レクサスが、SUV「RX」のフルモデルチェンジ日本発売を発表しました。
新世代となり魅力をアップしたレクサス新型RXの価格、スペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!レクサス「新型RX」フルモデルチェンジ日本発売!
- レクサス新型RXの【変更点まとめ】
- 664万円から!レクサス新型RXの価格、グレードは?
- レクサスRXを試乗動画でチェック!
- 先進的!レクサス新型RXの外装(エクステリア)デザインは?
- 全11色!新型RXのボディカラーは?
- 広く!レクサス新型RXのボディサイズは?
- 新装備!レクサス新型RXの内装(インテリア)デザイン
- 進化!レクサス新型RXのスペック、走行性能は?
- 走り両立!レクサス新型RXの燃費は?
- 充実!レクサス新型RXの安全装備は?
- いつ?レクサス新型RXの日本発売日、販売方法は?
- レクサスRXを「おさらい」
【最新情報】新世代!レクサス「新型RX」フルモデルチェンジ日本発売!
▼レクサス新型RXの画像
レクサスが、SUV「RX」の新世代モデル日本発売を発表しました。
レクサスRXは、レクサスのSUVラインナップで「LX」に次ぐ上級SUVとしてラインナップされ人気になり、ミドルモデル「NX」やエントリーモデル「UX」の発売にもつながりました。
2015年に登場した前モデルからフルモデルチェンジしたレクサス新型RXは、新世代プラグインハイブリッドパワートレインや2.4Lターボエンジン、最新の大型ディスプレイなどを採用することにより魅力をアップ。
また、2.4Lターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせ371psを出力するハイパフォーマンスモデル「RX500h F SPORT Performance」も設定し、ステアリング・サスペンション・ブレーキなどを統合的に制御する新開発全輪駆動システム「DIRECT4」を採用することで走行性能を向上しています。
レクサス新型RXは2022年6月1日に公開され、日本で2022年11月18日に受注を開始。価格は6,640,000円~9,000,000円。
販売方法は長期化する納期への対策のため、グローバルで月当たり1万6300台の販売台数のうち、日本には月当たり700台を設定し、抽選販売と一般販売の2タイプの販売方法を採用。
抽選販売では、500台を抽選販売枠としてレクサス初設定。レクサス公式Webサイトから抽選申し込みののちに購入者を決定。
一般販売では、各販売店にオーダー可能な上限台数を事前に案内。販売方法は各販売店によって異なり、販売店によっては抽選販売も採用。
これにより納車は早い顧客で2023年1月から始まり、2023年秋ごろにかけて順次納車される予定です。
▼レクサス新型RXの動画
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レクサス新型RXの【変更点まとめ】
▼レクサス新型RXの変更点
- 新しいエクステリア、インテリアデザインを採用
- ロングボディモデル「RX L」を廃止
- 新世代のハイブリッド、ガソリンパワートレインを搭載
- 高解像度14インチワイドタッチディスプレイを採用
- ドアハンドルに「e-ラッチシステム」を採用し、危険を検知した際にドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」を採用
- プラグインハイブリッドモデル「RX450h+」を設定
- ハイパフォーマンスハイブリッドモデル「RX500h F SPORT Performance」をラインナップし、新開発4WDシステム「DIRECT4」を採用
- 安全システムに、最新の「Lexus Safety System+」を搭載
664万円から!レクサス新型RXの価格、グレードは?
▼レクサス新型RXの価格
- RX350“version L”
FF:6,640,000円、4WD:7,050,000円 - RX350“F SPORT”
4WD:7,060,000円 - RX450+“version L”
4WD:8,710,000円 - RX500“F SPORT Performance”
4WD:9,000,000円
レクサス新型RXの価格は、最新パワートレインの採用によりアップしています。
前モデルは524万円からとされていましたが、新型RXでは664万円からとなり、「RX350“version L”」以外は全グレード4WDのみとされています。
▼参考:レクサスRXの価格(前モデル)
- RX300
FF:5,240,000円、AWD:5,510,000円 - RX300“F SPORT”
FF:6,120,000円、AWD:6,390,000円 - RX300“version L”
FF:6,150,000円、AWD:6,420,000円 - RX450h
FF:6,380,000円、AWD:6,650,000円 - RX450h“F SPORT”
FF:7,570,000円、AWD:7,830,000円 - RX450h“version L”
FF:7,290,000円、AWD:7,560,000円 - RX450hL
AWD:7,960,000円
レクサスRXを試乗動画でチェック!
先進的!レクサス新型RXの外装(エクステリア)デザインは?
▼レクサス新型RXの画像
▼参考:レクサスRX(前モデル)
レクサス新型RXの外装は、新世代のデザインや装備を採用することにより、プレミアムブランドの先進性と高い質感が感じられるデザインとされています。
フロントは、これまで採用されていたスピンドルグリルを進化させた「スピンドルボディ」デザインとされ、グリルをボディと一体化し、ボディ全体でデザインコンセプトを表現。
▼単眼ヘッドランプ
▼AHS機能付き薄型三眼ヘッドランプ
▼ブレードスキャン式AHS
ライトシステムには「ブレードスキャン式AHS」が採用され、光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。
ブレードミラーに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らし、ブレードミラーの回転に同期させてLEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯することで、配光を細かく制御することが可能に。
これにより、従来のAHSよりハイビームの照射範囲を広げ、対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識することができるようになっています。
▼「e-ラッチシステム」
ドアには、ドアのラッチ/アンラッチ機構をスイッチによる電気制御に置き換えた「e-ラッチシステム」を採用。スムーズなドア操作と滑らかな操作フィーリングに。
降車時には「ブラインドスポットモニター[BSM]」のセンサーを活用し、開放後のドア、もしくは降車した乗員が衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に、アウターミラー内のインジケーター点灯により警告、ドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」も採用。
▼ムーンルーフ
▼パノラマルーフ
ルーフには、ノーマルルーフのほか、ムーンルーフ、パノラマルーフを設定。
リアはウィンドウの傾斜を大きくし、よりスポーティなイメージに。
空力性能をアップすることでCd値の低減だけでなくブレーキ冷却性能を高め、床下エンジンアンダーカバーのディンプル形状、ドアとガラス面の段差最小化、リアスポイラーの形状工夫などにより、走行安定性も向上。
▼新型RX500h F SPORT Performanceの画像
ハイパフォーマンスモデルとして新設定された「RX500h F SPORT Performance」では、専用のデザインを採用するほか、6ピストンブレーキキャリパー、21インチホイールを採用することで、走行性能を強化。
▼新型RX「モデリスタ」パーツ装着車
また、新型RXではモデリスタから専用のカスタムパーツも設定され、個性をアップすることができるようになっています。
全11色!新型RXのボディカラーは?
▼新型RXのボディカラー
- ソニックカッパー
- ソニックイリジウム
- テレーンカーキマイカメタリック
- ホワイトノーヴァガラスフレーク
- ソニッククォーツ
- ソニックチタニウム
- ソニッククロム
- グラファイトブラックガラスフレーク
- レッドマイカクリスタルシャイン
- ヒートブルーコントラストレイヤリング
- ディープブルーマイカ
レクサス新型RXのボディカラーには、全11色が設定されています。
カラーには新たな金属質感表現を追求した「ソニックカッパー」など、レクサス独自のソニック技術により豊かな色彩の調和も楽しむことができるラインナップとされています。
広く!レクサス新型RXのボディサイズは?
▼レクサス新型RXのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4890×1920×1700mm
- ホイールベース:2850mm
- タイヤサイズ:235/50R21
- 車重:1870kg
- ※参考
・レクサスRX(前モデル)
全長×全幅×全高:4890×1895×1710mm
※RX Lは全長+110mmの5000mm
ホイールベース:2790mm
・レクサスNX
全長×全幅×全高:4660×1865×1660mm
ホイールベース:2690mm
・レクサスLX
全長×全幅×全高:5100×1990×1985mm
ホイールベース:2850mm
レクサス新型RXのボディサイズは、全長が前モデルから維持されています。
しかし、全幅とホイールベースを拡大し、ホイールベースは「LX」と同じ2850mmとすることで効率よく広い室内空間を確保。
前モデルで設定されていたロングボディモデル「RX L」は廃止され、ボディタイプを集約。
採用される改良型GA-Kプラットフォームは、重心高を従来型から15mm下げ、リアにマルチリンク式サスペンションを採用したほか、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤に加え、短いピッチでの溶接を可能とする短ピッチ打点技術を採用することにより剛性を向上。
また新型RXでは、フロントフェンダーのアルミ化や、Bピラーに安全性と軽量化を両立した世界初となる2GPa級のホットスタンプ材を採用することで、車重を軽量化し、運動性能を向上しています。
新装備!レクサス新型RXの内装(インテリア)デザイン
レクサス新型RXの内装には、最新の装備と上質な素材が採用され、プレミアムSUVの高い質感がつくられています。
メーターには、車両の走行状況や走行モード、ハイブリッドパワートレインの稼働状況などをわかりやすく表示する最新のデジタルメーターを採用。
インフォテインメントシステムは、ガラスパネルに反射防止コーティングを施し、さらにガラスパネルと液晶の隙間を埋めて貼り合せるボンディング技術を採用することで低反射かつ鮮明な画面表示を可能とした、高解像度14インチワイドタッチディスプレイを設定。
Android AutoやWi-Fiによる無線接続Apple CarPlay、DCMによる無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能に対応。
「Hey Lexus!」などの起動ワードを発話することで、クルマと会話するような自然な発話での操作にも対応した音声認識機能も搭載。
インストルメントパネル周辺には、14色のテーマカラーと好みに合わせて選べる50色のカスタムカラーが設定可能なマルチカラーイルミネーションも採用されています。
装備には、車両リアカメラの映像をミラー内に表示することで、荷物を満載した場合や夜間にも高い視認性を確保する「デジタルインナーミラー」を装備し使い勝手を向上。
室内空間は前席の左右カップルディスタンスを20mm拡大し、またAピラー、ルーフ前端を後方に配置することで視認性を高めるとともに、ゆとりのある開放的な空間に。
前後カップルディスタンスは従来型同様の980mmながら、フロントシートバックの薄型化による後席乗員の膝前の空間を拡大と、 37度までリクライニング可能なシートバックによりゆとりのある空間を実現。
加えて「version L」では、助手席シートの肩口スイッチにて運転席や後席より助手席の位置を移動させることで、スペースをより広く快適に利用できるようになっています。
また新型RXでは乗降時の負担軽減のため、低床化に加えて、乗り降りのしやすいスカッフやセンターピラーカバーの形状を採用。
さらに運転席は降車時に前後方向のスライドアウェイに加えて、上下方向のリフターアウェイも追加されています。
ラゲッジスペースは、バックドアトリム薄型化やローディングハイトの30mmダウンにより、荷室長を50mm拡大。
77Lと63Lのスーツケース各2個の計4個、または9.5インチゴルフバッグ4個が収納できる612Lのスペースが確保されています。
進化!レクサス新型RXのスペック、走行性能は?
▼レクサス新型RXのパワートレインとスペック
▽日本仕様
- 【RX350】
エンジン:直列4気筒2.4Lターボ
出力:279ps/43.8kgm
トランスミッション:Direct Shift-8速AT
0-100㎞/h加速:7.6秒(FF車は7.9秒)
駆動方式:FF or 4WD - 【RX450h+(PHEV)】
パワートレイン:直列4気筒2.5L+電気モーター×2
システム最高出力:309ps
エンジン出力:185ps/23.2kgm
フロントモーター:182ps/27.5kgm
リアモーター:54ps/12.3kgm
EV航続距離:86km
0-100㎞/h加速:6.5秒
駆動方式:4WD「E-Four」 - 【RX500h F SPORT Performance(ハイブリッド)】
エンジン:直列4気筒2.4Lターボ+電気モーター
システム最高出力:371ps
エンジン出力:275ps/46.9kgm
フロントモーター:87ps/29.8kgm
リアモーター:103ps/17.2kgm
0-100㎞/h加速:6.2秒
駆動方式:4WD「DIRECT4」
▽海外仕様
- 【RX350h(ハイブリッド)】
パワートレイン:直列4気筒2.5L+電気モーター
エンジン出力:185ps/23.2kgm
フロントモーター:182ps/27.5kgm
リアモーター(4WD車のみ):54ps/12.3kgm
駆動方式:FF or 4WD「E-Four」
レクサス新型RXのパワートレインには、新世代の2.4Lターボエンジンとハイブリッドシステムが搭載されています。
▼新開発2.4Lターボエンジン
2.4LターボエンジンはTNGAの高速燃焼システムに加え、LEXUS初のセンター噴射直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、環境性能を向上。
トランスミッションに高トルク対応型「Direct Shift-8AT」を搭載することで、より軽快な走りと高い燃費性能が両立されています。
プラグインハイブリッドモデルとなる新型RX450hプラスは、18.1kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、クラストップレベル86kmのEV走行可能距離と高出力を両立。
走行モードはスイッチ操作で4つ(EVモード/AUTO EV・HVモード/HVモード/セルフチャージモード)から任意で選択可能となっており、AUTO EV/HVモードではナビの目的地にあわせLEXUS初の「先読みEV/HVモード切りかえ制御」により、電池の残量や交通情報データなどを考慮したエネルギー効率の良い走りが可能になっています。
また、新型RXでは高出力な2.4Lターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせる最上位モデル「RX500h F SPORT Performance」も設定。
▼レクサス「DIRECT4」の動画
4WDシステムには新開発された「DIRECT4」が採用され、前輪と後輪の駆動比を100:0~20:80の間でコントロール。
発進時や直進加速時は車両のピッチングを抑えダイレクトな加速感が得られるように前輪:後輪を40:60~60:40ほどで制御。
コーナリング時には車速、舵角などの状態に応じて、ステアリングの切り始めにはフロント寄りの駆動力配分(75:25~50:50)、コーナー脱出時はリア寄りの駆動力配分(50:50~20:80)とすることで気持ちのよい旋回フィーリングが実現されています。
走り両立!レクサス新型RXの燃費は?
▼レクサスRXの燃費
- RX350(2.4Lターボ)
FF:11.8km/L、AWD:11.2km/L - RX450h+(2.5L PHEV)
AWD:18.8km/L - RX500h(2.4Lターボハイブリッド)
AWD:14.4km/L
レクサス新型RXの燃費は、走行性能を重視するプレミアムSUVながら最新のハイブリッドシステムにより2.5L PHEVのハイブリッドモード時に18.8km/Lが確保されています。
また、パフォーマンスを高めた「RX500h」でも14.4km/Lと、選択しやすい数値となっています。
▼参考:レクサスRXの燃費(前モデル)
- 2Lターボ
RX300:11.8km/L - 3.5Lハイブリッド
RX450h:18.8km/L
RX450hL:17.8km/L
充実!レクサス新型RXの安全装備は?
レクサス新型RXの安全装備には、先進システム「Lexus Safety System +」が全車標準搭載されています。
システムには、「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行い、運転操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」や、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、「レーンディパーチャーアラート」、「ドライバー異常時対応システム」などを装備。
また、高度運転支援技術「Lexus Teammate」の機能として、渋滞時の疲労を軽減する「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」と、車外からの駐車および出庫操作が可能となる「アドバンストパーク(リモート機能付)」を採用。
各種機能はアップデート機能により、常に最新のソフトウェアに更新することができるようになっています。
いつ?レクサス新型RXの日本発売日、販売方法は?
フルモデルチェンジしたレクサス新型RXは2022年6月1日に公開、日本では2022年11月18日に発売されました。
販売方法は長期化する納期への対策のため、グローバルで月当たり1万6300台の販売台数のうち、日本には月当たり700台を設定し、抽選販売と一般販売の2タイプの販売方法を採用。
抽選販売では、500台を抽選販売枠としてレクサスで初設定。レクサス公式Webサイトから抽選申し込みののちに購入者を決定。
一般販売では、各販売店にオーダー可能な上限台数を事前に案内。販売方法は各販売店によって異なり、販売店によっては抽選販売も採用。
これにより納車は早い顧客で2023年1月から始まり、2023年秋ごろにかけて順次納車される予定です。
レクサスはRXを新世代とすることにより、拡大したSUVラインナップとの相乗効果を高めていく予定です。
レクサスRXを「おさらい」
▼レクサスRX(初代)
レクサス RX(アールエックス、Lexus RX )は、1998年に初代が発売されたレクサスの上級クロスオーバーSUVです。
初代と2代目は日本国内で、トヨタ「ハリアー」として販売されていました。
高級クロスオーバーSUVという新ジャンルを打ち出したことで人気になり、同クラスのパイオニア的存在に。
2代目では、2005年に高級SUVで世界初のハイブリッドモデルも追加され、高い環境性能も魅力のモデルになりました。
3代目からは日本でもレクサスRXとしての販売が開始され、トヨタ・ハリアーは日本国内専売車種として独立。
前モデルの4代目は2015年にフルモデルチェンジし、レクサスのブランドデザインであるスピンドルグリルを大型化し、スタイルもシャープに。
エンジンをより重心に近い位置で支えるようにするなどの変更により不快な振動を軽減し、新型サスペンションや大径スタビライザーにより、フラットなコーナリング姿勢に仕上げられました。
新型レクサスRXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!