レクサスが、SUV「NX」の改良日本発売を発表しました。
改良により魅力をアップしたレクサス新型NXのスペック、価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】乗り心地UP!レクサス「新型NX」マイナーチェンジ日本発売!
- レクサス新型NXの【変更点まとめ】
- 455万円から!レクサス新型NXの価格は?
- 先進的!レクサス新型NXの外装(エクステリア)デザインは?
- 使いやすく!レクサス新型NXのボディサイズは?
- 最新装備!レクサス新型NXの内装(インテリア)デザイン
- 多彩!レクサス新型NXのスペック、走行性能は?
- レクサス新型NXを試乗動画でチェック!
- 充実!レクサス新型NXの安全装備は?
- 良好!レクサス新型NXの燃費は?
- いつ?レクサス新型NXの日本発売日は?
- レクサスNXを「おさらい」
【最新情報】乗り心地UP!レクサス「新型NX」マイナーチェンジ日本発売!
レクサスが、SUV「NX」の改良日本発売を発表しました。
レクサスNXは、ブランドのSUVラインナップで「RX」よりコンパクトなモデルとして販売され人気となり、現行モデルは2021年11月にフルモデルチェンジし新世代となっていました。
改良された新型NXでは、ボディ剛性を向上し、コイルスプリング、アブソーバー、EPSのチューニングを最適化、空力バランスも調整することで、操縦安定性と乗り心地を向上。
「NX350」では、発進時のレスポンス、トルク感を向上させ、エンジンやトランスミッションの制御を変更することで、ドライバビリティを向上。
「F Sport」と「version L」グレードでは、標準採用の「20インチランフラットタイヤ」に加え、新たに乗り心地と静粛性を重視する「20インチノーマルタイヤ」をメーカーオプション設定。「version L」のアルミホイールはグレーメタリック塗装、「F SPORT」のアルミホイールにはブラック塗装が採用されています。
インテリアでは、これまでブラックのみとされていたドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに内装テーマカラーと同じカラーを採用し、インテリアのカラー配色を刷新、より華やかで上質な空間に仕上げ。
安全システムは、低速時の衝突回避または被害軽減をサポートする「低速時加速抑制機能」を拡充。自車の直前の歩行者、自転車運転者、車両に加え、壁のような構造物も認識。より幅広いシーンに対応できるように。
運転をさりげなく支援するプロアクティブドライビングアシスト[PDA]では、歩行者/自転車運転者/駐車車両に対する操舵・減速支援、先行車に対する減速支援、カーブに対する減速支援に加え、信号交差点に対する「右左折時減速支援」を追加。運転状況に応じて適切な操作をサポート。
その他、並列駐車での前向き駐車/バック出庫/前向き出庫などさまざま駐車シーンに対応する「Lexus Teammate Advanced Park(リモート機能付)」と、ブレーキとアクセルの踏み間違いで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与する「パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)[PKSB]」を「NX450h+“F SPORT”」にも設定。(NX450h+“version L”、NX350hは設定済み)
加えて、「ドライブレコーダー(前後方)」がメーカーオプション設定され、各種録画映像は、インストルメントパネルセンターのディスプレイで再生。すぐに映像を確認、スマートフォンやUSBメモリに転送し、持ち運びもできるようになっています。
レクサスNXは2023年3月2日に日本発売。価格は4,550,000円~7,535,000円となっています。
▼レクサス新型NXの動画
▼レクサスRX
【レクサス新型RX】「RX350h追加!」改良日本発売!最新情報、RX500h/RX450h+、価格は?
▼レクサスUX
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レクサス新型NXの【変更点まとめ】
▼レクサス新型NXの変更点
- ボディ剛性を向上し、チューニングを最適化することで操縦安定性と乗り心地を向上
- 「NX350」のエンジンやトランスミッションの制御を変更することで、ドライバビリティを向上
- 「F Sport」と「version L」グレードに、「20インチノーマルタイヤ」をメーカーオプション設定
- ドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに内装テーマカラーと同じカラーを採用し質感を向上
- 「低速時加速抑制機能」を拡充し、自車の直前の歩行者、自転車運転者、車両に加え、壁のような構造物の認識に対応
- プロアクティブドライビングアシスト[PDA]に「右左折時減速支援」を追加
- 「Lexus Teammate Advanced Park(リモート機能付)」と「パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)[PKSB]」を「NX450h+“F SPORT”」に設定
- 「ドライブレコーダー(前後方)」をメーカーオプション設定
▽2021年11月フルモデルチェンジ時の変更点
- 新しいエクステリアデザインを採用
- 新開発する2.4Lターボエンジン、8速ATを採用
- プラグインハイブリッドモデルを設定
- 高解像度14インチワイドタッチディスプレイを採用
- ドアハンドルに「e-ラッチシステム」を採用し、危険を検知した際にドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」を世界初採用
- 無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能に対応
- クルマと会話するような自然な発話での操作に対応した音声認識機能を搭載
- ステアリングに、LEXUS初のバリアブルラックギアを採用
- 「アドバンストパーク[Lexus Teammate Advanced Park]」に、遠隔操作による駐車、出庫機能を採用
455万円から!レクサス新型NXの価格は?
▼レクサス新型NXのグレード・価格
- 【NX250】(直列4気筒2.5L)
・NX250:FF 4,550,000円、4WD 4,820,000円
・NX250 version.L:FF 5,526,000円、4WD 5,796,000円 - 【NX350】(直列4気筒2.4Lターボ)
・NX350 F SPORT:4WD 6,086,000円 - 【NX350h(2.5ハイブリッド)】
・NX350h:FF 5,200,000円、4WD 5,470,000円
・NX350h version.L:FF 6,176,000円、4WD 6,446,000円
・NX350h F SPORT:FF 6,176,000円、4WD 6,446,000円 - 【NX450h+(2.5L PHEV)】
・NX450h+ version.L:4WD 7,295,000円
・NX450h+ F SPORT:4WD 7,535,000円
レクサス新型NXの価格は、装備の充実によりアップしています。
アップ幅は「NX450h+」で15万5000円、その他のモデルのベースグレード以外で9万6000円の変更とされています。
▼参考:レクサスNXの価格(前モデル)
- 【NX250】(直列4気筒2.5L)
・NX250:FF 455万円、4WD 482万円
・NX250 version.L:FF 543万円、4WD 570万円 - 【NX350】(直列4気筒2.4Lターボ)
・NX350 F SPORT:4WD 599万円 - 【NX350h(2.5ハイブリッド)】
・NX350h:FF 520万円、4WD 547万円
・NX350h version.L:FF 608万円、4WD 635万円
・NX350h F SPORT:FF 608万円、4WD 635万円 - 【NX450h+(2.5L PHEV)】
・NX450h+ version.L:4WD 714万円
・NX450h+ F SPORT:4WD 738万円
先進的!レクサス新型NXの外装(エクステリア)デザインは?
▼レクサス新型NXの画像
レクサス新型NXの外装は、新世代のデザインや装備を採用することにより、プレミアムブランドの先進性と高い質感が感じられるデザインとされています。
フロントは、グリル面を垂直に立てながら、ボンネットフードをフロント先端間際まで伸ばすことで塊感を強化。また、直立したグリル面で効率的に空気を取り込むことで、ラジエーターの冷却性能をアップ。
グリルフレームはメッキを廃止し、塊の存在感を強調することで、シンプルな構成と軽量化を実現。
ヘッドランプは全体を黒基調とすることで、L字型のデイタイムランニングライトが強調されています。
▼「e-ラッチシステム」
(画像上:アウターハンドル/画像下:インサイドドアハンドル)
▼「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」
ドアには、ドアのラッチ/アンラッチ機構をスイッチによる電気制御に置き換えた「e-ラッチシステム」が採用され、スムーズなドア操作と滑らかな操作フィーリングに。
降車時に「ブラインドスポットモニター[BSM]」のセンサーを活用し、開放後のドア、もしくは降車した乗員が衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に、アウターミラー内のインジケーター点灯により警告、ドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」が世界初採用されています。
車体は空力操安技術も追求され、ドア意匠面からガラス面までの段差を最小化したフラッシュベルトモールを採用し、風流れを整流することで、操縦安定性を向上。
床下においては、エンジンアンダーカバーにディンプル形状を設け、微小渦を発生させることで接地感を高めるとともに、高速域の走行安定性をアップ。
フロントバンパーは風の流れの整流とダウンフォースに考慮した形状とし、リヤバンパーには開口を設けることで、ばね上の上下運動が低減されています。
リアでは、バックドア中央に向けてスピンドル形状をモチーフに絞り込み、リヤキャビン周りの凝縮感とタイヤの張り出しを強調。
リヤコンビネーションランプは、中央に配置した一文字ランプと、左右のL字型ランプをそれぞれ独立させ、組み合わせることにより新型NX独自の個性を追求。
中央に配置されたブランドマークは、従来のL字ロゴから新たな「LEXUS」ロゴに刷新されています。
▼新型NX「F SPORT」の画像
スポーティモデルとなる「F SPORT」では、20インチ専用アルミホイール、バンパーロアのスポイラー、存在感のあるフロントサイドガーニッシュなどを採用することで、ベースモデルと差別化。
▼新型NX「モデリスタ」パーツ装着車
▼新型NX F SPORT「TRD」パーツ装着車
▼新型NX F SPORT「TRD BLACK EDITION」パーツ装着車
その他、新型NXにはモデリスタとTRDから専用のカスタムパーツが設定され、個性をアップすることができるようになっています。
使いやすく!レクサス新型NXのボディサイズは?
▼レクサス新型NXのボディサイズ
- 全長×全幅×全高:4660×1865×1660mm
- ホイールベース:2690mm
- タイヤサイズ:235/50R20 or 235/60R18
- 車重:1620~2010kg
- ※参考
・レクサスUX
全長×全幅×全高:4495×1840×1520mm
ホイールベース:2640mm
・レクサスNX(前モデル)
全長×全幅×全高:4640×1845×1645mm
ホイールベース:2660mm
・レクサスRX
全長×全幅×全高:4890×1895×1710mm
※NX450hLは全長+110mmの5000mm
ホイールベース:2790mm
レクサス新型NXのボディサイズは、前モデルから全長と全幅を+20mm、ホイールベースを+30mmとすることで室内空間が拡大されています。
プラットフォームには、駆動力をしっかりと受け止めるためにサスペンションメンバーなどに補強ブレースや補強パネルを追加、カウル形状を見直し板厚を上げるなど改良された「GA-Kプラットフォーム」が採用され、軽量で高剛性なボディと低重心化したパッケージに。
エンジンフードにはLEXUS初となるツインロック構造を用いることで、空気の乱れによるエンジンフードの振動を抑制し、静粛性向上に寄与。
また、リヤのラゲージ開口部のマッチ箱変形を抑えるために、環状構造に加え、高剛性発泡剤をCAE解析により効果的に配置。
骨格の接合においては、レーザースクリューウェルディング(LSW)や構造用接着剤に加え、レーザーピーニング溶接技術を新開発。それらを適材適所に使用し、従来型に比べ約35%接着長を伸ばすことで接合強度をアップ。
前後タイヤは大径化され、前後トレッドもそれぞれ拡幅。さらにリヤ席のヒップポイントを下げることでヘッドクリアランスを拡大し、居住性が高められています。
最新装備!レクサス新型NXの内装(インテリア)デザイン
レクサス新型NXの内装には、人間中心の思想を進化させた「Tazuna Concept」が採用されています。
改良では、これまでブラックのみとされていたドアトリム、グローブボックス、助手席側のコンソールサイドパネルに内装テーマカラーと同じカラーを採用し、インテリアのカラー配色を刷新、より華やかで上質な空間に仕上げられています。
その他、新型NXでは専用アプリをインストールしたスマートフォンにより、画面操作なしでロック、アンロック、エンジンスタートができ、個人設定を車両に登録することができる「マイセッティング機能」では、スマートキーだけでなく、スマートフォンでもユーザーの特定が可能に。
▼タッチセンサースイッチ
ヘッドアップディスプレイとステアリングのタッチセンサースイッチを組み合わせた新たな操作方法である「タッチトレーサーオペレーション」では、ステアリングのタッチセンサースイッチに触れると、操作ガイドがヘッドアップディスプレイ(ヘッドアップディスプレイOFF時はメーター)に表示され、手元を見ることなく、視線を前方に置いたまま、直感的に操作することができるようになっています。
インフォテインメントシステムは、ガラスパネルに反射防止コーティングを施し、さらにガラスパネルと液晶の隙間を埋めて貼り合せるボンディング技術を採用することで低反射かつ鮮明な画面表示を可能とした、高解像度14インチワイドタッチディスプレイを設定。
Android AutoやWi-Fiによる無線接続Apple CarPlay、DCMによる無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能に対応。
「Hey Lexus!」などの起動ワードを発話することで、クルマと会話するような自然な発話での操作にも対応した音声認識機能も搭載。
ナビゲーションには、クラウド上の地図情報から交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクテッドナビを採用。
さらに14インチナビでは、従来の車載ナビとコネクテッドナビを組み合わせたハイブリッド型のナビゲーションを搭載したほか、DCMを活用したインターネット接続により、Webサイト(ニュースやブログ、ストリーミング音楽、YouTube動画など)を閲覧することができるWebブラウザー機能が設定されています。
レクサスプレミアムサウンドシステムでは、リヤスピーカーのバスレフ構造やボディ骨格(ロアバック)を活用した、大容量のサブウーファーボックスを含む10個のスピーカーで構成し、豊かでキレのある低域を再生。
また、“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステムも設定され、ボディ骨格を活用した大容量のサブウーファーボックスを含めた17個のスピーカーを最適に配置し、前後左右に広がるステージ感と歪みのないピュアな音に。
両サウンドシステム共に、CD音源(44.1kHz/16bit)よりも情報量の多いハイレゾ音源(96kHz/24bit)の再生にも対応しています。
室内空間は、高い静粛性を目指し、車両各部の吸音材、遮音材の最適配置に加えて、ボディの気密性を飛躍的に向上することで従来音圧レベルとの比較で約15%低減。
さらに高速域での静粛性にこだわり、LEXUS初採用となるオープニングウェザーストリップとフロントドアガラスラン形状を新開発しドアのシール性を向上したほか、フロントドアガラスには高遮音タイプを採用。
2.4LターボモデルにはActive Noise Control/Engine Sound Enhancementを採用することで、4気筒ターボ特有のノイズを除去しつつLEXUSらしい調和の取れたサウンドを実現。
▼イルミネーション機能
また、新型NXでは、室内の造形や素材の美しさを際立たせる64色の室内イルミネーションを採用することで、ユーザーの気持ちに寄り添った雰囲気を楽しむことができるように。
ラゲッジ容量は通常時で520L、後席を収納することで最大1411Lが使用できるようになっています。
多彩!レクサス新型NXのスペック、走行性能は?
▼レクサス新型NXのパワートレインとスペック
- 【NX250】
エンジン:直列4気筒2.5L
出力:201ps/24.6kgm
トランスミッション:Direct Shift-8速AT
駆動方式:FF or 4WD - 【NX350】
エンジン:直列4気筒2.4Lターボ
出力:279ps/43.8kgm
トランスミッション:Direct Shift-8速AT
駆動方式:4WD - 【NX350h(ハイブリッド)】
パワートレイン:直列4気筒2.5L+電気モーター
エンジン出力:190ps/24.8kgm
フロントモーター:182ps/27.5kgm
リアモーター(4WD車のみ):54ps/12.3kgm
駆動方式:FF or 4WD - 【NX450h+(PHEV)】
直列4気筒2.5L「Dynamic Force Engine」エンジン+電気モーター×2
システム出力:305ps
EV航続距離:90km
駆動方式:4WD
レクサス新型NXのパワートレインには、新開発された2.4Lターボエンジンが搭載されています。
▼新開発2.4Lターボエンジン
2.4LターボエンジンはTNGAの高速燃焼システムに加え、LEXUS初のセンター噴射直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、環境性能を向上。
トランスミッションに前モデルの6速ATから多段化した新開発の高トルク対応型「Direct Shift-8AT」を搭載することで、より軽快な走りと高い燃費性能が両立されています。
プラグインハイブリッドモデルとなる新型NX450hプラスは、18.1kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、クラストップレベルのEV走行可能距離と高出力を両立。
走行モードはスイッチ操作で4つ(EVモード/AUTO EV・HVモード/HVモード/セルフチャージモード)から任意で選択可能となっており、AUTO EV/HVモードではナビの目的地にあわせLEXUS初の「先読みEV/HVモード切りかえ制御」により、電池の残量や交通情報データなどを考慮したエネルギー効率の良い走りが可能になっています。
その他、新型NXでは、ホイールの締結にハブボルトを採用することで、締結力の強化と質量の低減を図り、気持ちの良いハンドリングとブレーキングを実現。
新開発のアブソーバーは、摺動部品の変更により、微低速の減衰力を確保。
「F SPORT」には最新AVSを標準装備し、操安性・乗り心地を高次元が両立されています。
ステアリングには、LEXUS初のバリアブルラックギアを採用。高速域の安定性を保ちつつ、コーナリングでのクイックなレスポンスを両立。
ブレーキは、人間工学に基づいて新形状のブレーキペダルパッドを開発し、踏み変え/踏み込み操作のしやすさを追求。
PHEVとHEVにはペダル戻し減衰機構をLEXUS初採用し、ペダル抜き操作の動的質感を向上。また、最新のLexus Safety System +に対応する新開発ブレーキアクチュエーターが採用されています。
レクサス新型NXを試乗動画でチェック!
充実!レクサス新型NXの安全装備は?
レクサス新型NXの安全装備には、先進システム「Lexus Safety System +」が全車標準搭載されています。
システムは、ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大により、交差する車両や右折時に前方からくる対向直進車、右左折時に前方から接近する横断歩行者/自転車運転者との衝突回避支援に対応。
ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援に加え、システムが衝突の危険性が高いと判断した際に自動(被害軽減)ブレーキと操舵制御を行うアクティブ操舵支援機能が設定されています。
また、駐車を支援する「アドバンストパーク[Lexus Teammate Advanced Park]」では、並列駐車シーンにおいて前向き駐車、バック出庫、前向き出庫が新たに可能に。
加えて、車外からスマートキーを携帯したドライバーが専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォンを車外から操作することで、遠隔操作での並列・縦列駐車および出庫が可能となっています。
良好!レクサス新型NXの燃費は?
▼レクサスNXの燃費(WLTCモード値)
- 【NX250】(直列4気筒2.5L)
FF:14.4km/L、4WD:13.9km/L - 【NX350】(直列4気筒2.4Lターボ)
4WD:12.2km/L - 【NX350h】(直列4気筒2.5Lハイブリッド)
FF:22.2km/L、4WD:21.6km/L - 【NX450h+】(直列4気筒2.5L PHEV)
4WD:19.8km/L
レクサス新型NXの燃費は、走行性能を重視するプレミアムSUVながら新世代のハイブリッドシステムにより「NX350h」で22.2km/Lの燃費値が確保されています。
ガソリンモデルでも新たに8速ATを採用することにより、「NX250」で14.4km/Lと燃費が改善されています。
▼参考:レクサスNXの燃費(前モデル)
- 2Lターボ
NX300:13.0km/L - 2.5Lハイブリッド
NX300h:21.0km/L
いつ?レクサス新型NXの日本発売日は?
改良されたレクサスNXは、改良前モデルの納期が1年以上と長期化していたことから2022年2月に受注を停止。改良型NXは2023年3月2日に発売されました。
レクサスは人気モデルのNXに改良を実施することでユーザーの要望に対応し、ブランド力を高めていきたい考えです。
レクサスNXを「おさらい」
レクサスNX(エヌエックス)は、初代となる前モデルが2014年に登場したミドルクラスSUVです。
車名の「NX」の由来は、「Nimble(素早い、爽快な)」「 X(Crossover)」となっています。
パワートレインには、レクサス初となる2Lターボエンジンを搭載する「NX200t(2017年改良時にNX300に変更)」と、ハイブリッドシステムを搭載する「NX300h」をラインナップ。
2Lターボエンジンは、ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大した可変バルブタイミング・リフト機構「Dual VVT-iW」、直噴技術を組み合わせることで、高い燃焼効率を実現。
ハイブリッド仕様となる「NX300h」には、独立したリアモーターを持つ4WDシステム「E-Four」が採用されました。
スポーティバージョンとして「F SPORT」も設定され、アダプティブサスペンションやパフォーマンスダンパーを標準装備するとともに、足回りに専用のチューニングが施され、高い走行性能を楽しむことができるモデルになっています。
新型レクサスNXについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!