トヨタが、ピックアップトラックの新モデル「ハイラックスチャンプ」を発表しました。
新モデルとして魅力をアップした新型ハイラックスチャンプのスペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】より選びやすく!「新型ハイラックスチャンプ」発表!
- トヨタ新型ハイラックスチャンプの【特徴まとめ】
- タフ!新型ハイラックスチャンプの外装(エクステリア)デザイン
- コンパクト化!トヨタ新型ハイラックスチャンプのボディサイズは?
- 機能的!新型ハイラックスチャンプの内装(インテリア)デザイン
- 軽快!トヨタ新型ハイラックスチャンプのスペックは?
- 低価格!トヨタ新型ハイラックスチャンプの価格は?
- いつ?トヨタ新型ハイラックスチャンプの発売日は?
- トヨタ・ハイラックスを「おさらい」
【最新情報】より選びやすく!「新型ハイラックスチャンプ」発表!
▼新型ハイラックスチャンプの画像
トヨタが、ピックアップトラックの新モデルとなる「ハイラックスチャンプ(Hilux Champ)」を発表しました。
トヨタ・ハイラックスチャンプは、ジャパンモビリティショー2023に出展されていた「IMV 0」の市販モデルとして制作。
1つのプラットフォームから、ピックアップトラックの「ハイラックス(IMV1~3)」、SUVの「フォーチュナー(IMV4)」、ミニバンの「イノーバ(IMV5)」と複数の車種を制作し、主なターゲットを新興国として、ユーザーのニーズに対応しながら選びやすい価格設定とするトヨタの世界戦略車プロジェクト「トヨタ IMV」シリーズの新モデルとなっています。
新型ハイラックスチャンプでは、日本にも導入されている「ハイラックス」よりコンパクトな車体を採用。
フラットデッキには、各所にボルト穴を設け、ボルトとナットで架装部と簡単に締結できるようにすることで、ユーザー1人ひとりに合わせたカスタマイズを楽しめるようにすることで、「真にお求めやすく、お客さまのニーズに寄り添うIMVピックアップトラックをつくる」という原点に立ち返ったモデルとなっています。
トヨタ新型ハイラックスチャンプは2023年11月27日に発表され、タイ国で受注を開始。
日本導入は、ユーザーの要望により検討されることがコメントされています。
▼トヨタ・ハイラックス
【新型ハイラックス】「新デザイン&10インチ大画面!」マイナーチェンジ日本発売!最新情報、スペック、価格は?
トヨタ新型ハイラックスチャンプの【特徴まとめ】
▼トヨタ新型ハイラックスチャンプの特徴
- 「トヨタ IMV」シリーズの新モデルとして制作
- 「ハイラックス」よりコンパクトな車体を採用
- 幅広い架装により、ユーザーに対応
タフ!新型ハイラックスチャンプの外装(エクステリア)デザイン
▼トヨタ新型ハイラックスチャンプの画像
トヨタ新型ハイラックスチャンプの外装は、最新のデザインにより力強い印象とされています。
モデルバリエーションには荷台がない仕様も設定され、各所に用意されるボルト穴に、ボルトとナットで架装部を簡単に締結できるように。
これにより、ユーザーのニーズにあわせ、多彩なカスタマイズを楽しむことができるようになっています。
コンパクト化!トヨタ新型ハイラックスチャンプのボディサイズは?
▼トヨタ新型ハイラックスチャンプのボディサイズと比較
- 【ロングホイールベース(LWB)】
全長×全幅×全高:5300×1785×1735mm
ホイールベース:3085mm
最小回転半径:5.4m - 【ショートホイールベース(SWB)】
全長×全幅×全高:4970×1785×1735mm
ホイールベース:2750mm
最小回転半径:4.9m - ※参考
▼トヨタ ハイラックス
全長×全幅×全高:5340×1855×1800mm
ホイールベース:3085mm
トヨタ新型ハイラックスチャンプのボディサイズは、日本にも導入されている「ハイラックス」から一回りコンパクトな設計とされています。
ボディタイプには、ロングホイールベースとショートホイールベースが設定され、ユーザーのニーズに対応しています。
機能的!新型ハイラックスチャンプの内装(インテリア)デザイン
新型ハイラックスチャンプの内装は、機能性を高めたインテリアとなっています。
ダッシュボードは水平とされ、使いやすいスイッチや収納を配置。
室内空間は上位モデルの「ハイラックス」とは違い、後席を備えるダブルキャブや、フロントシート後方に荷物を積み込むことができるエキストラキャブは用意されず、2シーターのシングルキャブのみとされています。
軽快!トヨタ新型ハイラックスチャンプのスペックは?
▼新型ハイラックスチャンプのパワートレインとスペック
- 直列4気筒2.4Lディーゼルターボ
150ps/40.8kgm - 直列4気筒2.7Lガソリン
166ps/25.0kgm - 直列4気筒2Lガソリン
139ps/18.7kgm - トランスミッション:5速MT or 6速AT
- 駆動方式:FR
トヨタ新型ハイラックスチャンプには、3種類のパワートレインが設定されています。
▼参考:トヨタ ハイラックスのスペック
- 【日本仕様】
・エンジン:直列4気筒2.4Lディーゼルターボ
・出力:150ps/40.8kgm
・トランスミッション:6速AT
・最大牽引力:3500kg - 【海外仕様】
エンジン:直列4気筒2.8Lディーゼルターボ
出力:204ps/51.0kgm
量販仕様には、「ハイラックス」の日本仕様にも採用されている2.4Lディーゼルターボエンジンを設定。
その他にも、2.7Lと2Lのガソリンエンジンをラインナップ。
トランスミッションも5速MTと6速ATから選択できるようになっていますが、「ハイラックス」とは違い、駆動方式は後輪駆動のみとなっています。
低価格!トヨタ新型ハイラックスチャンプの価格は?
▼トヨタ新型ハイラックスチャンプの価格
- 45.9万~57.7万バーツ(タイ国価格/約195万円~245万円)
トヨタ新型ハイラックスチャンプの価格は、タイ国で約195万円からとされています。
日本に導入されている「ハイラックス」では多様なユーザーのニーズに対応するため装備を充実し価格をアップしていましたが、新型ハイラックスチャンプは選びやすさが重視されています。
▼参考:トヨタ ハイラックス(日本仕様)の価格
- ハイラックス Z:4,072,000円
- ハイラックス GR Sport:4,312,000円
いつ?トヨタ新型ハイラックスチャンプの発売日は?
トヨタ新型ハイラックスチャンプは、2023年11月27日に発表され、タイ国で受注が開始されました。
日本への導入は、ユーザーの要望により検討されることがコメントされています。
トヨタ・ハイラックスを「おさらい」
▼トヨタ・ハイラックス(初代)
トヨタ・ハイラックス (Hilux) は、初代が1968年に登場したピックアップトラックです。
車名の由来は「High」と「Luxury」を合成した造語となっており、乗用車なみの豪華さを持ったピックアップトラックを目指し開発されたことから採用されました。
過去にはハイラックスをベースに製作されたSUVの「ハイラックスサーフ」も販売され、大人気に。
7代目からは世界戦略車「IMVシリーズ」のピックアップトラック車種にハイラックスの車名を引き継ぎ世界的に販売されており、カローラの次に世界で売れているトヨタ車になっています。
日本では2004年まで6代目を販売していましたが、需要が少なくなったことから一旦販売を終了し、海外で2015年から販売されていた8代目が2017年9月に約13年ぶりの日本復活となり話題になりました。
海外では、イギリスBBCが製作する人気自動車番組「トップ・ギア」で過去にハイラックスの耐久実験が行われ、その知名度をアップ。
このテストでは、放送から13年前に生産された4代目ハイラックスの中古車を購入し、階段を下らせたあとに木に衝突、海中に5時間沈めたあとに、建物の解体に使用される鉄球などでさらにダメージを与えました。
しかし、ハイラックスは基本的な工具のみで走行可能にまで復活し、自走してスタジオに到着。以降スタジオに長期間飾られていました。
トヨタ新型ハイラックスチャンプについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!