アウディが、ミドルクラスセダンとワゴンをラインナップする「A4」のフルモデルチェンジを予定しています。
新世代となり魅力をアップするアウディ新型A4について、スペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新技術満載!アウディ「新型A4」フルモデルチェンジ!
- アウディ新型A4の【変更点まとめ】
- スポーティ!アウディ新型A4の外装(エクステリア)デザイン
- 最新装備!アウディ新型A4の内装(インテリア)デザイン
- 多彩!アウディ新型A4のパワートレインとスペックは?
- 走り両立!アウディ新型A4の燃費は?
- 最新システム!アウディ新型A4の安全装備は?
- 維持!アウディ新型A4のボディサイズは?
- アップ!アウディ新型A4の価格は?
- いつ?アウディ新型A4の発売日は?
- アウディA4を「おさらい」
【最新情報】新技術満載!アウディ「新型A4」フルモデルチェンジ!
▼アウディ新型A4アバントのスクープ画像
アウディが、「A4」シリーズのフルモデルチェンジを予定しています。
アウディA4は、ブランドのミドルクラスとしてラインナップされ、ボディタイプにはセダンのほか、ワゴンの「A4アバント」、クロスオーバーの「A4オールロードクワトロ」も設定。現行モデルは2020年10月に大幅改良を実施、日本で発売されていました。
フルモデルチェンジする新型A4は、新しいエクステリアデザインを採用するほか、パワートレインにはマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッド、電気自動車「A4 e-tron」も設定することで、高い走行性能と環境性能が両立されます。
新型アウディA4は、2023年の発売が予定されています。
▼アウディA6 e-tron
【アウディ新型A6e-tron】「EVセダン!」最新情報、充電時間/航続距離、価格は?
アウディ新型A4の【変更点まとめ】
▼アウディ新型A4の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- パワートレインにプラグインハイブリッドを設定
- 電気自動車「A4 e-tron」を設定
スポーティ!アウディ新型A4の外装(エクステリア)デザイン
▼アウディ新型A4の画像
▼参考:A4アバント(現行モデル)
アウディ新型A4の外装は、新設計されたデザインを採用することでシャープな印象に仕上げられます。
フロントにはスリムになったヘッドライトを装備し、グリルは高さを抑えながらワイド化。
サイドではキャラクターラインを強く、逞しいフェンダーを採用。
リアはこれまでより絞り込み、最新のLEDテールライトにより先進的なスタイルとされます。
▼参考:A4セダン(現行モデル)
▼参考:A4オールロードクワトロ(現行モデル)
ボディタイプにはワゴンとセダンのほか、ワゴンをベースに車高を上げ、専用のガードなどによりオフロードへの耐久性を高めたクロスオーバーモデル「A4オールロードクワトロ」も設定されます。
最新装備!アウディ新型A4の内装(インテリア)デザイン
アウディ新型A4の内装は、ブランドの最新技術により質感が高められます。
ドライバー前には12.3インチデジタルメーターが配置され、センターに装備された10.1インチ大型ディスプレイインフォテイメントシステムと組み合わせることで、さまざまな情報をドライバーに提供。
電気自動車「A4 e-tron」では、充電管理がディスプレイで可能とされるほか、室内空間は大型のバッテリーを床下に収めることで、後席まで広い空間が確保されます。
多彩!アウディ新型A4のパワートレインとスペックは?
▼新型A4のパワートレインとスペック
- 【ガソリン】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:150ps/27.5kgm or 249ps/37.7kgm - 【ディーゼル】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:163ps/38.7kgm or 190ps/40.8kgm - 【プラグインハイブリッド】
直列4気筒2Lガソリンターボ+電気モーター
出力:299ps/45.9kgm or 367ps/51.0kgm - 【RS4アバント】
V型6気筒2.9Lガソリンツインターボ+PHEV
出力:550ps - 【A4 e-tron】(電気自動車)
・電気モーター×1(RWDモデル)
バッテリー容量:82kWh
出力:204ps/31.6kgm
航続距離:530km
・電気モーター×2(4WDモデル)
バッテリー容量:82kWh
出力:265ps/46.9kgm
航続距離:500km - 駆動:FF or 4WD「Quattro」
アウディ新型A4のパワートレインには、マイルドハイブリッドを組み合わせたガソリンとディーゼルエンジンに加え、プラグインハイブリッドや電気自動車が設定されます。
プラグインハイブリッドは、標準モデルの環境性能を高めるほか、ハイパフォーマンスモデル「RS4アバント」への搭載を予定していることもコメントされており、出力を現行モデルの450ps/61.2kgmから大きくアップ。
電気自動車「A4 e-tron」では後輪駆動モデルに加え、電気モーターを2基搭載し出力を高めた4WDモデルが設定され、高い走行性能を楽しむことができるようになります。
走り両立!アウディ新型A4の燃費は?
▼アウディ新型A4の燃費
- 2Lガソリンマイルドハイブリッド:14.0km/L
- 2Lディーゼルマイルドハイブリッド:18.0km/L
※WLTCモード値
アウディ新型A4の燃費は、効率を高めた最新パワートレインを採用することによりアップします。
現行モデルは2Lディーゼルマイルドハイブリッド車で17.1km/Lとされていましたが、新型A4ではプレミアムサルーンとしての高い走行性能を重視しながらも18.0km/Lほどが見込まれています。
▼参考:アウディA4(現行モデル)の燃費
- 2Lガソリンマイルドハイブリッド:13.6km/L
- 2Lディーゼルマイルドハイブリッド:17.1km/L
※WLTCモード値
最新システム!アウディ新型A4の安全装備は?
アウディ新型A4の安全装備には、ブランドの最新システムが搭載されます。
システムには、フロントカメラをはじめ、車体前後に中距離レーダーと超音波センサーを、また車体前後と左右ミラーに計4つの360°周辺環境カメラを内蔵。
従来のアダプティブクルーズコントロールとアクティブレーンアシストを統合したアダプティブクルーズアシストをはじめ、死角を並走する車両を検出するアウディサイドアシスト、後方から近づく自転車や車両をセンサーで監視するエグジットワーニングなど多数の機能が装備されます。
維持!アウディ新型A4のボディサイズは?
▼アウディA4のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
セダン:4735×1845×1430mm
アバント:4735×1845×1455mm - ホイールベース:2825mm
アウディ新型A4のボディサイズは、大幅な変更はなく維持されます。
しかし、基礎から設計を見直すことで室内空間を拡大し、同時にボディ剛性も高めることで走行性能も高められます。
アップ!アウディ新型A4の価格は?
▼アウディ新型A4の価格
- 490万円~1300万円
アウディ新型A4の価格は、最新の装備を採用することによりアップします。
現行モデルは400万円台中盤からとされていましたが、新型A4では500万円に迫る価格設定に。
上位グレードにはプラグインハイブリッドを設定することで、価格帯が拡大されます。
▽A4セダン
- 35 TFSI:4,550,000円
- 35 TFSI advanced :5,230,000円
- 35 TFSI S line:5,700,000円
- 35 TDI advanced:5,380,000円
- 35 TDI S line:5,850,000円
- 40 TDI quattro advanced:5,650,000円
- 40 TDI quattro S line:6,120,000円
- 45 TFSI quattroadvanced:5,800,000円
- 45 TFSI quattroS line:6,270,000円
- S4:8,950,000円
▽A4アバント
- 35 TFSI:4,840,000円
- 35 TFSI advanced:5,520,000円
- 35 TFSI S line:5,990,000円
- 35 TDI advanced:5,670,000円
- 35 TDI S line:6,140,000円
- 40 TDI quattro advanced:5,940,000円
- 40 TDI quattro S line:6,410,000円
- 45 TFSI quattroadvanced:6,090,000円
- 45 TFSI quattroS line:6,560,000円
- S4 Avant:9,240,000円
- RS4 Avant:12,700,000円
▽A4オールロード
- A4 allroad quattro:6,340,000円
いつ?アウディ新型A4の発売日は?
フルモデルチェンジするアウディ新型A4は、2023年の発表が予定されています。
アウディは電動化を進めたA4を設定することで、新世代の技術をアピールしていきたい考えです。
アウディA4を「おさらい」
▼アウディA4(初代)
アウディ・A4(エーフォー)は、初代が1994年に発売されたミドルクラス(Dセグメント)モデルです。
1972年から製造されていた「アウディ80」とその上級仕様「アウディ90」の後継モデルとして企画され、初代はフォルクスワーゲンの5代目「パサート」と基礎を共有し開発。
縦置きエンジンの前輪駆動レイアウトをベースに4WDの「クワトロ」も設定され、ステーションワゴンの「A4アバント」も1年後に追加設定されました。
▼アウディA4(2代目)
▼アウディA4(3代目)
2代目以降は、フォルクスワーゲン・パサートが横置きエンジンレイアウトに変更したことから共有関係を解消。
2代目と3代目では、2ドアのカブリオレも製造されました。
▼アウディA4(4代目)
4代目では、ワゴンのアバントをベースにオフロード用装備を採用したクロスオーバー「A4オールロード・クワトロ」を設定。
2015年に登場した現行モデルの5代目では、車体を前モデルから若干拡大しながらも、最新のプラットフォームにより120kgも車重を軽量化。
「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の輸入車部門「インポートオブ・ザ・イヤー」も受賞しました。
新型アウディA4については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!