマンスを楽しむことができるように仕上げられています。
BMW新型MINIの安全装備は?
BMW新型MINIの安全装備には、駐車をアシストするパーキング・アシストなどのシステムが採用されています。
その他、車体全部に取り付けられたカメラにより危険や車線逸脱を検知した場合は、ブレーキやスタビリティコントロールを制御することで回避がサポートされます。
BMW新型MINIの価格は?
BMW新型MINIの価格は、排気量やスペック、ガソリンとディーゼル車、トランスミッションの組み合わせにより、多彩なグレードから選ぶことができるようになっています。
エントリーモデルとなるMINI ONEは247万円から、量販モデルのMINIクーパーは303万円からとされ、国内メーカーのモデルとも比較しやすくなっています。
▼BMW新型MINI3ドアの価格
- 【MINI ONE】1.5Lガソリンターボ
6速MT:2,470,000円、7速DCT:2,650,000円 - 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
6速MT:3,030,000円、7速DCT:3,210,000円 - 【MINI クーパー D】1.5Lディーゼルターボ
6速AT:3,390,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
6速MT:3,700,000円、7速DCT:3,880,000円 - 【MINI クーパー SD】2Lディーゼルターボ
6速AT:4,050,000円 - 【MINI ジョン・クーパー・ワークス】2Lガソリンターボ
6速MT:4,480,000円、8速AT:4,660,000円
▼BMW新型MINI5ドアの価格
- 【MINI ONE】1.5Lガソリンターボ
7速DCT:2,810,000円 - 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
7速DCT:3,380,000円 - 【MINI クーパー D】1.5Lディーゼルターボ
6速AT:3,570,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
7速DCT:4,040,000円 - 【MINI クーパー SD】2Lディーゼルターボ
6速AT:4,230,000円
▼BMW新型MINIコンバーチブルの価格
- 【MINI クーパー】1.5Lガソリンターボ
7速DCT:3,810,000円 - 【MINI クーパー S】2Lガソリンターボ
7速DCT:4,330,000円 - 【MINI ジョン・クーパー・ワークス】2Lガソリンターボ
8速スポーツAT:5,370,000円
BMW新型MINIの発売日は?
改良されたBMW新型MINIは2019年9月20日に日本で発表され、同日に発売されました。
MINIは改良により、プレミアムコンパクトとしてより充実した装備を採用することで、ユーザーにアピールしていきたい考えです。
BMW・MINIを「おさらい」
BMW・MINIは、初代が2001年に登場したプレミアムコンパクトブランドです。
1994年に、BMWが「MINI」の権利を持つ英国「ローバー」を傘下に収めたことで開発が始まりました。
当初はローバーが中心となって開発が進行されましたが、ローバーの経営が悪化したことからほぼ開発が終わった状態でドイツに拠点を移し、インチを使用するヤード・ポンド法から、ミリを用いるメートル法で再設計し市販されました。
ファンの間では、ボディサイズが小さい旧型を「クラシックMINI」、BMWが開発した新世代モデルを「BMW MINI」「ニューMINI」などとし呼び分けられています。
FR車を中心としたプレミアムカーを販売するBMWグループで、以前はFF車の高効率な室内空間を持つプレミアムコンパクトカーとして独自の位置づけでしたが、近年はBMWもMINIとパワートレインを共有するFF車「2シリーズアクティブツアラー」などを販売し人気になっています。
現行モデルの3代目BMW・MINIは2013年に登場し、型式はF54がクラブマン、F55が5ドア、 F56が3ドア、F57がコンバーチブルになっています。
ユーザーの要望にこたえ前モデルからボディサイズを拡大し、プレミアムコンパクトとして利便性をさらに向上したことで人気になっています。
BMW新型MINIについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!