日産が、コンパクトカー「ノートオーラ」の新モデルとなる「ノートオーラNISMO」の発売を発表しました。
新モデルにより魅力をアップした日産新型ノートオーラについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。
▼この記事の目次
- 【最新情報】286万9900円!日産「新型ノートオーラNISMO」発売!
- 日産新型ノートオーラの【変更点まとめ】
- 261万円から!日産新型ノートオーラの価格は?
- 存在感UP!日産新型ノートオーラの外装(エクステリア)デザイン
- 全14パターン!新型ノートオーラのボディカラーは?
- 3ナンバー!日産新型ノートオーラのボディサイズは?
- 新世代装備!日産新型ノートオーラの内装(インテリア)デザイン
- 力強く!日産新型ノートオーラのパワートレインとスペックは?
- 日産新型ノートオーラを試乗動画でチェック!
- 走り両立!日産新型ノートオーラの燃費は?
- プロパイロット!日産新型ノートオーラの安全装備は?
- いつ?日産新型ノートオーラの発売日は?
- 日産ノートオーラを「おさらい」
【最新情報】286万9900円!日産「新型ノートオーラNISMO」発売!
▼日産新型ノートオーラNISMOの画像
日産が、「ノートオーラ」の発売と、スポーツモデルとなる「ノートオーラNISMO(ニスモ)」の追加設定を発表しました。
日産ノートオーラは、ベースとなる「ノート」からボディサイズを拡大し、搭載する「e-POWER」ハイブリッドの出力を116ps/28.6kgmから136ps/30.6kgmにアップした上級モデルとして2021年6月に発表され人気になっています。
追加設定された新型ノートオーラNISMOは、駆動方式をFFのみとし、専用の前後バンパーやグリル、ルーフスポイラー、スポーツサスペンションの採用により、ボディサイズは全長+80mm、全高-20mmに変更。
ドライブモードには、電動車ならではの力強いレスポンスと伸びのある加速を実現するNISMOモードを新設定したほか、ノーマルモードとECOモードもNISMO専用にチューニング。
剛性アップパーツも採用することで、高い走行性能を楽しむことができるようになっています。
エクステリアは、NISMOのエンブレムがリニューアルされ、マットクロームとマットレッド塗装の表面処理により、新世代NISMOの存在感を主張。
新デザインのLEDフォグランプは、フロントは5灯薄型デザイン、リヤはフォーミュラEからインスパイアされた7灯のユニークなドット状のデザインを採用。
さらに高い空力性能を確保しつつワイドリム化した17インチのアルミホイールや、レーシーなムードのマットブラックとキャビンとの一体感を高めるグロスブラックの2トーンが印象的なフードデカールも装備されています。
インテリアは、ダークトーン&レッドアクセントの色調を特徴とし、専用ファブリックと合皮のコンビネーションシートのほか、オプションとしてRECARO製スポーツシートも設定。
NISMO専用の本革・アルカンターラ巻ステアリングは、グリップ力の高さと、レッドセンターマークとレッドステッチにより、上質さとスポーティさを兼ね備えるデザインに。
NISMOロゴと、赤いパワーメーターの専用カラー12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイは、スポーティかつ視認性に優れた仕様とされています。
日産新型ノートオーラニスモは、ベースモデルの発売にあわせ2021年8月17日に発表、10月の発売を予定。価格は286万9900円、レカロ製シート装着車は39万6000円のアップとなっています。
▼日産新型ノートオーラニスモの試乗動画
▼日産アリア
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▼日産ノート(標準モデル)
▼日産エクストレイル
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日産新型ノートオーラの【変更点まとめ】
▼日産新型ノートオーラの変更点
- スポーツモデル「ノートオーラNISMO」を設定
▽ノートオーラ新設定時の特徴
- 専用のエクステリアデザインを採用し、ボディサイズを3ナンバーに拡大
- 搭載する「e-POWER」ハイブリッドの出力を向上
- 前後LEDライトを標準採用
- 17インチホイールを装備
- 最新の12.3インチデジタルメーターを装備
- インテリアに、木目調フィニッシャーやツイード調織物を使用
- BOSEパーソナルプラスサウンドシステムを採用。
ドアとルーフに吸音材、ドアに遮音ガラスを使用
261万円から!日産新型ノートオーラの価格は?
▼日産新型ノートオーラの価格
- 【G】
FF:2,610,300円、4WD:2,868,800円
・【G レザーエディション】
FF:2,699.400円、4WD:2,957,900円 - 【ノートオーラNISMO】
FF:2,869,900円
※レカロシート仕様:+396,000円
日産新型ノートオーラの価格は、261万300円からとなっています。
追加設定された「ノートオーラNISMO」は、「G」グレードから約26万円のアップに抑えられ、スポーティな走りや外観を楽しみやすくなっています。
▼参考:日産ノートの価格
- F:FF 2,054,800円
- S: FF 2,029,500円、4WD 2,288,000円
- X:FF 2,186,800円、4WD 2,445,300円
存在感UP!日産新型ノートオーラの外装(エクステリア)デザイン
▼日産新型ノートオーラの画像
▼参考:日産ノート
日産ノートオーラの外装は、専用のデザインを採用することで存在感のある仕上げとされています。
▼シーケンシャルターンランプ&シーケンシャルドアミラーウインカー
フロントは専用のグリルやグロスブラックのバンパーのほか、アダプティブヘッドライトと”流れるウインカー”となるシーケンシャルターンランプを採用することで質感をアップ。
オプションとして、シーケンシャルターンランプと連動するシーケンシャルドアミラーウインカーも設定されています。
足元には、17インチホイールを装備することで引き締め。
リアはテールランプをLEDで左右接続し、先進的な印象とされています。
全14パターン!新型ノートオーラのボディカラーは?
▼2トーンボディカラー
▼新型ノートオーラの2トーンボディカラー
- ガーネットレッド/スーパーブラック 2トーン
- ミッドナイトブラック/サンライズカッパー 2トーン
- ビビッドブルー/スーパーブラック 2トーン
- ピュアホワイトパール/スーパーブラック 2トーン
- オペラモーブ/スーパーブラック 2トーン
新型ノートオーラのボディカラーには、全14パターンが設定されています。
▼モノトーンボディカラー
▼新型ノートオーラのモノトーンボディカラー
- ピュアホワイトパール
- ブリリアントシルバー
- ダークメタルグレー
- ミッドナイトブラック
- オーロラフレアブルーパール
- ステルスグレー
- バーガンディー
- プレミアムホライズンオレンジ
- オリーブグリーン
2トーンは5色、モノトーンは9色設定され、好みにあわせた選択に対応しています。
3ナンバー!日産新型ノートオーラのボディサイズは?
▼日産新型ノートオーラのボディサイズと比較
- 全長×全幅×全高
ノートオーラ:4045×1735×1525mm
ノートオーラNISMO:4125×1735×1505mm - ホイールベース:2580mm
- タイヤサイズ:205/50R17
- ※参考
・ノート(ベースモデル)
全長×全幅×全高:4045×1695×1505~1520mm
ホイールベース:2580mm
車重:1190kg
最低地上高:120mm(4WD車:125mm)
日産新型ノートオーラのボディサイズは、全幅をベースモデルから40mm拡大した1735mmとすることで、5ナンバーサイズから3ナンバーサイズに拡大されています。
あわせて全高は、ホイールを1インチ大きい17インチとすることで5mmアップ。
これによりエクステリアデザインの質感を高めるとともに、より快適な乗り心地がつくられています。
新世代装備!日産新型ノートオーラの内装(インテリア)デザイン
日産新型ノートオーラの内装は、最新の装備を採用することにより、使い勝手と質感がアップされています。
▼12.3インチデジタルメーター
▼参考:ノート(標準モデル)
メーターは、ベースモデルで採用されている7インチパネルから、海外で新世代モデルが発表されている「エクストレイル」からくる最新の12.3インチデジタルメーター「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」に変更され、多彩な情報をわかりやすく表示。
スマートフォンとの連携も強化した9インチ「NissanConnectナビゲーションシステム」と一枚に繋がるデザインとされ、スマートフォンのワイヤレス充電器や、Apple CarPlayのワイヤレス接続に対応することで、美しさと機能性を両立。
また、フロントセンターアームレストには、腕を置いたまま、指先だけで楽に操作することが可能な電動シフトが採用されています。
▼ツイード調織物&合皮コンビシート
▼レザーシート(エアリーグレー)
▼レザーシート(ブラック)
シートには、ヘリンボン柄の目付けにも気を配ったツイード調織物と合皮のコンビシートのほか、クッション材を多用し、キルティングラインの向きで身体の滑りを防ぐことにも配慮した上質な本革シートの2種を設定。
また、人間工学に基づき疲労が軽減するように設計された「ゼログラビティシート」をが全席に採用されています。
さらに新型ノートオーラでは、インストロアとシフト周りに、表面に微細な凹凸加工を施した高級感のある木目調フィニッシャーを採用すると共に、ドアトリムやフロントセンターアームレスト、インストルメントパネルには、ツイード調織物を使用。
オーディオには、BOSEと共同開発した国内初採用となる「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」が設定され、運転席、助手席のヘッドレストにスピーカーを配置し、広がりのあるプレミアムな音響を提供。
新型ノートオーラではドアとルーフに吸音材、ドアに遮音ガラスが使用され、よりドライブを楽しむことができるようになっています。
力強く!日産新型ノートオーラのパワートレインとスペックは?
▼日産e-POWERパワートレイン
▼日産新型ノートオーラのパワートレインとスペック
- 【e-POWER】【改良】
・パワートレイン:電気モーター+直列3気筒1.2L(発電専用)
・エンジン出力(発電用):82ps/10.5kgm
・モーター出力(駆動用)
フロント:136ps/30.6kgm
(※参考:ノート/標準車:116ps/28.6kgm)
リア(4WD車):68ps/10.2kgm - トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF or 4WD
日産新型ノートオーラのパワートレインには、出力をアップした第2世代「e-POWER」ハイブリッドが搭載されています。
第2世代のe-POWERでは、ベースとなる「ノート」で前世代からトルクを10%、出力を6%向上させ、よりパワフルで気持ちの良い発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現。
加えて、インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化し、パワートレインを軽量化するとともに室内空間を拡大しています。
上位モデルとなるノートオーラでは駆動用モーターの出力を標準の116ps/28.6kgmから136ps/30.6kgmにまで高めることで余裕のある走行性能を実現し、ダイナミックダンパーを使用したドライブシャフトにより振動を低減。
e-POWERシステムの制御は、路面状況とロードノイズの大きさを予測しエンジンの始動を制御することで、発電を行うエンジンのノイズが車内に侵入するのを抑え、さらなる静粛性を確保。
▼新型ノート4WD車のシステム
また、4WD車に採用される後輪用モーターは出力を前世代から大幅に引き上げ、作動する最高速度も発進加速を重視していた前モデルから全域に拡大し、幅広い走行シーンでのアシストが可能となっています。
日産新型ノートオーラを試乗動画でチェック!
走り両立!日産新型ノートオーラの燃費は?
▼日産新型ノートオーラの燃費(WLTCモード値)
- FF:27.2km/L
- 4WD:22.7km/L
日産新型ノートオーラの燃費は、ボディサイズを拡大することでベースとなる「ノート」からダウンしています。
しかし、新世代の「e-POWER」ハイブリッドにより低下幅は抑えられ、新燃費規格WLTCモード値で27.2km/Lが実現されています。
▼参考:日産ノートの燃費
- e-POWER
WLTCモード値:29.5km/L(Fグレード以外は28.4km/L)
JC08モード値:38.2km/L(Fグレード以外は34.8km/L)
プロパイロット!日産新型ノートオーラの安全装備は?
日産新型ノートオーラの安全装備には、一部自動運転技術「プロパイロット」が採用されています。
搭載されるプロパイロットはシステムを改良し、ナビとあわせカーブ前で車速を調整。
また、新型ノートオーラでは、標識検知機能、前方衝突予測アラート、ふらつき警報を全車に標準装備。
ブラインドスポットアラート&後側方衝突防止アシストも設定され、安全性が高められています。
いつ?日産新型ノートオーラの発売日は?
日産新型ノートオーラは2021年6月15日発表、8月17日に発売されました。
追加されたノートオーラNISMOはベースモデルの発売とあわせ設定され、10月の発売が予定されています。
日産は、ノートの上級モデルとして最新の装備を採用したノートオーラを設定することで、高い技術力をアピールしていく予定です。
日産ノートオーラを「おさらい」
▼日産ノートオーラ(初代)
日産ノートオーラ(NOTE)は、初代が2004年に発売されたコンパクトカーです。
車名のノートオーラの由来は、英語で同じ表記の「音符」と「筆記帳」と掛け、「日常に溶け込み、使用者の生活の一部になって欲しい」という思いから採用されました。
世界的に販売が行われるブランドの主力モデルとされ、欧州では小型ミニバンに分類される車体サイズが確保されていることから、初代ではコンパクトカーでは排気量が大きい1.5Lエンジンがエントリーグレードになっていました。
2012年に2代目として登場した現行モデルでは、プラットフォームから見直し70kg軽量化するのにあわせ、エンジンの排気量を1.2Lに縮小。
上位グレードとして1.2Lスーパーチャージャーのパワートレインも用意され、エンジンをミラーサイクル化し電磁クラッチを持つスーパーチャージャーにより補助することで、1.2L自然吸気エンジン以上の出力と燃費が実現されました。
2016年のマイナーチェンジでは、1.2Lエンジンを発電機として使用し、電気モーターでのみ走行する「e-POWER」ハイブリッドを追加設定したことで、販売台数を大幅にアップ。
スポーツ性能を伸ばしたノートオーラニスモや、クロスオーバースタイルのノートオーラCギアなど、ユーザーニーズにこたえた多彩なモデルラインナップも人気要素になっています。
新型日産ノートオーラについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに!