アウディが、コンパクトカー「A3」のフルモデルチェンジを発表しました。
新世代となったアウディ新型A3について、スペックや価格、発売日などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!アウディ新型「A3セダン」フルモデルチェンジ発表!
- アウディ新型A3の【主な変更点まとめ】
- スポーティ!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
- 拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
- 最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
- ハイパフォーマンス!アウディ新型RS3もラインナップ!
- 最新!アウディ新型A3のパフォーマンスとスペックは?
- 走りと乗り心地両立!アウディ新型A3の走行システムは?
- 改善!アウディ新型A3の燃費は?
- 最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
- アップ!アウディ新型A3の価格は?
- いつ?アウディ新型A3の発売日は?
- アウディA3を「おさらい」
【最新情報】新世代!アウディ新型「A3セダン」フルモデルチェンジ発表!
▼アウディ新型A3セダンの画像
アウディが「A3セダン」のフルモデルチェンジを発表しました。
アウディA3は、ブランドの主力コンパクトカーとしてラインナップされ、その取り回しのしやすさと軽快な走りが人気になっています。
▼アウディ新型A3スポーツバックの画像
フルモデルチェンジしたアウディ新型A3セダンは、先に新世代モデルが発表されていたハッチバック「A3スポーツバック」に続き、最新パワートレインや技術を採用することで魅力をアップしています。
▼アウディ新型A3セダンの動画
▼アウディA1
【アウディ新型A1最新情報】フルモデルチェンジ!発売日、価格やスペック、燃費は?
アウディ新型A3の【主な変更点まとめ】
▼アウディ新型A3の変更点
- 最新のエクステリア、インテリアデザインを採用
- 3ドアモデルを廃止
- リアシートスペース、ラゲッジスペースを拡大
- インテリアに最新の「Audi Virtual Cockpit」を採用
- 1Lから2Lの最新パワートレインを搭載
- 最新の「クワトロ」4WDシステムを採用し、トルクコントロールを「アウディドライブセレクト」に組み込むことで、運転スタイルにあわせ効率を最適化
- 「ホイールセレクティブトルクコントロール」により、コーナー内側2輪にブレーキをかけることにより、コーナリング性能を向上
- ESCに「オン」「スポーツ」「オフ」の3モードを設定し、スポーツモードでは雪などの摩擦係数の低い路面において、安全にドリフトが可能に
- 3モードを備える「アダプティブサスペンション」を採用することにより、路面状況にあわせた最適な乗り心地を提供
- 「電気機械式プログレッシブステアリング」を装備し、ステアリング角度を可変することにより、ハンドリング特性を向上
スポーティ!新型A3の外装(エクステリア)デザインは?
▼アウディ新型A3スポーツバックの画像
アウディ新型A3の外装は、世代交代した他モデルにも採用されていた新しいデザインコンセプトで仕上げられています。
フロントは大型のフレームグリルとハニカムメッシュで迫力ある表情とされ、内部デザインを新しくしたヘッドライトを装備。
オプションとして「マトリックスLEDヘッドライト」も設定されています。
リアには新設計されたテールライトを採用し、リアウインドウの傾斜を大きくすることでよりスポーティなデザインとされ、Cd値(空気抗力係数)は0.28までダウン。
ベースモデルには16インチのホイールが装備されますが、オプションで最大19インチのホイールを選択することができるようになっています。
▼アウディ新型A3セダンの画像
ボディタイプにはハッチバックのほかA3セダンも設定され、クーペに近い滑らかなリアラインを獲得。
これによりCd値は0.25までダウンされ、空力性能に優れたモデルとなっています。
アウディ新型A3を前モデルと比較!
▼アウディA3スポーツバック(前モデル)
▼アウディA3セダン(前モデル)
アウディ新型A3を前モデルと比較すると、前モデルでは上位車を意識した上質さが表現されていましたが、新型A3では他のアウディ最新モデル同様にスピード感のあるデザインが重視されています。
拡大!アウディ新型A3のボディサイズは?
▼アウディ新型A3のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4340×1820×1450mm
A3セダン:4500×1820×1430mm - ホイールベース:2635mm
- ※参考
アウディA3(前モデル)
・全長×全幅×全高
A3スポーツバック:4325×1785×1450mm
A3セダン:4465×1795×1405mm
・ホイールベース:2635mm
アウディ新型A3のボディサイズは、若干拡大することで使いやすさがアップされています。
ボディタイプは3ドアモデルが廃止され、5ドアハッチバックとセダンが用意されます。
最新装備!アウディ新型A3の内装(インテリア)デザインは?
アウディ新型A3の内装には、人気になっている「バーチャルコクピット」の最新バージョンなど、最新の装備が採用されています。
デジタルメーター「バーチャルコクピット」は、ベースモデルで10.25インチとされてますが、オプションで12.3インチも設定。
組み合わせられるインフォテインメントシステムは10.1インチディスプレイとされ、他モデルと違いセンターコンソール内にシンプルに収められています。
室内空間は拡大され後席の足元に余裕をプラスし、ラゲッジ容量はA3スポーツバックで通常時380L、後席を収納することで最大1,200L、A3セダンでは425Lを使用することができるようになっています。
ハイパフォーマンス!アウディ新型RS3もラインナップ!
▼アウディ新型RS3のプロトタイプスクープ画像
アウディ新型A3には最上位モデルとなるRS3の設定が予定され、テストが行われています。
アウディ新型RS3は、ベースモデルからくるスタイルや走行性能の高さを、専用のエアロや走行システムによりアップ。
エンジンスペックも前世代から強化することで、ライバルとなるコンパクトハイパフォーマンスカーと競うモデルになります。
最新!アウディ新型A3のパフォーマンスとスペックは?
▼アウディ新型A3のエンジンとスペック
- 直列3気筒1Lガソリンターボ
最高出力:110ps - 直列4気筒1.5Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
最高出力:150ps - 直列4気筒2Lディーゼルターボ
最高出力(2種):116ps or 150ps - 【A3 40 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:204ps
EV航続距離:67km - 【A3 45 TFSI e】
直列4気筒1.4Lターボ + モータープラグインハイブリッド
最高出力:245ps/40.8kgm
EV航続距離:63km - 【S3】
直列4気筒2Lガソリンターボ
最高出力:310ps/40.8kgm
0-100km/h加速:4.8秒
最高速度:250km/h(リミッター) - 【RS3】【設定予定】
直列5気筒2.5Lガソリンターボ
最高出力:420ps - トランスミッション:7速デュアルクラッチ or 6速MT
- 駆動方式:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型A3のパワートレインには、ベースモデルに1Lから2Lの最新パワートレインが設定されています。
1.5Lエンジンはこれまで搭載されていた1.4Lエンジンと置き換えられ、排気量を縮小する「ダウンサイジング」から、100cc排気量をプラスし適正化する「ライトサイジング」に設計コンセプトを変更。
48Vの最新マイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで、走りと高い環境性能が両立されています。
新型A3には加えて、高環境性能を持つモデルとしてプラグインハイブリッドの「40TFSI e」と「45TFSI e」も用意され、EV航続距離を「40TFSI e」で67km、「45TFSI e」で63kmまで伸ばすことで実用性を向上。
また「RS3」は最上位モデルとして、これまで400psだった出力を420psにまで向上します。
走りと乗り心地両立!アウディ新型A3の走行システムは?
アウディ新型A3には、最新の「クワトロ」4WDシステムが採用されています。
新型クワトロ4WDシステムは設計を見直すことで駆動効率を高めるとともに、トルクコントロールを「アウディドライブセレクト」に組み込むことで運転スタイルにあわせシステムを最適化。
あわせて、コーナー内側2輪にブレーキをかける「ホイールセレクティブトルクコントロール」により、コーナリング性能が引き上げられています。
また、新型A3ではESCに「オン」「スポーツ」「オフ」の3モードを設定し、スポーツモードでは雪などの摩擦係数の低い路面において、安全にドリフト走行も可能に。
3モードを備える「アダプティブサスペンション」も採用することにより、シーンにあわせた最適な乗り心地が提供されます。
加えて、新型A3では「電気機械式プログレッシブステアリング」を装備し、ステアリング角度を可変することにより、ハンドリング特性が向上しています。
改善!アウディ新型A3の燃費は?
▼アウディ新型A3の燃費
- 21.0km/L
- プラグインハイブリッド:1.4L/100km
(欧州値、充電電力使用時/約71.4km/L)
アウディ新型A3の燃費は、最新パワートレインにより改善します。
前モデルは1.4Lターボエンジンで19.5km/Lとなっていましたが、新型A3では21.0km/Lほどになるとみられています。
▼参考:アウディA3の燃費(前モデル)
- 1.4Lターボエンジン:19.5km/L
(スポーツバック、セダン同値)
最新システム!アウディ新型A3の安全装備は?
アウディ新型A3の安全装備には、認識精度を高めることで自動車やバイク、歩行者などを霧の中でも認識可能な最新安全システムが採用されています。
このシステムを使用し、0-200km/hの間で作動するアダプティブクルーズコントロール機能も装備。
バックカメラやパーキングセンサー、自動駐車機能なども標準装備することで、安全性能をアップしています。
アップ!アウディ新型A3の価格は?
▼アウディ新型A3の価格
- 350万円~
アウディ新型A3の価格は、装備の充実によりスタート価格がアップします。
前モデルの日本価格は5ドアハッチバックが296万円から、セダンが314万円からに設定されていましたが、ハッチバックの価格を350万円ほどにあげることで下位モデルとのバランスがとられます。
▼参考:アウディA3の価格(前モデル)
- A3スポーツバック:296万円~
- A3セダン:314万円~
いつ?アウディ新型A3の発売日は?
フルモデルチェンジしたアウディ新型A3は、スポーツバックが2020年3月3日、セダンが4月21日に発表、2020年中頃の欧州発売が予定されています。
日本でも人気モデルになっていることから導入が急がれますが、日本発売日は2020年後半になるとみられています。
アウディは主力モデルを新世代とすることで、ブランドイメージをアップしていきたい考えです。
アウディA3を「おさらい」
▼アウディA3(初代)
アウディA3は、初代が1996年に登場したコンパクトカーです。
「小さな高級車」がコンセプトとされ、デビュー当時はアウディのエントリーモデルとされ、その後さらにコンパクトな「A1」が登場しました。
翌年の1997年に登場するフォルクスワーゲン・ゴルフIVと基礎を共有したことから、縦置きエンジンとFFというアウディ独自のレイアウトではなく、一般的な横置きエンジンFF車とされました。
▼アウディA3(2代目)
2003年に登場した2代目では、フォルクスワーゲン・ゴルフVと基礎を共有。
ボディタイプは初代から3ドアと5ドアのハッチバックが用意されていましたが、日本では2006年に3ドアモデルが廃止されました。
前モデルの3代目は2012年に発表され、ホイールベースを60mm延長することで室内空間を大型化。
全長はオーバーハングを切り詰めたことで35mmの拡大に抑えられました。
2013年に新しいボディタイプとしてA3セダンが設定され、日本ラインナップは5ドアハッチバックのA3スポーツバックとA3セダンの2種類になっています。
新型アウディA3については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!