レクサスが、SUV「RX」のフルモデルチェンジ発売を予定しています。
新世代とすることにより魅力をアップするレクサス新型RXの価格、スペックなどを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】新世代!レクサス「新型RX」フルモデルチェンジ発売!
- レクサス新型RXの【変更点まとめ】
- 先進的!レクサス新型RXの外装(エクステリア)デザインは?
- 広く!レクサス新型RXのボディサイズは?
- 新装備!レクサス新型RXの内装(インテリア)デザイン
- 進化!レクサス新型RXのスペック、走行性能は?
- 改善!レクサス新型RXの燃費は?
- 充実!レクサス新型RXの安全装備は?
- アップ!レクサス新型RXの価格は?
- いつ?レクサス新型RXの日本発売日は?
- レクサスRXを「おさらい」
【最新情報】新世代!レクサス「新型RX」フルモデルチェンジ発売!
▼レクサス新型RXのティザー画像
レクサスが、SUV「RX」のフルモデルチェンジを予定しています。
レクサスRXは、レクサスのSUVラインナップで「LX」に次ぐ上級SUVとしてラインナップされ人気になり、ミドルモデル「NX」やエントリーモデル「UX」の発売にもつながりました。
2015年に登場した現行モデルからフルモデルチェンジするレクサス新型RXは、トヨタが開発した新世代プラグインハイブリッドパワートレインや2.4Lターボエンジン、新しい装備を採用することにより魅力をアップ。
4WD車には、ステアリング・サスペンション・ブレーキなどを統合的に制御する新開発全輪駆動システム「DIRECT4」を採用することで走行性能を向上。
また、2.4Lターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせるハイパフォーマンスモデル「RX500h」も設定されます。
レクサス新型RXは、2022年6月1日に公開、2022年10月の日本発売が予定されています。
▼レクサス新型RXのスクープ動画
▼レクサスGX
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レクサス新型RXの【変更点まとめ】
▼レクサス新型RXの変更点
- 新しいエクステリア、インテリアデザインを採用
- ロングボディモデル「RX L」を廃止
- 新世代のハイブリッド、ガソリンパワートレインを搭載
- 4WDシステムに新開発された「DIRECT4」を採用
- 高解像度14インチワイドタッチディスプレイを採用
- ドアハンドルに「e-ラッチシステム」を採用し、危険を検知した際にドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」を採用
- プラグインハイブリッドモデル「RX450h+」を設定
- ハイパフォーマンスハイブリッドモデル「RX500h」をラインナップ
- 安全システムに、最新の「Lexus Safety System+」を搭載
先進的!レクサス新型RXの外装(エクステリア)デザインは?
via:Spyder7
▼参考:レクサスRX(現行モデル)
レクサス新型RXの外装は、新世代のデザインや装備を採用することにより、プレミアムブランドの先進性と高い質感が感じられるデザインとされます。
▼ブレードスキャン式AHS
ライトシステムには現行モデルのレクサスRXの改良時に採用されていた「ブレードスキャン式AHS」を採用し、光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。
ブレードミラーに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らし、ブレードミラーの回転に同期させてLEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯することで、配光を細かく制御することが可能に。
これにより、従来のAHSよりハイビームの照射範囲を広げ、対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識することができるようになります。
▼「e-ラッチシステム」
(画像上:アウターハンドル/画像下:インサイドドアハンドル)
▼「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」
ドアには、ドアのラッチ/アンラッチ機構をスイッチによる電気制御に置き換えた「e-ラッチシステム」が採用され、スムーズなドア操作と滑らかな操作フィーリングに。
降車時に「ブラインドスポットモニター[BSM]」のセンサーを活用し、開放後のドア、もしくは降車した乗員が衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に、アウターミラー内のインジケーター点灯により警告、ドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」が採用されます。
ボディタイプは、前モデルでボディを延長した3列シート仕様「RX L」も用意されていましたが、新型RXでは標準の2列シート仕様のみとされます。
広く!レクサス新型RXのボディサイズは?
▼レクサス新型RXのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高:4520×1895×1710mm
- ホイールベース:2800mm
- ※参考
・レクサスNX
全長×全幅×全高:4660×1865×1660mm
ホイールベース:2690mm
・レクサスRX(前モデル)
全長×全幅×全高:4890×1895×1710mm
※RX Lは全長+110mmの5000mm
ホイールベース:2790mm
・レクサスLX
全長×全幅×全高:5100×1990×1985mm
ホイールベース:2850mm
レクサス新型RXのボディは、先に新世代となりサイズアップした「NX」「LX」にあわせ拡大されます。
しかし、これまで設定されていたロングボディモデル「RX L」が廃止され、ボディタイプが集約されます。
新装備!レクサス新型RXの内装(インテリア)デザイン
レクサス新型RXの内装には、最新の装備と上質な素材が採用され、プレミアムSUVの高い質感がつくられます。
メーターには、車両の走行状況や走行モード、ハイブリッドパワートレインの稼働状況などをわかりやすく表示する最新のデジタルメーターを採用。
インフォテインメントシステムは、ガラスパネルに反射防止コーティングを施し、さらにガラスパネルと液晶の隙間を埋めて貼り合せるボンディング技術を採用することで低反射かつ鮮明な画面表示を可能とした、高解像度14インチワイドタッチディスプレイを設定。
Android AutoやWi-Fiによる無線接続Apple CarPlay、DCMによる無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能に対応。
「Hey Lexus!」などの起動ワードを発話することで、クルマと会話するような自然な発話での操作にも対応した音声認識機能も搭載。
装備には、車両リアカメラの映像をミラー内に表示することで、荷物を満載した場合や夜間にも高い視認性を確保する「デジタルインナーミラー」を装備し使い勝手を向上。
室内空間は最新プラットフォームの採用により、後席ニールームやヘッドスペースが拡大され、快適性がアップします。
▼参考:レクサスSUVの室内サイズと比較
- 室内長×室内幅×室内高
UX:1830×1520×1170mm
NX:2080×1520×1180mm
RX450h/RX300:2230×1590×1200mm
RX450hL:2775×1590×1200mm
進化!レクサス新型RXのスペック、走行性能は?
▼レクサス新型RXのパワートレインとスペック
- 【RX350】
エンジン:直列4気筒2.4Lターボ
出力:279ps/43.8kgm
トランスミッション:Direct Shift-8速AT
駆動方式:4WD - 【RX350h(ハイブリッド)】
パワートレイン:直列4気筒2.5L+電気モーター
エンジン出力:190ps/24.8kgm
フロントモーター:182ps/27.5kgm
リアモーター(4WD車のみ):54ps/12.3kgm
駆動方式:FF or 4WD - 【RX450h+(PHEV)】
直列4気筒2.5L「Dynamic Force Engine」エンジン+電気モーター×2
システム出力:305ps
EV航続距離:80km
駆動方式:4WD - 【RX500h(ハイブリッド)】
エンジン:直列4気筒2.4Lターボ+電気モーター
出力:380ps/60.0kgm
駆動方式:4WD
レクサス新型RXのパワートレインには、新世代の2.4Lターボエンジンと2.5Lハイブリッドが搭載されます。
▼新開発2.4Lターボエンジン
2.4LターボエンジンはTNGAの高速燃焼システムに加え、LEXUS初のセンター噴射直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、環境性能を向上。
トランスミッションに高トルク対応型「Direct Shift-8AT」を搭載することで、より軽快な走りと高い燃費性能が両立されます。
プラグインハイブリッドモデルとなる新型RX450hプラスは、18.1kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、クラストップレベルのEV走行可能距離と高出力を両立。
走行モードはスイッチ操作で4つ(EVモード/AUTO EV・HVモード/HVモード/セルフチャージモード)から任意で選択可能となっており、AUTO EV/HVモードではナビの目的地にあわせLEXUS初の「先読みEV/HVモード切りかえ制御」により、電池の残量や交通情報データなどを考慮したエネルギー効率の良い走りが可能になります。
また、新型RXでは高出力な2.4Lターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせる最上位モデル「RX500h」も設定。
4WDシステムには新開発された「DIRECT4」が採用され、前輪と後輪の駆動比を0:100~100:0の間でコントロール。
発進時や直進加速時は車両のピッチングを抑えダイレクトな加速感が得られるように前輪:後輪を40:60~60:40ほどで制御。
コーナリング時には車速、舵角などの状態に応じて、ステアリングの切り始めにはフロント寄りの駆動力配分(75:25~50:50)、コーナー脱出時はリア寄りの駆動力配分(50:50~20:80)とすることで気持ちのよい旋回フィーリングが実現されます。
改善!レクサス新型RXの燃費は?
▼レクサスRXの燃費
- ガソリン:13.0km/L
- ハイブリッド:20.0km/L
レクサス新型RXの燃費は、走行性能を重視するプレミアムSUVながら最新のハイブリッドシステムにより20.0km/Lの燃費値が見込まれています。
ガソリンモデルは新たに8速ATを採用することにより、走行性能をアップしながら燃費も改善されます。
▼参考:レクサスRXの燃費(現行モデル)
- 2Lターボ
RX300:11.8km/L - 3.5Lハイブリッド
RX450h:18.8km/L
RX450hL:17.8km/L
充実!レクサス新型RXの安全装備は?
レクサス新型RXの安全装備には、先進システム「Lexus Safety System +」が全車標準搭載されます。
「Lexus Safety System +」は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者の検知に対応。
同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」や、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」を搭載。
また、先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる「先行車発進告知機能(TMN)」も利用することができるようになります。
アップ!レクサス新型RXの価格は?
▼レクサス新型RXの価格
- ガソリン:525万円~
- ハイブリッド:635万円~
レクサス新型RXの価格は、最新パワートレインの採用によりアップします。
アップ幅は20万円ほどが見込まれ、ミドルクラスSUVとしてラインナップされるNXとのバランスがとられます。
▼参考:レクサス型RXの価格(現行モデル)
- RX300
FF:5,036,727円、AWD:5,301,818円 - RX300 “F SPORT”
FF:5,910,545円、AWD:6,175,637円 - RX300 “version L”
FF:6,038,182円、AWD:6,303,273円 - RX450h
FF: 6,156,000円、AWD:6,421,091円 - RX450h “version L”
FF:7,157,455円、AWD:7,422,545円 - RX450h “F SPORT”
FF:7,334,182円、AWD:7,589,455円 - RX450hL
AWD:7,815,273円
いつ?レクサス新型RXの日本発売日は?
フルモデルチェンジするレクサス新型RXは、2022年6月1日に公開、2022年10月の日本発売が予定されています。
レクサスはRXを新世代とすることにより、拡大したSUVラインナップとの相乗効果を高めていく予定です。
レクサスRXを「おさらい」
▼レクサスRX(初代)
レクサス RX(アールエックス、Lexus RX )は、1998年に初代が発売されたレクサスの上級クロスオーバーSUVです。
初代と2代目は日本国内で、トヨタ「ハリアー」として販売されていました。
高級クロスオーバーSUVという新ジャンルを打ち出したことで人気になり、同クラスのパイオニア的存在に。
2代目では、2005年に高級SUVで世界初のハイブリッドモデルも追加され、高い環境性能も魅力のモデルになりました。
3代目からは日本でもレクサスRXとしての販売が開始され、トヨタ・ハリアーは日本国内専売車種として独立。
現行モデルの4代目は2015年にフルモデルチェンジし、レクサスのブランドデザインであるスピンドルグリルを大型化し、スタイルもシャープに。
エンジンをより重心に近い位置で支えるようにするなどの変更により不快な振動を軽減し、新型サスペンションや大径スタビライザーにより、フラットなコーナリング姿勢に仕上げられました。
新型レクサスRXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!