レクサスが、SUV「RX」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代とすることにより魅力をアップするレクサス新型RXの価格、スペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!レクサス「新型RX」フルモデルチェンジへ!
- レクサス新型RXの【変更点まとめ】
- 先進的!レクサス新型RXの外装(エクステリア)デザインは?
- 2タイプ!レクサス新型RXのボディサイズは?
- 新装備!レクサス新型RXの内装(インテリア)デザイン
- 進化!レクサス新型RXのスペック、走行性能は?
- PHEV!レクサス「新型RX450h+(プラス)」設定!
- 改善!レクサス新型RXの燃費は?
- 充実!レクサス新型RXの安全装備は?
- アップ!レクサス新型RXの価格は?
- いつ?レクサス新型RXの日本発売日は?
- レクサスRXを「おさらい」
【最新情報】新世代!レクサス「新型RX」フルモデルチェンジへ!
レクサスが、SUV「RX」のフルモデルチェンジを予定しています。
レクサスRXは、レクサスのSUVラインナップで「LX」に次ぐ上級SUVとしてラインナップされ人気になり、ミドルモデル「NX」やエントリーモデル「UX」の発売にもつながりました。
2015年に登場した現行モデルからフルモデルチェンジするレクサス新型RXは、トヨタが開発した新世代パワートレインや新しい装備を採用することにより、魅力がアップされます。
▼レクサスNX
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▼レクサスUX
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レクサス新型RXの【変更点まとめ】
▼レクサス新型RXの変更点
- 新しいエクステリア、インテリアデザインを採用
- 「デジタルインナーミラー」、「デジタルアウターミラー」を装備
- 新世代のハイブリッド、ガソリンパワートレインを搭載
- プラグインハイブリッドモデル「RX450h+」を設定
- ガソリン車に新開発した8速ATを採用
- 安全システムに、最新の「Lexus Safety System+」を搭載
先進的!レクサス新型RXの外装(エクステリア)デザインは?
レクサス新型RXの外装は、新世代のデザインや装備を採用することにより、プレミアムブランドの先進性と高い質感が感じられるデザインとされます。
▼ブレードスキャン式AHS
ライトシステムには現行モデルのレクサスRXの改良時に採用されていた「ブレードスキャン式AHS」を採用し、光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。
ブレードミラーに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らし、ブレードミラーの回転に同期させてLEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯することで、配光を細かく制御することが可能に。
これにより、従来のAHSよりハイビームの照射範囲を広げ、対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識することができるようになります。
また、ドアミラーに代えて、上級セダン「レクサスES」にて初採用されたミラーレスシステム「デジタルアウターミラー」を採用。
風切り音の発生を抑制するとともに、雨天時などでも良好な視界が確保されます。
新型RXのボディタイプには、ボディを延長した3列シート仕様「RX L」も用意され、2列シート仕様とデザインの共通性を高めることで高い運動性能がイメージできる仕上げとされます。
2タイプ!レクサス新型RXのボディサイズは?
▼参考:レクサスRXのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4890×1895×1710mm
※RX Lは全長+110mmの5000mm - ホイールベース:2790mm
- ※参考
・レクサスNX
全長×全幅×全高:4640×1845×1645mm
ホイールベース:2660mm
・レクサスLX
全長×全幅×全高:5065×1980×1910mm
ホイールベース:2850mm
レクサス新型RXのボディサイズは、ミドルクラスSUVの「NX」より全長と全高が大きく設計され、広い室内空間が確保されます。
ロングボディの「RX L」は上位モデルの「LX」と近いサイズとなり、3列シートでも余裕をもった空間がつくられます。
新装備!レクサス新型RXの内装(インテリア)デザイン
レクサス新型RXの内装には、最新の装備と上質な素材が採用され、プレミアムSUVの高い質感がつくられます。
メーターには、車両の走行状況や走行モード、ハイブリッドパワートレインの稼働状況などをわかりやすく表示する最新のデジタルメーターを採用。
装備には新しく、車両リアカメラの映像をミラー内に表示することで、荷物を満載した場合や夜間にも高い視認性を確保する「デジタルインナーミラー」を装備し使い勝手を向上。
室内空間は最新プラットフォームの採用により、後席ニールームやヘッドスペースが拡大され、快適性がアップします。
▼参考:レクサスSUVの室内サイズと比較
- 室内長×室内幅×室内高
UX:1830×1520×1170mm
NX:2080×1520×1180mm
RX450h/RX300:2230×1590×1200mm
RX450hL:2775×1590×1200mm
進化!レクサス新型RXのスペック、走行性能は?
▼レクサス新型RXのパワートレインとスペック
- 【RX300】【改良】
エンジン:直列4気筒2Lターボ
最高出力:238ps/4800-5600rpm
最大トルク:35.7kgm/1650-4000rpm
トランスミッション:8速AT - 【RX450h】【RX450hL】【改良】
パワートレイン:V型6気筒アトキンソンサイクル3.5L+モーターハイブリッド
エンジン最高出力:262ps/6000rpm
エンジン最大トルク:34.2kgm/4600rpm
フロントモーター出力:フロント167ps/34.2kgm、
リアモーター出力:68ps/14.2kgm(4WDモデルのみ搭載) - 駆動方式:FF or 4WD
レクサス新型RXのパワートレインには、改良した2Lターボ仕様「RX300」と3.5Lハイブリッド仕様「RX450h」が設定されます。
2Lターボエンジンを搭載する「RX300」は低回転から最大トルクを発生し、トランスミッションに現行モデルの6速ATから多段化した新開発FF車用8速ATを搭載することで、より軽快な走りと高い燃費性能を両立。
▼Dynamic Force Engine解説動画
ハイブリッド車となる「RX450h」には、新世代の「Dynamic Force Engine」の技術を採用し、吸気ポート形状の工夫などにより高吸気効率と高タンブルを両立させ、世界トップレベルの最大熱効率を達成。
後輪には、電気モーターで駆動するシステムを進化させた「新型E-Four」が組み合わせられ、高レスポンス、低燃費が実現されます。
また、新型RXでは足回りにシームレスな連続可変制御を可能にする「NAVI・AI-AVS」が採用され、ショックアブソーバーの減衰力を車両状態の変化に応じて最適に電子制御し、しなやかな乗り心地とフラットで安心感のある走りが両立されます。
PHEV!レクサス「新型RX450h+(プラス)」設定!
▼レクサス新型RX450h+のスペック
- 直列4気筒2.5L「Dynamic Force Engine」エンジン+電気モーター×2
- システム出力:306ps
- EV航続距離:80km
- 駆動:4WD
レクサス新型RXには、最新のプラグインハイブリッドシステムを搭載する「RX450h+(プラス)」の設定が予定されています。
新型RX450hプラスは商標登録が確認されており、電動化をすすめるブランドの主力モデルとしてラインナップ。
パワートレインはトヨタ「RAV4」に設定されたPHEVモデルからくるものとされ、直列4気筒2.5Lエンジンと2つのモーターにより306psを出力。
高効率を追求することにより長いEV航続距離も確保され、日常では電力のみを使用した走行も可能となります。
改善!レクサス新型RXの燃費は?
▼レクサスRXの燃費
- ガソリン:13.0km/L
- ハイブリッド:20.0km/L
レクサス新型RXの燃費は、走行性能を重視するプレミアムSUVながら最新のハイブリッドシステムにより20.0km/Lの燃費値が見込まれています。
ガソリンモデルは新たに8速ATを採用することにより、走行性能をアップしながら燃費も改善されます。
▼参考:レクサスRXの燃費(現行モデル)
- 2Lターボ
RX300:11.8km/L - 3.5Lハイブリッド
RX450h:18.8km/L
RX450hL:17.8km/L
充実!レクサス新型RXの安全装備は?
▼Lexus Safety System+
レクサス新型RXの安全装備には、先進システム「Lexus Safety System +」が全車標準搭載されます。
「Lexus Safety System +」は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者の検知に対応。
同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」や、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」を搭載。
また、先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる「先行車発進告知機能(TMN)」も利用することができるようになります。
アップ!レクサス新型RXの価格は?
▼レクサス新型RXの価格
- ガソリン:525万円~
- ハイブリッド:635万円~
レクサス新型RXの価格は、最新パワートレインの採用によりアップします。
アップ幅は20万円ほどが見込まれ、ミドルクラスSUVとしてラインナップされるNXとのバランスがとられます。
▼参考:レクサス型RXの価格(現行モデル)
- RX300
FF:5,036,727円、AWD:5,301,818円 - RX300 “F SPORT”
FF:5,910,545円、AWD:6,175,637円 - RX300 “version L”
FF:6,038,182円、AWD:6,303,273円 - RX450h
FF: 6,156,000円、AWD:6,421,091円 - RX450h “version L”
FF:7,157,455円、AWD:7,422,545円 - RX450h “F SPORT”
FF:7,334,182円、AWD:7,589,455円 - RX450hL
AWD:7,815,273円
いつ?レクサス新型RXの日本発売日は?
フルモデルチェンジするレクサス新型RXの発売日は、2021年後半が予定されています。
レクサスはRXを新世代とすることにより、拡大したSUVラインナップとの相乗効果を高めていく予定です。
レクサスRXを「おさらい」
▼レクサスRX(初代)
レクサス RX(アールエックス、Lexus RX )は、1998年に初代が発売されたレクサスの上級クロスオーバーSUVです。
初代と2代目は日本国内で、トヨタ「ハリアー」として販売されていました。
高級クロスオーバーSUVという新ジャンルを打ち出したことで人気になり、同クラスのパイオニア的存在に。
2代目では、2005年に高級SUVで世界初のハイブリッドモデルも追加され、高い環境性能も魅力のモデルになりました。
3代目からは日本でもレクサスRXとしての販売が開始され、トヨタ・ハリアーは日本国内専売車種として独立。
現行モデルの4代目は2015年にフルモデルチェンジし、レクサスのブランドデザインであるスピンドルグリルを大型化し、スタイルもシャープに。
エンジンをより重心に近い位置で支えるようにするなどの変更により不快な振動を軽減し、新型サスペンションや大径スタビライザーにより、フラットなコーナリング姿勢に仕上げられました。
新型レクサスRXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!