アウディが、上級セダンとワゴンを設定する「A6」の新モデル日本発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップしたアウディ新型A6について、スペックや価格などをご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】最強が進化!「新型RS6アバントパフォーマンス」日本発売!
- アウディ新型A6の【変更点まとめ】
- 795万円から!アウディ新型A6の価格は?
- スポーティ!アウディ新型A6の外装(エクステリア)デザイン
- 拡大!アウディ新型A6のボディサイズは?
- 最新装備!アウディ新型A6の内装(インテリア)デザイン
- パワフル!アウディ新型A6のスペック、走行性能は?
- アウディ新型A6を試乗動画でチェック!
- アウディ新型A6の燃費は?
- 最新システム!アウディ新型A6の安全装備は?
- アウディ新型A6の日本発売日は?
- アウディA6を「おさらい」
【最新情報】最強が進化!「新型RS6アバントパフォーマンス」日本発売!
▼アウディ新型RS6アバントパフォーマンスの画像
アウディが、「A6」シリーズの新モデルとなる「RS6アバントパフォーマンス」の日本発売を発表しました。
アウディA6は、ブランドの上級セダン、ワゴンとしてラインナップされ、現行モデルは2019年3月にフルモデルチェンジした新世代モデルが日本で発売されていました。
新設定された「Audi RS 6 Avant performance」は、これまで設定されていたハイパフォーマンスモデル「RS 6 Avant」を進化。
搭載されるV型8気筒4Lツインターボエンジンは、ターボチャージャーの大型化およびブースト圧を2.4barから2.6barに引き上げることにより、「RS 6 Avant」と比較して、30ps/5.1kgmアップの最高出力630ps、最大トルク86.7kgmを発揮。
これにより、0-100km/h加速は0.2秒早い3.4秒を実現しています。
また、「RS 6 Avant performance」は、RSダイナミックパッケージを標準装備。これには、ダイナミックオールホイールステアリング、リアスポーツディファレンシャルが含まれ、最高速度も250km/hから280km/hにアップ。
足回りには「RSアダプティブエアサスペンション スポーツ」を標準装備し、コイルスプリングとダンピングコントロールサスペンションにダイナミックライドコントロール(DRC)を組み合わせた「RSスポーツサスペンションプラス」をオプション設定。
エクステリアには、グロスブラックの3Dハニカム構造のシングルフレームグリルを採用。エクステリアカラーはRS performance専用色としてアスカリブルーメタリックが追加設定されています。
アウディ新型RS 6 Avant performanceは2023年9月21日に日本発売。価格は19,100,000円となっています。
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アウディ新型A6の【変更点まとめ】
▼アウディ新型A6の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「RS6アバント」に代え、「RS6アバントパフォーマンス」を設定
▽2021年5月の変更点
- 「40 TDI quattro」と「45 TFSI quattro」を廃止し、価格をダウンした「40 TDI quattro sport」と「45 TFSI quattro sport」を新しくエントリーグレードとして設定
- オプションの「S lineパッケージ」の価格を9万円ダウン。
これまでの装備に加え、サラウンドビューカメラ、パークアシストプラス、電動チルト/テレスコピックステアリング、電動トランクリッド(セダンのみ)を新設定
▽2021年1月の変更点
- ハイパフォーマンスモデル「RS6アバント」を設定
▽2020年9月の変更点
- ハイスペックモデル「S6」「S6アバント」を設定
795万円から!アウディ新型A6の価格は?
▼アウディ新型A6の価格
▽A6セダン
- Audi A6 40 TDI quattro sport:7,950,000円
- Audi A6 45 TFSI quattro sport:8,350,000円
- Audi A6 55 TFSI quattro S line:11,400,000円
- S6:14,040,000円
▽A6アバント
- Audi A6 Avant 40TDI quattro sport:8,320,000円
- Audi A6 Avant 45 TFSI quattro sport:8,720,000円
- Audi A6 Avant 55 TFSI quattro S line:11,710,000円
- S6 Avant:14,360,000円
- RS6 Avant performance:19,100,000円【新設定】
アウディ新型A6の価格は、795万円からとされています。
シリーズの最上位モデルとして新設定された「RS6 Avant performance」は、ハイスペックモデルの「S6 Avant」から474万円のアップとなっています。
スポーティ!アウディ新型A6の外装(エクステリア)デザイン
▼アウディ新型A6の画像
アウディ新型A6の外装は、ブランドデザインにより、スポーティに仕上げられています。
シングルフレームグリルは大型化され、ちから強い表情に。
ボディラインは空気抵抗を減らすため最適化し、空気抵抗係数(Cd値)は0.24になっています。
これらの変更により、スポーツカーのような軽快さが感じられるスタイルになっています。
▼アウディ新型A6アバントの画像
ワゴンとなる新型A6アバントでも同様のデザインコンセプトが採用され、Cd値は0.27と抑えられています。
拡大!アウディ新型A6のボディサイズは?
▼アウディ新型A6のボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
セダン:4950×1885×1450mm
アバント:4950×1885×1485mm
オールロードクワトロ:4950×1900×1500mm - ホイールベース:2925mm
- ※参考
・A6(前モデル)
全長×全幅×全高:4933×1874×1455mm
ホイールベース:2915mm
アウディ新型A6のボディサイズは、5ドアハッチバックバージョンとなる「A7スポーツバック」で全長が前モデルから約-20mmとされていましたが、新型A6では逆に+17mmと延長されています。
しかし、前モデルから取り回しに大幅な変更点はなく、変わらないイメージで選択することができるようになっています。
最新装備!アウディ新型A6の内装(インテリア)デザイン
アウディ新型A6の内装は、ブランドの最新デザインとされています。
ダッシュボードは、水平のラインによりが上下に分割され、インテリアの明るさをあげながら高い質感を確保。
室内空間は、リアシートの足元やヘッドスペース、肩周りが大きくなり快適性を向上。
前席には、ベンチレーションとマッサージ機構がオプション設定されています。
メーターには、12.3インチのディスプレイを使用したデジタル式のアウディバーチャルコックピットを採用。
インフォテインメントシステムは、上部の10.1インチタッチスクリーンをメインとし、下部にエアコンなどを操作する8.6インチのタッチスクリーンを配置。
応答レスポンスも向上することで、ストレスなく使用できるようになっています。
ラゲッジ容量はセダンで530L、アバントでは通常時565Lから後席を倒すことで最大1680Lに拡大できるようになっています。
パワフル!アウディ新型A6のスペック、走行性能は?
▼新型A6のパワートレインとスペック
- 【40 TDI】
直列4気筒2Lディーゼルターボ+マイルドハイブリッド
出力:204ps/40.8kgm
トランスミッション:7速デュアルクラッチ「Sトロニック」 - 【45 TFSI】
直列4気筒2Lガソリンターボ+マイルドハイブリッド
出力:245ps/37.7kgm
トランスミッション:7速デュアルクラッチ「Sトロニック」 - 【55 TFSI】
V型6気筒3Lガソリンターボ「TFSI」+「MHEV」
出力:340ps/51.0kgm
0-100km/h加速:5.1秒
最高速度:250km/h(リミッター)
トランスミッション:7速デュアルクラッチ「Sトロニック」 - 【S6】
V型6気筒2.9Lツインターボ+「MHEV」
出力:450ps/61.2kgm - 【RS6アバントパフォーマンス】
V型8気筒4Lガソリンターボ+「MHEV」
出力:630ps/86.7kgm - 駆動:4WD「Quattro」
アウディ新型A6の日本仕様のパワートレインには、最新のガソリンとディーゼルエンジンがラインナップされています。
2Lモデルは、12Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ搭載。
ベルト駆動のオルタネータースターター(BAS)はクランクシャフトに接続され、エネルギー回生とスムーズなエンジン再始動を実現。
また、最大5秒間、8.2ps/6.1kgmの力でエンジンをアシストすることができ、100km走行あたり最大0.3Lの燃費削減が可能となっています。
3Lガソリンモデルでは48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEV(マイルドハイブリッドエレクトリックビークル)」を採用し、48V電源システムとベルト駆動式オルターネータースターターにより、エンジンを休止させ無負荷で走ること(コースティング)が可能になり、エンジン再始動もスムーズに。
MHEVを採用しない場合と比較し、実際の走行で100km走行あたり0.7L燃料消費を低減できるとされています。
新型アウディA6では足回りに、ステアリングの動きにあわせリアタイヤを最大5度操舵する「ダイナミック オールステアリングホイール」が採用され、走りの質感を向上。
オプションで、スポーツディファレンシャルとサスペンションを選択することもできるようになっています。
アウディ新型A6を試乗動画でチェック!
アウディ新型A6の燃費は?
▼アウディA6の燃費と比較
- 2Lガソリンターボ:11.4km/L
- 2Lディーゼルターボ:16.1km/L
- 3Lガソリンターボ:12.3km/L
- S6(2.9Lガソリンターボ):9.5km/L
アウディ新型A6の燃費は、マイルドハイブリッドシステムを搭載したパワートレインにより2Lディーゼルモデルで16.1km/Lとされています。
新型A6ではボディサイズ拡大や装備の充実を行いながら、低燃費が実現されています。
最新システム!アウディ新型A6の安全装備は?
アウディ新型A6の安全装備には、ドライバーがステアリング操作をしなくても駐車が可能となるリモート・パーキング・パイロットとリモート・ガレージ・パイロットが採用されています。
システムは、5台のレーダー、5台のカメラ、12台の超音波センサーにレーザースキャナーまで組み合わせた構成を採用。
機能には前述した自動駐車のほか、アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト、交通標識読み取りなど、オプションも含め39種類もの運転支援機能が搭載されています。
アウディ新型A6の日本発売日は?
アウディA6に新設定された「RS 6 Avant performance」は、2023年9月21日に日本で発売されました。
アウディはA6のブランド力を高め、さらなるユーザーにアピールしていきたい考えです。
アウディA6を「おさらい」
▼アウディA6(初代)
アウディ A6(エーシックス)は、初代が1994年に登場した高級乗用車です。
1968年から長期間販売されていたアウディ・100の後継モデルとして販売され、セダンと「A6アバント」と呼ばれるステーションワゴンを設定。
ライバル車はメルセデス・ベンツEクラスやBMW5シリーズとなり、ハイスペックモデルのS6、ハイパフォーマンスのRS6も用意。
乗降用ドアを4枚持つA7スポーツバックと基礎を共有しますが、A6はオーソドックスな4ドアセダンとワゴン、A7はなだらかなリアスタイルを持つ5ドアハッチバックと差別化されています。
新型A6については今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!